プリプレイ
オープニング
ミドル
クライマックス
エンディング

  魔法の夜

PC

白上束http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1330776747/127(PC1:DT)
大柳早苗http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328182109/146(PC2:モヤイ)
ダスティンhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327801386/83(PC3:ロケット商会)
吉川アメリーhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328020597/109(PC4:鳩子)

トレーラー

その魔法が発動した時――世界の殻は剥がれ落ちて、その下に真実が覗くという。
夜空を舞う『魔法少女』。幻影の出現とともに、変異してゆく街の景色。
怪奇を追い求める不吉な黒い男と、再び現れる白上の魔術師……そして。
敵は『世界』。過去のあらゆる魔術体系の中に、存在し得ないはずの魔法。
糸に導かれるように集うオーヴァード達は、過去に織り込まれた神秘に挑み――
美しい魔法に取り憑かれた、最後の一夜が始まる。

ダブルクロス3rd『魔法の夜』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

ハンドアウト

・PC1(白上)用ハンドアウト
ロイス:菫ひとみ 推奨感情P:友情/N:猜疑心
あなたは、陰陽術を操るフリーランスのオーヴァードである。
平和な日常。しかし魔術を知るあなただけは知っている……
黄昏とともに街の空を昏く染める、広域ワーディング。
出現する不可解な『幻獣』。この街には、レネゲイドの脅威が迫っている。
謎に包まれた現象の中で、あなたはある少女が魔術を行使する様を見る。
それはあなたのクラスメイト……菫ひとみだった。

・PC2(大柳)用ハンドアウト
ロイス:“ミュンヘン・ハンドブック” 推奨感情P:感服/N:敵愾心
あなたは、仙術を行使するフリーランスのオーヴァードである。
『ダブルディール』なる組織の依頼でこの街を訪れたあなたであったが、
街に出現する『幻獣』や事件に介入する『結社』の対処に追われ、
任務は既にあなたの予想を越えた危険度となっていた。
敵の名は、『結社』のアデプタス・マイナー“ミュンヘン・ハンドブック”。
姿すら現すことなく、狡猾な魔術であなたを翻弄する死霊術師の脅威。
そしてあなたの前に、新たな刺客が現れるが……

・PC3(ダスティン)用ハンドアウト
ロイス:西方 推奨感情P:有為/N:不信感
あなたは、喚起魔術を識るフリーランスのオーヴァードである。
そんなあなたの前にまた一人、狂気の研究者が立ち塞がる。
ジェラド・セジウィック――『結社』最悪と呼ばれた地獄使い。
そして“起源”に触れて『結社』を追われた、あなたと同様の逃亡者。
戦線を布告する通信。直後に黒スーツの男が持ち込んできた依頼は、偶然だろうか。
とある街で発動しつつある魔術の調査――それは『世界を生む』魔法だという。

・PC4(吉川)用ハンドアウト
ロイス:“リプレニッシュ” 推奨感情P:恩義/N:脅威
あなたは、死霊術を巡らせる『結社』所属のオーヴァードである。
あなたが今回“母”から下された任務は、とある対象の消去――
この街で行動を始めた『銀の少女』。通称“リプレニッシュ”。
いつものように、作戦の目的も真相も知らされぬまま、
街に侵入した謎の妨害勢力との戦闘を繰り返すあなたであったが、
とある少女と遭遇した直後、今までにない規模の『幻獣』があなたを襲い……

Master scene:01

GM:――薄緑色。遠くのビルから、光の粒が舞い上がる。
GM:『魔法』が起きつつある。それは目で見る以上に、わたしの肌で感じ取れる。
GM:息を整え、集中を高める。……意識を『向こう』に持っていく。
“リプレニッシュ”:「……『アパス』。『ヴァーユ』」
GM:パタパタと落ちたカードが、わたしの立つ屋上に落ちて、めくれる。
“リプレニッシュ”:「――来て。」
GM:人を幸せにしたい。
GM:人を守っていきたい。
GM:わたしは変身する。

自己紹介

GM:魔法使いセッション一日目、はじまるよ。
GM:イカれたメンバーを紹介するぜ!
GM:まずはPC1、白上束ちゃん!
白上束:はい!
白上束:白上家の束(つかね)です。
白上束:まじめにシリアスする!
GM:まじめにやってね!
白上束:蚕糸を使って敵を編み殺します。
白上束:ミドル性能S、成長性S、経線能力Dという仕様。
GM:驚異のオルクス白兵だ
白上束:万色の檻でRC回避もする。陰陽師!
白上束:やっぱ魔法使いはオルクスですよね!
白上束:以上、よろしくお願いいたします。
GM:もはやオルクスセッションといった趣
GM:それではPC2、大柳早苗ちゃんどーぞ
大柳早苗:ハイスァーイ
大柳早苗:大柳早苗です!
大柳早苗:目黒、白上、小柴に続く第四の対魔一族、大柳家の跡取り。
GM:化野も忘れないでネ!
大柳早苗:ですが、近代化の波に乗り遅れて家はすっかり貧乏しています。
大柳早苗:本人はごく普通のトロくさい大学生といった風情。
大柳早苗:他との被りを避けるために印度密教系の奇術を使うというマニアックな風味に。
大柳早苗:性能は物質合成+セレリティの白兵攻撃!
GM:《物質合成》といえば《セレリティ》
大柳早苗:攻撃固定値+68の鈍器をくらええい
大柳早苗:以上です
GM:どーもどーも
GM:次はPC3、ダスティンさんですが……
大柳早苗:FREEEEEZE
GM:どうしましょう、PC4から先に紹介してしまいますか?
吉川アメリー:ではやってしまいます
吉川アメリー:吉川アメリーです。
吉川アメリー:怪しげな黒魔術をつかう魔法使いですが反抗期です
吉川アメリー:本当は結社なんかに足を突っ込みたくない!
吉川アメリー:あと、漆黒のゴスロリ服をまとってることにしました。
吉川アメリー:性能は味方強化で、白兵の攻撃力あげたりします
吉川アメリー:あとダイス減らしたり攻撃ダイス増やしたりもします。
吉川アメリー:以上だ!
GM:《熱狂》は素敵なエフェクト
GM:ではこんどこそダスティンさんを待ちます。
どどんとふ:「ダスティン」がログインしました。
ダスティン:すみませんでした・・・
大柳早苗:ヒューッ!
GM:ダイジョッブダッテ!
大柳早苗:王の帰還
ダスティン:ひどい目にあいました・・・!
GM:さっそく自己紹介してもらいましょう!王!
GM:ロケットさんの異次元激闘のおはなしは
GM:また別の機会に語るとしましょう
ダスティン:はい!PC3、ダスティンです!
ダスティン:サイレンの魔女使いで、威力は軽いですが、とにかくいっぱい敵を攻撃するぞ!
ダスティン:そして豊富な妖精(魔神)を使役し、達成値も完全フォロー!
GM:フェアリー……!
ダスティン:マスターズコネクションもあるので、ミドルで頑張るタイプです。
ダスティン:以上、よろしくお願いします!
大柳早苗:お前も魔法の国に連れて行く……
GM:何故ダスティンさんを待っていたかというと
GM:最初のオープニングはダスティンさんの事務所からだからです。
GM:準備はよろしいでしょうか?よければ侵蝕率をどうぞ。
ダスティン:はい!
ダスティン:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 9[9]+33 → 42

Opening:01

GM:『魔法使いあります』。ここは“ジャイヴ・ウェイヴ”――ダスティン・C・マクブレイドの事務所。
ダスティン:『媚薬、ソロモン関係、不老不死おことわり!』
GM:ダスティンさんは今、この事務所に帰って来たところです。
GM:依頼の帰りか、それとも始業時間前に現れたのか、それは自由で構いません。
ダスティン:じゃあ、ひと仕事(バックトラック)を終えて、鼻歌混じりに帰ってこよう。
ダスティン:「魔法、魔法、私の素敵な魔法使い・・・」
GM:なんだその歌w
ダスティン:モッツァレラの歌みたいなものです
GM:では扉を開けると、あなたのデスクの上に
GM:小さな異物を認めることができる――
GM:材質不明の、黒い二十面体。
ダスティン:「Oooops!? こいつは・・・」
GM:そう……薄暗い事務所の中、その小さなオブジェクトにすぐさま気づけたのは
GM:それが危険な魔術装置であると、気配が語っているからだ。
GM:これは、おそらく……
ダスティン:「トラペドヘゾトロンじゃねえだろうな、オイオイ!」
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
電話:ピリリリリリリ!
電話:ピリリリリリリリ……
ダスティン:「・・・・ワーオ」
ダスティン:「ずいぶん丁寧なご挨拶なこった・・・アイアイ」電話をとります。
ダスティン:「ハロー。こちら魔法使い・・・っても、依頼人じゃねえんだろ?」
???:「……察しがいいなぁ。俺のプレゼントは開けてみたかい?」
???:「ええ? ダァァ〜〜〜スティィィン」
ダスティン:「どこのボンクラ魔法使いがこんなもん触ろうとするんだよ・・・。んで、誰だ?」
ダスティン:「その頭悪い喋り方、俺の両親か、兄弟かァ?どっちもいねえけど」
???:「おいおい、もう忘れちまったのかよ……! 寂しいぜェ、まったくよォ」
???:「お前に会うために、こんな極東の島国まで来てやったってのに――」
ダスティン:実際、聞き覚えありますかね?w
GM:聞き覚えはあります。『結社』所属の男……かつて何度か対決した事がある。
GM:“リンフォン”ジェラド・セジウィック。
GM:カバラ系列の魔術を操る、40代ほどの男。空間使いです。
ダスティン:結社を追われたことを知っていてもOKです?
GM:もちろんOKです。彼が追われたのは、ダスティンさんより時系列はあとになります。
ダスティン:「結社のやつとか、そこから追われたやつとかは、パーティに呼ばないことにしてるんだ」
ダスティン:「イースターの祭りなら勝手にやるんで、もう切っていいかい?」
ジェラド:「ダァァ〜〜スティィン!! ハッハァーッ!! 悠長な事を言ってられる立場かァ?」
ジェラド:「それになァ、俺はお前をどうこうしようってわけじゃアない――」
ジェラド:「“7柱の魔神”。なんとかする方法は、お前だって探してやがるんだろ?」
ダスティン:「・・・あァ?」
ダスティン:「お前、何をつかんだ? ってか、何とかかわってる?」
ジェラド:「……『世界魔法』。魔神を放逐できる……放逐しても問題ない手立てがあるとしたら、信じるか?」
ジェラド:「俺の作る、観念的な『地獄』じゃあねえぜ……俺が日本入りした理由はそれだ」
ダスティン:「じ、冗談じゃねえ。クソッタレのソロモンだって、聖杯ひとつ作るのに苦労してるんだぜ」
ダスティン:「いったいどんなバケモノだよ!?」
ジェラド:「ハッハハーッ!! 信じられねえのは分かる! 分かるさ!」
ジェラド:「だが、聞けば手を出さざるを得ねえだろう、お前は……!」
ジェラド:「そういう『立場』なんだからなァ? エエッ?」
ダスティン:「・・・・わかってる。・・・アァー、つまり・・・どこだ?」
ダスティン:「ヒントはなし? クロスワードでも最初の単語はサービスされてるぜ」
ジェラド:「それこそお前の先生どもに聞くべきだが、ま……そのうち『噛もうとする奴』が来るさ。そう仕向けた」
ジェラド:「ハッハハハッ! 俺は先に待ってるってことだ! 決着はそこでつけようじゃあねえか!」
ジェラド:「なぁ? ダァァァ〜〜〜〜スティ〜〜〜ン!」
ダスティン:「・・・・お前とはやりたくねえんだが。まったく。これっぽっちも」
GM:電話の向こうの声は、ノイズめいた雑音に変わる。
ダスティン:「でもまあ、お前のその声を止められるなら、がんばってもいいかな」ノイズに顔をしかめる!
GM:何らかの呪詛攻撃に切り変わった可能性がある。魔術士の戦闘は、顔を合わせる前から始まっているのだ。
ダスティン:「イエス、ドミナ!・・・はいはい、じゃーな!」 主の名を唱えて電話を切る!
GM:――パキッ
GM:切ったその直後、デスクの上の二十面体が
GM:何か、ひび割れるような音を立てる。
ダスティン:「ジーザス!そりゃないぜ」 指輪を構えて防御態勢だ!
GM:――バ ギ ャ !!
GM:               グ  シ ャン !
GM:指輪を構えたダスティンの周囲を避けるようにして、
GM:二十面体の周囲の空間がひしゃげ、呑まれる。
ダスティン:「・・・う、うまくいってよかった・・・のか? 力の使役は得意じゃねえんだよ・・・!」
???:「……失礼。営業はしているかな」背後から声!
ダスティン:「空間ごとけずりとりやがって!事務所が!この・・・ ああ?」
ダスティン:「ドーモ! お客サーン! コンニチワ!」 ひきつった愛想笑いだ
???:「いや、取り込み中だったようでね」黒スーツの男だ。黒い鞄を置き、挨拶する。
ダスティン:「ダスティンの事務所は24時間フル営業デース!たったいまぶち壊れたけど!HAHAHAHA!」
???:「西方という。ダスティン・C・マクブレイド氏で間違いないかな」
ダスティン:「YES! マイネームイズ、ダスティン!」
ダスティン:「お仕事の依頼デースか? グッドタイミングデース!」
西方:「……座って構わないかね」半分になったソファを見て。
ダスティン:「ドーゾ! おはなし、伺いマース!」 自分はやけくそになって床に腰をおろします。
西方:「突然の訪問で申し訳ないね、さっそく本題に入りたいが――」
西方:「ダスティン氏は、レネゲイド関連の依頼。特に魔術領域に触れる案件を、主に取り扱う……それは間違いないね?」
ダスティン:「YES!どんな案件でも私にかかれば、ベイビー・サブミッションデース!」
ダスティン:「オオブネ!」
西方:「それでは、仮にその調査が世間に知られぬ魔術の秘踏に触れる場合」
西方:「……依頼者に対して、どうするかな」
西方:「失礼。そういった物事を消去する『結社』のエージェントも多いと聞いたのでね」
ダスティン:「・・・・フゥー・・・。結局、そういうことデースネ・・・」
ダスティン:「ダイジョウブ。俺をあんなボンクラどもと一緒にされちゃ困りマース。まったくな!」
ダスティン:「ぜひとも話をお伺いさせてクダサーイ。・・・個人的にも、興味があるね」
西方:「それならば良かった。では……本題だ」鞄から資料を取り出す。
西方:「ダスティン氏は、かつて魔術の研究をされていたと聞くが……」
ダスティン:「ワッザ?」
西方:「『世界を生む魔法』、あるいはそれに類する魔術について聞き及んだことは?」
ダスティン:「アー・・・妖精の女王が使うトカ、古代のドラゴンが使ったトカ? そう・・フェアリーテールデースね?」
西方:「つまり御伽話、幻想の類だと……私もそう思う」
ダスティン:「ウェイ、ウェイ、ウェイ・・・・っとユーことは、つまり? 今回の話は?」
西方:「――『M市』の調査を依頼したい。この魔法が、幻想であるか、否か」
西方:「15年前、とある魔術師が『世界を生む魔法』の探求を行なっていた。それが今、発動しているという」
西方:「本当にそのような魔術が実を成したのか? あるいは他に原因があるのか?」
ダスティン:「ワーオ。それは構いまセーン。が・・・・マユツバの可能性、高いデース」
西方:「……私も、魔術関連への造詣は深いとはいえなくてね。だからこうして、専門家に声をかけている……」
ダスティン:「調査費用のタダ払い、ア・リトル・可能性アリマース。アーユーOK?」指でお金のサインを出します。
ダスティン:(とはいえ、あのジェラドが自信たっぷりだったんだ。・・・・何かあるのは間違いねえな・・・)
西方:「ははは、好奇心のリスクを考えられないのが研究者の辛いところでね、構わないさ」
ダスティン:「GooD! 商談成立デース。トモダチ!」 指輪のはまってない手を差し出します。
西方:「よろしく頼もう」こちらも手袋をはめた手で握手。
GM:ということで、オープニング終了でよろしいでしょうか。
ダスティン:ハーイ!
GM:それでは次は……どうしようかな。
GM:PC2の大柳さんから。
大柳早苗:ワイか!
大柳早苗:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34

大柳早苗:ふははははは!
GM:何者かの攻撃に脅かされつつ、M市を逃げ惑ってもらいます。
GM:よろしいでしょうか?
大柳早苗:いいです!

Opening:02

GM:――バサバサバサバサ!!
GM:背後の木々から、無数の羽音が飛び立つ。
GM:ただの鳥ではない。この湿った羽音……おそらくはこれも、『奴』の屍術が作った使い魔。
大柳早苗:「ひええ〜」
GM:では、大柳さんは横合いから高速で飛び込んでくる気配を感じる。攻撃だ。
大柳早苗:「ひゃ!」
大柳早苗:飛びのく!
GM:頬が皮一枚、ギリギリで斬り裂かれる。路上に降り立った存在が、アスファルトを割る。
GM:肉が腐れ落ちた黒犬だ。眼球は白濁している。
黒犬:「……身体能力は、さすがね。まだ術は見せない?」
大柳早苗:「ううう…なんなんですかぁ……」
黒犬:「見せずとも構わない、けど……………はぁ。 どちらにしても、あなたは私を見つけ出せない……」
大柳早苗:「こう矢継早じゃぁ…準備する時間がないんですよぉ……」
大柳早苗:「見たいなら見せさせてあげますからぁ…ちょっと落ち着きましょうよぉ…」
:「「「バサバサバサバサバサ!!」」」
大柳早苗:「ぎゃ!」
黒犬:「……今なら、無傷で街を出してあげても構わないのよ? 関わらなければ、お互い無関係でいられる……はぁ」
大柳早苗:「そうですよねぇ…そうなんですけど……」
大柳早苗:「私このまま帰ったらお家に入れてもらえないんです…」
大柳早苗:「はぁあ……」
GM:――今、大柳が対峙する敵の名は、“ミュンヘン・ハンドブック”。
GM:『結社』の少達人(アデプタス・マイナー)位階。
GM:既にこのM市は……彼女の屍術の包囲下にある。
GM:大柳一人で、この魔術戦に対抗することは……かなり、いや相当困難だ。
大柳早苗:「ミュンヘンさんこそもうこんな事やめましょうよぉ……」
黒犬:「――やめる?」
大柳早苗:「きっとそのウチ、私なんかよりもっと凄い人が来ちゃって」
大柳早苗:「殺されちゃいますってばぁ…」
黒犬:「そうね……『私は』やめようかしらねぇ。ふ、ふ……」
大柳早苗:「そ、それがいいですよぉ!」
黒犬:「……それじゃあ、始末は任せることにしたわ」
黒犬:「“寂滅菩提”の首。はぁ……持って来なさいな」
大柳早苗:「げげぇーっ!?」
GM:……誰に話しかけているのか?
大柳早苗:(もう一人…?)
GM:黒犬が道を引き返す……少なくとも、大柳に向けて言っていたのではない!
GM:背後。風に舞う枯葉の向こう。
GM:敵が……いる!!
大柳早苗:「ううーん……嫌な予感」
大柳早苗:振り返ろう!

Opening:03

GM:シーンを切り替えず、PC4のオープニングに入ります。
吉川アメリー:はーい
吉川アメリー:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 8[8]+30 → 38

GM:あなたは、数日前からM市に入っている……
GM:既に何度か命の危機に陥りかけている。2日前の血液使いの剣士は強敵だった。どうにか退かせはしたが……
黒猫:「……アメリー」
黒猫:「また『妨害勢力』が現れたわ。準備はいいかしら……」
吉川アメリー:「ああん?またなのか?」
GM:ブロック塀の上を優雅に歩く黒猫は、四肢の先が白骨化しかけている。
黒猫:「そう、『また』……。やってくれるわね、アメリー。あなたは有能なのだから」
吉川アメリー:「準備がいいもなにもねえだろ?準備されてなくても私は行かなきゃならないんだろう?」
黒猫:「はぁ……そういう言い方をしないの、アメリー」
黒猫:「お母さんを困らせないで……」
吉川アメリー:「わかってるよ。私に拒否権がねえことくらいな」
黒猫:「私達の命は『結社』のために」
黒猫:「あなたも例外ではないの……この秘術に関わった以上ね……はぁ」
吉川アメリー:(ちっ……何が『結社』だよ)
黒猫:「私の『鳥』がマーカーになるわ。この先にいる敵を、はぁ……確実に……殺すのよ」
黒猫:「いいわね。アメリー」
吉川アメリー:「はいはい。了解した。やってくらあ」
吉川アメリー:(いつか……いつか私はここから逃げ出してやる!)
GM:それを見ると、何らかの鳥の羽根が――地面に落ちることもなく、ひらひらと空で『道』を指し示している。
GM:この先に、標的が。
GM:そして……眼前の路上に、異変が起こりつつある。これもこの数日で、何度か見た。
幻獣:「キュル……ルルル、ルル」
吉川アメリー:では上品に歩いて行きましょう。
GM:灰色と白で構成された、螺旋状の構造体。
GM:とても生物とは思えない、なんらかの幾何学構造に基づいた謎の存在。
GM:『結社』では幻獣と呼んでいるが――
GM:このM市ではそれが、前触れもなく突発的に構築され、人を襲う。
幻獣:「キュルルル……」構造体はせりあがり、今は2mほどの大きさに達している。
GM:もちろん、演出で倒すことができます。
吉川アメリー:「……最悪だ」
吉川アメリー:いくつかの魔法陣を出して
吉川アメリー:マーカーだった『鳥』に術式を施すのだ
吉川アメリー:それを操る。
吉川アメリー:自分は何も出来ないのだ
GM:では『鳥』は弾丸のような猛然たるスピードとなって、
幻獣:「キュ……――」
GM:一瞬で幻獣をバラバラにする。構築はキャンセルされ、欠片も溶けるように消える。
GM:この先。ターゲットはおそらく、この程度のぬるい相手ではあるまい。
吉川アメリー:「はあ……一体何が起きてるんだ?」
GM:----
GM:ではシーン継続。大柳さんと吉川さんに遭遇して頂きます。
GM:大柳さんのシーンの続き。振り返った大柳さんの視線の先には……
大柳早苗:「……」
大柳早苗:ゆっくりぎくしゃく振り返ろう
吉川アメリー:「……」
大柳早苗:「ど、どーもー……」
吉川アメリー:ゴスロリ少女がそこに立っている
大柳早苗:「い、いやあ、道に迷っちゃってぇ…」
大柳早苗:「郵便局ってどっちの方ですかねぇ……あはは…」
吉川アメリー:「あっちの方じゃねえの?(指差す)私もこの街のことはよく知らねえ」
大柳早苗:「そーですかー…どーもどーも……ありがとうございますぅ」
吉川アメリー:「で、私も聞きたいことがあるんだ」
大柳早苗:「はっ!はいっ!?」
吉川アメリー:「妨害勢力ってお前か?」
GM:鳥が空中から大柳を包囲している。
GM:アメリーの能力を発揮すれば、今からでも全周囲攻撃が可能だ――
大柳早苗:「防……何…?えーっと…」
大柳早苗:「……あははぁ…」
大柳早苗:「……ヤバイ」
吉川アメリー:「私もやりたかねえんだよ。でも逆らう力がないってのは悲しいことだよな?」
吉川アメリー:ということで攻撃しようとしましょう
大柳早苗:「げげーっ!」
吉川アメリー:鳥が全方位弾だ
大柳早苗:「ちょ、ちょっと待って下さいっ!落ち着いてぇっ!」といいつつ軽業めいた妙な動きで飛びのく
大柳早苗:「はぁあ……こ、こうなったら…やけっぱちです」
吉川アメリー:「お?来るか?」
大柳早苗:というワケで《水晶の剣》を手持ちの大槌二つに
大柳早苗:オッケーですか!
GM:まあいいでしょう!
GM:メジャーは通常一度に一回ですが、演出なのでそれでも構いません。
大柳早苗:背中に背負っていた包みを広げると
大柳早苗:中から梵字のような物が刻まれた二本の金属製の杵(きね)が表れる。
大柳早苗:「やりたくないですけど……ねっ!」
大柳早苗:吉川さんに飛びかかって杵を振り下ろす!
吉川アメリー:「……!動き……はええよ!! 」
吉川アメリー:鳥ガード!でも食らう
GM:ではその時、2人の周囲から、
GM:薄緑色の光の粒が舞い上がり始めます。
大柳早苗:「……!?」
GM:幻獣が生まれる時と同じような兆候――だが、規模が大きい。
吉川アメリー:「……あん?」
吉川アメリー:「なんだこりゃ」
大柳早苗:(この人の術じゃない…?)
GM:    ガ  ゴ ン !
GM:地面が『下がる』!
大柳早苗:「って!?」
吉川アメリー:「……!!」
GM:突如2人の間に真四角の穴が落ち込み、階段状に周囲を引きずり込み始める!
大柳早苗:「何何何何!?」
幻獣:「dil,aed,dca,ope…………」カチャカチャカチャ
幻獣:「kes,ae,ci,olr……」
GM:球体が連結したような、異常な長さの幻獣が……穴の底から這い上がる。
吉川アメリー:「なんだよこりゃあ!いつもよりもデカすぎんぞ!」
大柳早苗:「……ひっ!?」
大柳早苗:「な、なに…この気息(プラナ)……?生き物…?なの?」
幻獣:「……ord……」細長い触腕が振るわれ、触れたブロック塀が奇妙に歪んだ英文字と化して蒸発する。
幻獣:「……………」 カチャ    カチャン
大柳早苗:「な、なんかヤバいですよゴスロリさん!!」
GM:2人はこの敵に攻撃を仕掛けてもよい。だが……
吉川アメリー:「ああ見るからにやべえわ」
GM:落ち窪んだ穴の縁に位置する吉川は、這い上がって逃げるのに時間を要するだろう。
GM:大柳はすぐにでも逃げることができるが……
大柳早苗:大柳さんの手を引いて逃げましょう!
GM:階段上になった穴の縁を降り、危険を顧みず大柳の手を取る!
吉川アメリー:「お前!」
大柳早苗:「ぼさっとしちゃダメです!」
GM:だが……
幻獣:「krrrrrrr……」 上から、帯状の触腕が振り下ろされる……2人ではかわせない!
大柳早苗:「ぎゃーっ!?」
吉川アメリー:「うわ!」
GM:―――z___ヒュ   ガ   !
幻獣:「……! ……!」
GM:次の瞬間、全長十数mにも及ぶ幻獣が
GM:……一撃で切断されている!銀色の光が降ってきて、幻獣を切り裂いた!
大柳早苗:「……???」
吉川アメリー:「え?」
“リプレニッシュ”:「大丈夫!?」
吉川アメリー:「な、なんだ?」
大柳早苗:「た、助かったんですかぁ…?」
GM:銀に輝く衣装をまとった少女が、空に浮いて2人を見下ろしている。
GM:異様な姿だ。だが吉川だけは……彼女のことを知っている。
GM:今回のミッションの標的……“リプレニッシュ”。
吉川アメリー:「チッ……よりにもよって“リプレニッシュ”かよ」
大柳早苗:「だ、誰ですか?助けてくれたんですか?」
“リプレニッシュ”:「大丈夫みたいだね! 良かった……!」胸をなでおろし、緊張していた顔を笑顔にほころばせる。
大柳早苗:「ああ、あ……」
大柳早苗:「ありがとうございますありがとうございますぅ!」
吉川アメリー:「……」不機嫌そうな顔をしていよう
“リプレニッシュ”:「……これは『向こう』の世界から来た生き物」蒸発しつつある破片を見ながら呟く。
大柳早苗:「わ、私この街に来てから…うぅ…ガチで心細くて……」
大柳早苗:「死ぬかと思いました…」
“リプレニッシュ”:「……大丈夫?」眉をひそめて、大柳の傍に降り立つ。
“リプレニッシュ”:白銀を散りばめたような衣装が、パタパタと舞っている。
大柳早苗:「ほら!ゴスロリさんもお礼いいましょうよ!命の恩人ですよ!」
吉川アメリー:「……ありがとーな」
“リプレニッシュ”:「うん!」にっこりと笑う。
吉川アメリー:「命の恩人には変わりはねえもんな。礼は言っとく」
大柳早苗:「……で、えーっと、その…恩人さんも外から来た人なんですか?」
大柳早苗:「コッチ方面の人…っていうのは分かるんですけどぉ…」
“リプレニッシュ”:「……違うよ。ここはわたしの……街だから」目を細めて、地平の向こうの鉄塔を眺める。
大柳早苗:「……そうなんですか」
大柳早苗:「私、大柳早苗って言います。仙術使い…って名乗れって言われてます……一応…」
“リプレニッシュ”:「わたしは……」
“リプレニッシュ”:笑顔がふと曇る。
“リプレニッシュ”:「………………。“アストラル”。よろしくね、早苗ちゃん」
大柳早苗:「外国の方ですかぁ。よろしくお願いします。」
吉川アメリー:「……」やっぱり不機嫌だ
大柳早苗:「で、こっちの方が……えーっとぉ…」
吉川アメリー:「吉川アメリー」
“リプレニッシュ”:「アメリーちゃん。ふふ、よろしく」
大柳早苗:「あ、吉川さんですねぇ。よろしくお願いします」
大柳早苗:「……あれ?」
大柳早苗:「そ、そういえば……えーっと…アメリーさん」
吉川アメリー:「なんだ?」
大柳早苗:「わ、私…お命頂戴されそうになってませんでしたっけ……?」
吉川アメリー:「そういえばそうだったな」
大柳早苗:「ひ、ひええ!」
大柳早苗:アストラルさんの影に隠れる。
GM:……使い魔の鳥は
GM:先ほどの幻獣の猛攻で全て分解されてしまっています。
吉川アメリー:「ま、あれだ。私としてはお前個人に恨みがあるわけじゃねえ」
大柳早苗:「……そ、そう…なんですか?」
吉川アメリー:「さっきの幻獣のせいにして有耶無耶にしたいところだね」
“リプレニッシュ”:「……よく分からないけど」
“リプレニッシュ”:「仲良しが一番だよね……ん」
大柳早苗:「……事情がおありなんですね」
大柳早苗:「ま、まあともかく!行きましょう!今は生き残るのが一番大事です!」
“リプレニッシュ”:「――!」その時、“リプレニッシュ”が何かを察知したかのように振り向く。
“リプレニッシュ”:「ごめん、行かないと。また幻獣が現れはじめてる」
大柳早苗:「へ?」
吉川アメリー:「最近多いよなァ」
“リプレニッシュ”:「ね……ねえ早苗ちゃん! この街に来て寂しいなら」
“リプレニッシュ”:「と、友達に……なって! いいかな!」
大柳早苗:「い、いいですとも!」
“リプレニッシュ”:「……」「ありがとう」
大柳早苗:「ていうかお願いします!私の方こそ心細くて死にそうです!」
GM:そう言い残すと、“リプレニッシュ”は
GM:銀の粒子を残して、遠く空へと飛んでいきます。
GM:その場には大柳と吉川だけが残る……
大柳早苗:「行っちゃいましたね……」
吉川アメリー:「ああ」
吉川アメリー:(みすみす逃しちまったが……これでよかったのか?)
大柳早苗:「ちょっと休憩出来る所でも探しましょうかぁ」
吉川アメリー:「だな。さすがに疲れた」
大柳早苗:「……お互い知らなきゃいけない事も沢山ありそうですし」
GM:そう、彼女達は何も知らない。自分たちが何に巻き込まれているのか……
GM:この異形の『世界』を作り出している魔法とは、一体何であるのか。
GM:オープニングを終了します。よろしいでしょうか。
吉川アメリー:OKです
大柳早苗:オッケーです!
GM:----
GM:それでは最後、PC1の白上さんのオープニングになります。
白上束:ハーイ
白上束:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

GM:学校のシーンにしたいです。大丈夫でしょうか。
白上束:分かりました!

Opening:04

M市北高校

GM:生徒たちがまばらに入ってきて、着席を始める。
GM:教室を移動した、家庭科の授業だ。束は先週休んでいる。
菫ひとみ:「……ん」 ス、と隣からノートが差し出される。
白上束:「……ん」軽く頭を下げ、受け取る。
菫ひとみ:「……」先週分までのノートだ。写してもいい、という事だろう。
白上束:パラパラと軽く捲っていき、
白上束:そのまま差し出し返す。
白上束:その後自分のノートを取り出して、書き込み始めるのだ。
菫ひとみ:「……?」目をぱちくりとさせている。
菫ひとみ:「すごいね」
白上束:「訓練したから」
菫ひとみ:「訓練……」
白上束:「これくらい出来ないと、将来やっていけないって」
家庭科教師:「はい、みんな席についた?」
家庭科教師:「はい今日は、先週言ったとおり……」
白上束:居住まいを正して集中の態勢。
家庭科教師:「一週間の栄養配分について。親御さんが作ってくれた食事を一つずつ言ってもらう予定だったわよね」
家庭科教師:「大宮さんからはじめて、1、2、…………白上さん」
家庭科教師:「先週休んだわね。昨日のでいいから、お母さんの作ったご飯を書いてちょうだい」
白上束:「おかーさんは逝去しています」
家庭科教師:「ん? 何?」
上田紗奈:「まっ……てください先生!」
白上束:「はい。この世に居ません」
上田紗奈:「先週、わたしが当たった直後にチャイムだったんで」
上田紗奈:「わたしが、代わりに書きますから」
家庭科教師:「………。んー」
家庭科教師:「そう。じゃあ上田さん、どうぞ」
菫ひとみ:「……」菫ひとみは、大きな目で束を見ている。
白上束:「嘘をついてでも、進行に寄与したほうがよかった……?」
菫ひとみ:「……」無言で首を振る。
菫ひとみ:「知らなかったよ……白上さんがそうだって」
白上束:「今まで聞かれなかったから」
菫ひとみ:「そっか……」
GM:----
GM:授業が終わり、再び生徒はまばらに席を立ち始める。
GM:昼休み……昼食の時間だ。
上田紗奈:「……ねえ、白上さん!」
上田紗奈:「ごはん! いっしょに食べない? ひとみちゃんも!」
白上束:「……?」小首を傾げる。
菫ひとみ:「……」コク
白上束:「はい」
上田紗奈:「……良かった!」
上田紗奈:「お弁当、食べようよ。一人だと多すぎて……ね、良かったら」
白上束:「……ん」
GM:上田紗奈がランチョンマットを広げて、お弁当箱を広げて置く。
GM:明らかに一人分だが、細やかな手作りのお弁当だ。
白上束:自分の弁当箱を取り出します。
菫ひとみ:菫ひとみはパクパクと簡素なサンドイッチを食べている。
白上束:小さな箱の中身は煮物中心の菜食。米は粟稗混じりだ
上田紗奈:「すごいね、白上さん、料理うまいんだ」
白上束:「……訓練したから」
菫ひとみ:「さっきも言ってた……訓練。」
菫ひとみ:「どんな訓練、なの」首を少し傾げる。
白上束:「どんなって……色々」
白上束:「家事とか、物の使い方とかの練習」
上田紗奈:「もしかしてこの前の裁縫も、練習してうまくなったの?」
白上束:「出来ないと、一人前になれないから」
上田紗奈:「素敵だったよ、白上さんの刺繍」笑いかけます。
白上束:「……うん」気恥ずかしそうに目をそらす。「……ありがとう」
上田紗奈:「ね。ひとみちゃん……あの話」 肘で軽く菫をつつく。
菫ひとみ:「……」コク
菫ひとみ:「白上さん。手芸部……入らない、かな」
菫ひとみ:「部活、まだ入ってないって……」
白上束:「……あんまり、出れないかもだけど」
白上束:「それでもいい?」
菫ひとみ:「……」コク
上田紗奈:「ありがとう!」自分のことのように嬉しそうに笑う。
GM:          パキッ
GM:その時……黒板の表面が剥がれ落ち、ガラスのようになって地面に落ちる。
GM:現実に起きている現象ではない。菫と上田の背後。白上だけがそれを知覚できる――
白上束:「……」
GM:この街の風景から、脈絡なく現れる謎の存在。
幻獣:「……ウ、ウ、オウ、オ」
GM:何らかの生物の眼球をひとまとめにしたような、球体状の怪物が、穴からせり出しつつある。
白上束:ワーディングを展開。
GM:それでは、展開した《ワーディング》によって、全ての生物が動きを止める――
GM:――菫ひとみ以外が。
菫ひとみ:「……白上さん」既に制服の中から、一枚のカードを取り出している。
菫ひとみ:何らかの魔術印形のごとき、奇妙なアルファベット。
白上束:「……!」一瞥するが、直ぐに視線を幻獣へと向ける。
幻獣:「ウ、オオイアウ、ウオ」既に『穴』から完全に這い出している。
幻獣:近くの生徒まで、距離は2mもないだろう。
白上束:「乾」姿を消す。
白上束:再出現し、「震」再び消失。
幻獣:「 ア」
白上束:出現、「艮」消失。出現、「離」消失。
GM:空間跳躍。相対的に時間の停止した生徒たちはおろか……
GM:菫ひとみにも、見えてはいないだろう。これが白上の業!
白上束:「巽」「艮」「坎」「離」
白上束:「……天」幻獣の真上に再出現し、
白上束:「地」手元の枝を引く。
白上束:既に各部に縫い込まれた糸が一気に編み上げられ、空間全体を締めあげるのだ。
幻獣:「 」「ウ」「 」 「 」 「」「」ビキッ バギギギギギギギ!!
GM:抵抗不能。幻獣はそのまま締め上げられ、周囲の空気ごと圧殺される。
菫ひとみ:「終わった……?」
白上束:「……ん」
菫ひとみ:「……」菫ひとみは、白上から慎重に距離をとる。何かに怯えるように。
白上束:「……?」小首を傾げる。
菫ひとみ:「ごめん」カードをかざすと、菫ひとみはその場から消失する。……霊気化。
GM:《ワーディング》の継続中……魔術を行使しても、気づいたものは誰も居ないだろう。
白上束:「嫌われた……?」
GM:時間の止まった教室は静寂に包まれている。
白上束:「……報告しないと」
GM:何もなければシーン終了。他にやりたいことや会話がある場合は、それもどうぞ。
白上束:式を飛ばして、家に起きたことの報告だけしたいです。
白上束:基本は一方通行だが、毎日やっている感じで。
GM:なるほど、了解しました。これで全員分のオープニング終了。
GM:以上を踏まえて、シナリオロイス等ございましたらどうぞ。
GM:PC間ロイスはまあ、必須ではありませんが
GM:1→2→3→4→1の順で。会ってからで構いません。
ダスティン:じゃあ、ハンドアウトとおり 西方/有為○:不信感/ロイス で。
白上束:友人/菫ひとみ/友情:○/猜疑心で。
白上束:PC間は会ってから取ります
ダスティン:じゃあ、会ってからで・・・!
吉川アメリー:“リプレニッシュ” 恩義◯/脅威 で!
吉川アメリー:そしてPC間は会ってから
大柳早苗:“ミュンヘン・ハンドブック” 同情/恐怖○ で
GM:さて合流シーンですが、まずはダスティンさんと大柳さんのダブルディール組からにしましょうか。
GM:全員合流はまた後ほど
ダスティン:はーい。
大柳早苗:あ、はいはい
大柳早苗:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

ダスティン:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 8[8]+42 → 50

Middle:01-a

M市住宅街

GM:やや大きめの民家の一室。カーペットを敷いた上等な洋室に、魔術師達は集まっている。
西方:「……さて、適当なところに座って、これからの方針を話しあおう」
大柳早苗:「は、はい」
西方:「ソファは……まあ、埋まっているようだが」
眉川比恋:「……すいませんね、邪魔者が占拠してて……あー、痛っ……」
ダスティン:「オーケー、オーケー! 任せてくだサーイ!」
大柳早苗:「だ、大丈夫ですかぁ……」
ダスティン:「こちらのミナさーんが、今回の案件のグッドスタッフデースか?」
白上炬:「……“ミュンヘン・ハンドブック”との交戦で負傷している」
白上炬:「なかなか手強い手合いだ」
白上炬:ローブを重ね着した、奇怪な魔法使いが浮遊している。顔は三角帽子に隠れて見えない。
ダスティン:「オー、ノゥ・・・ミナさーんが手こずる相手デースか?」(ずいぶんアナクロな野郎だな)
大柳早苗:(……なんか凄い人がいっぱいいる)
西方:「彼は……“卑赫”白上炬(かがり)」
西方:「大柳くんと同じく、フリーの魔術師と考えてもらえればいい……さて」
大柳早苗:「は、はい」
ダスティン:「オー、ミス・オオヤナーギ! 私、ダスティンいいますデース! よろシークおねがいシマース!」
ダスティン:過剰に明るい挨拶!サービスの一環だ!
大柳早苗:「よ、よろしくお願いしますダスティンさん…お、大柳早苗です」
大柳早苗:(う、うわあ…アメリカーンだ……)
大柳早苗:「な、ないすとぅーみーちゅー」
ダスティン:「ノープロブレム!ニホンゴ、ワカル!カナリ!OK!」
大柳早苗:「い、いえー……おっけー…」
眉川比恋:「……眉川比恋っす。あー痛…………」
西方:「自己紹介も済んだ所で、このM市の現状について話そう」
ダスティン:「ドーモ!助かりマース!」
西方:「既に先行させて、私のセルの戦闘員を送っていた……大丈夫かな、眉川くん」
眉川比恋:「……死にそうです……」
大柳早苗:(なんかこの人……凄くまずい気泉の巡りを感じる……)
大柳早苗:(なんとなくだけど……色々がんばってほしいな…)
眉川比恋:「…………とりあえずまあ、一番ヤバイ……というか普通と違う点は」
眉川比恋:「結社側が『幻獣』……って呼んでる、正体不明のジャームっすね〜〜……」
眉川比恋:「RBかどうかすら判別できない……。それこそ……『あっち側』でいう魔神だか天使だかの類だとしか」
眉川比恋:「まあ、素人考えなんすけど……痛っ……」
ダスティン:「ワァッツ!?結社!?『幻獣』!?」
西方:「……『結社』はこの事件に対して、既に動いている。動き出しは私達と同時だったが……」
西方:「調査はともかく、実行力に乏しい集まりなものでね。今のイニシアチブはあちらに取られてしまっている」
大柳早苗:「で、その巻き返しのために、私たちが雇われた……という事ですね」
ダスティン:「ノープロブレム!ワタシターチ、優秀なスタッフにかかレーバー、すぐに解決!問題ないデース!」
ダスティン:「ネッ、ミス・大柳!」
大柳早苗:「は、ハーイ……」
白上炬:「どうだかな……ふむ」
白上炬:「最近の私は、運気が好く無いようでな」パラパラと両手の間にカードを巡らせる。
大柳早苗:「幻獣…ですか」
ダスティン:「結社のネーミングセンス、サイアークデース! 幻獣は実在しないイグジスタンスのコト・・・」
ダスティン:「何かの体系外魔術かもシレマセーン! ほとんどESPデースネ!」
西方:「……オーヴァードとしての体系で考えても、殆ど意味が見出せない」
西方:「ブラム=ストーカーの従者、が一番近いだろうか? だが射程距離や出力……難点がありすぎる」
大柳早苗:「近しい術はこちらにもありますけど……確かにそれほど強力な使いを出すとなると」
大柳早苗:「本人の修験次第ではありますけど、合理的な方法じゃあないですね…」
ダスティン:「サモーニングという可能性もアリマースガ・・・、そんなイイカゲンな存在を呼ぶ理由も、手段もワカリマセーン・・・」
眉川比恋:「……。前、言ってましたっけ……西方さん」
眉川比恋:「『オーヴァード』とか『魔術』っていうのは、世界を『説明する手段』の違いだって……」
眉川比恋:「痛っ……。だから俺らみたいな凡人がイメージする、『魔法』みたいな出来事は、起こせない……本来は」
大柳早苗:「……『魔術』の側から見ても、『レネゲイド』の側から見ても」
大柳早苗:「何か、尋常じゃない手段が取られている…って事でしょうか」
西方:「――だがそれは、今知られている手段で不可能、というだけのことかもしれない」
ダスティン:「YES・・・・まさしくそのとおりデース。魔術は常に研究されてキマーシタ」
西方:「『世界を生む魔法』……。その正体も効果も未だ不明だが」
西方:「探求する価値はあると、“スペクトハンター”は判断した」
ダスティン:(世界を『召喚』する? ・・・まさかな。チープな手品に決まってる。そうさ・・・)
ダスティン:「YES!OK!これが誰かによって起こされている事象ならバー、使い手が必ずいるはずデース!」
ダスティン:「私、失せ物探し得意デース!コレ確実!キット見つけ出しマース!」
大柳早苗:(0から世界その物を練り上げる……この世界の気脈全部を枯らしてもできる事じゃない)
大柳早苗:「ぶ、物騒な事にならないといいなぁ…できるだけ……」
西方:「研究者の名も失われている。だがこちらが『上』から取り寄せた以上、確かな資料だ」
西方:「まずはじっくりと、この街の主要な研究機関から当たろう」
ダスティン:「OK!OK!ぜひともさがしまショー!・・・クソッタレにあわないように気をつけながらな」
大柳早苗:「了解しました……」
白上炬:「やるか……」
眉川比恋:「……清盛……見てえ………」
GM:シーンを終了します。
GM:購入はFHのルートで可能。
ダスティン:購入は特になし。
大柳早苗:えーっとどうしよう
大柳早苗:何か欲しい物等あれば何でも買えますが
GM:ロイスをとっても良いですよ
大柳早苗:アームドスーツにしよう
ダスティン:ロイスもいまはとらないことにします!
大柳早苗:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[10,10]+8[6,8] → 18

大柳早苗:財産を使うまでもないわ!
大柳早苗:装備!
GM:では次のシーン。
大柳早苗:オリエンタル風のスピリチュアル衣装に着替えました。
GM:白上さんと吉川さんを出会わせましょう。
GM:お2人は登場どうぞ。
白上束:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 6[6]+43 → 49

吉川アメリー:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 10[10]+38 → 48

GM:どういうシチュエーションの出会いにしようかな
GM:こういう時はまず参加者の案を募って
GM:なかった場合は適当に進行するのが珪素STYLE
GM:というわけで何かご希望はありますか?
白上束:ひとみちゃん探したいです
白上束:その時に出会いたい
吉川アメリー:同じ学校に通ってるとかどうですか!
白上束:私は問題ないです!
GM:分かりました。ではひとみちゃんを探してもらいます。
GM:同時に、アメリーちゃんは
GM:先ほど学校全域にわたる《ワーディング》が展開されたことに気づいても良い。
吉川アメリー:じゃあ気付こう。

Middle:01-b

GM:M市北高校――一階渡り廊下。
GM:とはいえ、菫ひとみがこの方向に消えたかどうか、束自身も確証を持っているわけではない。
GM:陰陽術ではない。しかしUGNの扱うレネゲイドの技術応用とも違う……
GM:魔術の技だ。それは分かる、が……
白上束:「……」
白上束:《ワーディング》は解除していない。
GM:なるほど、ワーディングを貼ったままならば
GM:他の生徒に紛れず、動いている相手だけを探せるでしょう。
白上束:「……坎」
白上束:捜索に気兼ねなく業を行使できるからだ。
白上束:「……無し」
GM:廊下にいるアメリーの視点では
GM:先ほどから自分以外の《ワーディング》で世界が停止したままだ。
GM:そこに白上束が現れる……
吉川アメリー:「これはこれは。まためんどくせえな」
白上束:「兌」「……!」
吉川アメリー:「………」
吉川アメリー:「『これ』はお前がやってんだよな?」
白上束:首肯する。
白上束:「……菫」
吉川アメリー:「あん?」
白上束:「……菫ひとみの所在を、知ってる?」
吉川アメリー:「誰だそりゃ」
白上束:「クラスメイト。友達」
白上束:「……知ってる?」
吉川アメリー:「生憎結界貼りながら探さなきゃいけねー人物に知り合いはいねえ」
白上束:「……そう」
白上束:「……もしかして、解かないと迷惑?」
吉川アメリー:「いや別に?そっちのほうが効率的に探せるんだろ?」
白上束:「……ん」
白上束:「……暇?手伝ってくれる?」
吉川アメリー:「ああいいぜ」
吉川アメリー:「察しの通り暇だ」
白上束:「……」
白上束:「……ありがとう」目を逸らして言う。
吉川アメリー:「暇なだけだよ。あと勉強したくねえからな。そのまま世界を止めててくれるとありがたいな!キャハハ」
白上束:「……ん」
GM:ではこんな調子で、2人で探索を開始したとしましょう。
白上束:ハーイ
GM:……ただ、結果を言うと、探索可能範囲には菫ひとみはいなかった。
GM:束ちゃんのワーディングにも持続時間がありますからね。
GM:次に登場したときにもワーディングされたままだとちょっと困るのでw
GM:というわけで、ロイスだけ可能です。
白上束:了解ですー
吉川アメリー:おんなじ学校の人/白上束/好奇心◯/隔意
白上束:協力者/吉川アメリー/感謝:○/無関心/ロイス
GM:では次のシーン。登場希望キャラから逆算してシーンを決めましょう。
GM:大まかに白上サイドとダブルディールサイドの想定がありますが、
GM:一応、どの組み合わせでも対応は可能です。
白上束:出たいです!
ダスティン:せっかくなので出たいですね
吉川アメリー:出る!
GM:よーし、全員登場だ〜〜ッ!
GM:全員(大柳さん以外)
ダスティン:シャーッ
ダスティン:1d10+50 いい出目こいっ
DoubleCross : (1D10+50) → 9[9]+50 → 59

白上束:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 3[3]+49 → 52

吉川アメリー:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 8[8]+48 → 56

ダスティン:ファックオフ!
吉川アメリー:高い!
GM:では白上さんサイドが多いので、基本的には先のシーンの続き。
GM:学校の放課後からの開始としましょう。

Middle:02

GM:6時限目が終わった。結局、菫ひとみはあの昼休みから……
GM:学校に帰って来てはいない。
上田紗奈:「……どうしたのかな、ひとみちゃん」
GM:玄関前。いっしょに捜索した吉川さんも居合わせて構いません。
吉川アメリー:居合わせましょう。
白上束:「……ん」
吉川アメリー:「どうしたんだろーな」
上田紗奈:「……」じっと束を見る。
白上束:「……?」視線に気づき、小首を傾げる。
上田紗奈:「あのさ、白上さん……こんな時だけど」
上田紗奈:「明日からお弁当、2人分持ってきてもいいかな」
白上束:「2人分?」
上田紗奈:「いつも作るの、大変でしょ。わたし……知らなかったから、その」
白上束:「……作るのも、訓練だから」
上田紗奈:「でも……」
白上束:「……でも、おかず交換はしよう」
白上束:「色々食べて、勉強したいから」
上田紗奈:「……。そうだね」柔らかく微笑む。
上田紗奈:「じゃあ、また……明日ね」「吉川さんも、ありがとうね。探してくれて」
白上束:「……ん」
吉川アメリー:「おう、じゃあな〜」
上田紗奈:上履きから履き換えて、上田紗奈は正面玄関を出て行く。
GM:さて、2人はこのまま菫ひとみの探索を続けることもできるし
GM:今日は一旦別れて、家に帰ることもできる。
GM:実際束の方はともかく、アメリーはいつ『結社』……母からの指令が来るかわからない。
吉川アメリー:家に帰りたくないのが反抗期!探しましょう。
GM:いい子だなあ……
白上束:「……いいの?」
吉川アメリー:「いいよ。あんまし家に帰りたくねえし」
白上束:「……ありがとう」
GM:校内はあらかた探したため、どちらにしても探すのは市内……学校の外という事になるでしょう。
GM:人探しの魔術を仮に修めているなら、人目につかない校外の方が探しやすいというのもあります。
GM:もちろん校内を改めて探っても構いません。
吉川アメリー:「いいよ。それよりこのへんは探し尽くした。他を当たらないか?」
白上束:「……ん」
白上束:ということで郊外を探しに行きたいですね!
GM:分かりました。では、校門を出て一区画進んだ所で、
GM:――ヴン!
GM:アメリーの耳元で、高波長の羽音が響く。
吉川アメリー:「!」
:「――きをつけなさい、アメリー」
白上束:「……」
:「敵が来るわ。けれど手を出しては駄目」
吉川アメリー:「なんだよ、またなんかあったんだな?」
:「はぁ……少しばかり、イレギュラーね……」
:「邪魔だけれど、殺しても得にならない……。厄介な相手……」
GM:一方、束は気づく。
GM:この区画……から、先に
GM:『進むことができない』。
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
白上束:「……!」
GM:まるで見えない壁があるかのように、意識が進行を拒んでいる。
吉川アメリー:「……」
白上束:「これは……」
GM:カツ、カツ……
GM:背後から靴音が響く。
ジェラド:「ダァ〜〜〜〜〜〜ッス」
ジェラド:「ティィ〜〜〜〜ン」
ジェラド:「いるのかァ……エエッ? おおっぴらに結界まで貼っちまってよぉ……」
GM:カツ… カツ
GM:40代ほどの、ボロボロのジャケットを羽織った中年の男だ。
GM:腹も肥え、全くだらしのない身なりだが……彼女らには分かる。
GM:こいつは魔術師だ。
白上束:「……分かるの?」
吉川アメリー:「同業者か……確かに厄介だ」
:「……はぁ。この体だと、助けを出すのも難しいわね……? まずはアメリー、あなたがバヂュ!」
ジェラド:「ヘイヘイヘイ……虫が、手出しするなよ……なぁ?」
ダスティン:「ワーオ。誰か釣れたと思いきや・・・・」
ダスティン:「アメリーと、ジェラドかよ!ファックオフ!」
ジェラド:「……ダスティン」
GM:アメリーの耳の横にいた蟲はいつの間にか、ジェラドの右手の中にある。握りつぶされている。
ダスティン:「HAHAHAHA!アメリーのお母様、またな、っと。ジェラドも100000回に1回はいいことするじゃねえか。でも近づくなよ?」
ジェラド:「ハハハハハハハ!! 会いたかったなァー! ダァスティィィン!!」両手を広げ、大仰に笑う。
ジェラド:「……知ってるだろォ〜〜。 俺の“リンフォン”はこっちの世界で近づかなくても出来る仕掛けだァ」
大柳早苗:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 9[9]+49 → 58

大柳早苗:「あ、さっきのゴスロリさん」
白上束:「……まだ、来る」
吉川アメリー:「よお!また会ったな!ダスティンも大柳もな!」
白上束:「……知り合い?」
大柳早苗:「どうも。ダスティンさんともお知り合いだったんですね」
吉川アメリー:「知り合いっていうか……まぁ…うん。」
ダスティン:「YES・・・ってか、ま、そうだ。大柳。同じスクールの同窓生な!」
大柳早苗:「……微妙に世間が狭いなぁ…」
吉川アメリー:「今ここに『母』はいない。私は手を出したりしねえよ」
ジェラド:「シット……。そこのガキも『結社』かァ〜〜〜?」
大柳早苗:「向こうの人もお知り合い……みたいですね」
ダスティン:「インチキアメリカ人しゃべりはやめだ、意味ねーから。・・・それよりエブリワン、そいつをどうにかしたほうがいい」
大柳早苗:「げげー……ヤバイ系の人ですかぁ…やっぱり」
ダスティン:「頭ァ悪いけど、とにかく強いんだよ。手伝ってくれると助かるね、三人とも」
大柳早苗:「りょ、了解しました……」
吉川アメリー:「いいよ」
ジェラド:「おいおいおいおい、4対1で? 俺が?」
白上束:「手伝い?何の?」
ジェラド:「再会を喜ぶ暇もないってか……相変わらず、冗談の通じない野郎だぜェ、ダス、ティ――ン……」
ジェラド:後ろ手に二十面体を構える。「カチリ」という音がかすかに響く。
ダスティン:「そいつをゲヘナに叩き落とす手伝いをさ。感じるだろ?魔力の・・・あぶねえ!」
大柳早苗:「……!」
ダスティン:「だからァ、力の使役は苦手だって!」 指輪を掲げて、完全防御態勢!
ジェラド:直後、二十面体が発動。周囲をねじ曲げて異空間に吸い込む。
大柳早苗:「わわわわわわっ!」
ジェラド:《ディメンジョンゲート》の演出です。ジェラドは戦闘状態になるまえに脱出。
大柳早苗:「……逃げ…た?」
吉川アメリー:「逃げたなァ」
白上束:「……」
ダスティン:「アーア。逃げちゃった。面倒なやつめ」
白上束:様子を茫洋と見つめているが、立ち位置は後方に下がっている。
大柳早苗:「えと…そっちの学生っぽい子は、お友達ですか?アメリーさん」
ダスティン:「それで、アメリー?そいつが今回の『相棒』なのかい?」
吉川アメリー:「相棒じゃない。一緒に探しものしてただけだよ」
吉川アメリー:「友達なのかは……どうなんだろね?」
白上束:「……うーん」
ダスティン:「まぁ、俺の結界に入れるってことは『使う』やつなんだろ?OK、OK。そりゃ結構」
大柳早苗:「……でしょうね」
白上束:「……探してる。菫ひとみ」
白上束:「見てない?」
ダスティン:「菫ェ?そいつ、なんだ?人間?魔神?魔法使い?」
ダスティン:「ソロモン関係者ならお断りだぜ」
大柳早苗:「お友達ですか?」
白上束:「……うん。“使い手”では、ある、はず」
大柳早苗:「あの……よかったらあなたのお名前も教えていただいても大丈夫……かな?」
白上束:「白上、」
白上炬:「白上束」
白上炬:束の返答に重なるように、声が響く。
白上束:「……」
吉川アメリー:「お?」
白上炬:電柱の上から、ふわりと巨大な影が降りてくる。
大柳早苗:「わ!びっくりしたぁ!」
白上炬:まるで重ね着したローブそのものが浮遊しているかのような奇怪な姿だ。
大柳早苗:「きゅ、急に出てこないで下さいよぉ……」
ダスティン:「よォーよォー旦那サン」
吉川アメリー:「誰だよこいつ・・・」
白上炬:「其奴との会話であれば、私のほうが早く済む」
大柳早苗:「白上、で、束っていうと……」
ダスティン:「似てるねェ、エーテル構成が。あんたの娘とか、妹かい?」
吉川アメリー:「ああ、なるほどな」
白上束:「……久しぶり」枝を取り出し、構える。
白上炬:「名を名乗るとは、ぬるいな。束……もっとも」パラパラとカードが、袖から舞う。
白上炬:「貴様ほどの才があれば、名乗ることも障害にはならんか」
大柳早苗:「……わわ!何やってるんですか!」
大柳早苗:「この子も白上の方なんですか?」
白上炬:「――そうだ」
白上束:「……そうじゃない」
白上束:「……私は、白上だけど、あなたは、違うでしょう」
大柳早苗:「???」
白上炬:「……ふ、ふふふ」
白上炬:「確かに。確かに、そうだ」
白上束:「あなたが力を見せるのはいい、でも」
白上束:「……白上を名乗るのは止めて、家はそう言ってる」
白上炬:「だが私もそちらも似たようなものよ、束。知っておるぞ。貴様が家でどのように呼ばれているか」
ダスティン:「東洋魔術の使い手かよ。アメリー、おかしな仲間を見つけたなァ」
大柳早苗:(な、なんだか分かんないけど……やっぱり家名が大きいと色々あるのかなぁ……)
大柳早苗:「と、ともかく今は仲良くしましょうよぉ……私たちが喧嘩してもしょうがないです…」
白上炬:「……」手を打ち振ると、浮遊するカードが全て袖の中に格納される。
大柳早苗:「……ほーっ…」
白上束:「……」
大柳早苗:「えーっとぉ…束ちゃんも、ね……」
ダスティン:「ま、あんたらと喧嘩しようなんて思っちゃいないさ。仲良くしよーぜ、仲良く!」
吉川アメリー:「私だってお前らとケンカはしたくねぇよ……」
ダスティン:「俺を殺したいやつはいっぱいいるんだが、俺が殺したいやつって滅多にいない。さ、この事態解決を考えようぜ」
白上束:「事態解決?」
大柳早苗:「一先ずは、その幻獣とかいうのの手掛かりを探す事…ですかねぇ…」
白上炬:「結社では『幻獣』と呼ぶ現象のことだ。心当たりはあるか、束」
大柳早苗:「そうですねぇ。この子も何か感じてるかも」
白上炬:「……どころではない。此奴の才は私の比ではないのでな」
白上束:「……4,5匹は倒した」
白上束:「あれがそう?」
ダスティン:「ビンゴ!そいつだ、さっすが『白上』」
白上炬:「そうだろう。目黒の式とも違う。あれが『幻獣』」
大柳早苗:「げ、げぇー!…やっぱり凄いなあ……白上の家って」
大柳早苗:「自信無くしちゃいますよ……はぁあ」
ダスティン:「誰が『呼んでた』んだかわかるかい?」
白上束:首を横に振る。
ダスティン:「幻獣を使うやつがいる。意識的にやってるのか?無意識なのか?どっちでもいいけどな・・・」
白上炬:「……術そのものからの追跡は不可か」
白上炬:「体系の外……イレギュラーの魔術であれば、そうだろう。して、そこの娘は」
白上炬:「――『結社』の人間というのは確かか? こちらの戦力も一人負かされている」
白上炬:アメリーを『皇帝』のカードで指す。
ダスティン:「ああ。こっちはアメリー。えーと・・・ヤクザ集団の構成員・・・で、説明あってる?」
吉川アメリー:「ああそうだ。『結社』だよ。多分その戦力をやったのも私だ。だから何?」ダスティンは無視!
白上炬:「……“ジャイヴ・ウェイヴ”。念のため尋問するか?」
白上炬:「あの“ミュンヘン・ハンドブック”のことならば――」
白上炬:「任務に繋がる情報は、ほぼ伝えておらんだろうが」
ダスティン:「Ooops! いーやー、そんな必要はねーよ。結社は結社でも、そいつは変わり種だぜ!」
ダスティン:「だから俺がとんずらしないで、こうして立ってるわけさ!もっとも母ちゃんは苦手だけどな。でも、どうだい?」
ダスティン:「お互いの手持ちの情報を交換といかないか?」
白上炬:「フン……。相当の『変わり種』らしい」「私が言えた事でも無いが」帽子を深くかぶり直し、再び電柱の上に浮遊。
大柳早苗:「大変なんですねぇ…炬さんも……」
ダスティン:「俺のネタも、そこそこアンタらの役にやつと思うぜ!」
吉川アメリー:「……私個人はお前らと争うつもりは全くないんだよ」
白上束:「……手伝ってくれるなら、手伝う」
ダスティン:「つまり、ウィン=ウィン関係なわけだ。そういうの日本人好きだろ?俺も大好き!な、ちょっと画面的には俺が逮捕されちゃいそうだけど」
ダスティン:「そのあたりの店で情報交換でも?」
白上束:「……ん」
白上束:小さく頷く。
吉川アメリー:「わかったよ。付き合ってやろう」
大柳早苗:「じゃあ、行きましょっかぁ」
GM:まだ日は落ちていない。通学路は、先ほどの襲撃が嘘のように平和だ。
GM:そして、また深く、この現象を探り始める……
GM:ロイスや購入などがありましたらどうぞ。
大柳早苗:ロイス!
ダスティン:じゃあ、アメリーさんにロイス。 親近感○:恐怖 だ!
大柳早苗:協力者:ダスティン/連帯感○/ついていけないテンション/ロイス
GM:あれ演技テンションなのにw
白上束:何買おう
大柳早苗:なんでも買えるぞよ
吉川アメリー:クリスタルシールド買う
大柳早苗:貧乏人はひれふすがいいわ!
吉川アメリー:貧乏じゃないもん!
ダスティン:こっちもクリスタルシールド買おう。
白上束:アームドスーツかなあ
ダスティン:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[8,8,9]+1 → 10

吉川アメリー:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 8[2,2,4,7,8]+5 → 13

吉川アメリー:うーん買えるけどどうしよっかなー
白上束:ミーミルをコネ:手配師にして挑戦。
ダスティン:むりっ
GM:コネ:手配師だと使い捨てになっちゃいますけど
白上束:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 6[1,1,3,3,4,4,6] → 6

GM:これって大丈夫なんですかね
吉川アメリー:財産12使ってこうにゅう
大柳早苗:ではクリスタルシールド
GM:12使用だって――ッ
白上束:あれっ不味いんですかね
大柳早苗:砂の加護付きでなあ!
GM:うーん、じゃあ間を取って、
大柳早苗:浸食+3
GM:2度は手配師にはできないとしましょう
大柳早苗:ダイスも増えてアブハチトラズ
大柳早苗:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,1,2,2,5,5,8,9,10]+9[9] → 19

GM:使い捨てコネへの変化は、今回はシナリオ1回だけ
白上束:私はそう解釈しちゃってましたw
大柳早苗:いくらでしたっけェ?
白上束:25
大柳早苗:そのクリスタルシールド?とかいうのは?
GM:うざいww
大柳早苗:ヒャハーッ!貧弱ゥ!
大柳早苗:6消費でゲット!
GM:なんたる財産力
GM:ずるいぞ、魔術師のくせにカネモチとか……
大柳早苗:で、ダスティンさんにパスだ
ダスティン:あ、ありがたい!
GM:では続きのシーン。
ダスティン:じゃあクリスタルシールドを装備!魔術結界ということにしよう。
大柳早苗:密教パワだ!
GM:ミドルでやっておきたいシーンやロールがある方は登場したほうがいいですよ〜っ
大柳早苗:お札を渡しましょう。
GM:仙術結界!
ダスティン:まだいける・・・!登場します!
白上束:大柳さんと一緒したい
吉川アメリー:出よう
大柳早苗:そうだ水晶
大柳早苗:出ましょう
白上束:じゃあ出る!
大柳早苗:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 8[8]+61 → 69

GM:結局全員登場じゃーん!
ダスティン:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 8[8]+59 → 67

白上束:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 7[7]+52 → 59

吉川アメリー:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 8[8]+56 → 64

大柳早苗:ぎゃああ!
吉川アメリー:高いなぁ
GM:だが、《水晶の剣》ロールは優先しましょう。
GM:というわけで、白上さんと大柳さんの会話から。
GM:もちろん不自然でないタイミングだと判断したら、
GM:他の2人も会話に割り込んでOKです。

Middle:03-a

M市住宅街 喫茶店

GM:何の変哲もない、チェーン店の喫茶だ。
GM:さすがに外見的に異様な炬だけは入り込めないが……彼も類感魔術でしっかりと会話を聞いている。
大柳早苗:「……それが束ちゃんの武器?」
白上束:「……」ホットミルクを頼んでいる。
大柳早苗:「ちょっとだけ見てもいい…かな…?」
白上束:「……分かるの?」桑の枝を振る。
白上束:「……ん」手渡す
大柳早苗:「うん。強いプラナを感じるから」
大柳早苗:「ありがとう……えーっとぉ…」受け取ってまじまじと見てます。
白上束:「……名前」
白上束:「聞いてなかったから」
大柳早苗:「あ、ごめんね。遅れちゃった。大柳、大柳早苗です」
白上束:「『大柳』……」
大柳早苗:「へぇー……こういう風にチャクラを使う技術があるんだ……ふんふん」
大柳早苗:「うん。『白上』の人だったら聞いた事あるかもねぇ……昔は大きい家だったっていうから」
大柳早苗:「……ちょっとごめんね」
白上束:「……歴史の勉強したから」
大柳早苗:枝を握って何やら目を瞑っている。
白上束:「……?」
大柳早苗:「……はい、ありがとう。返すよ」
大柳早苗:《水晶の剣》LVMAXだ!攻撃+10!
大柳早苗:浸食は73に……
白上束:「……」
白上束:「……軽い」
大柳早苗:見た目は変わっていないが、明らかに先ほどと気脈の巡りが違う。
白上束:「……何を?」
大柳早苗:「束ちゃんの気息に、その子の気息を合わせてみたの」
大柳早苗:「あ、おせっかいだったらごめんね!すぐに戻すから!」
白上束:「……?」
白上束:「……ううん」
白上束:「……ありがとう」俯きがちに答える。
大柳早苗:「え、えーっと…何て説明すればいいかな…ウチ以外の術式には詳しくなくて」
大柳早苗:(あ、喜んでもらえたみたい…ほっ……)
大柳早苗:胸を撫でおろしてます。
白上束:軽く振りながら何度も感触を確かめる。
白上束:しばらくすると満足して、またミルクを飲み始めるのだ。
ダスティン:「ワーオ。こいつは面白い!ホトケの力を降ろしてるのかい?」
ダスティン:興味津々なダスティン
大柳早苗:「う、ううーん…西洋の人から見るとそうなのかなぁ……」
大柳早苗:「物や人の気の流れを扱う技術なんです。あくまで有り物を使う……貧乏くさいですけど」
ダスティン:「興味深いね。俺の体系からすると、ほとんどエスパーだ。今回のターゲットも、そうかもしれないぜ」
ダスティン:「諸君の魔術体系からしても、聞いたこともみたこともないってわけだ。こいつは面白くなってきたぞ」
吉川アメリー:「ターゲット……か」
大柳早苗:「そうですねぇ……」
吉川アメリー:「ターゲットと言えばな」
吉川アメリー:「私は今追ってる奴がいる」
ダスティン:「ワァッツ? 誰だい?」
大柳早苗:「そうだったんですか」
白上束:「……あなたも?」
吉川アメリー:「大柳も会っただろう。あいつだ」
大柳早苗:「へ?」
吉川アメリー:「“リプレニッシュ”」
ダスティン:「・・・・・・・不吉な名前じゃねえか」
大柳早苗:「も、もしかして…さ、さっきのアストラルさんですか!?」
吉川アメリー:「そうだ。アストラルとか名乗ってたな」
白上束:「……どんな人?」
吉川アメリー:「銀色」
GM:長い銀色の髪に、銀の瞳。
GM:衣装は白く、裾や袖の端に白銀をあしらったものでした。
GM:あの姿で日常生活を送っているとは考え難いところでしょう。
GM:白上炬のような例外もいますが。
ダスティン:「そりゃ組織の命令かよ?」
大柳早苗:「だ、だ、ダメですよぉ!命の恩人なんですからぁ!」
吉川アメリー:「『母』の命令だよ。私も詳しいことは知らん。教えてくれねぇしな」
大柳早苗:「と、ともかく良くないですよぉ…アストラルさんいい人だったじゃないですか……」
大柳早苗:「それに…私の友達なんです……」
吉川アメリー:「あ……そっか。友達だったよなお前ら」
大柳早苗:「そうなんです…な、なんとかマケてもらえませんか……」
ダスティン:「フー・・・いつになったら独立するんだい、アメリー?・・・っと・・・悪い、批判する気はねえんだ。殺さないでくれ」
吉川アメリー:「独立出来るもんならしてみたいね」
ダスティン:「だが、そいつが何か知ってるってのは確実そうだ。探してみる価値はあるね。どんなボンクラだとしても」
大柳早苗:「それはそうかもしれないんですけど…この2人が会ったら……うーんうーん…」頭を抱えている
吉川アメリー:「私は正直あいつと戦いたくはないな。なんせあの幻獣を一撃でのしちまったしな。私に勝ち目はねえよ」
吉川アメリー:「それに、だ」
吉川アメリー:「母親の命令を聞いてるのもうんざりなんだよ」
吉川アメリー:「独立できるかは知らんが反抗くらいしてみてもいいだろうよ。キャハハ」
白上束:「……母親」
大柳早苗:「よ、よかったぁ…最悪のパターンにはならないみたい……」
ダスティン:「そうこなくちゃ。結社なんてボンクラの集団だぜ。なんならうちの事務所に・・・まあ、そりゃ後でいいか」
ダスティン:「とにかく、こっちにゃ情報が足りてねえ。そいつを埋めなきゃな」
白上束:「……羨ましい」聞こえないくらいの声音で、呟く。
大柳早苗:「……?」
GM:ではその時、
GM:ダスティンさんの懐の携帯電話が鳴ります。……持ってますか?
ダスティン:あ、じゃあ取りますw
西方:「西方だ。突然すまない」
ダスティン:「Hi、どうした? ドラゴンとでも出くわしたか?」
西方:「今、M総合大学に来ていてね……少々面白いものを見つけた」
ダスティン:「ユニヴァーシティ? なんだい、カクタンの角かい?」
西方:「大きな図書館はないものだから、もしかしたら、と思ったのだが……著者不明のレポートだが、何か関わりがあるかもしれない」
ダスティン:「・・・資料か。そいつはいい。あたってみてもよさそうだ」
西方:「何人か寄越せるようなら、検証に来てみてほしい。私はここでもう少し調べてみる」
ダスティン:「オーケー!すぐいくぜ!・・・みんながよければな?」
GM:というわけで、次以降のシーンは
GM:これまでのように町中を探索する他、
GM:西方先生のいる大学にも向かうことができます……といか
GM:これは登場人数が分散した場合の説明用の処理ですね。
ダスティン:みんなにいまの話を伝えます。
GM:アメリーちゃんにも伝えますか?
ダスティン:アメリーちゃんにも伝えます。
GM:男気!
ダスティン:ダスティンは頭の悪い魔法使いなのだ。
GM:精神一番高いというのにw
ダスティン:「・・・ってことだ。分業制は近代の恩恵だな。好きな調査方法を選べよ、小娘ども!いや、先生がた!」
大柳早苗:「大学の図書室ですかぁ、意外な所に手がかりがありましたね」
白上束:「……」頷く。
吉川アメリー:「へえ」
GM:ちなみにアメリーちゃんは、
GM:『世界魔法』の事について知らされてもいません。
吉川アメリー:一人だけ情弱だ
白上束:大丈夫!こっちも知らないから!
吉川アメリー:お母さんめ。何で教えてくれないんだああああ
GM:今回のミッションについての情報はただ、“リプレニッシュ”の存在とその外見情報。
GM:そして妨害勢力の存在のみ。排除する敵についてしか知っていない。
吉川アメリー:了解です。
GM:では、喫茶店で行う会話は他にありませんでしょうか……?
GM:共有したい情報や絡みたいキャラがいれば、早めに話しておいてもいいかも?
ダスティン:じゃあ、アメリーに一言だけ。
ダスティン:「結社とはさっさと縁を切った方がいい。気づいたら地獄に落とされてたなんてことがあるぜ」
ダスティン:といって、こっちの持つ情報をメモ書きにして譲渡します。PC間情報格差は害悪あるのみ!それを解消する!
大柳早苗:「ダスティンさん……」
吉川アメリー:「……」黙り込もう
大柳早苗:(例えそうだったとして…組織からは逃げられても…血の繋がりからは……)
大柳早苗:「……」
大柳早苗:(私もそうか…)
大柳早苗:「はぁ…」ため息ついてます。

Middle:03-b

GM:……それでは、一度解散した後。
GM:ダスティンと大柳は、作戦行動のために散り……
GM:そして、吉川が残される。
GM:束ちゃんは彼女についていても、ダスティン達についていっても構わない。
白上束:じゃあ残ろう!
白上束:ひとりぼっちはさびしいもんな
GM:では2人で、再びあてもなく街を。
GM:優しい……まるで魔法少女のようだ……
吉川アメリー:ありがとう・・・
GM:空はやや藍色を帯びてきている。夕暮れも近い。
黒鼠:「……アメリー」
GM:歩くアメリーの足元から、声が聞こえる。
吉川アメリー:「なんだ」
GM:彼女と……ある人種以外には、聞こえない声が。
GM:《シークレットトーク》。
黒鼠:「さっきの話……はぁ」
黒鼠:「まさか、本気にはしないわよねぇ……アメリー?」
吉川アメリー:「どうだかね」
白上束:「……」
黒鼠:「あなたは有能よ。けれど私がいなければ、半端な屍術使いでしかない」
黒鼠:「『結社』の手は長い……はぁ」
黒鼠:「反抗の無意味さは、何度も、言って聞かせたわよね? ……アメリー」
吉川アメリー:「じゃあ」
吉川アメリー:「……じゃあ本当のことを言ってくれ」
吉川アメリー:「何故隠す」
吉川アメリー:「何故教えてくれない」
吉川アメリー:「私はお前のただの駒なのか?」
黒鼠:「お母さんはいつでも……あなたのことを、大事に思っているでしょう、アメリー?」
黒鼠:「…………。知ることは、魔術に深く入り込むということだわ」
黒鼠:「お母さんは、あなたが危機に巻き込まれることを望んでいないの……秘密で居ることは、安全で居ること」
黒鼠:「こうして、知らないままに糧を得られること。それは多くの魔術師が得ようとして得られない、幸運なの」
吉川アメリー:「……じゃあなんで私を魔女にしたんだよ」
黒鼠:「………」
吉川アメリー:「私は……普通に生きていたかったのに」
GM:無論一連の会話は
GM:束ちゃんにも聞こえています。《シークレットトーク》なので。
白上束:でも積極的に話さないからなあw
黒鼠:「いずれ、お母さんの言っていることが分かる時が来るわ」
黒鼠:「……いずれ」
吉川アメリー:「………」
黒鼠:「待ちなさい。今は……不満もあるでしょうけれど、待つときなのよ。アメリー」
黒鼠:「いいわね」
黒鼠:鼠は排水口の隙間に体を隠す。“ミュンヘン・ハンドブック”の触手はこの街の深くまで張り巡らされている。
白上束:「……」
吉川アメリー:「……行こう、白上」
白上束:「……うん」
白上束:「……大丈夫だったの?私聞いて」
吉川アメリー:「かまいやしねえよ。何処にでもある家庭の事情さ。娘が反抗期って言うな!」
白上束:「……無いよ。何処にでもは」
吉川アメリー:「……ん?」
白上束:「……反抗期って、反抗する相手が要るんだよ」
白上束:「……ん。忘れて」
吉川アメリー:「あ……もしかして…………わるい」
白上束:「ううん」
白上束:「……行こう?」
吉川アメリー:「ああ。どっか行きたいところあるか?」
白上束:「……お店。裁縫のお店」
吉川アメリー:「お、いいな。じゃあ行こうぜー!」
白上束:「うん」
GM:シーン終了としましょう。
GM:ロイスや購入がございましたらどうぞ。
白上束:同業者/大柳早苗/感謝:○/無関心/ロイス
吉川アメリー:裁縫の店でボデーアーマー買う!
吉川アメリー:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 8[1,3,4,5,5,8]+5 → 13

白上束:あとメアリーのロイスのN感情を嫉妬に変更したいです。
白上束:アメリー
GM:おお!
吉川アメリー:嫉妬されてしまった!
大柳早苗:同行者/吉川アメリー/共感○/憤懣/ロイス
白上束:アームドスーツ。
大柳早苗:さあて…次購入されてえ奴はどいつだァ!?
白上束:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,1,5,8] → 8

大柳早苗:しかしすでに限界だぜ砂は使えない
大柳早苗:アームド買います?
白上束:欲しいです
大柳早苗:では行きましょう。アームド
大柳早苗:3dx>15
DoubleCross : (3R10[10]>15) → 8[1,6,8] → 8 → 失敗

白上束:待機せずに支援が受けられる
GM:そこまで考えて……大したやつだ
大柳早苗:ぐぬぬ……ここは7使っちゃうか
大柳早苗:使用!購入!
大柳早苗:で、白上さんにパスだ。
GM:いいのかな?貴重な黄金をそんなに使って……
白上束:じゃあ喫茶店で服も弄られたことにしよう。
大柳早苗:私のほかにもいるのだよ…金の使い手がね…
GM:大柳さんはなんでそんなにアイテムをいじるんだろうw
大柳早苗:あとは任せた…(侵食的な意味で)
GM:束ちゃんなんて初対面に近いのにね
大柳早苗:そういう術体系なんですよ!
大柳早苗:チャクラの巡りが悪いと口を挟まずにはいられない。
GM:チャクラ鍋奉行みたいなものなのか
大柳早苗:た、たぶん
GM:では、とりあえずシーン終了。
大柳早苗:はーい

Master scene:02

GM:フェンスの上に立って、また今日も街を見下ろす。
GM:夜が近づいてきている。――魔法が解ける夜。
GM:制服のスカートが風になびいて、今日の残り香を吹き流していく。
“リプレニッシュ”:「……白上さん」
“リプレニッシュ”:「お母さん、いないんだ」
GM:周りのみんなのことを知っていたはずだったのに。
GM:私は……あの子を幸せにできるだろうか。
“リプレニッシュ”:「……『アーカーシャ』」
GM:5枚のカードを散らすと、吹きすさぶ風は銀色になって、
GM:私は変身する。
GM:……手には幻影を打ち倒すロッド。空を自在に駆ける衣装。
GM:あらゆるものを手にできる、それが私の『魔法』。
“リプレニッシュ”:「……けれど」
“リプレニッシュ”:「白上さんのお母さんは……出せないんだ」
“リプレニッシュ”:「わたしの、お母さんも――」
GM:薄緑色の光が散る。私は……幻影を倒す。世界の不幸せを打ち消すための魔法。
GM:それが――

Master scene:03

GM:正確な立方体を成す部屋は、燃える香薬の緑の光をチリチリと反射している。
GM:先ほどから聞こえるノイズ混じりの声は、中央に置かれた鉱石ラジオからだ。
ラジオ:『ザザザザザ……“ミュンヘン・ハンドブック”』
ラジオ:『ザザザ……盟約に従い、その学徒の名を明かす』
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……それはどうも、先生」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「この市は既に掌握している……けれど……はぁ……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「万全を期したい……。それに、『結社』の魔術師が他にも潜んでいる――となると」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「私もやり方を変えなくちゃあいけない……」
ラジオ:『……君は熱心な学徒だ。ザザザ……“ミュンヘン・ハンドブック”』
ラジオ:『君のその地で「行使者」の段階にある学徒は一人』
ラジオ:『“サイドリアル”』
“ミュンヘン・ハンドブック”:「“サイドリアル”……といえば、混沌魔術(ゾス・キア)。危険ね……」
ラジオ:『ザザ……運行は……星の導き…………ザザザ……我らと共に……』
GM:ラジオの声がノイズとともにかすれて消える。
GM:――と、同時。
“ミュンヘン・ハンドブック”:「誰」
GM:後ろから影が差している。完全な密室であるはずのこの部屋の中に。
GM:それは一瞬で……ここに何者かが『現れた』事を示す。
“サイドリアル”:「話は聞いた」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「“サイドリアル”。結社の盟約を、果たしに来たのかしら」
“サイドリアル”:「そう考えてもらっていい」
“サイドリアル”:「この状況は、私にとっても不本意である」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「しかし、予想外だったわね……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:振り向きつつ語る。「“サイドリアル”の姿がまさか……それとも魔術義体かしら?」
“サイドリアル”:「……」
“サイドリアル”:「手を貸そう、“ミュンヘン・ハンドブック”」
“サイドリアル”:「……『世界魔法』に近づくものを、消去する」

Middle:04-a

GM:セッション二日目開始となります。
白上束:ひゃっはー!
ダスティン:押忍!
GM:前回は、それぞれの目的で動く4人が一度合流し、
GM:アメリーは『世界魔法』なるものがこの市で動いていることを知った。
GM:ダスティン達は、西方が大学で何かを掴んだことを知った。
GM:これを踏まえて、登場希望の方は登場してください。
GM:シーンによっては情報収集がございます。
白上束:最安値の私めが出ましょうか
大柳早苗:ふふふ…
GM:束ちゃん!だけでいいですかね?
大柳早苗:この浸食値では!出れぬ!
白上束:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 2[2]+59 → 61

ダスティン:こっちも出よう!
吉川アメリー:情報収集があるのなら・・・!出る!
ダスティン:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 6[6]+67 → 73

吉川アメリー:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 10[10]+64 → 74

吉川アメリー:ぐわああああ
ダスティン:高まってきた!
GM:ふーむ、3人を同時に登場させるのはなかなか難しいものがある……ので、
GM:ダスティンさん/白上さん+アメリーさん というような感じで
GM:進行しましょうかね。もちろん情報収集はあります
ダスティン:あっ、そうか。じゃあ別行動してたということでお願いします。
GM:あ、もちろん参加者の方で何かビッグアイデアがあればそれを採用しますよ!
ダスティン:私にはなにもアリマセーン!
白上束:まあ距離の制約は突破できるので、お使いはできます。
GM:ではダスティンさんは前のシーンで得た情報を元に
GM:M総合大学へと向かいました。西方先生に会います。
ダスティン:ハイ!

M総合大学 図書館 地下書庫2階

西方:「呼びつけて申し訳ないね、ダスティン氏」
GM:西方は持ちだしたパイプ椅子に座り、
GM:資料を平積みにして内容を吟味している。
ダスティン:「ヤー! 待った?瞬間移動できなくてさあ」
ダスティン:「で、何を見つけたってわけだ」
西方:「……あの喋り方はやめたようだね」
ダスティン:「うん。ま、事情が変わっちゃって。別に構わねえだろ?」
西方:「もちろんだ。本題に入ろう……。このレポートを見てほしい。タイトルは薬学に関する論文だが――」
ダスティン:「なんだ、薬? ヤバイ薬で俺たちがみんな幻覚みてたって言いたいのかい」 覗き込もう!
西方:「……先ほどの民家で、情報を交換した時。大柳くんが言っていた事が少し気にかかってね」
西方:「彼女を助けた『銀色の少女』が、“アストラル”を名乗ったという……西洋オカルティズムの用語だね。しかも魔術と関係が深い」
西方:「あるいは、何らかのキーかもしれないと思い……市内の図書館や大学で、蔵書の見出しに検索をかけた。『Astral』。」
ダスティン:「生命構成要素の一つだな。面白ェ」
西方:「このレポートの要旨には、全く内容と脈絡のない『Astral』の単語が含まれている」
西方:「学生の提出したレポートであれば、多少の誤字程度を見逃してしまう事もあるだろう。それにしても……」
ダスティン:「ふうん? 暗号化でもされてんのかよ、古典じゃねえんだから」
ダスティン:「薬学でアストラルなんて、サイキック・ドラッグでも作ろうとしない限り出てこないね」
西方:「……まさにそうだと、私は見ている。このレポートの文章構成はやや不自然だ」
西方:「魔術系の知識に属する、何らかの暗号化がなされているのではないかと――そのために君に来てもらった」
ダスティン:「・・・・・・なるほど。ドクター・西方、ここにある本、ざっと目ェ通したの?」
西方:「一応は通しておいた。表向きの『薬学のレポート』に関係する書物まで見てみたが」
西方:「今のところ、ヒントらしきものはない。やはり暗号を解くしかないのかもしれないな」
ダスティン:「・・・・ドクター、あんたアカデミーで勉強すれば、すぐにアデプトになれるよ。オススメしねえけど」
ダスティン:「ま、いいや。ちょっと読み込んでみるか」意味もなく腕まくりしました。
GM:それでは情報収集ターンとなります。
GM:暗号について 〈情報:オカルト〉〈情報:FH〉〈知識:魔術〉 難易度11
ダスティン:はい!
ダスティン:知識:魔術が一番可能性が高い!これでやります。
ダスティン:ダイスボーナスものって、ダイス6個のスキル4!
GM:グレートだぜ
ダスティン:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 8[1,1,3,5,8,8]+4 → 12

GM:さすが!
ダスティン:((よかった・・・暗号って苦手なんだよなぁ〜〜〜〜ッ))
GM:ダスティンの魔術知識は、ナントカしてレポートに隠されたメッセージを看破しました。
GM:書庫と書棚の位置が暗示されている。恐らく、その示唆された位置に……
GM:非合法的に、次の資料が隠匿されている筈だ。
ダスティン:「オーケー。・・・くそ、スタンプラリーでもさせようってか?」
西方:「場所はこの大学で間違いなさそうだね。地下一階か……」

M総合大学 図書館 地下書庫1階

西方:「……学生論文ではなく、資料や年鑑の書棚だね、これは」
西方:「見つかったかね?」
ダスティン:「図書館ってのは苦手だな。本に居心地のいい空間は、人間にとってもそうとは限らねえ」
ダスティン:ぺらぺら喋りながら該当の場所を探そう!
GM:ダスティンさんは、指定された書架の一冊……古びた工業年鑑のケース内に
GM:別の資料が束になって入っていることを知るでしょう。
ダスティン:「おっと・・・ビンゴ!」
ダスティン:そいつを手に取るとしましょう。
西方:「ふむ……見せてもらおう」
西方:「…………」
西方:「……これは」西方の顔色が変わる。
ダスティン:「・・・・・ワ、ワッザ?」
GM:一方、ダスティンには、どのような研究であるかは一見して分からない。
GM:まるで、『西方の側の専門』であるかのような反応だ。
西方:「……ダスティン氏。『スリーパー計画』というものを耳にしたことは?」
ダスティン:「本読むと頭痛くなるんだ・・・って、スリーパー?共産圏のサイキックか何かか?」
西方:「サイキック、という意味合いならば間違いではないかもしれない」
西方:「我々が『オーヴァード』と呼ぶものについての研究のことでね……ファルスハーツ、という機関は知っているかな」
ダスティン:「ああ。面倒な研究者がいっぱいいるとこだろ? ジーザス!」
西方:「フ……確かに。その面倒な研究のひとつ……到達例として『スリーパー計画』なるものが存在していた」
西方:「例えば君たちは、戦闘時にワーディングと呼ばれるエフェクトを展開するが――」
西方:「『スリーパー』は、オーヴァードでありながら……そのワーディングに引っかかることはない」
西方:「通常時はその能力を、催眠やその他の応用による暗示で『休眠』させているためだ。故に『スリーパー』」
ダスティン:「・・・そういうことか。スパイか暗殺にでも使おうとしてたのか?」
西方:「今となっては分からないがね。使おうと思えば、そのような事にも使えた。危険な研究だよ」
ダスティン:「で? 今回の件は、そいつが絡んでるって?」
西方:「そうかもしれない。魔術からはじめて、この『スリーパー』が出てきた……」
ダスティン:「なんのクロスワードだよ。次のワードはなんだよ?」
西方:「……フフフフ。興味が湧いてきたようじゃあないか」
ダスティン:「その様子じゃ、次の手がかりは掴んでるんだろ、ドクター!」
西方:「『世界魔法』。それが何か大それたトリックに過ぎないとすれば、必ず仕掛けが存在する」
西方:「資料に関しては、もう少しばかり私も調べてみる。ダスティン氏は……『銀の少女』について追跡して貰いたい」
ダスティン:「同感だ。大層な仕掛けは、ちょっとした歯車で動いてるもんだ。・・・オーケー。銀の少女だな?」
ダスティン:「魔法少女とはふざけてやがる」

GM:では、大学を後にしたダスティン。
GM:判定をしてもらいます。〈知覚〉で難易度7。
ダスティン:知覚・・・!
ダスティン:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[1,3,10]+5[5]+1 → 16

GM:すごいwww
ダスティン:完璧な魔術結界なのだ!
GM:では、眼前の路上……何かが世界の表層の下で動き出した、その気配を察知する。
幻獣:「 」ボコ ボコ
ダスティン:「ウェイ、ウェイウェイウェイ・・・・!
GM:時刻は黄昏時。だが、空の色が異常だ。
GM:赤と紫の、真っ直ぐなラインが空を走り――
GM:町並みの色がオーロラのように輝いている。
ダスティン:「ジーザス! 嘘だろ。これが魔法だってか!?」 防御態勢をとり、遁走の構え
幻獣:「 」ボコ……!
ダスティン:相手にしないで逃げようとします。囲まれてなければ・・・!
GM:浮かび上がる泡。中にうっすらと透けるシルエットは、パズルめいている。
GM:それでは、逃げようとしたその時。
GM:発生したばかりの幻獣は、突如、爆発四散する。
ダスティン:「・・・・ワァッツ?」
“リプレニッシュ”:「帰って……。正しき、位相へ」
GM:ロッドを片手に構えた『魔法少女』だ。
GM:“リプレニッシュ”――大柳の言では“アストラル”。
“リプレニッシュ”:「……大丈夫でしたか!」
ダスティン:「オイ、オイ、オイ。なんだそりゃあ? そりゃ俺は大丈夫だが、そういうアンタは」
ダスティン:「その杖、あんたのデザイン?めちゃくちゃだな!あんたが大丈夫?」
“リプレニッシュ”:「わたしは、平気……。この格好は、その」顔を赤くする。
“リプレニッシュ”:「戦うには……これを呼びださなくちゃあならなくて」
ダスティン:「自作なら悪かった。だが次からそのマーケットには寄らない方がいいぜ」
ダスティン:「ちなみにあんたにインタビューしたいけど、時間ある?」
“リプレニッシュ”:「えっ、あの……」
ダスティン:「うまいハンバーガーの店があるんだ。マクドナルドっていうんだけどな」
ダスティン:「俺クーポン持ってるから飯食おうぜ!」
“リプレニッシュ”:「そんなこと言ってきた人、はじめてです……。でも、ご飯とかはちょっと……」
“リプレニッシュ”:「こ」「こんな格好だし」
ダスティン:「気にするな、ヴィーナス像はもっと大変な格好してるから」
“リプレニッシュ”:「それに、また……あんな幻獣が現れるかもしれない。この魔法の時間はそう長くはないけれど」
ダスティン:「時間制限?それが制約なのか」
“リプレニッシュ”:空に浮かぶ色彩の帯を見上げる。色は先ほどの赤と紫から、青と緑に変化している。
“リプレニッシュ”:「幻獣が現れる『時間』があります。大きな幻獣が出てくるのは、今――」
ダスティン:「・・・・ワーオ。そいつはサイケデリックなやつがデザインした魔法だな!」
“リプレニッシュ”:「だから今は、わたしがみんなを守らないといけない」
ダスティン:「守るって、あんた、元凶が何か知ってんのかい?」
“リプレニッシュ”:首を振る。
“リプレニッシュ”:「わからない。あれがどこからやってきて、どうして人間を襲うのかも」
ダスティン:「フーゥ・・・・守る方はできても攻める方はさっぱりってわけか。それじゃキリがなーな!」
“リプレニッシュ”:「……あなたは? すごく変わった光体を感じる……まるで魔法使いみたいな……」
ダスティン:「ビンゴ!いい視力してるな。大魔法使い、ダスティン先生だ。あんたの名前は?」
“リプレニッシュ”:「“アストラル”」
“リプレニッシュ”:「……」目を伏せる。「『プリティヴィ』――」 手に持ったロッドが、一瞬にして銀の光とともに消える。
“リプレニッシュ”:「また、新しい幻獣が出る」 さらに指が空を切ると、サーベルのような剣が空間から現れる。
ダスティン:「”アストラル”。ジャジーな名前だ。・・・幻獣狩り、手伝おうかァ?」
“リプレニッシュ”:「……大型の幻獣は……『向こう』の武器の他の攻撃を、ほとんど通さない。わたしひとりでやります」
“リプレニッシュ”:「……でも、ありがとう! 魔法使いの先生」振り返って、微笑む。
ダスティン:「・・・ひとつだけ教えておこう。魔法使いに礼なんて言うもんじゃないぜ!」
“リプレニッシュ”:「それでも、ありがとう」
“リプレニッシュ”:「それじゃあ――また!」
“リプレニッシュ”:地面を蹴って、そのまま凄まじい速度で黄昏の空を飛翔していく。
ダスティン:「・・・・空飛べんのかよ。便利だな。しかも『あっちがわ』だって?」
ダスティン:「電話番号さえわかったら、ヴォイニッチ手稿の作者に連絡するんだが・・・ファック!」
ダスティン:見送ろう。
GM:では、ダスティンさんはここで終了。ただしこの後のシーンにも乱入は可能です。
ダスティン:はーい!

Middle:04-b

GM:――翌日。M市北高校。
GM:白上束は、この日もいつもと同じように……上履きに足を通す。
GM:昨日は様々な出会いがあった。この街で何かが起ころうとしているのだろうか。
白上束:「……」
上田紗奈:「……白上さん!!」
白上束:「……」振り向く。
白上束:「おはよう」
GM:上田紗奈だ。だがいつもと違って、やや表情に疲れが見える。
上田紗奈:「うん。おはよう」
白上束:「……寝不足?」
上田紗奈:「あのさ……ひとみちゃん、昨日ずっと探してて」
菫ひとみ:「……」上田紗奈の影に隠れるように、菫ひとみが覗く。
菫ひとみ:「おはよう」
白上束:「……!」
白上束:「おはよう」
上田紗奈:「あはは、お父さんが急病で、だから誰にも言わずに早退しちゃったって……」
上田紗奈:「……夜まで探しちゃって。無駄に走り回っちゃった、わたし」
白上束:「……よかった」
菫ひとみ:「……」コク
吉川アメリー:ではそこに登場しよう。
吉川アメリー:「おう白上、おはよー」
白上束:「おはよう」
上田紗奈:「吉川さん。ひとみちゃん見つかったよ」
吉川アメリー:「え? ……てーとそいつがひとみ?」 クラスは違うのだ。
菫ひとみ:「……!」
菫ひとみ:「……おはようございます」ペコ
白上束:「うん」
吉川アメリー:「よかったじゃねーか!」白上さんの肩をバンバン叩く。
吉川アメリー:「ひとみもアレだ、友達に心配させるんじゃねぇぞ!」
上田紗奈:「よかったねえ」
白上束:「うん、よかった」態勢を崩しかけつつ。
上田紗奈:「でも……白上さん。どうしてひとみちゃん探してたの?」
上田紗奈:「何か急ぎの用事があったなら、言ってくれれば……」
白上束:「急に、居なくなっちゃったから」
白上束:「理由が知りたかったから」
菫ひとみ:「……」
上田紗奈:「心配してたんだね」
上田紗奈:「ね、それじゃあひとみちゃんも見つかったんだし。教室に行こう」
白上束:「ん。またね」アメリーに手を振る。
吉川アメリー:「ああ。じゃあなー」手を振る。

Middle:04-c

GM:それでは、シーンプレイヤーは白上さんと見なして
GM:昼休みまたは放課後、好きな人間と会うことができます。
GM:ダスティンさんもシーンに登場しているため、学校を終えてダスティンさんに会いに行くことも可能。
白上束:ひとみちゃんと二人で話できます?
白上束:部活の話とかそんな体で。
GM:いいでしょう。ただし、校内で話をするなら
GM:アメリーちゃんはいつでも乱入可能とします。
GM:それではロケーションは白上さんに任せます。ひとみちゃんと2人のシーン。
吉川アメリー:了解
白上束:授業後、連れ立って部室に向かいがてら話します。
菫ひとみ:「……」トコトコ
白上束:「……昨日」
白上束:「……どうしたの?」
菫ひとみ:「お、驚いたから」
菫ひとみ:「白上さんが……魔術師で」
白上束:「ううん。陰陽師」
菫ひとみ:「……何かを調べているの?」
白上束:「何か?」
菫ひとみ:「『何か』」紫色の瞳が、白上を覗きこむ。
白上束:「……何かが、あるの?」
白上束:真っ直ぐ見つめ返す。
菫ひとみ:「それは言えない……知らないなら、それでいいの……」ふと、窓の外を見る。
菫ひとみ:「……!」
白上束:「……?」
GM:遠く、ビルの屋上の貯水槽が青色に脈動している。
GM:現実を侵蝕するような異形の兆候。これは……
菫ひとみ:「『幻獣』……!
菫ひとみ:ポケットの中からカードを取り出す。以前白上が見たものと同じ、奇妙なアルファベット一文字が書かれたカードだ。
白上束:「……また」
白上束:枝を取り出し、構える。
GM:だが、発生しつつあった異変は――
GM:              ――カ ッ !!
GM:下から飛来した、銀色の光に切断されて霧消する。
白上束:光の発生源に飛べます?
菫ひとみ:「……“リプレニッシュ”!!」
GM:飛べます。だが同時に、菫ひとみも霊気化して
GM:白上と同時に、屋上へと到達する!
白上束:「天」「乾」
“リプレニッシュ”:「……し」 空中に静止する“リプレニッシュ”が、現れた白上を見下ろす。
“リプレニッシュ”:「白上……さん……」
白上束:見覚えは、ありますよね?
GM:あります。髪や眼の色は違いますが、間違いなく上田紗奈。
菫ひとみ:「……盟約に従い、“リプレニッシュ”――」
菫ひとみ:「『結社』アデプタス・マイナー。“サイドリアル”が、」パタパタパタ
菫ひとみ:「あなたを抹殺する。」
白上束:「……何、してるの?」
“リプレニッシュ”:「そんな……」
白上束:「……抹殺?」
吉川アメリー:「って……えー!なんでお前らがいるのーーーー!!」登場!
菫ひとみ:「“ミュンヘン・ハンドブック”の使いね。話は聞いている」
吉川アメリー:(どういうことだよ……また私だけ何にも知らされてねぇのかよ……)
菫ひとみ:「……標的は彼女ひとり。白上さんは巻き込まないで……」
白上束:「……お願いが、あるんだけど」
“リプレニッシュ”:「う、ううっ」「ああ」
白上束:「……欲しい。説明が、欲しい」
吉川アメリー:「………」
吉川アメリー:「私も説明が欲しいところだな」
菫ひとみ:「……この街で発動している『世界魔法』を封印する」
菫ひとみ:「『幻獣』はその魔法の副産物。“リプレニッシュ”を……彼女を殺すことが」
菫ひとみ:「私とあなた。魔術の秘奥を守るべき、『結社』の魔術師の盟約。それが全てよ」
吉川アメリー:「そりゃ初耳だな」
白上束:「……殺さないと、駄目なの?秘奥がそんなに大事?」
白上束:「……分からない。白上には秘奥は無いから」
菫ひとみ:「分からなければ――」「それが幸せよ」一瞬にして屋上から消える!
“リプレニッシュ”:「ぐうっ!」飛行能力で距離を取ろうと試みた“リプレニッシュ”が叩き落され、屋上に墜落する!
菫ひとみ:いつの間にか“リプレニッシュ”の真上に移動していた菫ひとみが、その後に続いてゆっくりと降り立つ。
吉川アメリー:「………母さんと同じ事言ってやがる」つぶやく
菫ひとみ:「……あなたは、手伝わないの?」
吉川アメリー:「………」
吉川アメリー:「………ない」
“リプレニッシュ”:「白上さん!……ひ、ひとみちゃん。わたし……わたしは……!」
“リプレニッシュ”:「けほっ、ご、ごめん……ごめんね……」
“リプレニッシュ”:「隠していて……ごめん……」
白上束:「……ううん。聞いたこと、なかったから」
吉川アメリー:「手伝いたくない」
菫ひとみ:「何を……言っているの」
吉川アメリー:「そいつは命の恩人なんだよ。ついでに白上と大柳の友達だ」
吉川アメリー:「友達の友達に手なんて出したくねえよ!!」
吉川アメリー:「もう嫌なんだ!こうやって!何も知らずに誰かを傷つけたりすんのはッ!!」
黒犬:「――駄目よ。アメリー」
GM:音もなく、大きな黒犬が屋上へと降り立つ。
黒猫:「あなたは有能なのだから……あなたならできるわ」
吉川アメリー:「いいや出来ないね」
:「この仕事も、きっとあなたのためになる事よ。アメリー」
黒鼠:「やりなさい。さあ」
“リプレニッシュ”:「……っ、……」
吉川アメリー:「いやだ」明確な反抗の意志
菫ひとみ:「……どうして! 魔術師の誇りはないの!」
吉川アメリー:「そんなもんあるわけねぇだろ」
吉川アメリー:「私のこの力は……何のためにあるんだよ……」
吉川アメリー:「今まで何のために使ってきたんだ……」
白上束:「……じゃあ、私のために使って」
吉川アメリー:「……」
吉川アメリー:「白上」
白上束:《ワーディング》を展開。「……私は、友達と友達が戦うのが嫌」
白上束:「だから、止める。止めさせる」
白上束:「……暇?手伝ってくれる?」
吉川アメリー:「……ハハ!」
吉川アメリー:「暇だよ!察しの通り暇だ……!」
ダスティン:こっちも、ワーディングの気配を感知し、嵐とともに出現したい。
大柳早苗:ワイもや!
GM:じゃあダスティンさんは
GM:それ以前に、『別の敵』と闘いながら登場してもらいます。
GM:もちろんジェラド・セジウィックだ!乱戦中にワーディングを察知した感じで
GM:到着してください!
ダスティン:ハーイ。
ダスティン:「――まさしく、魔術師の誇りってやつは! 畜生!」 嵐の結界で防御しながら、ほとんど落下気味に登場!
ダスティン:「汝の欲するところをなせ、それが汝の法とならん、ってやつだな。おかげでこんな目にあってる!」
ダスティン:「悪い、新手連れてきちゃった。HAHAHAHA!」
ジェラド:「ハッハァーッ!! ダァ〜〜〜〜スティ〜〜〜ン!!」
ジェラド:「おいおいおい、この前より大勢のパ〜〜ティーじゃあねえかァー!? 嬉しいぜェおい!!」
吉川アメリー:「最悪だな」
GM:大柳さんも登場どうぞ!侵食率をあげてください。
大柳早苗:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 10[10]+73 → 83

大柳早苗:ぎゃああーっ!
吉川アメリー:大変だw
GM:ひどいww
大柳早苗:さようならみなさん……
ダスティン:ああっ
白上束:いいやつだった……
白上束:ここで首をもがれるまでは……
大柳早苗:大柳さんは普通に屋上に通じる扉からのたのた入ってきたい
ダスティン:「だからお前は呼びたくないんだって。エブリワン、元気ィ? 吉川のバァさんもご苦労さん!」
黒犬:「……信じられないわね、“ジャイヴ・ウェイヴ”」
黒犬:「あなたがまだ、のうのうと物質世界に生きていることが……はぁ」
:「仕方がないわ。切り札を一枚」   「――切るしか、ない」
大柳早苗:一触即発の空気の中、がちゃっと
大柳早苗:普通に屋上に入ってくる
GM:では扉から入ってきた大柳さんは
GM:背後に途轍もなく冷たい、異様な魔術の気配を感じる。
大柳早苗:「うぎゃあ!?」
ダスティン:「あんたはとっくに干からびてると思ったよ。・・・あ、大柳、さっさとこっち来い!」
???:ずちゃっ。ずちゃっ。
大柳早苗:「な、なんですかぁ今の……」
大柳早苗:「っていうか…ど、どういう状況なんですかぁコレ……??」
黒猫:「香液に漬けた、2年ものの術式屍人よ……」
大柳早苗:「は、はいぃ!」
黒鼠:「能力は私本体と遜色がない」
大柳早苗:ダスティンさんの影に隠れる。
ダスティン:「エッ?俺の影じゃなくて、あっちにもっと強そうな女子がいるじゃん・・・!」
大柳早苗:「こ、来いって言われたんで……だ、ダスティンさん守ってください……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「つまり――」 大柳の背後から現れる。薬草が全身に絡んだ、黒ずんだ木乃伊だ。
“ミュンヘン・ハンドブック”:「『結社』のアデプタス・マイナー2人が、あなた『達』を始末することになる」
大柳早苗:「ぎゃあああ!?」
吉川アメリー:(いつものフェティッシュ市場で買ってきたやつじゃないよあれ……最悪だ……)
“ミュンヘン・ハンドブック”:「“リプレニッシュ”。“ジャイヴ・ウェイヴ”」
ダスティン:「逃げ回ってきたところが、自分から首を突っ込んじまうとはね」
吉川アメリー:「悪いなダスティン」
ダスティン:「いやー、こちらこそ・・・アホを一名連れてきちゃって・・・」
大柳早苗:「な、なんだかよく分かんないんですけど……」
大柳早苗:「えっとぉ……とにかく、アメリーさんとアストラルさんは戦わなくて済むん……ですか?」
吉川アメリー:「戦わねえよ。うん。戦わん」
吉川アメリー:「戦うとしたら、白上のために戦う」
大柳早苗:「よ、よかったぁ……」
吉川アメリー:「ついでにダスティンのためにも戦ってやらあ」
大柳早苗:「って、安心する状況でもないっぽいですねー……あはは…ど、どうしましょうこれ」
ダスティン:「さすがアメリー!あとでガムやるよ!ついでにジェラドもぶっ殺していいぜ!」
大柳早苗:「逃げる……は無理っぽいし、話し合いで解決……も、キビしいですよねー……うぅ」
菫ひとみ:「……倒すわ」
菫ひとみ:「私は『結社』の“サイドリアル”」
白上束:「私は、『上田紗奈と、菫ひとみの友達』の、白上束」

Middle:04-d Battle

         ジェラド

          5m

        白上 アメリー
        大柳 ダスティン

      5m
                 10m
   “サイドリアル”
                黒犬 黒猫
             “ミュンヘン・ハンドブック”
                黒鼠 鳥

GM:ミドル戦闘を開始します。
大柳早苗:イエス!
ダスティン:OKデース
白上束:来やがれッ
GM:セットアップだーっ!
大柳早苗:なし!
吉川アメリー:とりあえずなし
ダスティン:もちろん《得意領域》! 
ダスティン:柔軟で精緻な魔法陣が展開される! 73→76
白上束:《万色の檻》。
白上束:61→66
GM:いや、白上さんの前に
GM:行動値的に、ジェラドが先に動きます。
ジェラド:「ダァァァ」「ス」  「ティ〜〜ン」カチャ カチャ カチャ
ジェラド:「待ってたぜェ〜〜、お前との対決をよォ――」
ダスティン:「Ooops! やめろコラ! 結社のみなさん、あいつを先にぶっ殺した方がいいぜ!」
ジェラド:「……『地獄』を見たことがあるか?」
ダスティン:「俺、協力するからさあ!」
ジェラド:《冥界の檻》《奈落の法則》《甘い芳香》《タブレット》。
GM:PCのエンゲージ4人全員が、
GM:このラウンドのあらゆる判定で、C値+1、行動値-8、さらに「硬直」を付与。
白上束:げ、何も出来ん
大柳早苗:おじゃー!?
GM:ハハハ、だから待ったほうが良かったのだ。
吉川アメリー:げー
GM:白上さんはどうするね〜〜っ
白上束:取り消します。
GM:了解しましたw
ダスティン:動けぬが、この程度ーっ
GM:他のキャラクターは行動なし。
:行動値15および12。「鳥」と「黒猫」は待機します。
菫ひとみ:最初は“サイドリアル”の攻撃になる。
菫ひとみ:「……」菫ひとみは先ほどから、屋上の床の上に奇妙な姿勢で寝そべっている。
菫ひとみ:身動き一つしない。不気味だ。
菫ひとみ:「――」
菫ひとみ:「……………『死の姿勢』」 《縮地》《クイックモーション》《緑の鞭》。
         ジェラド   “サイドリアル”

          5m       5m

        白上 アメリー
        大柳 ダスティン


                 10m

                黒犬 黒猫
             “ミュンヘン・ハンドブック”
                黒鼠 鳥
GM:「5」が出た場合ジェラドを選びます。
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 5

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 1

GM:狙うのは、白上、アメリー、ジェラド!結社の敵だ!!
菫ひとみ:《形なき剣》《抜き打ち》《マルチターゲット》《要の陣形》!!
菫ひとみ:当然《バックスタブ》が乗っている。振るぞ!
菫ひとみ:4dx+12
DoubleCross : (4R10+12[10]) → 6[4,5,6,6]+12 → 18

菫ひとみ:ドッジダイスは、合計で……
菫ひとみ:-12個だ!どうだ!
白上束:ば、馬鹿な……そんなお手軽に……
白上束:《クロスアタック》とは何だったのか……
GM:シーン1回ですけどこれw
ダスティン:「セ、先生方!はやいとこ来てください・・・死んじまいます!」必死で指輪に呼びかける。
ジェラド:「……結社のボンクラ共がァ〜〜〜ッ」
ジェラド:当然回避失敗!ジェラドは当たる!
白上束:何もできません。普通に命中します。
吉川アメリー:が、ガード!
GM:アメリーちゃんはどうよ!
GM:了解。ダメージです。
菫ひとみ:2d10+33
DoubleCross : (2D10+33) → 3[2,1]+33 → 36

菫ひとみ:「混沌魔術(ゾス・キア)」
菫ひとみ:「――“原初生命の鞭”」
菫ひとみ:不可視の霊気の鞭が、周囲を抉るように打ち据えるのだ!
白上束:死亡。リザレクト。
白上束:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 1[1]+61 → 62

GM:絶好調だなー白上さん
吉川アメリー:「……うあああ!もう!」クリスタルシールドと言う名の魔法陣を展開する
吉川アメリー:死なない!
大柳早苗:驚異の浸食率格差
“ミュンヘン・ハンドブック”:だがただでは《リザレクト》させてはやらん。《餓鬼魂の使い》。
大柳早苗:ファッ!?
“ミュンヘン・ハンドブック”:白上さんに邪毒LV3を付与!
吉川アメリー:ひどい!
白上束:「……!」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……あなたが、私のアメリーをそそのかしたのかしら?」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「私の……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……どういう死に様になるか、想像もできないでしょう? あなた」
白上束:「うん。私は生きてるから」
吉川アメリー:「白上は関係ないだろ……!!」
ダスティン:「過保護がすぎるぜ、教育ママ。そろそろ子離れしとけよ」
ジェラド:「チィッ……させる……か、クソッ!」
ジェラド:「なんでこう邪魔ばっか入るんだァ!? ハハッ! ふざけやがって!!」
ジェラド:「お前との決着は後だ、ダスティン! 次は―――……」  ガシャン!!
ダスティン:「ジェラド、おとなしく死んでてくれよ・・・お前の大好きな地獄が待ってるよ」
GM:屋上の一角が抉れ、ジェラドとともに崩落する。
GM:130点キャラなので、実際HPはそれほどでもない。ジェラド脱落。
GM:だがこのラウンド中は、重篤バッドステータスは受け続けてもらう!
大柳早苗:「ひ、ひええ……!」
ダスティン:「よし、阿呆がひとり消えた!次は誰だァ?」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……次はあなたよ。裏切り者の“ジャイヴ・ウェイヴ”」
“ミュンヘン・ハンドブック”:行動値9。“ミュンヘン・ハンドブック”の行動。
大柳早苗:「き、来ますよダスティンさん!?」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「娘にも教えていない……私の研究したネクロマンシーを見せてあげる」
“ミュンヘン・ハンドブック”:《エンジェルヴォイス》《癒しの歌》《領域の加護》《要の陣形》。《未知なる陣形》付きです。
GM:対象は、黒犬、黒猫、鳥、黒鼠、“サイドリアル”。
GM:次のメジャーアクションのダイス+2個、C値-1、攻撃力+6だ!
ダスティン:「――相変わらず、ろくでもねえ術を使いやがる」
大柳早苗:「し…死体の気息が……!」
黒犬:行動値9、黒犬!
黒犬:PCにエンゲージして殴ります。1d4。
黒犬:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

黒犬:……ダスティン!死ね!
黒犬:エフェクトは《アタックボーナス》!
ダスティン:「マイガッ!?」
黒犬:8dx9
DoubleCross : (8R10[9]) → 10[2,2,5,6,7,7,8,10]+8[8] → 18

ダスティン:ガードを選択!しかない。
黒犬:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 12[10,2]+16 → 28

黒犬:28点ダメージ。
ダスティン:「防御防御防御!間に合え、das emeth・・・」
ダスティン:12点減らして、16点ダメージ。生存です。
GM:やるな……!だが、忘れてないかな!
大柳早苗:「札!札使ってください!」
“ミュンヘン・ハンドブック”:《餓鬼魂の使い》!ダメージを受けることは致命的ということを!
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……屍体は『媒体』。それが最も有効な使い方よ。“ジャイヴ・ウェイヴ”」
白上束:ダメージ致命的って、
白上束:18は絶対避けれないでしょうw
白上束:C値+1なんだから!
GM:ムッハハハハハ
ダスティン:「Nooooo!無理だって!くそっ!呪詛しやがったな!」
黒鼠:同じく黒鼠がエンゲージ!
                 “サイドリアル”

                 5m

        白上 アメリー
        大柳 ダスティン
        黒犬 黒鼠

                 10m

                黒猫
             “ミュンヘン・ハンドブック”
                鳥
ダスティン:邪毒3。メモっておこう。
大柳早苗:「あわわわわ……」
黒鼠:黒鼠は素で攻撃。狙うのはダスティン以外。
黒鼠:いや、間違えた。白上さんとダスティン以外。
白上束:そんなに邪毒が大事か!
大柳早苗:そんなに邪毒が好きかァアアーッ!
黒鼠:5dx9
DoubleCross : (5R10[9]) → 10[1,1,2,4,10]+7[7] → 17

黒鼠:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2

黒鼠:PC2、PC4が残っているので
黒鼠:対象は大柳さん。
大柳早苗:ぎゃおおん
GM:すいません間違えましたw
GM:アメリーちゃんでした。2、4の順なので。
大柳早苗:ほーっ
吉川アメリー:ガード!!
黒鼠:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 5[4,1]+1 → 6

黒鼠:くそー、全然たいしたことないな
吉川アメリー:0ダメ!
GM:所詮鼠か!餓鬼魂も使えん!
GM:というわけで、手番は行動値1。ダスティンになります。
ダスティン:このままでは命中がおぼつかない。待機します。
GM:了解。手番は行動値0。
GM:PCのその他3人です。
吉川アメリー:私が先に動く!
大柳早苗:やっちまってくだせえよぉーっ!
GM:やれー!殺せ―!
吉川アメリー:「さーてやってやらあ」
白上束:いけー!
吉川アメリー:《熱狂》+《導きの華》+《要の陣形》
吉川アメリー:白兵組攻撃+15 全員達成値+10だぜ!
白上束:ひゃっはー!暴走しちゃる!
ダスティン:やったー!
大柳早苗:ヒャーハハハハハハーッ!
吉川アメリー:「悪いなお前ら!ちょこっとだけ操らせていただく!」
大柳早苗:「な、なんですか!?」
菫ひとみ:「……生者に、屍術を……!」
ダスティン:「きた、きた、きた・・・!これならあの阿呆の地獄でも動けるわけだ・・・!」
“ミュンヘン・ハンドブック”:(……)
白上束:「……うん」意識を自ら弱める。
大柳早苗:「あ、フラフラ…して……き…」
吉川アメリー:「生きてる奴のほうが強いに決まってんだろ!?ああん?」
吉川アメリー:あ、ダスティンさんは熱狂拒否可能
ダスティン:じゃあ、熱狂だけ効果拒否して、導き華のみ受けました。
GM:了解。では大柳さんor白上さんの手番。
ダスティン:白兵仲間はずれ
白上束:どちらからいきましょう?
大柳早苗:白上さんが先にお母さんを撃った方がいいかも
大柳早苗:多分黒犬とかを殴るのは美味しくない
ダスティン:そうですね。カバー役を減らしておきたいし・・・
白上束:いや、カバーと命中率を危惧して、私は
白上束:猫と鳥とサイドリアルを狙う予定です。
ダスティン:あ、そっちですか。いいのではないでしょうか。
大柳早苗:成る程
白上束:先に行きましょう。マイナーで硬直解除。
白上束:《形なき剣》《要の陣形》で、猫と鳥とサイドリアルを狙う。
白上束:2dx@11+10
DoubleCross : (2R10+10[11]) → 10[9,10]+10 → 20

GM:《形なき剣》はドッジ-1個ですね
白上束:コンセ入れればよかった……・
白上束:そうですね
菫ひとみ:ドッジ。
菫ひとみ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,2,8,10]+9[9] → 19

白上束:コワイ!
大柳早苗:あぶなっ
吉川アメリー:あぶねえ
菫ひとみ:《勝利の女神》。回避。
吉川アメリー:ぎゃー
大柳早苗:ぎゃおおん!
白上束:お前もう100%越えなのかよ!
ダスティン:ファッキン!
菫ひとみ:「……消して……」直撃の寸前に霊気化!すり抜ける!
黒猫:ドッジ。
黒猫:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[5,7,10]+9[9] → 19

大柳早苗:オゴー!?
ダスティン:だから高いですってw
大柳早苗:なんだこのザコども
:ドッジ。
:3dx+5
DoubleCross : (3R10+5[10]) → 9[3,8,9]+5 → 14

:ヌゥーッ
白上束:危ない危ない。ダメージ算出しても?
“ミュンヘン・ハンドブック”:《領域の盾》を使います!
“ミュンヘン・ハンドブック”:猫に鳥をカバーさせる。そして。
黒猫:《ショックアブソーブ》!以上!
白上束:3d10+31
DoubleCross : (3D10+31) → 18[8,5,5]+31 → 49

黒猫:クソ強いwww
黒猫:あっ、でもダメージ24点だから
黒猫:まだ生きてるぞ……ショックアブソーブの強さ!
白上束:普段の華麗な運用とは全く違い、滅茶目茶に糸を振るう。
白上束:糸を使う操り人形!
白上束:62→67
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……なんて攻撃範囲。この数を同時操作させるつもり?」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……アメリー……!!」
“ミュンヘン・ハンドブック”:木乃伊の表情は変わらないが、それを通して発せられる『母』の声には
“ミュンヘン・ハンドブック”:明らかに苛立ちが混じりつつある。
白上束:「これが……」
白上束:「……覚えた」
吉川アメリー:「私もたまには誰かのために魔術を使ってみたいんだよ。母さんのためじゃなく、な」
菫ひとみ:「……“混沌”には」トン、と軽い音を立て、屋上に再び実体化する。
菫ひとみ:「勝てない……」
GM:次の手番は、大柳さん。どうぞ。
ダスティン:「ハッピーなやつだ」
大柳早苗:「……うおー…」完全に白目を剥いている。
大柳早苗:オートで大槌装備
大柳早苗:マイナーで硬直解除
大柳早苗:メジャーで素殴り。対象は黒犬!
GM:すいません。
GM:黒猫はやはり死んでました。カバーのダメージ2倍を忘れていたのだ。
大柳早苗:ヤッター!
白上束:わあい
ダスティン:よかったー
GM:というわけで攻撃処理後にそういう演出します。今は大柳さん攻撃どうぞ。
大柳早苗:犬を殴っても?
大柳早苗:4dx+12
DoubleCross : (4R10+12[10]) → 9[1,3,9,9]+12 → 21

黒犬:犬の肉体は高いぞ!
大柳早苗:あ、C+1だけど関係ないか
黒犬:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,1,4,5,8,10]+1[1] → 11

GM:ドッジ失敗……だがクリティカルはしたぞ。
大柳早苗:3d10+38
DoubleCross : (3D10+38) → 12[5,5,2]+38 → 50

GM:な、なんてパワーだ
大柳早苗:杵を犬に叩きつける!
黒犬:いくら肉体が高いとはいえ、耐えられるわけがない。爆散して死亡。
ダスティン:「・・・・これが魔術かよ!HAHAHAHAHA!クール!」
吉川アメリー:「キャハハ!景気いいな!」
大柳早苗:「……うぁー…」どう見てもゾンビ。
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……そんな馬鹿な」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「昨日戦った時は、そんな出力は……………」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……いえ、そうね……あなた」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「まだ『術を見せていなかった』…………」
黒猫:それと同時……屋上のヘリをゆるゆると歩いていた猫が
黒猫:ぐらりとバランスを崩し、倒れる。
菫ひとみ:「“ミュンヘン・ハンドブック”」
菫ひとみ:「猫が……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「!」
白上束:「……軽すぎた」
GM:倒れたわけではない!
GM:四肢はそのままに、胴体だけが地面に落ちたのだ!
白上束:「次は、ちゃんとやるから」
GM:バラバラに――既に、切断されている!!
               “サイドリアル”

                  5m

        白上 アメリー
        大柳 ダスティン
          黒鼠

                 10m


             “ミュンヘン・ハンドブック”
                鳥
菫ひとみ:「白上さん……」
GM:行動順は待機組!行動値の低いダスティンさんからです!
ダスティン:じゃあ、マイナーで硬直を解除。
ダスティン:「よし、繋がったァ!こい・・・こい!」
ダスティン:メジャーで《マインドエンハンス》+《サイレンの魔女》です。対象は敵全員!
GM:ヌゥーッ
ダスティン:ダイスは10個+1で、達成値は+10+7ですね。C値は10。やります。
白上束:女神のないうちにやっておしまい!
ダスティン:11dx+17
DoubleCross : (11R10+17[10]) → 10[1,1,1,2,4,5,6,7,8,9,10]+6[6]+17 → 33

“ミュンヘン・ハンドブック”:「……“ジャイヴ・ウェイヴ”」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「あなたの手の内は……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「分かっているの。来なさい――『アバドン』。」
“ミュンヘン・ハンドブック”:《リフレックス:オルクス》《束縛の領域》!
GM:あ、妖精などを行うタイミングを飛ばしてしまいましたが
GM:やるなら今のうちかも知れませんよ!
ダスティン:支配領域あるし・・・
ダスティン:使いません!
“ミュンヘン・ハンドブック”:なら自分に《援護の風》も乗せるぜーッ!! 死ヒャァ――ッ!
“ミュンヘン・ハンドブック”:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[1,3,3,4,6,7,7,8,8,8,10,10,10]+10[2,4,4,5,7,7,7,8]+10[3,6,6,10]+6[6]+5 → 41

“ミュンヘン・ハンドブック”:どうだァァ――ッ!!
ダスティン:発動失敗!
“ミュンヘン・ハンドブック”:無数の屍虫の群れが、空の彼方から飛来する!
“ミュンヘン・ハンドブック”:雨雲をかき消す! 対抗魔術だ!!
大柳早苗:オゴゴゴゴーッ!?
ダスティン:「ゲッ、食われた!バケモノ好きだな、あんたら!」
吉川アメリー:「いつ見ても気持ち悪ィな」
:最後に動くのは鳥だ!
:対象は大柳orアメリー。
:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2

:アメリーを攻撃。
吉川アメリー:ガード
:《エンハンスアクション》!
:15dx9
DoubleCross : (15R10[9]) → 10[1,3,3,3,4,4,5,5,6,6,7,8,8,10,10]+10[4,9]+1[1] → 21

大柳早苗:何故か奇跡的な出目回避を見せる大柳
:3d10+1
DoubleCross : (3D10+1) → 18[1,8,9]+1 → 19

:19点!
吉川アメリー:装甲ガードあわせて20!弾く!
GM:ククーッ
GM:魔術とは事前準備の戦い……!
GM:調達が明暗を分けたというのか
大柳早苗:ふふふ…
GM:ま、まさか貴様か!?
吉川アメリー:金持ち強い
GM:それではクリンナップ。白上さんとダスティンさんは、
GM:屍から抽出された邪毒を受ける。
ダスティン:9ten
ダスティン:9点ダメージ!2点残りました。
GM:くっ生き残るとは許せないぜ
白上束:膝をつく。《リザレクト》。
白上束:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 6[6]+67 → 73

白上束:もうこんな侵蝕値!どうしよう!
GM:当て付けwww
ダスティン:「これだから死霊術師ってやつは・・・」
大柳早苗:「うえー……」
黒鼠:そうだ、鼠が《ヒーリングウィルス》を使用します。あまり意味はありませんが。
白上束:「……!」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「どんどん屍に近づくわ、はぁ……」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「生きたまま、綺麗なままでね……」
菫ひとみ:「白上さん……」唇を噛む。
               “サイドリアル”

                  5m

        白上 アメリー
        大柳 ダスティン
         黒鼠 鳥

                 10m


             “ミュンヘン・ハンドブック”
GM:第2ラウンドです。
GM:セットアッププロセス!なにかございますか
大柳早苗:なし!
吉川アメリー:誘導しても意味は無い!なし!
ダスティン:根性の《得意領域》!
白上束:今度こそ《万色の檻》。
ダスティン:84→87 再び魔法陣が展開。
大柳早苗:あ、そういえば装備解除のタイミングっていつでしたっけ
白上束:73→78
大柳早苗:自分のイニチブ?
GM:マイナーで好きなように変更できますが
GM:もし「その場に捨てる」(所持品に戻らない)解除でしたら
GM:イニシアチブで可能です。この場合も、シーン終了後に回収は可能。
白上束:身体に腫瘍が浮き上がる。
白上束:受けた毒――ではない。浮き上がったのは呪印。
菫ひとみ:「呪印」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「陰陽術……いや、一体……」
白上束:展開されたワーディングが、更に濃度と密度を増す。
ダスティン:「万国魔術びっくりショーだなァ」
白上束:「……受ければ、分かる」
吉川アメリー:あ、やっぱ鳥に《攻撃誘導》!
吉川アメリー:鳥がアメリー以外を攻撃するならダイス-6で。
GM:了解。ではその鳥の手番か。
:でも切り札を使ってしまった以上、もう支援を待つ必要もあまりないんですよね。
:なので素でアメリーを殴る。
:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,9,9] → 9

吉川アメリー:「……随分簡単にかかったなァ」 ガード!
:1d10-5
DoubleCross : (1D10-5) → 6[6]-5 → 1

吉川アメリー:弾く。
ダスティン:脆し!
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……術式に割り込んだのね」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「アメリー……あなたって子は……!」
吉川アメリー:「うるせえよ、あんたらの好きにはさせねぇ」
菫ひとみ:手番は“サイドリアル”! 《縮地》!
   “サイドリアル”

      5m

        白上 アメリー
        大柳 ダスティン
         黒鼠 鳥

                 10m


             “ミュンヘン・ハンドブック”
菫ひとみ:前ラウンドの支援はまだかかっているぞ。
菫ひとみ:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

菫ひとみ:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

菫ひとみ:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

菫ひとみ:1d4 振り直し。
DoubleCross : (1D4) → 3

菫ひとみ:対象は白上、大柳、ダスティィィン
大柳早苗:リア不!
菫ひとみ:《形なき剣》《マルチターゲット》《要の陣形》!!
ダスティン:こいーっ
菫ひとみ:6dx9+12
DoubleCross : (6R10+12[9]) → 10[1,8,8,8,8,10]+6[6]+12 → 28

菫ひとみ:ドッジダイスは-4個。そして白上大柳はリア不だ。
大柳早苗:暴☆走☆中
白上束:そうだった!
ダスティン:ドッジは触れず、いちおうガードしかない!
菫ひとみ:3d10+39
DoubleCross : (3D10+39) → 16[5,4,7]+39 → 55

菫ひとみ:「……」不可視の鞭が根こそぎなぎ倒す!
ダスティン:「だから危ねーって・・・ファックオフ!」
白上束:抵抗もなしに吹き飛ぶ。リザレクト。
ダスティン:1d10 リザ!
DoubleCross : (1D10) → 8

白上束:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 9[9]+78 → 87

“ミュンヘン・ハンドブック”:「追撃がぬるくなくて。“サイドリアル”」
菫ひとみ:「……」
大柳早苗:リザレ!
大柳早苗:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 2[2]+83 → 85

大柳早苗:「うぃー……」
GM:手番はダスティンさん。
ダスティン:オーケー!
ダスティン:それでもダスティンは撃つしかないのだ!マイナーはなし!
大柳早苗:あ、ダスティンさんのイニチブにアームドスーツを脱ぐ!
ダスティン:「次の先生が控えてるもんで・・・じゃ、いくぜ」 メジャーでマイエン&サイレン!
大柳早苗:これでミュンヘンより早く動ける。
GM:なるほど。
ダスティン:12dx9+7
DoubleCross : (12R10+7[9]) → 10[1,2,3,4,5,7,8,8,8,9,10,10]+8[4,5,8]+7 → 25

“ミュンヘン・ハンドブック”:「こちらも……大切な屍術媒体を崩すわけにはいかないわ」
ダスティン:妖精は使わない!使えない!
大柳早苗:頼む…頼む…!
“ミュンヘン・ハンドブック”:回避。
“ミュンヘン・ハンドブック”:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 9[1,1,3,4,8,9]+3 → 12

“ミュンヘン・ハンドブック”:ヌゥーッ、《勝利の女神》では足りん
菫ひとみ:だがこっちはどうだ!回避!
菫ひとみ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[6,7,9,10]+8[8] → 18

菫ひとみ:よし、こっちはいける!《勝利の女神》!
菫ひとみ:達成値+9。回避します。
大柳早苗:ヌゥー
ダスティン:どうぶつさんたちに使ってあげないとは
:そういえばどうぶつがいましたw
:3dx+5
DoubleCross : (3R10+5[10]) → 10[3,9,10]+4[4]+5 → 19

黒鼠:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 5[2,4,5] → 5

黒鼠:どちらも失敗!死!
大柳早苗:だから何故そんなに高いんだ鳥w
ダスティン:まだダメージ出してないですよ!
GM:もともと死んでるのでね!
GM:ダメージをどうぞ…!
吉川アメリー:霊水つかう?
ダスティン:霊水あるならお願いしたいです・・・!
ダスティン:ダメージに自信のないダスティン
吉川アメリー:では《力の霊水》
吉川アメリー:ダメージ+3Dで。
大柳早苗:みなぎるぅ
ダスティン:了解です。ではダメージダイスは6個。 +15です。
GM:強いぞ力の霊水
ダスティン:6d10+15
DoubleCross : (6D10+15) → 36[7,5,10,8,5,1]+15 → 51

GM:ギャワーッ
白上束:コロセー!
ダスティン:「・・・・ヴィネー!先生!出番だ!」
吉川アメリー:「ちょっと割り込ませてもらうぞ」
ダスティン:では、死と嵐のPOWERが吹き荒れました!
黒鼠:ゆかいなどうぶつ達は……即死!!
大柳早苗:さよならトリッピー
白上束:夢と魔法の国に帰るんだな、ネズミ……
:飛翔能力を持つ鳥ですら対応不可能。
ダスティン:「HAHAHAHA!さすがだな、アメリー。あとで一杯奢ってやるよ!」
ダスティン:(密造酒)
吉川アメリー:「キャハ!私は未成年だぜ?」
:魔神の嵐により、ズタズタの腐肉ミンチと化して吹き飛ぶのだった。
菫ひとみ:「けっふ……こふっ!」ひとみも膝をつき、血を吐く!かなりの重篤ダメージ!
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……私の手駒を……こうも簡単に!」
白上束:「……!」
大柳早苗:あれ、菫ちゃんはノーダメでは
白上束:そういえばそうだよ!
GM:そうでした!無理な機動によって回避した故の吐血だったのだ。
大柳早苗:反動でしたね?
吉川アメリー:魔法恐ろしい
白上束:アッハイ反動です。
ダスティン:「力の召喚は・・・短期間で呼び出せるけど、長い目で見れば弱い魔法なんだ」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「“ジャイヴ・ウェイヴ”。『結社』があなたを消したがる理由、嫌というほど分かったわ」
   “サイドリアル”

      5m

        白上 アメリー
        大柳 ダスティン

                 10m

             “ミュンヘン・ハンドブック”
GM:手番は大柳さんとなる。
大柳早苗:マイナーでミュンヘンママに接敵
“ミュンヘン・ハンドブック”:「攻撃の術式構成は得手ではないけれど」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……この場で消去する。その魔術もろとも」
大柳早苗:「うぉー…」
   “サイドリアル”

      5m

        白上 アメリー
         ダスティン

                 10m

                  大柳
             “ミュンヘン・ハンドブック”
ダスティン:「運命を使う。それが本当の魔法だ。アンタ、自分の運命見えてる?」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「知ったような言葉を……!」
大柳早苗:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《ライトウェイトモード》+《砂の加護》
大柳早苗:11dx8+2
DoubleCross : (11R10+2[8]) → 10[2,3,4,4,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,5,6,7,8]+3[3]+2 → 25

大柳早苗:回避ダイス-1
GM:フーム
“ミュンヘン・ハンドブック”:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[2,6,6,9,10]+3[3]+3 → 16

“ミュンヘン・ハンドブック”:《勝利の女神》さえあれば!うおーっ!!
ダスティン:あたってくれーっ
“ミュンヘン・ハンドブック”:ダメージダイスください!
大柳早苗:木乃伊に杵をフルスイング!
大柳早苗:3d10+23
DoubleCross : (3D10+23) → 16[3,7,6]+23 → 39

吉川アメリー:熱狂のってる?
大柳早苗:あ、熱狂で+15!
GM:了解。
大柳早苗:54だ!
大柳早苗:ただの殴打に見えるが
大柳早苗:金属の気泉(チャクラ)を質量に変換し、対象の気泉を大気と同調させ紙のように吹き飛ばすという高度な技術なのだ。
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……!」ゴ  ギ ュ!!
“ミュンヘン・ハンドブック”:重篤なダメージ!腕が半分千切れ、腱だけで垂れ下がる。
“ミュンヘン・ハンドブック”:それでも、一瞬で微塵と化さないのはさすがに、“ミュンヘン・ハンドブック”のゾンビといったところか。
大柳早苗:「おごー……」
大柳早苗:本人は今何も考えていないが、家に仕込まれた本能で術を使っている。
GM:なんたるパワ
“ミュンヘン・ハンドブック”:(この距離では……)
“ミュンヘン・ハンドブック”:“ミュンヘン・ハンドブック”の手番。
“ミュンヘン・ハンドブック”:《コンセントレイト:オルクス》《大地の牙》《無機なる四肢》《振動球》《要の陣形》!
“ミュンヘン・ハンドブック”:……5体を狙えるが、同エンゲージの大柳ちゃんは狙えないのだ。
“ミュンヘン・ハンドブック”:《援護の風》でダイスをブーストして……
“ミュンヘン・ハンドブック”:13dx7+3
DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,5,5,5,6,9,10,10]+10[4,9,10]+10[2,9]+5[5]+3 → 38

“ミュンヘン・ハンドブック”:他3人に攻撃!ドッジダイスは-2個!
白上束:リア不
吉川アメリー:ガード!
大柳早苗:リア不!
GM:だから大柳さんは狙ってませんってばw
大柳早苗:あ、ホントだ!
ダスティン:どうしようもないぜ!いちおうドッジ!ダイスはたった2個!
ダスティン:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[5,10]+1[1] → 11

ダスティン:避けようがない!
吉川アメリー:行動放棄してダスティンさん庇おう
“ミュンヘン・ハンドブック”:4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 21[3,3,7,8]+12 → 33

“ミュンヘン・ハンドブック”:装甲無視や!
“ミュンヘン・ハンドブック”:アメリーちゃん……男気!
ダスティン:そういえば確かにロイスを切らねばならぬ身分でした
ダスティン:すみません、お願いします・・・
白上束:《リザレクト》ー
白上束:1d10+87
DoubleCross : (1D10+87) → 1[1]+87 → 88

吉川アメリー:庇う!死ぬ!《リザレクト》!
吉川アメリー:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 7[7]+90 → 97

“ミュンヘン・ハンドブック”:木乃伊が包帯を解くと、封じ込んでいた呪詛が流れだし、
“ミュンヘン・ハンドブック”:3人を侵蝕するのだ。
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……アメリー!」アメリーに《餓鬼魂の使い》!
ダスティン:「オイオイオイ、なにやってんだ!アホか!?」
吉川アメリー:「アホでいい!今は無性にあの女がムカつくんだよ!!!」
吉川アメリー:100行くなぁ。
“ミュンヘン・ハンドブック”:「賢明な判断をしなさい! 私の……娘ならば!」
GM:手番は束ちゃんだ!
ダスティン:ここで倒してくれれば・・・ロイスを切らずにクライマックスにいけるかも・・・!
白上束:もう単体攻撃しか出来んのだ!
白上束:マイナー縮地。無駄に“サイドリアル”の背後5mに行こう。
白上束:メジャー《コンセントレイト:オルクス》《形無き剣》。対象“サイドリアル”。
    白上

     5m

   “サイドリアル”

      5m

         アメリー
         ダスティン

                 10m

                  大柳
             “ミュンヘン・ハンドブック”
白上束:12dx@8
DoubleCross : (12R10[8]) → 10[1,2,3,3,4,4,7,8,8,10,10,10]+10[2,3,3,7,9]+3[3] → 23

菫ひとみ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,8,9,10]+8[8] → 18

白上束:「震」「艮」「乾」「艮」「坤」「坎」「震」「巽」「坎」「離」「兌」
白上束:「天……」
菫ひとみ:「……白上……」
白上束:ダメージを出しても?
GM:構いません。
白上束:3d10+66
DoubleCross : (3D10+66) → 25[9,10,6]+66 → 91

GM:ば、ばかな……!
白上束:「……地」
ダスティン:悪夢的ダメージ
吉川アメリー:つええw
大柳早苗:ヒューッ
菫ひとみ:「……く、ふっ」
菫ひとみ:「私の、魔術が」
菫ひとみ:「負けた」震える手から、パラパラとカードが落ちる。
菫ひとみ:『欲望のアルファベット』のカード。
白上束:何十にも編まれた蚕糸が術ごと術者を絡めとり、縛り上げる。
“ミュンヘン・ハンドブック”:「“サイドリアル”……! こんな事が、馬鹿な、馬鹿な、馬鹿な、馬鹿な」
ダスティン:「ありゃあ真似できねえなァ」
菫ひとみ:「霊気化が……でき、ない……」
白上束:「……これが、白上の、業だから」
菫ひとみ:HPは88。一発も攻撃を受けていなかったのに……
菫ひとみ:一撃で落ちた!菫ひとみ脱落!
大柳早苗:ゆゆうじょうぱぱわー
白上束:88→97
GM:第2ラウンド終了!
    白上

     10m

         アメリー
         ダスティン

                 10m

                  大柳
             “ミュンヘン・ハンドブック”
白上束:あ、本当は94だった
白上束:まあ落ちたからいいか
GM:セットアッププロセス!
大柳早苗:なし!
“ミュンヘン・ハンドブック”:こちらもなし。
吉川アメリー:邪毒受けなくていいんですかー!
GM:そうでした。
GM:邪毒を持っている方は食らってドーゾ。
白上束:1d10+97 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+97) → 9[9]+97 → 106

吉川アメリー:1d10+97 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+97) → 5[5]+97 → 102

ダスティン:邪毒で死亡!
ダスティン:ジェラドをタイタス昇華! 親近感/食傷○
吉川アメリー:きゃー
白上束:なんでこんな高いんだ……
GM:ついに大柳さんが一番低くなってしもうた
白上束:ダイス目よくて軽組みなのに
GM:倒れてなくていいのかい、ダスティンさん!
大柳早苗:ダスティンさん!後は俺に任せな!
ダスティン:あ、ほんとに大丈夫ですか?
ダスティン:なら、ロイスだけとって倒れておきます。
GM:では第3ラウンド……これで決めないとまずいぞ、大柳さん!
大柳早苗:これで外したら…ワハハ
GM:手番は大柳さんだぜ
白上束:再び膝をつくと共に、ワーディングが先程までの濃密さを失う。セットアップなし。
ダスティン:「あ、頭痛い。だめだこれ」 バタン!
大柳早苗:マイナーで暴走解除!
吉川アメリー:セッタップなし。
大柳早苗:「うう〜ん…い、今まで一体何を……」
大柳早苗:「ってミイラ!?ぎゃ、ぎゃあーっ!?」
ダスティン:「い、いいから・・・さっさとやってくれ・・・」
大柳早苗:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《ライトウェイトモード》+《砂の加護》
大柳早苗:11dx8+2
DoubleCross : (11R10+2[8]) → 10[1,2,5,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,4,5,5,9]+10[9]+3[3]+2 → 35

大柳早苗:これは当たる!
“ミュンヘン・ハンドブック”:ヌゥーッ
“ミュンヘン・ハンドブック”:《援護の風》を自分にかけて……回避。
“ミュンヘン・ハンドブック”:11dx+3
DoubleCross : (11R10+3[10]) → 9[1,2,2,2,2,5,6,7,9,9,9]+3 → 12

“ミュンヘン・ハンドブック”:くそーっ!!
大柳早苗:4d10+38
DoubleCross : (4D10+38) → 29[9,8,2,10]+38 → 67

“ミュンヘン・ハンドブック”:残りHPは46。落ちる……!
大柳早苗:「こ、こないでぇー!くるなぁーっ!」
大柳早苗:と、無茶苦茶に杵を振り回す!
“ミュンヘン・ハンドブック”:「……アメリー! あなたは……!」
“ミュンヘン・ハンドブック”:「ちく、しょう……!! どうして……!!」
“ミュンヘン・ハンドブック”:杵の質量に巻き込まれ、粉々に粉砕される!
大柳早苗:「ひ、ひえええ……」
大柳早苗:その場にへたへたと座り込む。
吉川アメリー:「ハハハ………キャハハハハ!さすがだよ大柳!!」
ダスティン:「じゃーな、バァさん。もう会いたくないぜ」
GM:――即席で作り直せる精度の屍体ではない。
GM:そして本体を晒さない“ミュンヘン・ハンドブック”の性質上……
GM:このM市における彼女、そして『結社』のイニシアチブは、霧散したと考えて良いだろう。
大柳早苗:「う、うう…二度とごめんですよ……目が覚めたら目の前にミイラなんて」
ダスティン:「ヒューーーゥ!GooooD!やったな!・・・まァ、もともとの案件は、まだ残ってるんだけど?」
白上束:ひとみちゃんは倒れてます?
菫ひとみ:「上………“リプレニッシュ”……」
菫ひとみ:「“リプレニッシュ”は……!?」
GM:今の大柳の攻撃の振動で目を覚ましました。ただし、戦闘できない程度には拘束されている。
白上束:「……違う。上田紗奈」
大柳早苗:「……?」
菫ひとみ:「…………」
菫ひとみ:「上田さん……」
菫ひとみ:「う、うくっ……」「上田さん……」
大柳早苗:「えと、どういう話なんですかアメリーさん?」かくかくしかじかで説明して欲しい!
大柳早苗:こいつだけ登場が遅れたせいで話が分かってないのだ!
GM:既に“リプレニッシュ”の姿は屋上にはない。
吉川アメリー:「クラスメイト同士仲良くしたほうがいいよな、やっぱ」
吉川アメリー:シリアスにかくかくしかじかの呪文使っていいのかしら・・・
吉川アメリー:「………あいつら3人おんなじクラスなんだよ」
大柳早苗:まあ、説明を受けましたって事なら大丈夫なはず
吉川アメリー:「詳しくは後で話してやるよ」
大柳早苗:「は、はあ」
ダスティン:「《魔法少女》を追いかける必要があるなァ」
白上束:「……うん」
吉川アメリー:「だな」
ダスティン:「この事態の元凶をなんとかすっか。・・・世界魔法・・・ドクター西方はちゃんと調べてんのかね?」
GM:調査の進捗を確認する必要があるでしょう。
GM:または、この4人で協力して調査を進めれば、さらに早く真相にたどり着くかもしれない。
GM:既に放課後。ダスティンが昨日聞いたように――『夕暮れ』になれば事態が動く。
ダスティン:いずれにせよ次のシーンですか?
GM:そうですね。シーン終了。
GM:ロイスおよび、購入判定をしてください。
白上束:友人/上田紗奈/友情:○/不安
白上束:そして応急手当に挑戦。
白上束:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[3,5,5,6,6,6,10]+1[1] → 11

ダスティン:ロイスはなし。応急手当に挑戦。
ダスティン:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,3,4,5,8,8]+1 → 9

ダスティン:OK
吉川アメリー:8dx+5 応急手当!
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 8[1,1,3,4,6,6,7,8]+5 → 13

吉川アメリー:使う!
大柳早苗:応急手当!
大柳早苗:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,6,7,8] → 8

GM:大柳さんは医療トランク狙えるんじゃあないかね
大柳早苗:誰か使います?
白上束:自分のセレリティ分はいいんですか?
大柳早苗:ああ、それがあった!
大柳早苗:あぶねえあぶねえ。サンキューDTさん。
大柳早苗:自分使用
大柳早苗:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 11[3,8]+2 → 13

吉川アメリー:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 13[3,10]+5 → 18

ダスティン:自分に使用。
ダスティン:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 12[6,6]+1 → 13

ダスティン:以上。
白上束:アメリーに自分の分を渡そう。一番硬いはず
吉川アメリー:ありがとう!つかう!
吉川アメリー:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 18[8,10]+18 → 36

吉川アメリー:全快
GM:さすが!
GM:では次のシーン。真の意味で全員が一つの目的を得て、
GM:全員集合シーンです。西方先生と情報収集に付き合ってもらう。
白上束:「……ん」懐から薬草を取り出し、手当てする。
吉川アメリー:「……ありがとな」
ダスティン:がんばって出るぞー!
ダスティン:1d10+103
DoubleCross : (1D10+103) → 8[8]+103 → 111

白上束:1d10+106
DoubleCross : (1D10+106) → 9[9]+106 → 115

白上束:こんなの絶対おかしいよ
吉川アメリー:1d10+102
DoubleCross : (1D10+102) → 2[2]+102 → 104

吉川アメリー:やったあ初めて5以下でたあ!
大柳早苗:1d10+99
DoubleCross : (1D10+99) → 6[6]+99 → 105

GM:わたしの、最高のダイス目
ダスティン:夢の中で、会った、ような・・・
大柳早苗:もう何も怖くない
GM:----
GM:M市 住宅街
GM:『結社』の魔術師との熾烈な戦いを終え
GM:4人は再び、このダブルディールの拠点へと戻る。
西方:「……一人増えたようだね」
西方:西方はデスクに向かい、貸出やコピーの資料を検分している。
ダスティン:「ヤー、マーン。お待たせ」
大柳早苗:「ただいま戻りましたぁ」
白上束:「……」会釈。
西方:「吉川くんについては、大体の経緯は推測できる……が」白上を見る。
吉川アメリー:「……どうも」
西方:「彼女について、話を聞いても?」
白上束:「……あの子。私の、友達」
ダスティン:「白上だってよ、あの白上だ。経緯は詳しくないから、自分で説明してくれよ、な」
西方:「『あの子』?」
白上束:「上田紗奈」
西方:「………。“リプレニッシュ”の、人間としての名前と見ていいのかな、ダスティン氏」
ダスティン:「そうだ。意外と普通だろ?」
大柳早苗:「つ、つまりその人が」
大柳早苗:「私たちを助けてくれた”アストラル”さん……って事なんですか?」
白上炬:「あれが友人とは」天井の隅で、置物のように浮遊していた巨体が降りる。
白上炬:「つくづく因果なものよな、束」
白上炬:「いや…………魔術の糸とは元よりそのようなものか」
白上束:「……」
西方:「つまり、その方面からも探ることができる」
ダスティン:「どこから来たのか?どうやってああなったのか?イメチェンどころの話じゃねえからな?」
白上束:「……優等生なのに」
白上束:「髪染めたりしない子」
西方:「……その前に、まずはこちらだ。ダスティン氏。あれからもう一段階暗号を解いて、別の資料に行き当たった」
ダスティン:「――さっすが。ドクター西方!日本一!・・・で、なんだろ?」
西方:「……理論は詳細に書かれている。だが『可能かどうか』は別の話だ」
西方:「依頼の時にも言ったが、私は魔術への造詣は深くはない……検証してほしい」
ダスティン:「なにか制約か、代償でもありそうだな」
大柳早苗:「……代償」
吉川アメリー:「やってみっか」
GM:情報収集となります。
ダスティン:ガンバルゾー!
大柳早苗:リンリリーン
GM:『魔法少女』の原理について 〈情報:オカルト〉〈知識:魔術〉 難易度14
吉川アメリー:導きで確実にいきますか?
ダスティン:素でふって、財産もつぎこめば、まあなんとかなります。
ダスティン:ダイス6個でスキルが4。財産が8あるので。
吉川アメリー:そうだ財産があった!
大柳早苗:ふっふっふ…
GM:金持ちさんどもめ!
白上束:なんてやつらだ
大柳早苗:我々はマネー戦士だという事をお忘れか!
ダスティン:いくぞっ
大柳早苗:イエア!
ダスティン:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 9[1,1,2,3,9,9]+4 → 13

大柳早苗:ヒャフー!
ダスティン:財産を1つかって、成功させます。
吉川アメリー:やったね!
GM:では、好きな演出で財産を消費してください。
ダスティン:「えーと・・・グレモリー先生、ここなんて読むんでしたっけ・・・(ヒソヒソ)」
ダスティン:つまり、語学の教師(魔神)に翻訳してもらう荒業なのだ。成功!
西方:「……核となる魔術そのものは、私ですら聞いたことはある」
西方:「『アストラル投射』。この世界と重なるアストラル界に、自らの意識――光体を投射し、そこから世界を、間接的に操作する」
ダスティン:「星幽体投射かよ!ドクター・ユングは怒るぜ、きっと」
西方:「彼女の魔術は、このアストラル界の『アストラル体』を……現実のものとして実体化する、というものらしいが」
西方:「……レポートの著者名は、SOUJI.U。『U』の正体も分かったな……」
白上束:「……上田……?」
吉川アメリー:「なるほどなぁ」
GM:ダスティンの知識で分かりますが、
GM:そのような事は魔術的に不可能です。
ダスティン:「――だが、魔術じゃないな」 断言!
GM:アストラル体は本来、この世界の存在と同じ姿を保つ筈……つまり、
GM:“リプレニッシュ”が行ったような、物体を消したり出したりといった魔法は、この方法では不可能。
大柳早苗:「気帯(エーテル)に近い物なのかな……イマイチぴんと来ないなあ…ううーん」
西方:「……魔術ではない、と?」
吉川アメリー:「ま、普通に考えて物理的幽体離脱なんて不可能だろ」
ダスティン:「アストラルを変換するのもタダじゃねえんだ。小銭じゃあるまいし。別の仕掛けを使ってるのは確実だと思う」
大柳早苗:「多分ですけど…ウチの術でも不可能だと思います。気の流れは変化するけど、その物を出したり消したり出来る訳じゃないので」
ダスティン:「フォックス姉妹のやってたジョークは傑作だったが、まだ何かタネがあるな」
西方:「これはレポートというより、むしろ日記と言ったほうが近しい文書だ。娘……の『病状』を示したのだろうな」
西方:「……そこで、先ほどの――『スリーパー』の理由も分かった」
西方:「“リプレニッシュ”。いや上田紗奈は、変身するまではなんら、魔術の能力も……オーヴァードとしての能力も持たない」
西方:「一般人という事なのだろう」
大柳早苗:「???」
大柳早苗:「え、どういう事ですか?」
西方:「彼女は『変身』することではじめて、魔術的な干渉が可能となる――」
ダスティン:「普段はまさにスリープ状態にあるってわけだ。変身をきっかけに、オーヴァード化する・・・」
白上束:「……!」
白上束:「確かに、結界を張ったら倒れてた」
西方:「……さすがだ、束くん? かな。これで検証の手間が省けた」
ダスティン:「これはあの魔法少女のユニークなESPか何かだとでも言いたいのか?それともまだミッシングリンクがあるのか?」
西方:「考えを進める必要がある。上田紗奈が『変身』の際に力を呼び出し、物質化を行う『世界』」
西方:「この上田総司のレポートで、『アストラル界』とされている『世界』」
大柳早苗:「……」
西方:「それは『幻獣が来る世界』と同じかどうか? ――君たちはどう思う」
ダスティン:「俺は勉強苦手だからなァ。同じだと考えたいね。別々だったらますます混乱してくる」
大柳早苗:「可能性は……あるんじゃないでしょうか」
西方:「魔術師2人の同意が得られたと考えよう。つまり……」
西方:「この世界がどうやってできたか? それを探ればいい。そのために、束くんが持ってきた情報が役に立つ」
白上束:「情報?」
西方:「上田紗奈の生い立ちから考えれば……どこかで、彼女が『魔法』を手に入れた時期があるはずだ」
ダスティン:「ネイティブじゃねーからな。少なくともスリーパー処置を施された時期はあるはず、だ」
西方:「君たちにはそれを探ってもらう。幸い、『結社』も撃退したようだしね」
白上炬:「……観戦させてもらった。いざとなれば手を出す心積もりだったが」悪びれもせず、カードをパラパラと舞わせる。
ダスティン:「さっさと助けてくれよ。面白魔法使いどもに囲まれて、死ぬかと思ったぜ」
大柳早苗:「え、ええー……炬さん…」
白上炬:「外様に手を出されれば、束が良い気はせぬだろうよ」
白上束:「……今までは、ね」
白上束:「でも、今は違う」
白上炬:「ほう」
白上束:その場に座り込み、三つ指を立てる。
白上束:「……手伝って……下さい」
白上炬:「……!」狼狽したように、空中で下がる。
白上炬:「止めろ束! 何を考えている……!」
白上束:「お願いします」
白上炬:「仮にも正統の白上が! 私ごときに……! 何をしているか分かっているのか!」
白上束:「お願いします」
白上炬:「何故だ。このような家外の事件に、何故そこまで――」
大柳早苗:「あ、あのぅ…正統とか…どうとかいいじゃないですか……」
大柳早苗:「1人の女の子が、あなたを頼りがいのある人だと感じて」
大柳早苗:「お願いしてるっていうだけだと思います……」
白上束:「……嫌だから」
大柳早苗:「……」
白上束:「もう、おかーさんみたいなことは、嫌だから……」声が震える。
吉川アメリー:「………」
白上炬:「……」更に深く、帽子をかぶり直す。
白上炬:「……束……お前の……お前の母を処断したのは……」
白上炬:「……お前の父と、そして………………」
白上炬:「……」
大柳早苗:「炬さん……」
白上炬:「………言うまい。力を。力を貸そう」
白上炬:「くだらぬ人生よ。血の力すらをももはや信じられず、金のために魔術を行使する。まさに……“卑赫”」
白上炬:「それを頼るものが、偶然、貴様だっただけの話。……魔術の因果か」
大柳早苗:「良かったねぇ……束ちゃん…」
大柳早苗:「……私もがんばるからね」
白上束:目をこすりながら、立ち上がる。
白上束:「……うん」
大柳早苗:「あ、それと……あの…炬さん…」
白上炬:「なんだ」
大柳早苗:「人生がくだらないかどうかは……最後までやってみてからにしましょうよ」
大柳早苗:「……きっと、遅くないですよ」
白上炬:「大柳と言ったな。貴様……」ふ、と笑いらしき息が漏れる。
白上炬:「魔術師らしくないものの考えをする」
大柳早苗:「は、はい…」
大柳早苗:「そ、そうですかねぇ……まぁ…魔術師なんていってもウチは木端みたいなもんですから……」
大柳早苗:「あはは、はは……」
ダスティン:「まったくだ。そろそろ調査を進めないかい? 急がないと、あいつ、危ないかもしれないぜ」
大柳早苗:「そ、そうですね!行きましょう行きましょう!」
GM:では、シーン終了……といきたいところですが、
GM:想定外に侵蝕がアブナイので、この一回だけボーナスしましょう
ダスティン:ワ−ーーイ!
GM:シーンを切り替えずに、このまま情報収集を継続して構いません。
白上束:やさしいGMさん……!
大柳早苗:ヤッター!
吉川アメリー:わあいわあい!
GM:つまり、上田紗奈の生い立ちを探る事ができます。
GM:ロイスや購入もやって構いませんよッ
白上束:全然予想がつかない
白上束:応急手当。
白上束:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,5,5,6,6,8,10]+8[8] → 18

ダスティン:ロイスはなし。購入は、ここではまだ応急処置を仕入れることにしましょう。
ダスティン:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,2,5,6,8,10]+7[7]+1 → 18

ダスティン:2d10+13 自分に使う。
DoubleCross : (2D10+13) → 17[9,8]+13 → 30

吉川アメリー:欲しいものはございますか!
ダスティン:全快した。
大柳早苗:おうきゅう!買う!
大柳早苗:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[2,2,5,6] → 6

大柳早苗:ダメ!
吉川アメリー:金使えや
白上束:2d10+9 自分に
DoubleCross : (2D10+9) → 11[8,3]+9 → 20

大柳早苗:もう使うタイミング無いですかね
白上束:どれくらいまで狙えそうです?
大柳早苗:念のために取っておこう
吉川アメリー:じゃあ応急手当を買ってあげよう
吉川アメリー:8dx+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 10[2,4,4,6,6,9,10,10]+6[2,6]+5 → 21

ダスティン:すごいw
吉川アメリー:応急手当を大柳さんに差し上げる
大柳早苗:いただきますありがとう
大柳早苗:2d10+13
DoubleCross : (2D10+13) → 16[9,7]+13 → 29

大柳早苗:全快じゃー
GM:やさしみの輪が広がる……
大柳早苗:たのしいなかまがぽぽぽぽーん
ダスティン:ぽぽぽぽーん
GM:では、どうしましょうかね。上田紗奈の実家にしますか。

Middle:04-e

M市 住宅街

GM:上田紗奈の家は、先ほどの民家と見た目はほぼ変わらない。
GM:夜が近い。緑を帯びはじめた空が、低い日差しを投げかけている。
ダスティン:魔術的な何かは感じないものでしょうか?
GM:一目で分かるレベルのものは感じません、ただし……
菫ひとみ:「……」彼女の家を見上げている少女の姿が見える。
ダスティン:「ゲゲッ」 大柳の後ろに隠れる
吉川アメリー:(………どうしたもんかな)
菫ひとみ:「……」ゴシゴシ 時折両目を拭っている。
大柳早苗:「ひっ!」アメリーの後ろに隠れる
吉川アメリー:「……なにしてんだよお前ら」
ダスティン:「ここは同年代の女子の方がうまくいくんだ!」
白上束:「……」
ダスティン:「俺が話しかけてるシーンを想像してみろよ。な。警察呼ぶだろ」
吉川アメリー:「なるほどな」
大柳早苗:「そ、そうです!ここはお二人が適役!」
白上束:真後ろに縮地。
菫ひとみ:真後ろに立たれても、気づく様子はない。それだけの余裕が無いのか……
菫ひとみ:「……うう」
白上束:後ろからとんとん、と肩を叩いて、
菫ひとみ:「!」
白上束:頬に指を向ける。
菫ひとみ:「白上さん」 「う」
吉川アメリー:私も遅れてひとみのところに行こう
白上束:「……引っかかった。何、してるの?」
吉川アメリー:「……」
大柳早苗:ドラクエめいて後ろについて行く
菫ひとみ:「上田さんが帰ってこないから……その、心……」
菫ひとみ:「……そうじゃなくて……!」
菫ひとみ:「倒すために、“リプレニッシュ”は敵だから……だ、だから……!」
菫ひとみ:「ぐすっ……う、うう……」
ダスティン:指輪を握り締めながら、ちょっと離れたところで観察
大柳早苗:「……」
白上束:「違う」
白上束:「違う!」
菫ひとみ:「えっ、うっ、うう……」
白上束:「上田紗奈。“リプレニッシュ”じゃない」
吉川アメリー:「『結社』と友達……お前にとってどっちが大切なんだろな?」 にやにやする
菫ひとみ:「…………」
菫ひとみ:「……上田さん。お父さんもお母さんもいなくて」
菫ひとみ:「知ってた……? 白上さん。上田さん……」
菫ひとみ:「ずっと自分で、お弁当作ってた……」
白上束:「……一緒だ」
白上束:「おとーさんも、おかーさんも居ない」
菫ひとみ:「……」2歩、門の前から下がる。
菫ひとみ:“サイドリアル”が探索を妨害することはないだろう。
白上束:「……また」
白上束:「一緒にお弁当食べよう。3人で」
菫ひとみ:「……」コクン
ダスティン:「・・・あァ。それじゃあ、始めるか?」
大柳早苗:「そう…ですね」
吉川アメリー:「………」
ダスティン:「YES、ドミナの名において。おじゃましまァーす」 ふらふらとあがりこむダスティン
上田夫妻について 〈情報:噂話〉 難易度6
上田菜摘について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉 難易度9
『魔法の世界』について 〈情報:オカルト〉〈知識:魔術〉 難易度19
大柳早苗:ケヒィ―ッ!
ダスティン:19はちょっと高いなーw
吉川アメリー:導きか!
大柳早苗:19!オゴーッ!
白上束:導けば……!
ダスティン:でもパワーアシストアーマーのために、マスターズコネクションはとっておこう。
大柳早苗:導きましょう勝つまでは
ダスティン:導いてくれれば、ダスティンが確実に成功させます。
吉川アメリー:今なら+12だ
吉川アメリー:では導きましょう。《導きの華》
白上束:じゃあ財産のない束が一番低いのを狙うべきかしら。
GM:驚異のミドル100%越え
大柳早苗:ではまず私めが上田菜摘についてで
大柳早苗:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,5,7,10]+2[2] → 12

大柳早苗:死ヒャァーッ!
吉川アメリー:104→108
白上束:ミーミルの覚書を要人への貸しへ。上田夫妻について。
白上束:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,1,3,4,7,8,9,10,10,10]+6[5,6,6]+1 → 17

ダスティン:「アメリー、すまん、ちょっと視界を開けてくれ。エーテルが濃すぎる・・・」
ダスティン:というわけで《魔法の世界》について。
ダスティン:6dx+16
DoubleCross : (6R10+16[10]) → 7[3,3,3,4,5,7]+16 → 23

吉川アメリー:「あいよ。でもこれ呪いだからな」
ダスティン:「俺、もう100個くらい呪われてるし!いまさら1個くらい!ハハ・・・ハハハ・・・」
GM:全員成功しよった!ミドル無双か!!
▼上田夫妻について
GM:上田紗奈の両親は、共にオーヴァードだった。
GM:上田総司は主にバロールシンドローム。上田菜摘は主にオルクスシンドロームを発症。
GM:特に、上田総司はFHからUGNに転向した、魔術方面でのアプローチを行う研究者であり、
GM:スリーパー計画の資料などは、その時の伝手を辿って入手したものと思われる。
GM:上田紗奈は2人の間に生まれた娘であるが、
GM:生まれてから数年間は、レネゲイドウィルスの発症はなかったとされる。
GM:以上です。
大柳早苗:やはりオルクス…
大柳早苗:ゆるせないぜ
ダスティン:「UGNにも変わった研究者ってのはいるもんだな」
白上束:「……」
GM:何もなければ次の情報を開示します。
大柳早苗:ゴーゴー!
▼上田菜摘について
GM:上田菜摘は、15年前……上田紗奈が生まれた年に死亡している。
GM:正確に言えば、『処理』されている。レネゲイドに侵蝕され、ジャーム化したのだ。
GM:UGNから名付けられたジャーム名は、“エンチャントレス”。
GM:オルクスの因子支配能力がジャーム化によって増幅された、
GM:強力な支配力を持つ衝動型ジャームであった。
GM:処理を担当したのは、上田総司の独断だったというが……。
GM:以上です。
白上束:「……おんなじ」
ダスティン:「なるほど。オルクスの能力・・・領域を支配する・・・それが増幅されたってことか」
大柳早苗:「なんとなく…見えてきましたね」
ダスティン:「それでどんな世界を作り出したってェ・・・?」
▼『魔法の世界』について
GM:上田菜摘は凄まじい出力のジャームであり、
GM:放置すれば、M市やその外にまで及んで、現実そのものが改変される可能性があった。
GM:Eロイス"虚実崩壊"です。
GM:上田総司は彼女を封じるための緊急手段として、
GM:バロールとしての能力を極限にまで使い、
GM:この世界とは『別の次元』のどこかに、彼女を放逐した。
GM:これはエネミーエフェクト《時空の裂け目》で行ったものとします。
GM:……だが、上田菜摘――“エンチャントレス”そのものを処理できたわけではない。
GM:まだ、『別の次元』で“エンチャントレス”が生きていて、
GM:その時空を、彼女が際限なく改変し、拡張し続けているとしたら……
GM:以上です。
ダスティン:「OK。わかった。単なるフェイズシフトってわけか」
大柳早苗:「まだ…上田菜摘は生きている……!?」
大柳早苗:「ど、ど、どうしましょう……?」
白上束:「……」
ダスティン:「なにか世界魔法だ、ふざけやがって。完全に放逐できるわけじゃねーじゃんかよ、クソッタレ!ジェラド!」
ダスティン:「血の繋がりのある娘なら、その次元から、やつらに干渉できる武器を取り出せる、ってかァ?」
GM:……では、それについて。
GM:最後の情報収集項目が開示されます。
▼上田紗奈の出生について
GM:〈情報:噂話〉〈情報:オカルト〉〈知識:魔術〉 難易度8
GM:いや、これは次以降のシーンで調べてもらいましょうか。
GM:どのみち全員手番は終了していますからね。
大柳早苗:さいですね
ダスティン:はーい
白上束:まだ、シーンが……!
GM:フフフ……頑張ってください。
吉川アメリー:きゃー
GM:ではロールを済ませたあと、ロイスと購入を行なって、このシーンは終了です。
GM:会話をしたり、西方先生に連絡をとったりしてください。
白上束:ロイスは埋まっている
白上束:購入は……どうしよう
ダスティン:じゃ、 白上束にロイス。 期待○:脅威
ダスティン:じゃ、マスターズコネクションでパワーアシストアーマーを取り寄せましょうか?
白上束:バックラーでも買うか。
白上束:やったー!
白上束:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[2,4,6,7,7,7,10]+2[2] → 12

白上束:バックラーは成功。装備。
白上束:数珠を取り出し、手首に。
吉川アメリー:ダスティンにロイスだ 親近感◯/悔悟
大柳早苗:(結局…血の因縁…か……)
大柳早苗:「どこに行っても魔術師ってのは……」
大柳早苗:命の恩人/上田紗奈/親近感○/脅威/ロイス
ダスティン:GMの許可が必要ですが。
GM:『許可』しようッ!!
ダスティン:ならば・・・ 指輪におねがい! 「ヴァラック姐さん、お願いしますぜ・・・!神の名において・・・YHVH・・・」
ダスティン:というわけで、絹糸によって織られた豪華な貫頭衣が召喚される!
ダスティン:「日本の東北に、古い蚕の神がいる。彼らの名を《オシラサマ》という」
ダスティン:「もともとは白神といった。たぶん、きみの一族が持っていたものなんじゃないかな・・・200年前になくなったらしいけど」
白上束:「……ありがとう」
白上束:その場で躊躇なく着替え始めるぞ!
吉川アメリー:応急手当買う
吉川アメリー:8dx+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 10[3,3,5,5,5,7,8,10]+8[8]+5 → 23

吉川アメリー:白上さんにあげる
白上束:ありがたく!
白上束:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 14[8,6]+20 → 34

白上束:全回復。HP24
GM:いい出目だなー
白上束:アームドスーツをアメリーちゃんに渡す。
大柳早苗:よし、
吉川アメリー:いただく。そしてボディアーマーをダスティンに渡す。
ダスティン:では受け取ります。 「ワーオ!」
大柳早苗:PDWでも挑戦してみっか
GM:なぜ……!
大柳早苗:なんとこいつは射撃も使えるのだ
GM:あ、本当だ。
大柳早苗:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,3,6,10,10]+9[3,9] → 19

大柳早苗:ふはははは!財産1使用!
白上束:購入30ぜよ
大柳早苗:あ、しまった!常備化と見間違えてた
大柳早苗:ぐぬぬ
GM:それでは、そんな愚かな大柳チャンを残して
GM:本日の行程は終了としましょう。お疲れ様でした。
大柳早苗:お疲れ様でしたー
白上束:お疲れ様でした!
ダスティン:はい。お疲れ様でした。
吉川アメリー:お疲れ様でした

Master scene:04

GM:ゆるい三つ編みを解くと、銀色を失った私の髪が風に流れる。
“リプレニッシュ”:「逃げ……」
“リプレニッシュ”:「逃げちゃった……」
GM:何度目かわからない呟きが漏れる。
GM:裂けた肌からの血が、ビルの屋上を濡らしている。悪いと思っても、私の意志で血を止める事ができない。
GM:どうして逃げてしまったのだろう――
GM:――この姿でしていることに、後ろめたさを感じていたからだろうか?
GM:本当は、殺すだけの魔法なんて嫌だ。幻影が相手であっても……嫌だ。
GM:力があるなら……本当は……
“リプレニッシュ”:「みんなを」
GM:膝の間に頭をうずめる。
“リプレニッシュ”:「幸せにしたい――」

Middle:05

GM:最終日!
大柳早苗:ヒャフー!
ダスティン:はーい
吉川アメリー:わあい
白上束:ひゃっはー!
GM:スッゾコラー!
GM:最初のシーンは、情報収集最後!
上田紗奈の出生について 〈情報:噂話〉〈情報:オカルト〉〈知識:魔術〉 難易度8
GM:誰かが勇気を出して調べなければならん!
ダスティン:出ないことにしたい・・・
GM:登場希望する者はいるか!
白上束:悪いが財産持ちにやって貰いたい!
大柳早苗:俺が行こう
吉川アメリー:でてやろう
白上束:私では失敗可能性がある!
大柳早苗:あ、じゃあアメリーさんに頼もう!
ダスティン:オナシャース!
吉川アメリー:1d10+108 私はメモリー持ちよ
DoubleCross : (1D10+108) → 5[5]+108 → 113

吉川アメリー:ふつう!
GM:アメリーチャン一人か……!
白上束:IKEMEN!
大柳早苗:ヒューヒュー
GM:考えている演出としては、他3人が西方先生のところに戻ったところで、
GM:一人上田家で調査を継続していたアメリーちゃんが……みたいなイメージですが
GM:アメリーちゃんが考えている演出があれば、そちらでも構いません。
GM:どちらにせよ、まずは判定をしていただきましょう。失敗したら悲惨だ。
吉川アメリー:ではまずはんてい
吉川アメリー:8dx+1 噂話
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,4,9,9,10,10,10,10]+7[1,1,5,7]+1 → 18

GM:ビューティフル
GM:演出はいかがいたしますか? なんらかの魔術を使っても良い。
吉川アメリー:演出は上記のかんじでOKです
GM:了解しました。
▼上田紗奈の出生について
GM:……吉川アメリーは、書斎に隠された上田総司の日記を発見する。
GM:専門的なレポートの体裁ではないが、その分盲点となっていたのか。
GM:どちらにせよ、最後まで残っていた吉川の注意深さが助けになった――
GM:----
GM:上田総司が、“エンチャントレス”と化した上田菜摘を『処理』した際――
GM:もう一つ、別の事を行なっていた。
GM:それは、2人の間に『生まれるはずだった』子供……
GM:"虚実崩壊"で創りだされた上田紗奈を、こちらに『連れてくる』事。
GM:……即ち上田紗奈は、元々『魔法の世界』の存在であったということになる。
GM:彼女自身の存在がリンクとなって、本来関わりのないはずの2つの世界を繋ぎ……
GM:『魔法の世界』の存在を、こちらに召喚する触媒となっていたという事が分かる。
GM:それが魔法少女の兵装であり、この街を侵蝕しつつある『幻獣』であるのだ。
GM:故に上田紗奈を殺害すれば、この進行しつつある世界魔法は停止する……
GM:『結社』の対応は真相を看破した上のものではないものの、ある意味で的確な対応であったといえる。
GM:以上です。
吉川アメリー:「彼女は……夢と現実の間で何を感じていたのだろう……」
吉川アメリー:「もしかしたら幸せを願っていたのかもしれない。けれど………」
吉川アメリー:日記を閉じてほかの人達のところに向かいましょう。
GM:シーンを終了します。購入とロイスが可能。
吉川アメリー:大柳さん用ローラーブーツを調達
吉川アメリー:8dx+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 7[2,3,3,3,5,6,6,7]+5 → 12

吉川アメリー:買えた!
吉川アメリー:ロイスはなしで。

Climax-a

GM:ではクライマックス。まずは本拠地での会話となります。情報を統合しましょう。
GM:全員登場です。
白上束:1d10+115
DoubleCross : (1D10+115) → 4[4]+115 → 119

吉川アメリー:1d10+113
DoubleCross : (1D10+113) → 10[10]+113 → 123

吉川アメリー:ぎゃああああ
ダスティン:1d10+111
DoubleCross : (1D10+111) → 4[4]+111 → 115

大柳早苗:1d10+105
DoubleCross : (1D10+105) → 10[10]+105 → 115

大柳早苗:こんなこったろうと思ったよ!!!

眉川比恋:「……」スー スー
西方:「……帰って来たね。成果はあったかな」
大柳早苗:「……はい」
ダスティン:「アーアー、寝てやがる。もうすぐクライマックスだってのに」
西方:「まあ、彼は初日からよく頑張ってくれたからね」
西方:「あの“ミュンヘン・ハンドブック”相手によくやったものだ……さて」
白上束:「……」
白上束:服の感触を確かめている。
ダスティン:「それじゃ、情報交換といきますか」
西方:「吉川くんは調査を続けているのかな……取りあえず、君たちの見解を聞こう」
ダスティン:「まず、世界魔法なんてほとんど嘘っぱちだ」
ダスティン:「“領域”使いを次元の外に放逐して、その“領域”から何らかの手段で――ああいうのを“召喚”してる」
西方:「資料は持ってきているかね? 検証したい」
ダスティン:「オーケーオーケー! こんな感じさ、ついでにピザ屋のメニューも持ってきたぜ」 ばさばさっと適当に渡します
西方:「……」険しい表情で目を通す。
西方:「……。なるほど。こちらの方面から辿れば、答えはすぐそこにあったわけだ……」
西方:「フ、フフフフ」
西方:「……『世界を生む魔法』。確かに、そうかもしれないな……。ジャームの妄想とは……一本取られたよ」
ダスティン:「ただ、対処方法はあいかわらずよくわからんね。“召喚”してる限り、触媒があるはずだ」
ダスティン:「俺の先生方も、これ以上頼みを聞いてくれるとは思えないしなァー」
大柳早苗:「何か…こちらとあちらの繋がりを持った物が……」
大柳早苗:「……」目を伏せます
吉川アメリー:「ただいま。遅くなった」登場しよう
西方:「待っていたよ、吉川くん」
西方:「……ダスティン氏から調査結果を聞いていた。聞いてみれば簡単なトリックではあったかな……」
白上束:「……おかえり」
西方:「怪奇(スペクト)としてはやや不足だが、まあ良しとしよう」
西方:「……真相まで、あと少しといったところだ」万年筆の尻で、額をトントンと叩く。
ダスティン:「アメリー、遅かったな。まさか屋敷で寝てた?」
吉川アメリー:「……日記を見つけた。上田の父親のものだ」
吉川アメリー:ということでさっきの情報を話す。
吉川アメリー:「……世界魔法を止めるには……つまり………」黙る
ダスティン:「Oh・・・ワーオ。あの魔法少女が? そうなのか?」
大柳早苗:「……」
西方:「………そうしなければ、この街もいずれジャームに呑まれる……か」
白上束:「……」
西方:「君たちはどうする? ……どうしたいと考える?」
西方:「極端な話を言えば、君達は、UGNや『結社』のように――秩序を維持する義務を負うわけではない」
西方:「私の依頼も、これでほぼ果たされた。何もせずにこの街を立ち去る事も、また一つの選択だ」
ダスティン:「あの小娘を、”領域”から切り離す方法は?あると思うかい、ドクター?」
白上束:「……」
大柳早苗:「わ、私は…”アストラル”……いえ、上田紗奈さんを助ける方法を探します……」
大柳早苗:「す、すみません…私友達になるって言っちゃったんです……あはは」
西方:「非情な事を言うようだが、それは無用なリスクというものだよ、大柳くん。私がサポートしてやることはできない」
大柳早苗:「分かってます。だから依頼はここまで」
大柳早苗:「後は……私が無茶するだけです」
ダスティン:「ここで帰ってもいいんだが・・・どちらにしろ、俺はアメリーに借りがある。あんたらの意見を聞きたいね」
西方:「……不可能に近しい方法だが、上田紗奈を『向こう側』と切り離せる可能性はある」
大柳早苗:「!」
西方:「つまり元凶を絶てば良い……これまでの話にも出てきていたね」
白上束:「……元凶」
大柳早苗:「上田……菜摘…?」
西方:「――不可能というのはそこだね。つまり」
西方:「『向こう側』に存在するはずの上田菜摘に、我々がどうやって干渉すれば良いのか」
西方:「さらに、彼女を仮に消滅させる事ができたとして……その妄想で維持される『上田紗奈』は、結果的にどうなるのか」
大柳早苗:「……」
大柳早苗:「彼女を、紗南さんを媒介に」
大柳早苗:「上田菜摘をこちら側に顕現させる事って……で、出来ないでしょうか」
大柳早苗:「ダスティンさん」
ダスティン:「ワァッツ?」
大柳早苗:「いえ、その、しょ、召喚の術は専門外で……わ、分からないんですけど」
大柳早苗:「ここではない所から、ここにはない物を呼び出す技術なら……ダスティンさんが一番詳しいかなって……す、すみません」
ダスティン:「アー・・・そーね。触媒本人に協力してもらえばね」
大柳早苗:「本当ですか!?」
ダスティン:・・・できるでしょうか?w
GM:できません。“エンチャントレス”は『向こう側』の世界に固着しているためです。それこそ、世界そのものを引きずり出さない限り不可能。
GM:そして世界を引きずり出すということは、今まさに『向こう側の世界の侵食』という形で起こっている事でもあります。
大柳早苗:できなかった!!ww
GM:……ただし、その『逆』は可能。
GM:つまり、上田紗奈を触媒として
GM:自分たちが『向こうに行く』という手段。
GM:ダスティンさんは以上の知識を把握していて構いません。
ダスティン:「・・・エッ?なに、先生?それ無理?・・・逆ならできんの?マジで!」
大柳早苗:「逆…?」
ダスティン:「こっちが向こうに呼び出されるならOKだってさ!」 画期的なナレーション会話の手法!
西方:「……。正気とは思えない手段だが」
西方:「それでもやれるかね、大柳くん」
ダスティン:「で、どうするね?俺は諸君の意志を尊重するぜ。尊重はね」
大柳早苗:「お願いしますダスティンさん!協力してください!」
大柳早苗:「お金も用意します!わ、私に出来る事なら何だってしますから!」
ダスティン:「Ooops!魔神と契約するときは、そういう取引はしない方がいいぜ。で、そっちの二人は?」
大柳早苗:「西方さん…わ、私……自分を助けてくれた人を手段が分かってて助けないなんて…嫌ですよ……」
大柳早苗:「真っ当な事を、真っ当に果たして、生きて行きたいんです……」
吉川アメリー:「私は白上の意見にしたがおうか。白上。あんたは友達をどうしたい?」
白上束:「……いつでも行ける」
白上束:「私は、行くから」
吉川アメリー:「ハハハ!そういうと思ってた。OK。私も行く!」
大柳早苗:「……!」
ダスティン:「危ないぜェ〜」
白上束:「それが?」
ダスティン:「いや別に?HAHAHA!言ってみただけ。ま、そういうことなら、俺も行こうかな」
ダスティン:「結社のやり方と逆のことをやってやりたいのさ!俺、あいつら超嫌いだからな!」
大柳早苗:「み、みなさん……!」
白上炬:「当然、私もやろう」
白上炬:「束が決めたのならば、そうせねばならん」
ダスティン:「東西びっくり魔術師団VS異世界の幻獣か。ハリウッドムービーにできるな、これ」
大柳早苗:「こ、これなら…怖い物、なしですね…!」
大柳早苗:「……行きましょうか」
西方:「……重要なことがひとつある」
大柳早苗:「は、はい!?」
西方:「この方法にはまず、『上田紗奈』自身の協力が不可欠だ」
大柳早苗:「あ」
白上束:「……うん」
大柳早苗:「……そうでした」
西方:「どうやら、私も協力しないとならないようだな……仕方がない」椅子から立ち上がる。
西方:「『探しもの(ハンティング)』ならば慣れているものでね。任せてくれたまえ」
大柳早苗:「に、西方さぁああああん!!」
ダスティン:「さすがドクター!ただ胡散臭いだけじゃねえ!」
大柳早苗:「うぅ……みんな良い人たちで良かったです…」
白上束:「……ありがとう」
大柳早苗:「ありがとうございます……」

Climax-b

M市商店街 デパート屋上

GM:白上束、大柳早苗、ダスティン・C・マクブレイド、吉川アメリー……そして白上炬。
GM:5人はそこに到達する。そして屋上の隅、うずくまるボロボロの少女を発見する。
上田紗奈:「……」
上田紗奈:「ごめんなさい……ごめんなさい……」
ダスティン:「じゃ、フレンズのみなさん、よろしくね!」
白上束:見つけると同時、彼女の目の前に飛び出している。
大柳早苗:「!」
大柳早苗:「き、キンチョウしてきました……!」
吉川アメリー:「……」黙って見てる
上田紗奈:「……白上さん」「白、」
上田紗奈:顔を拭う。
上田紗奈:「……ご、ごめんね! 白上さん、突然いなくなって、その」
上田紗奈:「心配かけて! 大丈夫だからね!」
白上束:「……ん」手布を渡す。
白上束:「拭ききれてない」
上田紗奈:「あ……」
上田紗奈:「…………。ごめん……ね」
上田紗奈:「びっくりしたよね、だって私、あんな……変な」
白上束:「……ううん」
白上束:「……今の、私の格好は?」
上田紗奈:「す、素敵だよ。すごく……似合ってる」
白上束:「ありがとう」
白上束:「……お話し、してもいい?」
上田紗奈:「……うん」
上田紗奈:貯水槽の横に腰を下ろす。
白上束:「私の、おかーさんの話」
上田紗奈:「……」静かに頷く。
白上束:「おかーさんは、厳しい人だった。訓練も、一杯させられて」
白上束:「でも、出来たら褒めてくれた」
白上束:「……嬉しくて、どんどん訓練した。おかーさんもどんどん相手してくれた」
上田紗奈:「……いいおかあさんだったんだね」
白上束:「……無理して、どんどん相手してくれてた」
白上束:「……無理して、無理して。壊れた」
上田紗奈:「……こわ……れ……」
白上束:「私のことも、おとーさんのことも。みんな分かんなくなって、」
白上束:「止まらなくなった」
上田紗奈:「そんなことが……」
上田紗奈:「わたし……わたし、ごめん……」
上田紗奈:「本当はわたし、みんなを助けられる魔法があったはずなのに。何か、もっと」
白上束:「……?」
上田紗奈:「もっと、もっと、もっと……こんなわたしじゃあなくて。できることがあったはずなのに」
白上束:「……違う」
上田紗奈:「……わたしは、誰も幸せにできていない……」
上田紗奈:「ごめん……」
白上束:「違う!私は、」
白上束:「そんなことが、言いたかったんじゃない!」
上田紗奈:「わたしは……バカみたいだ……」
白上束:「私は、ただ、友達を失いたくないだけなの!」
上田紗奈:「友達……」
白上束:「さ、紗奈ちゃんを、助けたいだけなの!」
白上束:「……名前で、呼べた」
上田紗奈:「……!」
上田紗奈:「何か……わたしが、知らないことが」
上田紗奈:「白上さん……何かが起こっているのね……? 『わたし』の周りに」
白上束:「うん」
GM:調査結果で得られたレポートは、すべて『上田総司』の研究……彼は既に死亡している。
GM:彼女は、すべての原理を知らず『魔法』を行使している……
白上束:「紗奈ちゃんの、おかーさんがそうなんだ」
上田紗奈:「わたしの、お母さんが……?」
白上束:「『幻獣』も、その魔法も、みんなそう」
上田紗奈:「い、言ってなかったけど」
上田紗奈:「お母さんはわたしが生まれた頃に、死んでいるの」
白上束:「ううん」
白上束:「おかーさんは生きてる」
白上束:「……でも、」
白上束:「……ごめん。ひどいこと言うけど……でも、きっと、壊れてる」
上田紗奈:「どういうことなの……? どこで!?」
上田紗奈:「どこで生きてるの!? お母さんは!」
白上束:「この世界じゃない……信じてもらえないかもだけど」
白上束:「……『向こうの、世界』で、生きてる。止めないと、こっちの、世界を、壊す」
上田紗奈:「……それが」震える唇で答える。
上田紗奈:「それが幻獣……」
白上束:「……私は、それを止めたい。約束したから」
白上束:「友達と、おかず交換する約束したから」
上田紗奈:「……」涙を流す。
上田紗奈:「白上さんの言いたいこと、なんとなくだけれど……わかるよ。白上さんが、それを止めたいと思ってること」
上田紗奈:「……も、もしわたしが。白上さんのお母さんなら……えへへ、こんな気持ちになるのかな……なんちゃって」
白上束:「おかーさん?」
上田紗奈:「……だめ?」
上田紗奈:「いくら魔法が使えても、白上さんのお母さんだけは……取り戻してあげられないから」
白上束:「じゃあ、私は紗奈ちゃんのおかーさんやる」
白上束:「紗奈ちゃん、泣き虫だから」
上田紗奈:「あはっ……あはは」
上田紗奈:「そうだね……そうだね、あははは……」
ダスティン:「やっと笑ったな!まァ、ヴェインズ・ニュースペーパーだと、笑うと寿命が伸びるらしいぜ」
大柳早苗:「うぅ…友情って良いもんですねぇ……ダスティンさん」
ダスティン:「眉唾だけどな! で、話、まとまった?」
大柳早苗:「わ、私も付いてますよぉ…アストラル…じゃなくて紗南さん!」
上田紗奈:「早苗ちゃん……」
上田紗奈:突然の登場に目を丸くする。
大柳早苗:「あ、す、すみません…来ちゃいました」
吉川アメリー:「いい感じのようだな。よかった」
上田紗奈:「アメリーちゃん」
ダスティン:「時間がね。結構押してるんで。さっさとケリをつけようぜ、って先生方がいってる」
上田紗奈:「……。もし、みんなのために、わたしの魔法が使えるのなら」
上田紗奈:「――お父さんが言ってた。わたしのこの力は、アストラル界に漂っている霊体を……形に変えるんだって」
上田紗奈:5枚のカードを、陣を描くように周囲に落としていく。
上田紗奈:「……『プリディヴィ』。『アパス』。『テジャス』。『ヴァーユ』。『アーカーシャ』――」
上田紗奈:「――来て」
ダスティン:「ふっふっふ。ニューウェーブ魔法だなァ!結社の連中がわからんわけだ」
GM:上田紗奈の衣服が銀色の粒子と化して、再構成されていく。
GM:手には長いロッド。まるで荒唐無稽な魔法少女のような。
“リプレニッシュ”:「――わたしは……」
“リプレニッシュ”:目を開く。 「みんなのために、この力を使う」
白上束:「……うん」
大柳早苗:「すーはー……すーはー…深呼吸深呼吸……」
ダスティン:「それじゃ、ガイドはよろしくな、魔法少女!」
“リプレニッシュ”:「……白上さん。わたしは、何をすればいい?」
“リプレニッシュ”:銀の粒子とともに、空中に浮かぶ。
白上束:「……私達を、向こうの世界へ。飛ばせる?」
“リプレニッシュ”:「……どうしてそんなことを?」
白上束:「向こうを連れてくることは出来ないらしいから。こっちから行かないと」
ダスティン:「親ってのは、いつか子離れしないとね。なあ、アメリー」
吉川アメリー:「だな!」
“リプレニッシュ”:「わからない……できたとしても長い時間は、飛ばせない。それに」
“リプレニッシュ”:「――まず、わたしが『向こう』に行かないといけない」
“リプレニッシュ”:「向こうから、私がみんなを『持ってくる』。」
GM:ゲーム的な処理を説明します。
GM:“リプレニッシュ”がこれまで使っていた『魔法』は……ほぼ察しがついていたとは思いますが……
GM:Eロイス"マジカル☆リクエスト"。
白上束:な、何だってー!
大柳早苗:わぁい!
白上束:全然予想もつかなかった
大柳早苗:それでこそ魔法少女よ
吉川アメリー:さすが
ダスティン:妄想が大事
GM:本来は、好きなアイテムをどこからか取り寄せるEロイスですが
GM:今回のセッションでは、これを拡大解釈して
GM:別の世界の『人間』をも取り寄せて来ることができる、とします。
GM:“リプレニッシュ”の使う"マジカル☆リクエスト"は本来“エンチャントレス”のものであり、
GM:彼女がこの力を引き出して使っている以上、『向こう側』に行ける回数には回数制限が存在します。
GM:“エンチャントレス”のEロイスのひとつは"虚実崩壊"。残り6つが"マジカル☆リクエスト"とします。
GM:つまり『向こう』に行けるチャンスは、全部で6回。
ダスティン:Eロイスが7個・・・!
GM:もう少し詳しいルールは、クライマックス戦闘が開始してから解説いたします。
大柳早苗:サーイエッサー
白上炬:「……夕暮れが来る」 会話に加わらず、フェンスの端で空を見上げていた炬が呟く。
白上炬:「『魔法世界』に繋げるというなら、これまでにない規模の『幻獣』も現れような」
大柳早苗:「黄昏時…最も『奇跡』に近い時間……」
大柳早苗:「私たちにとっていい『奇跡』でありますように……」
“リプレニッシュ”:「……『向こう』とこちらを行き来できる存在は、ひとつだけある。」
“リプレニッシュ”:「『幻獣』。わたしたちの世界に現れたそれが……『向こう』に帰るとき」
“リプレニッシュ”:「その時なら、もしかしたら……人間そのものを、向こう側から持ってくることが、できるかもしれない」
ダスティン:「本当の魔法ってのは、《力の召喚》とか《元素の投影》みたいな、くだらないものなんかじゃない」
ダスティン:「俺たちが本当の魔法使いなら、なにもかもうまくいくのさ!ドミナが見ている!GOGOGO!」
大柳早苗:「そ、そうですよねぇ……上手くいく上手くいく上手くいく……すーはー…」
“リプレニッシュ”:「……来る」
大柳早苗:「ひぇっ!?」
GM:“リプレニッシュ”の周囲の空間に、
GM:これまでにない密度の……薄緑の光の洪水が。
幻獣:「△、▼▼▼。△……」
幻獣:「ヒ  シュ  シュ   ゥ」
幻獣:「…………eda,ell,pal……」
GM:大型幻獣が3体――!
ダスティン:「フゥーウ・・・じゃ、幻獣の方は、こっちで一気に削るんで・・・」

Climax-c Battle

              幻獣
  幻獣

    10m       15m

       束 大柳
     アメリー ダスティン

        5m

        幻獣

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
GM:クライマックス戦闘のルールを説明します。
GM:先ほど説明した通り、“エンチャントレス”は『別世界』にいるため、
GM:普通に戦闘しているだけでは、彼女を攻撃することはできません。
GM:なので"マジカル☆リクエスト"を向こう側から使ってもらい
GM:“エンチャントレス”の世界に移動する必要があります。
GM:移動条件は、「幻獣を1体以上倒す」事。
GM:幻獣をこちらの世界で撃破した場合、その撃破数と同じ数だけの人数を選んで
GM:『向こう側』に送り込むことができます。
GM:----
GM:そして『向こう側』にキャラクターが送られた場合は、
GM:通常通りに手番を進行し、“エンチャントレス”を攻撃可能ですが、
GM:『向こう側』で戦闘不能になった場合、『向こう側』の世界からこちらの世界に送り返されます。
GM:この際も、戦闘を続けるのであればタイタス等で復活する必要があります。
GM:----
GM:幻獣は全部で6体出現します。こちらの世界で6体を撃破し、
GM:かつ『向こう側』に一人もPCが存在しなくなれば、戦闘は終了です。
GM:“エンチャントレス”を撃破した場合も、同様に戦闘終了。
GM:----
GM:ミドルでのやり取りがあったので、増援『白上炬』を呼ぶことができるようになりました。
GM:炬はこちら側の世界でのみ行動します。データは基本的に、中ボス登場時と同じ。
GM:2回まではロイスで復活し、3回めで戦闘不能になります。4回攻撃を受けると死亡します。
GM:好きなラウンドのセットアップに登場させ、攻撃させることができます。
GM:----
GM:以上です。複雑なルールですので、分からない点がありましたらどんどん質問してください。
白上束:“エンチャントレス”はこちらの世界に干渉しますか?
GM:一切しません。“エンチャントレス”が攻撃するのは
GM:同じ世界の対象のみです。
白上束:了解です
ダスティン:ダスティンのやることはひとつだけ・・・こちらの世界で幻獣を滅ぼすのみ
大柳早苗:あ、ローラーブーツをくだ!さい!
吉川アメリー:あ!忘れてた!
吉川アメリー:「大柳これやるわ。さっき見つけた」
吉川アメリー:「多分お前に似合う」
大柳早苗:「わわ!な、なんですかこれ」
大柳早苗:「サンダル……?」
吉川アメリー:「空飛べるらしいぞ」
大柳早苗:「空ぁ!?わ!て、敵が!」
大柳早苗:いそいそと履きます。
GM:すみません、説明に補足。
GM:幻獣を倒した場合でも、即座に『向こう』に転移する必要はありません。
GM:権利を持ち越して、好きなイニシアチブで使うことができるという事です。
白上束:なるほど
GM:他に質問はありますか?
白上束:幻獣の出現条件は不明でしょうか?
GM:一体が撃破された場合、その度にイニシアチブに"さらなる絶望"が使用され
GM:数が3体に保たれます。
白上束:ぐぬぬ辛い
GM:では、何もなければ始めていただきましょう。
白上束:ハーイ
大柳早苗:いえす!
GM:空の色が変異する。黄昏の光が生み出す錯覚ではなく、
GM:『世界』が重なって、現実に変質していく。
GM:衝動判定です。難易度は9
ダスティン:いくぞっ
ダスティン:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,1,5,6,7,8,10,10]+9[3,9]+1 → 20

吉川アメリー:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,6,8,9,10]+7[7] → 17

GM:スゴイ!
白上束:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,3,3,10]+7[7] → 17

ダスティン:「俺の”領域”もどうだい?ちょっとしたもんだろ・・・先生方の世界が混じってるからね!」
大柳早苗:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[5,6,6,9]+1 → 10

GM:魔法使いは意志が強い……!
ダスティン:2d10+115
DoubleCross : (2D10+115) → 11[10,1]+115 → 126

吉川アメリー:2d10+123
DoubleCross : (2D10+123) → 16[8,8]+123 → 139

吉川アメリー:ぎゃあああ
大柳早苗:2d10+115
DoubleCross : (2D10+115) → 6[2,4]+115 → 121

白上束:2d10+119
DoubleCross : (2D10+119) → 7[6,1]+119 → 126

ダスティン:すぐにみんな150くらい簡単においつきますよ・・・!
白上束:なあに、枚数だけ気にすればいい!
大柳早苗:1ターン目で27上がる人
“リプレニッシュ”:(……みんな。)
幻獣:「○、●◎■」
幻獣:「ホル ウ ェ アア ア」
GM:セットアッププロセス!
幻獣:幻獣3体は……《虚無の城壁》!
幻獣:現実法則の干渉を無効化する特性……これが“リプレニッシュ”以外の魔術を防ぐからくりなのだ。
大柳早苗:ローラーブーツ!移動+5m!
ダスティン:《得意領域》! 126→129
ダスティン:魔法陣が展開!しかもでかい!
白上束:《万色の檻》。126→131
吉川アメリー:様子見だ。なし!
ダスティン:白上さんは呼びます?
GM:召喚タイミングはセットアップです。そして一度呼び出したら
GM:帰ってもらうことはできません。ずっと戦います。
白上束:呼んじゃいません?
ダスティン:最初にガンガンやってもらいましょう。
白上束:私に長期戦は出来ん!
ダスティン:ですよね。
大柳早苗:そうですね!頑張ってくれ!
吉川アメリー:だね
ダスティン:「さァ、旦那!かわいい女子の頼みだ、やってくれよ!」
白上炬:「……フン」
白上炬:「承知した」白上炬――登場!!
白上束:身体に呪印が浮かぶ。
白上束:白上束の《ワーディング》が空を塗りつぶし、一時的に世界の変異をも止める。
幻獣:手番は3体の『幻獣』!行動値14!
幻獣:マイナーで《魔眼槍》《緑の鞭》《絶対の空間》。
幻獣:それぞれの幻獣が、とても生命体のそれとは思えない攻撃器官を作成するのだ。
ダスティン:「くるぞ、くるぞくるぞ!READY!」
大柳早苗:「うえええ…!」
白上束:硬直とか勘弁して下さいよ……
吉川アメリー:げー
幻獣:最初の攻撃。10mの幻獣1から。
幻獣:1d5
DoubleCross : (1D5) → 2

幻獣:狙うのは大柳さんです。
大柳早苗:ぎゃおおん!
幻獣:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《瞬速の刃》《巨人の斧》《重力の手枷》。
幻獣:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,3,3,5,6,6,7,8,9,10]+10[4,8,9,10]+10[6,8,8]+10[1,9]+4[4] → 44

幻獣:ドッジダイスは-2個。命中すればシーン中、あらゆる判定のダイスが-2個。
ダスティン:回りおるわい
大柳早苗:オートで大槌装備&ガード!
幻獣:5d10+17
DoubleCross : (5D10+17) → 21[4,7,7,2,1]+17 → 38

幻獣:38点!ガード装甲有効!
大柳早苗:うげええ
大柳早苗:ぎりっぎりで死ぬる!
GM:あ、すいません
GM:技能は-4でしたね。ダメージダイスに影響はありませんが……
大柳早苗:オゴーッ
大柳早苗:小柴家のロイスをタイタス昇華!
大柳早苗:復活!
ダスティン:オノレーッ!
幻獣:15mの距離の、幻獣2の行動。
幻獣:大柳さん以外を狙います。
幻獣:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

幻獣:ダスティィィィン!!
幻獣:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《瞬速の刃》《巨人の斧》《重力の手枷》!
幻獣:10dx7-4
DoubleCross : (10R10-4[7]) → 10[1,1,1,3,4,4,6,7,8,9]+10[7,8,8]+10[7,9,9]+10[5,7,9]+2[1,2]-4 → 38

ダスティン:こいっ!ガードしかないぞ!
幻獣:同じくドッジ-2個!
幻獣:了解!
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 14[2,7,4,1]+17 → 31

幻獣:31点!シーン中ダイス-2個!
ダスティン:20点ふせいで、どうにか生存!
ダスティン:「ファァァアアアーーーーック!なんだこのおかしな連中は!」
GM:ファンタスティック!やる!
幻獣:次は幻獣3!
幻獣:1d5
DoubleCross : (1D5) → 5

幻獣:白上さん!
幻獣:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《瞬速の刃》《巨人の斧》《重力の手枷》
白上束:まぎらわしい!
幻獣:10dx7-4
DoubleCross : (10R10-4[7]) → 6[1,2,2,3,3,4,4,4,6,6]-4 → 2

幻獣:……?
大柳早苗:ふふ…クリスタルシールドの力よ!
幻獣:あれ……あれれ? おかしいぞ……?
白上束:青沼でもあるまいし
幻獣:こんなことが……
大柳早苗:かわせーっ!かわせ炬さーんッ!!
白上炬:回避!
白上炬:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,5,7,8,10,10]+10[6,10]+5[5]+1 → 26

吉川アメリー:キャーーー!
白上束:無駄クリティカルw
大柳早苗:今、君に風が吹いている!
幻獣:幻獣の触手が、雪崩のように白上炬へ殺到するが……!
大柳早苗:「炬さん!」
白上炬:「……運は好く無い、が」
白上炬:「先に死ぬ事だけは無くてな」「――転!!」
ダスティン:「さっすがッ」
GM:ローブをズタズタに貫く触手!しかし次の瞬間……
GM:ローブは溶けるように消え、白上炬は別の場所に存在している!転移魔術!
白上束:「……早いね」
白上炬:「そして」「覧じて貰おう」パタパタとタロットカードが舞う。
GM:炬の手番!狙う対象はどれだ!
ダスティン:どれでもいいけど、幻獣1でいいのでは?
白上束:とりあえず一番遠いやつでいいかな?
ダスティン:ああ、3ですか。
ダスティン:違う2だ!
吉川アメリー:遠いのは2だ
GM:では遠い2を攻撃。
白上炬:「……」
白上炬:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《因果歪曲》《氷の塔》《氷炎の乱舞》《黒星の門》
白上炬:「相は火」
白上炬:「『火車』」
白上炬:11dx8+8
DoubleCross : (11R10+8[8]) → 10[1,1,2,3,3,4,6,6,7,8,10]+10[1,9]+10[10]+10[8]+2[2]+8 → 50

GM:うおーっ!なんだこの出目!
ダスティン:すごいwww
大柳早苗:来ている…完全に炬さんの時代が来ている…
幻獣:幻獣2は《グラビティガード》!
白上束:運が向いている……!
白上炬:6d10+36
DoubleCross : (6D10+36) → 36[8,4,7,1,8,8]+36 → 72

白上束:やはり味方でこそ輝く男だったのだ……!
大柳早苗:ダイスもいい!
幻獣:4D+17
DoubleCross : (4D6+17) → 22[5,6,5,6]+17 → 39

幻獣:72-39
幻獣:だが33点ダメージ!耐える!
ダスティン:硬いなぁwこりゃ無理かも
大柳早苗:レツゴーダスティーン
吉川アメリー:力の法則とかあるよ!
白上束:4D?
GM:手番はダスティンさんだ。
ダスティン:OK!
ダスティン:マイナーはとくになし。
白上束:4d10では
GM:あ、本当だ。
ダスティン:メジャーで《マインドエンハンス》&《サイレンの魔女》。
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 21[1,9,8,3]+17 → 38

幻獣:間違えました。ダメージは34点。
ダスティン:おっと、ダメージが1点増えた。
大柳早苗:そして下がる
白上束:ちょっとだけ下がった!
幻獣:というか6面で振った時に限って
幻獣:出目が異常にいいような気がするw
大柳早苗:今度はシノビガミの世界に出れることを祈るんだな!
ダスティン:では、ダイスが−2で、11+3ひく2。スキルで7。
ダスティン:12dx9+7
DoubleCross : (12R10+7[9]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,4,6,9,10]+8[7,8]+7 → 25

GM:25!
ダスティン:妖精を使います。
幻獣:当然、ガード。《グラビティガード》を使用します!
ダスティン:ここでできるだけつっこむ。
GM:ダイスを振るのです!
ダスティン:1dx9+27
DoubleCross : (1R10+27[9]) → 1[1]+27 → 28 → ファンブル

大柳早苗:オゴー
ダスティン:運の流れがよくない!でもまあ、これに力の法則を自前で載せます。
ダスティン:侵食率は+16だが、ここが肝心だ!
GM:あっお客さん
白上束:自前は無理ですよ
GM:《力の法則》は自前では載せられないんですよーっ
ダスティン:あ、無理だ
吉川アメリー:ではわたくしめが
ダスティン:というわけで載せてもらわなければいけません
大柳早苗:がーんだな…出鼻をくじかれた
吉川アメリー:《力の法則》+《力の霊水》
GM:き、来た……!
GM:驚異の力系マシマシ
ダスティン:つまり+8dということ
吉川アメリー:ダメージ+9Dだぜ?
GM:アバーッ!ダメージをどうぞ!!
ダスティン:あ、レベルあがって9dですね。
大柳早苗:ヒューッ
ダスティン:12d10+18 装甲無視
DoubleCross : (12D10+18) → 68[10,7,5,6,4,3,2,10,5,3,6,7]+18 → 86

白上束:ケヒィーッ沈めー!
ダスティン:「・・・・こいッ、フォカロル!壊せ!得意だろッ・・・いや、得意ですよね!?」
幻獣:幻獣1のガード。
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 30[8,7,7,8]+17 → 47

幻獣:39点のダメージ。
大柳早苗:にゅやッ高い
幻獣:幻獣2のガード。
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 34[9,6,9,10]+17 → 51

大柳早苗:ファッ!?
白上束:げっ
ダスティン:なんじゃそりゃあw
幻獣:45点のダメージ。
吉川アメリー:なんだそれwwww
ダスティン:ま、ダイス運だけはどうしようもないので無理ですな!
白上束:35点では
幻獣:相当に削られたが……まだ生きている!
幻獣:幻獣3のガード。
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 20[7,5,3,5]+17 → 37

幻獣:49点のダメージ。
GM:……以上!しかしここまでのダメージは、正直、驚愕!
GM:次なる手番は大柳さん!どうしますか!
吉川アメリー:「キャハハ。すげー威力だなダスティン!」
大柳早苗:待機!ここは白上さんの要に任せる
ダスティン:「わりーな、吹き飛ばせなかった。ま、次な、次!」
GM:吉川さんの手番……!
大柳早苗:無敵のオルクスパワーでなんとかして下さいよォーッ!!
吉川アメリー:《熱狂》+《導きの華》+《要の陣形》!
吉川アメリー:これで要の陣形切れ。
白上束:熱狂を受ける!暴走!
吉川アメリー:攻撃+18・次のメジャーの達成値+12 してね☆
GM:SUGOI!
GM:……では束ちゃん!どうする!
大柳早苗:暴走半島!
ダスティン:※熱狂の効果は拒否します
吉川アメリー:「よっしゃ、また操らせていただく!わりぃな!」
大柳早苗:「ま、またですかぁ!?」
白上束:「……うん、信じてる」
大柳早苗:「こ、今度は意識残してくださいね……ちょっと複雑な術使いますから」
白上束:「……身に任せ……解き放つ……」
白上束:マイナーで《縮地》。
白上束:3体ともを対象には出来ん。1と2の間に移動。
              幻獣
  幻獣     束

    10m       15m

        大柳
     アメリー ダスティン
         炬

        5m

        幻獣

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
GM:正確な距離は計算する必要がありますが
GM:攻撃範囲内に入っていることは確実です。
幻獣:「オル ル ィ ァ、 ア」
白上束:メジャー《コンセントレイト:オルクス》《形無き剣》《要の陣形》。1と2に攻撃。
幻獣:幻獣の一体は、炬の炎とダスティンの嵐に巻き込まれ、崩壊寸前となっている。
幻獣:「■◆□◇□……」もう一体の幻獣も、触腕を束に差し向け――
白上束:18dx@7+12
DoubleCross : (18R10+12[7]) → 10[1,3,3,5,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[3,3,5,6,6,6,7,8,9,10]+10[2,4,5,9]+3[3]+12 → 45

GM:つ、強い……!これが《万色の檻》なのか……!
白上束:「……震」
白上束:「巽」
幻獣:どちらもガード!《グラビティガード》だ!
白上束:5d10+41+5+12+18
DoubleCross : (5D10+41+5+12+18) → 14[4,5,1,2,2]+41+5+12+18 → 90

白上束:出目悪……
白上束:「坤」「艮」「坤」「坎」「乾」「震」「兌」「離」「乾」
幻獣:幻獣1。
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 20[7,6,1,6]+17 → 37

GM:……ああ!
GM:ちょうど……死んだか!!
幻獣:……幻獣2!
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 23[9,2,5,7]+17 → 40

幻獣:こちらは当然のように死亡!爆散!!
ダスティン:「すっげー威力・・・ヘヘハハハハハ!空間断裂!なるほどなァ」
白上束:「地……天」
白上束:複雑に絡ませた糸が幻獣2体を吊り上げ、そのまま勢いをつけて幻獣同士を衝突させる。
幻獣:非現実の獣は、糸の圧力でさらに捻じ曲げられ
幻獣:両者が衝突し、分解!!
GM:緑色の光とともに分解。この先に……あるというのだろうか。『向こうの世界』が。
GM:幻獣を2体撃破。イニシアチブで2人まで『向こう』に送り込むことが可能。
白上束:空中に張った糸に立ち、分解を見届ける。
大柳早苗:ストライクノワール!ストライクノワールじゃないか!
白上束:131→140
ダスティン:大柳さん、やれーっ!やってくれーっ!その悪魔をーっ
GM:既に“リプレニッシュ”の姿は空中にない。あちらにいるはずだ。
大柳早苗:突っ込みますか!
白上束:お願いします!
大柳早苗:じゃあ突入だ!
GM:そして……待機の前、最後のイニシアチブで、
幻獣:幻獣3が"さらなる絶望"。幻獣を新たに1体召喚。
          束

         10m

          大柳
幻獣  10m アメリー ダスティン
           炬

          5m

          幻獣

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
GM:……では、大柳さんが突入で問題ありませんね?
大柳早苗:大丈夫です!
白上束:それで行きましょう。1枠はとっておく。
大柳早苗:「い、行きますよぉ…」
大柳早苗:「え、えいや!」
GM:では"マジカル☆リクエスト"が発動する。大柳早苗が……あちらの世界に召喚『される』。
          束

         10m

幻獣  10m アメリー ダスティン
           炬

          5m

          幻獣

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
        大柳
“リプレニッシュ”:「……早苗ちゃん」
大柳早苗:「わわわわっ!」
大柳早苗:どすっと向こう側に落ちる。
GM:人間の知覚では認識し切ることすら不可能な、非現実の世界に
GM:一点だけ、銀色に輝く美しい光が漂っている。
GM:“リプレニッシュ”。
GM:そして……その遙か下方。
GM:黒い帯が絡みあったような、恐ろしく巨大で単純な何らかのイメージが……蠢いている。
GM:では、行動してください。
大柳早苗:「……よし」
大柳早苗:マイナーで硬直解除
白上束:いや、硬直してないですよね?
GM:攻撃を受けたのは《緑の鞭》なので
GM:硬直は受けていないです。
大柳早苗:あれ、ダイスマイナスでしたっけ
大柳早苗:あ、了解です
大柳早苗:では暴走解除
GM:ダイスは2個マイナスされています。この効果は累積します。
大柳早苗:ゆっくり深呼吸で息を整える。
大柳早苗:メジャーでセレリティ+物質合成
“リプレニッシュ”:「早苗ちゃん」
“リプレニッシュ”:「これが……お母さんなの! これが!」
“エンチャントレス”:「――・ ・――・  ――――」
大柳早苗:「……う、うん」
“エンチャントレス”:「―――・    ・   ・――・ ――」
大柳早苗:「に、似てないねー…なんて、あはは……」
“リプレニッシュ”:「……わたしの……」
“リプレニッシュ”:「わたしの、お母さん……」
大柳早苗:「……紗奈ちゃんは紗奈ちゃんだよ。どこで生まれても、私を助けてくれた紗奈ちゃんは今ここにいる紗奈ちゃんだよ」
大柳早苗:背中からもう一本の杵を取り出し
大柳早苗:十字架上にがしゃりと組み合わせる。
大柳早苗:「……術式接続…よし」
大柳早苗:「“金剛帝釈天”……!」
大柳早苗:「ごめん、お母さんの事は助けられない……」
“リプレニッシュ”:「うん……うん……」
GM:“リプレニッシュ”が……上田紗奈が、涙を溢している。
大柳早苗:「けど、紗奈ちゃんは絶対に助ける。」
大柳早苗:メジャーその1!
大柳早苗:《コンセントレイト:モルフェウス》+《ライトウェイトモード》+《クリスタライズ》+《砂の加護》
大柳早苗:11dx7-1
DoubleCross : (11R10-1[7]) → 10[1,2,2,4,4,4,5,5,7,10,10]+10[3,10,10]+10[6,10]+6[6]-1 → 35

大柳早苗:回避ダイス-2!
“エンチャントレス”:「――― ・ ・」
“エンチャントレス”:《現実改変》。
“エンチャントレス”:達成値を-20。
大柳早苗:オゴーッ!?
ダスティン:くっ、ダスティンも召喚されていれば・・・!
“エンチャントレス”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[2,4,4,5,6,8] → 8

“エンチャントレス”:フン……
大柳早苗:アブねえ!
“エンチャントレス”:《妖精の手》。
“エンチャントレス”:10+1dx
“エンチャントレス”:1dx+10
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 4[4]+10 → 14

白上束:ヒュー!
“エンチャントレス”:ヌーッ、駄目か……
“エンチャントレス”:《現実改変》。2回め!
大柳早苗:うごおおお!
“エンチャントレス”:達成値を+20。
大柳早苗:げえええ!?
“エンチャントレス”:回避……!
白上束:重ねて使えるんですかね?
“エンチャントレス”:HPはこれで-40!さあ次だ!
GM:「対象が判定を行った直後」なので
GM:別々の判定に別々に使うのであれば、問題ないはずです。
白上束:同エフェクト同タイミングで
白上束:あ、ごめん間違えてた
白上束:プラスか
GM:大柳さんに-20、自分の回避に+20なので。
大柳早苗:おのれ…
白上束:おそろしいな……
大柳早苗:《コンセントレイト:モルフェウス》+《ライトウェイトモード》+《クリスタライズ》!ワンモア!
大柳早苗:5dx7-1
DoubleCross : (5R10-1[7]) → 10[1,2,5,8,10]+10[3,9]+10[10]+2[2]-1 → 31

白上束:5個でも同レベルじゃないかw
“リプレニッシュ”:「早苗……ちゃん……!」
大柳早苗:回避ダイス-2!
“リプレニッシュ”:「――気をつけて!!」
“エンチャントレス”:《スモールワールド》。達成値を-30。
“エンチャントレス”:「・  ・  ――  ・ ・」回避!
大柳早苗:「ううりゃあああ!!」
“エンチャントレス”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[2,2,3,6,7,9] → 9

大柳早苗:十字架を影に叩きつける!
GM:しかし、渾身の力を込めて振るった杵は――
GM:まるで幻影のように歪み、巨大なジャームに触れることはない!
GM:全てが改変される!ここは『彼女』の世界なのだ!!
大柳早苗:「!?」
“エンチャントレス”:「―― ・  ――」
“リプレニッシュ”:「……そんな」
“リプレニッシュ”:「む、無敵なの……」
大柳早苗:「くっ……!」
大柳早苗:「無敵でもなんでも…大丈夫です……」
大柳早苗:「どうにもならない事をどうにかするための技術が……『仙道』なんです…!」
大柳早苗:「こんな事でくじけてたらご先祖さんに笑われますから!」
ダスティン:「・・・・次はァ」 「俺も一緒に行った方がいいかァ? ハハハ!」
GM:……ラウンド終了!第2ラウンドです!
GM:いや、待った。最後の幻獣が
GM:未行動で召喚されているため、そいつを動かします。
幻獣:狙うのはダメージを受けていない、束or炬。
幻獣:1:束 2:炬
幻獣:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2

幻獣:炬さんに攻撃!
ダスティン:炬サンならよけるはず
ダスティン:当たるはずがない
幻獣:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《瞬速の刃》《巨人の斧》《重力の手枷》
幻獣:10dx7-4
DoubleCross : (10R10-4[7]) → 10[2,2,4,5,6,7,7,8,10,10]+10[2,3,3,9,10]+6[2,6]-4 → 22

GM:これは避けられなさそうですが
白上炬:実は何度も見せた通り……最初の一撃に限っては、奥の手があるのだ。
白上炬:《魔人の盾》《氷盾》。
大柳早苗:ウォオオーッ
幻獣:3d10+17
DoubleCross : (3D10+17) → 22[8,10,4]+17 → 39

白上炬:「……」英文字に分解されたカードが、はらはらと散る。
白上炬:「………」
白上炬:「……効かぬ!!」ノーダメージ!!
GM:第2ラウンド!
          束

         10m

幻獣  10m アメリー ダスティン
           炬

          5m

          幻獣

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
        大柳
GM:セットアッププロセス。行動はございますか。
幻獣:幻獣2体は先程と同様。《虚無の城壁》!
ダスティン:《得意領域》! 141→144
吉川アメリー:《攻撃誘導》!
吉川アメリー:対象幻獣4で
GM:了解!
白上束:最後の《万色の檻》。140→145
大柳早苗:なし!
ダスティン:ダイスペナルティは続行してます?
GM:続行しています。シーン持続。
GM:ジリー・プアーな難易度なのだ。
幻獣:最初のイニシアチブ。2個めの"さらなる絶望"!
          幻獣

          5m


          束

         10m

幻獣  10m アメリー ダスティン
           炬

          5m

          幻獣

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
        大柳
幻獣:そして、幻獣達の行動。幻獣3はマイナーで移動し、接敵。
          束

         10m

幻獣  10m アメリー ダスティン
           炬
          幻獣

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
        大柳
幻獣:幻獣4、幻獣5は、《魔眼槍》《緑の鞭》《絶対の空間》。
幻獣:幻獣3の攻撃。標的はアメリーまたは炬。
幻獣:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2

幻獣:また炬さんか!3回めだ……!
ダスティン:ふっ。無敵の炬さんに手を出すとは
幻獣:7dx7-4
DoubleCross : (7R10-4[7]) → 10[2,4,5,6,7,7,8]+10[3,9,9]+10[3,7]+10[7]+10[7]+10[10]+4[4]-4 → 60

ダスティン:おじゃっ?
吉川アメリー:なんだそれーー
白上炬:「チィ……方は東……!」
白上炬:《氷盾》!
ダスティン:「わり、炬!そりゃー、無理だ!」
幻獣:7d10+22
DoubleCross : (7D10+22) → 43[4,6,3,2,8,10,10]+22 → 65

幻獣:魔眼槍の一撃!炬は貫かれ、落ちる!!
白上炬:「おの……れ!!」
白上炬:気合で復活!ロイス復活1/2
白上炬:HPは12とします。次の行動!
大柳早苗:がんばって…がんばって炬さん
幻獣:幻獣4!束orアメリー!
幻獣:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

幻獣:束ちゃんを攻撃!
幻獣:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《瞬速の刃》《巨人の斧》《重力の手枷》
白上束:ついに来やがった
幻獣:10dx7-4
DoubleCross : (10R10-4[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,5,6,7,8]+5[5,5]-4 → 11

幻獣:ドッジダイスは……あれえ……
吉川アメリー:ダイスマイナス8じゃー
幻獣:ど、ドッジダイスは-2個です。
幻獣:あ、本当だ!
白上束:なんにせよリア不!
幻獣:2dx7-4
DoubleCross : (2R10-4[7]) → 10[4,8]+5[5]-4 → 11

幻獣:同じだw
吉川アメリー:おんなじwww
ダスティン:なんてこった
幻獣:ではダメージ。2d10+17
幻獣:2d10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 12[3,9]+17 → 29

幻獣:29点!
白上束:4点ダメージ。
幻獣:シーン中ダイス-2個のペナルティを受けます。
幻獣:最後は幻獣5。標的はアメリー。
幻獣:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《瞬速の刃》《巨人の斧》《重力の手枷》
幻獣:10dx7-4
DoubleCross : (10R10-4[7]) → 10[3,4,5,6,6,8,8,8,8,9]+10[1,5,6,8,9]+10[3,10]+10[8]+10[7]+6[6]-4 → 52

吉川アメリー:がーど!
幻獣:6d10+17
DoubleCross : (6D10+17) → 37[9,1,8,10,3,6]+17 → 54

幻獣:「iiiiiiiiiiiiiiooooooo……」
吉川アメリー:ぎゃーー死ぬ!
吉川アメリー:おかんのロイスをタイタスにして復活
GM:おかあさんのロイスが……!
GM:次は!炬さん!
GM:標的を指定してください。ダイスは-4個されていますが。
吉川アメリー:「せっかく結社に反抗したってのにここで終わるわけにいかないんだよ!」
ダスティン:「アメリー! ハハ、庇った方がよかったァ? ま、自立してるんだからそうは言わねぇよなぁ!」
白上束:弱ってる奴狩ります?
ダスティン:弱ってるやつに確実に当てたいですね
GM:では幻獣3対象という事になります。よろしいですか?
白上束:あ、ちょっと待って
ダスティン:もしかしたらダスティンが殺せるかもしれないな
ダスティン:元気で遠いやつに当ててもらいます?
白上束:残りHPは43点ですが、
GM:け、計算しよった……!おのれ!
GM:ちょうど死ぬとか言わなきゃあ良かった!!
大柳早苗:こいつ…抜け目ないぜ
白上束:出来ればアメリーを送りたいんですよね
白上束:《力の法則》を使わない状態で
GM:ほほう、そういう手もありますな
吉川アメリー:あんま関係ありませんが、力の法則を使うとレベルが上がります。
白上束:なので弱ったのをダスティンさんと二人で確実に葬ってもらいません?
吉川アメリー:あ、片方だけ使うっていうアレか
白上束:それで私とアメリーちゃんで向こうに飛ぶ。
ダスティン:やってみましょう
吉川アメリー:なるほど。
GM:では炬さんは、幻獣3を狙う……で、いいですね?
白上束:その方向で行きたいですが、それでいいですかねみなさん?
吉川アメリー:OKです
大柳早苗:オゥイエス
白上炬:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《氷の塔》《氷炎の乱舞》《黒星の門》。
白上炬:7dx8+8
DoubleCross : (7R10+8[8]) → 10[3,5,5,7,7,8,9]+10[4,9]+10[8]+5[5]+8 → 43

白上炬:「……火」
ダスティン:すっごいw
白上束:さすが!
白上炬:「『火鼠』――」
幻獣:「シュ、 フゥゥゥゥ!!!」
幻獣:《グラビティガード》!
白上炬:5d10+36
DoubleCross : (5D10+36) → 29[5,3,9,9,3]+36 → 65

GM:65点!《力の法則》などは!?
ダスティン:私が使います!
GM:ではめったに使え!ダイス振ってください!
ダスティン:「さあ、いってみようか・・・カイム!こい!」
ダスティン:5d10
DoubleCross : (5D10) → 20[7,1,1,7,4] → 20

GM:85点!そのダメージは……!
ダスティン:いまいちだけど、ダメージの上乗せにはなった
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 24[7,8,1,8]+17 → 41

幻獣:44!
白上束:やったー落ちた!
幻獣:……1点オーバー!それは落ちる!!
白上炬:「……爆ぜよ!!」
白上炬:精霊の加護を得て、火力がさらに高まる! 周囲の空間ごと爆裂!!
幻獣:「シュ  ……!!  ………!!!」バシュ!
GM:計3体撃破!転移する権利は残り2回!!
         幻獣

          5m


          束

          10m

幻獣  10m  アメリー ダスティン
          炬

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
        大柳
ダスティン:「いくぜ、いくぜ、いくぜ・・・さすが白上じゃねえか!HAHAHAHA!」
白上束:「……負けられない」
ダスティン:「じゃ、ここでやっぱり俺・・・だろ?」
吉川アメリー:「派手にやっちまえや」
白上炬:「束の前で、その名は呼ぶな。魔術師」パラパラとタロットが方陣を描く。
ダスティン:手番です?
GM:……その前に、最後の"さらなる絶望"が発動します。幻獣6。最後の1体です。
         幻獣

          5m

          束

          10m

幻獣  10m  アメリー ダスティン 5m 幻獣
          炬

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
        大柳
ダスティン:「千客万来!きたぜ、きたきたきた!」
幻獣:こちらの方が行動値が高いため、先に行動します。
幻獣:マイナーで《魔眼槍》《緑の鞭》《絶対の空間》。そして……
幻獣:今回はランダムに選定。誰だ!
幻獣:1d5
DoubleCross : (1D5) → 5

幻獣:またww
白上束:さすが主人公!
幻獣:炬さんを狙う!
幻獣:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《瞬速の刃》《巨人の斧》《重力の手枷》……!そろそろ累積がヤバイぞ!
幻獣:10dx7-4
DoubleCross : (10R10-4[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,5,6,8,9]+3[2,3]-4 → 9

大柳早苗:ろ、蝋燭の火は……
GM:あ、ああああ!
ダスティン:いける!
大柳早苗:躱せ―っ!!!
GM:回避かガードか!どうしますか!?
大柳早苗:アンタならいける!
白上炬:いや、回避はダイス2個ですが!どうしますか!
ダスティン:回避を選んでほしい!ダスティンの妖精は有り余ってます!
白上束:躱せー!
白上炬:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[2,6]+1 → 7

白上炬:駄目!
ダスティン:妖精の手!これで侵食率ボーナスに近づく!
大柳早苗:ひゃほーっ!
吉川アメリー:わあい!
ダスティン:「炬先生、そこ、動くなよ!」 謎の魔法陣結界が展開!
白上炬:「うぬ……!」再び炬が囮となって幻獣の槌を引き付けるが……!
白上炬:「……助」
白上炬:11+1dx
白上炬:1dx+11
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 5[5]+11 → 16

白上炬:「……かるぞ、魔術師!!」
白上炬:――回避!!
GM:そして!手番はダスティンさん!!
ダスティン:「あんたがいなくなると、ガキが泣くかもしれないからな!」
ダスティン:マイナーはなにもなし。
ダスティン:メジャーで《マインドエンハンス》&《サイレンの魔女》。
ダスティン:導きの華で達成値+12、ダイスボーナスが+4、そこにマイナス2。
ダスティン:13dx9+19
DoubleCross : (13R10+19[9]) → 8[1,2,3,3,4,5,5,5,6,7,8,8,8]+19 → 27

幻獣:全員《グラビティガード》を選択しますが
幻獣:《妖精の手》などがありましたらどうぞ。
ダスティン:これは妖精の手!
ダスティン:ファンブルでもダイス増えるので。
ダスティン:1dx9+29
DoubleCross : (1R10+29[9]) → 10[10]+10[9]+2[2]+29 → 51

ダスティン:おっと、かなり増えました。
吉川アメリー:すげえ
幻獣:ファンタスティック!やる!
ダスティン:侵食率は合計12の上昇。
幻獣:ところで、幻獣6はこのラウンドではじめて登場したため
幻獣:《虚無の城壁》はない。
幻獣:なので最初はこいつから処理します。ちょっとガード値が低いですね。
幻獣:4d10+5
DoubleCross : (4D10+5) → 20[4,2,10,4]+5 → 25

ダスティン:じゃあ、ダメージ出します。
幻獣:あ、ダメージまだでしたねw
ダスティン:霊水とかはなしでいいです?
吉川アメリー:あっちで頑張ったほうがいいかしら
白上束:取っておきません?
吉川アメリー:じゃあ温存で。
ダスティン:じゃあ、素でけずります。
ダスティン:6d10+18
DoubleCross : (6D10+18) → 36[10,4,7,5,7,3]+18 → 54

ダスティン:装甲は無視。
幻獣:幻獣6は29点のダメージ。
幻獣:幻獣4。
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 26[4,3,9,10]+17 → 43

幻獣:すごい!11点のダメージに留める。
幻獣:幻獣5。
幻獣:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 14[8,2,2,2]+17 → 31

幻獣:こちらは23点ダメージ……出目が悪いか。
GM:ダスティンさんの手番は終了。次は異世界の大柳さんです。
ダスティン:「・・・・ハハハハハ! あともう一回だけ呼べる。なんとかしてくれよ、魔法少女ども!」
白上炬:「……私も、そう長くは戦えん。……やれ!」
         幻獣

          5m

          束

          10m

幻獣  10m  アメリー ダスティン 5m 幻獣
          炬

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
        大柳
ダスティン:「炬サンもつらいねえ。もしかしてロリコン?HAHAHAHA!」
大柳早苗:メジャーで殴る!こいつはそれのみ!
大柳早苗:《コンセントレイト:モルフェウス》+《砂の加護》+《クリスタライズ》+《ライトウェイトモード》
大柳早苗:11dx7-1
DoubleCross : (11R10-1[7]) → 10[1,2,4,6,6,8,8,9,9,9,9]+10[1,1,5,7,8,9]+10[6,10,10]+10[6,8]+4[4]-1 → 43

“エンチャントレス”:《現実改変》。3回め。
ダスティン:ワーオ
大柳早苗:当たれ―っ!
“エンチャントレス”:達成値を-20。そして……回避!
大柳早苗:回避ダイス-2だ!
“エンチャントレス”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,8,8,8] → 8

“エンチャントレス”:《妖精の手》……いや、どうしようか。
“エンチャントレス”:《妖精の手》かな……
“エンチャントレス”:1dx+10
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 7[7]+10 → 17

大柳早苗:ま、まだ何かあるというのか…
“エンチャントレス”:くそっ、攻撃を受けるしかないか……
大柳早苗:イエス!
ダスティン:あたれーっ
吉川アメリー:いけーーーー
大柳早苗:3d10+71
DoubleCross : (3D10+71) → 9[2,2,5]+71 → 80

大柳早苗:しょぼい!
白上束:やっちまえー!
“エンチャントレス”:《隆起する大地》で防御!
“エンチャントレス”:1d10+21
DoubleCross : (1D10+21) → 2[2]+21 → 23

“エンチャントレス”:ダメージは57点!受ける!!
大柳早苗:十字架がメカニカルに展開しハンマーの形状をとる!
大柳早苗:「もう…いっぱあああああああつッッ!!」
“エンチャントレス”:「―――― ・ ・ ――」
“エンチャントレス”:「・    ・」
ダスティン:(見えてないやつ)「大柳に任せて大丈夫かな・・・」
“エンチャントレス”:「 ・     」
“リプレニッシュ”:「お母……!」
大柳早苗:「はっ……はっ……」
“リプレニッシュ”:「……っ」“リプレニッシュ”が叫びかけた口を抑える。
“リプレニッシュ”:「早苗ちゃん……。頑……張って……!」
大柳早苗:「が……がんばり…ます!!」
GM:----
GM:手番は束さん。どうしますか?
白上束:エンチャントレスは?
GM:あ、すいません。修正を忘れてました。
GM:まずは“エンチャントレス”が動きます……!
GM:----
“エンチャントレス”:「・  ・   ――」
“エンチャントレス”:対象は大柳。
“エンチャントレス”:《コンセントレイト:オルクス》《ナーブジャック》《導きの華》《崩れる大地》《領域の加護》。
大柳早苗:「……!」
大柳早苗:「下がって!ください!」
“エンチャントレス”:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,3,4,7,8,8,9,10]+10[2,2,3,3,10]+2[2] → 22

“エンチャントレス”:〈意志〉か〈回避〉でリアクション可能。
ダスティン:よけろーっ
大柳早苗:へっ…こんな攻撃…
大柳早苗:回避だ!
大柳早苗:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,3,3,4,8,10]+10[10]+10[10]+9[9] → 39

大柳早苗:うごぉ!?
“エンチャントレス”:……馬鹿な!!
白上束:ヒョエー!
“エンチャントレス”:使う!《現実改変》!
ダスティン:(見えてない)「大柳が唯一の不安要素だ、が・・・」
“エンチャントレス”:達成値を-20……しろ!
大柳早苗:うぎゃお!
ダスティン:ロイスでワンちゃん・・・!
GM:22対19ですからね……!
大柳早苗:そうかロイス…!
大柳早苗:使おう!ここは躱しておきたい
白上束:実際自分を殴ることになるんで、2枚減りかねませんしね
大柳早苗:“エンチャントレス”のロイスを取得&昇華!
ダスティン:ロイスだけは誰にも消せない!はず
大柳早苗:1d10+19
DoubleCross : (1D10+19) → 4[4]+19 → 23

大柳早苗:あぶねえ!!
白上束:いったー!
GM:お、おのれ〜〜〜!おのれ〜〜〜!
白上束:妖精も介入できまいこのタイミングは!
GM:何たること……!Eロイスをこんなにやったっていうのによォ〜〜ッ
GM:……文句なしです!回避成功です!
ダスティン:(見えてない)「大柳だけがマジで不安だな」
“エンチャントレス”:「  ・  ――   ・  」 しかし“エンチャントレス”には、支配を回避されたことへの動揺も激昂もない。
“エンチャントレス”:既に無限の妄想に飲まれ、情動を失っているためだ……
“リプレニッシュ”:「早苗ちゃん……今のは……」
大柳早苗:「……」
大柳早苗:「私の心に入ってきたんです…菜摘さんが」
大柳早苗:「……でも、もう…この人は」唇を噛みしめてます
“リプレニッシュ”:「……分かってる」
大柳早苗:「紗奈ちゃん。やっぱり紗奈ちゃんだけじゃない。お母さんも助けます。」
“リプレニッシュ”:「うん……わかってる…よ……」
大柳早苗:「ここから魂を解いて、本当に帰るべきだった場所に…」
“リプレニッシュ”:「……うん、お願い……」
“リプレニッシュ”:「お母さんを……助けて……!」
大柳早苗:「……任されました!!」
GM:----
GM:手番はアメリーさん。
GM:それはそうと、イニシアチブでPCを向こう側の世界に送り込むことが可能ですが……
GM:どうしますか!
吉川アメリー:うーん
白上束:1イニシアチブに2人送ってもいいんですよね?
GM:大丈夫です。しかしその場合
GM:もちろん"マジカル☆リクエスト"は2つ消費されます
吉川アメリー:じゃあこのイニシアチブで二人で向こうに行こう
ダスティン:ダスティンは呼ばなくてもいいのでは?
ダスティン:いや、《妖精の輪》があるな
ダスティン:これは使えるかもしれない
GM:選択肢は無限!それが魔法使いの戦闘!
ダスティン:でもまあ、白上&吉川安定かな
吉川アメリー:白上さんと一緒に行ったほうが何かとお得。導きとか。
白上束:実際私は、これがダイス振れるラストチャンスですしね
白上束:もう万色の檻がない。
白上束:私とアメリーちゃんで飛びましょうか。
吉川アメリー:ですね!
GM:では"マジカル☆リクエスト"×2が発動。
GM:転移します!
         幻獣

          15m

幻獣  10m  ダスティン 5m 幻獣
          炬

---------------------------------------------


    “エンチャントレス”
      大柳 アメリー
        束
GM:----
“リプレニッシュ”:「……白上さん。アメリーちゃん……」
“リプレニッシュ”:「来て……!!」
“リプレニッシュ”:ロッドを空にかざす。白い亀裂が世界に走る。
吉川アメリー:「行ってやる!」
白上束:「……うん」
大柳早苗:「わっ!」
ダスティン:「幻獣3匹。炬先生、やれるよなァ? 白上だもんな」
白上炬:「フ、フフフ」
白上炬:「無論だ。私は……」
白上炬:「……白上炬だ」
GM:----
GM:アメリーの手番!
吉川アメリー:白上さんに導きの華!
吉川アメリー:これでレベルが上がるので達成値+14だ
GM:了解!そして白上さんの手番!どうする!
大柳早苗:あ!
大柳早苗:さっきのダメージ狂戦士忘れてた!
大柳早苗:+15だ!
白上束:狂戦士?
GM:熱狂の間違いですよねw
白上束:熱狂なら+18ですね
大柳早苗:熱狂だ
吉川アメリー:あ、熱狂は今から+21になります。
GM:でもそれなら18点加算しておきます
GM:おじゃ〜〜っ!?
大柳早苗:スミマセェーン
GM:手番は束ちゃんです。
白上束:マイナー縮地で、その場に留まれます?
大柳早苗:0m縮地!
GM:0m縮地か……どうしよう。
GM:できれば移動してほしいですね。ワイヤーウィップ使ってるのもそういう意図でしょうし。
白上束:ウィップは2エンゲージ同時攻撃用なんですけどねw
白上束:分かりました。では10m先に離脱。
         幻獣

          15m

幻獣  10m  ダスティン 5m 幻獣
          炬

---------------------------------------------
        束

        10m

    “エンチャントレス”
      大柳 アメリー
白上束:《コンセントレイト:オルクス》《形無き剣》。
GM:シンプルな……コンボだ……!
白上束:アメリー、大柳のロイスをタイタス昇華。C値-2。
大柳早苗:いけーっ!
吉川アメリー:いっけーーー
白上束:15dx@5+14
DoubleCross : (15R10+14[5]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,6,6,7,8,8,8,9,9]+10[2,2,4,5,8,8,9,10]+10[3,5,5,9,10]+10[1,1,4,6]+3[3]+14 → 57

“エンチャントレス”:その達成値なら、やる……!5回目。《現実改変》。
“エンチャントレス”:回避。
“エンチャントレス”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[3,7,7,8] → 8

“エンチャントレス”:《妖精の手》。
“エンチャントレス”:1dx+10
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 9[9]+10 → 19

“エンチャントレス”:《現実改変》。最後……回避!
“エンチャントレス”:「・    ・  ・  ―――」
“エンチャントレス”:「―――   ・ ・ ・―― ・―」
白上束:菫ひとみのロイスをタイタス昇華。
“リプレニッシュ”:「白上さん……白上、さん!」
“リプレニッシュ”:「わたしの、お母さんなの! そんな……そんなだけど、わかるの……!」
“リプレニッシュ”:「お母さん……なんだよう……」
白上束:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 1[1]+37 → 38

GM:うおお!1足りない……!
白上束:上田紗奈のロイスをタイタス昇華。
白上束:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 2[2]+38 → 40

GM:そ、そこまでして……だが、もはや手立てなし。
GM:……命中です!
白上束:「……うん。分かってる」
大柳早苗:「束ちゃん!……お願い!」
吉川アメリー:ブーストする?
ダスティン:「白上束・・・危ういやつだが・・・」
ダスティン:「ま、ああいうやつほどうまく立ち回るってもんだ」
白上束:お願いします。
吉川アメリー:「……私も手伝う!」《力の法則》+《力の霊水》
吉川アメリー:+11こだよ☆
白上束:「……ありがとう」
ダスティン:つよいwww
白上束:16d10+79
DoubleCross : (16D10+79) → 90[1,5,9,4,1,4,7,10,10,5,1,10,8,10,4,1]+79 → 169

大柳早苗:フゥフゥ!
大柳早苗:おじゃーっ!?
GM:……なんて火力だ……。
“エンチャントレス”:「  ・  ――  ・  ―――ーーーーーー」
“リプレニッシュ”:「お母さん」
白上束:「離」「艮」「乾」「巽」「兌」「巽」「坤」「兌」「震」「坎」「兌」「艮」「乾」「兌」「坤」「兌」「巽」
“リプレニッシュ”:「う、うう」「お母さん……お母さん……」
白上束:「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」「離」
“リプレニッシュ”:「紗奈が……ここにいるの……わたしが」
“リプレニッシュ”:「わたしが――」
ダスティン:「神は言った。すべて輪がしろしめす通りに・・・ふ、ふ、ふふふふ」
“エンチャントレス”:「・     ・     ・    ・  」
“リプレニッシュ”:「名前を、よんで……」
“リプレニッシュ”:「……お母さん……」
“エンチャントレス”:「――――――」
“エンチャントレス”:「――――」
“エンチャントレス”:「―――」
“エンチャントレス”:「・ ・」
“エンチャントレス”:「    ・    」
ダスティン:「魔法なんて、本当にちゃちな手品さ。本物の奇跡に比べれば。誰かが願った、本当の願いに比べれば」
ダスティン:「佐長、デュアル・フェイス。どう思う? フッフフフフフ!」
“エンチャントレス”:残りHPは129。
“エンチャントレス”:ピュアオルクスに復活エフェクトはありません。死亡です。
白上束:「……央!!!」
白上束:糸で引き絞った自分の身による、超高速突進。
“エンチャントレス”:黒い帯の巨大構造物は、
“エンチャントレス”:束が突進した一点から、少しずつほどけていく。
“エンチャントレス”:世界をほどくように、ゆっくりと。赤い空。幾何学で構成された空間。全てが崩れていく。
大柳早苗:「や、やばいですよぉ……」
“リプレニッシュ”:「……大丈夫」
大柳早苗:「で、出口出口!!」
“リプレニッシュ”:銀色の光が降りて、大柳の額に、自分の額を当てる。
“リプレニッシュ”:「……ありがとうね、早苗ちゃん」
大柳早苗:「?」
“リプレニッシュ”:「街に来たばかりで……それなのに、友だちになってくれて」
大柳早苗:「……」
“リプレニッシュ”:「わたしのためにこんなにしてくれて――本当に、ありがとう」
大柳早苗:「受けた仇は忘れろ」
大柳早苗:「借りた恩は3倍で返せ」
大柳早苗:「っていうのが…ウチの家訓なんです……」
“リプレニッシュ”:「……うん」
大柳早苗:「ま、おかげで今貧乏してるんですけどね…あはは」
“リプレニッシュ”:「わたしも、早苗ちゃんのために。返すから」
GM:“リプレニッシュ”は大柳早苗を転移させる。4つ目の"マジカル☆リクエスト"。
“リプレニッシュ”:「アメリーちゃん」振り返って、手を差し伸べる。
吉川アメリー:「……」手を取る
“リプレニッシュ”:「きっとまた会おう。同じ学校なんだから」
“リプレニッシュ”:「……今度はもっともっと、いっぱい話そうね」
吉川アメリー:「ああ。弁当食う時は私も混ぜてくれ」
“リプレニッシュ”:「……うん!」
吉川アメリー:「約束だからな!」
GM:"マジカル☆リクエスト"5つ目。吉川アメリーを転移。
GM:そして、束の前に降りる。
“リプレニッシュ”:「……白上さん……」
“リプレニッシュ”:「あ、あのさ……」
白上束:「……?」小首を傾げる。
“リプレニッシュ”:「……つ」「束ちゃん」
“リプレニッシュ”:「名前で、呼べた……かな、あはは」
白上束:「……紗奈ちゃん」
白上束:「……ん」ぎこちなく口角を吊り上げる。
“リプレニッシュ”:「本当は、ごめん……つ、束ちゃんの、お母さんやるって、言ったけど」
“リプレニッシュ”:「……待っている人がいるでしょう? 向こうに……たくさん」
白上束:「……駄目」
“リプレニッシュ”:「……!」
白上束:「……私に、約束を2つも破らせないで」
白上束:「……ごめん、言ってなかったけど、もう一個約束してるの」
“リプレニッシュ”:「もう一個――」
白上束:「……また一緒にお弁当食べようって。3人で食べようって」
“リプレニッシュ”:「あ、あははは……」
“リプレニッシュ”:「嬉しいなあ」
“リプレニッシュ”:「うれしいなあ……」
白上束:「……だから、私を置いて行かないで」
白上束:「行かないでよ……!」
“リプレニッシュ”:「……大丈夫だよ」
“リプレニッシュ”:「きっと、大丈夫。ねえ、だって」
“リプレニッシュ”:「わたし、魔法少女なんだから」
白上束:「……うん」
白上束:「……うん!」
“リプレニッシュ”:「奇跡だって、起こせるよ……絶対」
“リプレニッシュ”:「……」
“リプレニッシュ”:「お母さんって呼んでいい?」
白上束:「……うん。私も、おかーさんって呼んでいい?」
“リプレニッシュ”:束の体を、強く抱きしめる。
“リプレニッシュ”:「……お母さん。」
白上束:「……おかーさん。」
白上束:強く抱きつき返す。
GM:"マジカル☆リクエスト"の最後の一つで、束は現実世界に帰還します。

BackTrack

GM:三日目の行程を終了します。続きはエンディングで。
GM:今回のEロイスは10個。
GM:\スゴイ/
大柳早苗:スゲーッ!!
白上束:ヒョエー!
ダスティン:ワーオ!
吉川アメリー:わあい
GM:【幻獣】
"さらなる絶望"
"さらなる絶望"
"さらなる絶望"

GM:【“エンチャントレス”】
"虚実崩壊"
"マジカル☆リクエスト"
"マジカル☆リクエスト"
"マジカル☆リクエスト"
"マジカル☆リクエスト"
"マジカル☆リクエスト"
"マジカル☆リクエスト"

大柳早苗:振るに決まってんでしょうがア!
大柳早苗:157-10d10
DoubleCross : (157-10D10) → 157-50[3,5,5,1,10,7,7,4,2,6] → 107

大柳早苗:ふはは!
白上束:ほぼ演出というサービスぶり
白上束:振ります。
白上束:147-10d10
DoubleCross : (147-10D10) → 147-58[10,1,6,7,2,4,10,4,8,6] → 89

吉川アメリー:メモリー使って侵食率-20する!
吉川アメリー:151-10d10
DoubleCross : (151-10D10) → 151-63[3,6,5,1,9,7,8,9,9,6] → 88

ダスティン:ふります!
ダスティン:164-10d10
DoubleCross : (164-10D10) → 164-55[9,6,6,3,9,1,7,8,3,3] → 109

大柳早苗:そして1倍振り!
大柳早苗:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-27[5,2,10,1,9] → 80

大柳早苗:あぶなげなく5点!
白上束:1倍振り。
白上束:89-2d10
DoubleCross : (89-2D10) → 89-13[7,6] → 76

白上束:76点で生還。5点
ダスティン:おおおっ
ダスティン:これに一倍振りします。ロイスは6個!
ダスティン:109-6d10
DoubleCross : (109-6D10) → 109-27[6,8,7,1,3,2] → 82

ダスティン:Goood!経験点5で生還!
吉川アメリー:88-4d10 いちばい
DoubleCross : (88-4D10) → 88-31[7,9,7,8] → 57

吉川アメリー:メモリー要らんかった!
GM:いやあ、本当にもっと苦戦してもらうつもりだったんですけれど
GM:ダイス目がピーキー過ぎましたね
白上束:防具を固めておいて本当によかった
ダスティン:いやー。ロイスは強いですよ
ダスティン:よってメモリーも強い
吉川アメリー:4てんです。
大柳早苗:ロイスが救い!
GM:せめて炬さんの分の何回かがPCに行ってくれれば……
GM:経験点はいつもの4点+Eロイス10点
大柳早苗:炬さんの今まで向いてなかった分の運が全て回ってきてましたねw
GM:シナリオ達成点7点
大柳早苗:ヒョーゥ
GM:で、基本は21点ですかね。侵蝕経験点を足してください。
ダスティン:合計26点です!
吉川アメリー:25!
白上束:26点!
どどんとふ:「ダスティン」がログアウトしました。
大柳早苗:26点です!
GM:【獲得経験点】
DTさん:26点
モヤイさん:26点
ロケットさん:26点
鳩子さん:25点
(珪素):34点

大柳早苗:URYYYYYYY
GM:以上で、バックトラック終了。エンディングへと続きます。

Ending:01

GM:M市の夜は、正しく明けた。
GM:吉川アメリー達は再びこの世界に戻ってきた。
GM:そして魔法の解けたこの街を後にして、旅立つだろう。
西方:「この後のアテはあるのかね、吉川くん」
西方:荷造りを済ませた西方が問いかける。
眉川比恋:「……重い! マ、マジで重いっす! 本気でこの資料全部持って行くんっすか!? ちょっと!」
吉川アメリー:「んーどうだろ。色々考えてはいるんだがな……」
ダスティン:「若者の進路相談かよ! ドクター西方も珍しいことやるなァ」
西方:「ははは、今回一番気がかりだったのは、吉川くんの事だよ」
西方:「……君自身の望みから考えるといい。私の組織がそうというだけかもしれないがね」
ダスティン:「結社に戻るのだけはオススメしねえがな。あいつらの性格の悪さときたら!」
吉川アメリー:「結社にだけはぜってー行かねー!あんなところ二度と戻るかよ!」
眉川比恋:「……でもまあ、そんな組織で身につけた技術でも」 呟く。
眉川比恋:「それは吉川サンの技術でしょう。なんか、できることあるんじゃないっすかね。よく分からねえけど」
吉川アメリー:「あーそうかもなー。だがこの力を結社の為に使うのはもう嫌だ」
ダスティン:「・・・アメリー。お前、魔法使いに向いてるぜ。いや、マジな話」
ダスティン:「・・・やってみないか? 魔法使い」
吉川アメリー:「マジで?」
吉川アメリー:「魔法使いに向いてる?マジで!?」
西方:「……独りに依って立つ意志こそが、魔術の奥義……と聞くね」
西方:「そういう意味では、君のお母さんは、君を『魔法使い』にはしたくなかったのだろう」
眉川比恋:「けれど今は、決めるのは吉川サンっすからねー……」
ダスティン:「そういうこと。あとは・・・・まあ、衣装とか? 向いてる?気がする」
吉川アメリー:「これは私の趣味だ。文句は言わせねぇ」
ダスティン:「簡単に言うと、リクルートだ。うちの事務所は人手不足の金不足、なんとかしなきゃいけなくてな!」
吉川アメリー:「え?雇ってくれんの……?」
ダスティン:「なに言ってんだ。自分の分は自分で稼ぐ!・・・結社がきたら追い返す!」
ダスティン:「同盟だ。魔法使いなんだから、対等でいこうぜ」
西方:「フ……なるほど。それは中々、君に向いていそうな仕事だ」含み笑いを漏らす。
吉川アメリー:「……あ」
吉川アメリー:「ありがとう」
吉川アメリー:「普通に嬉しい」
ダスティン:「俺のような魔法使いに感謝なんてするなよ、バカだと思われちゃうぜ」
吉川アメリー:「バカでいいわ。感謝する」
ダスティン:「やめろ、やめろ!苦手なんだ・・・おい、俺、先に帰ってるからね」
西方:「ハハハ、まとまったようで何よりだよ」
ダスティン:「住所は自分で見つけろよ!」 ダスティンは早足で歩き去っていく。
吉川アメリー:(え?見つけないといけないの!?)
西方:「それなら、私もこれで。……“スペクトハンター”は……」
西方:「今回の怪奇(スペクト)の結末を、確かに見届けた」
GM:西方もスーツを翻して去り、眉川も難儀して荷物を引き摺りながら、それに続く。
吉川アメリー:「おう、見届けられたぜ」
GM:朝焼けの光が、住宅街の路地を照らしている。
GM:そして。
???:「……それがあなたの選択なら、アメリー」
???:「自分の責任で、進んでみなさいな」
吉川アメリー:「……」
???:「……」
GM:湿った羽音が空気を打ち、アメリーの後ろから飛び立つ。
吉川アメリー:「ありがと」振り返らずにつぶやく。
GM:エンディングを終了します。
吉川アメリー:はーい

Ending:02

GM:次はダスティンさんのエンディング。特に希望がなければ、再び事務所に戻ります。
ダスティン:はい!
GM:……ダスティンは日常に戻った。非日常の世界に門を構える、『魔法使い』の事務所。
GM:違う点は、はじめて『仲間』と言える魔法使いが、一人増えた程度であろうか。
GM:今日も事務所の電話が鳴る。
???:ピリリリリリ……
ダスティン:「・・・・・・・しょーがねーな・・・」 体を起こして、電話をとる!
ダスティン:「おい。いいかげんにしろよこの野郎!」いきなり怒鳴る!
ジェラド:「よう……。今回もしぶとく生き残っちまったなァ〜〜?」
ジェラド:「ハハハハ! ダァァ〜〜スティン!!」
ダスティン:「うるせーよ、お前にもできれば死んでて欲しかったぜ」
ジェラド:「『世界魔法』はどうだった? 中々いい線いっていたと思うんだがな、俺は!」
ダスティン:「お前の大好きな地獄に帰ってくれねえか? あんなの、俺には真似できねえ」
ダスティン:「この詐欺師野郎め」
ジェラド:「……おいおいおい、本当に知らなかったんだ。その点は信じてくれよ!」
ダスティン:「信じようが信じまいが、俺がお前と関わりたくないってのは本当だ」
ジェラド:「魔神の使役と封印……興味があるのは嘘じゃない」
ジェラド:「それこそ、俺にも……結社の誰にも、真似できねえ。だから追われてる。そうだろ?」
ダスティン:「・・・・まあな。実のところ、俺もよくわからんってのにな」
ジェラド:「ハッハァ――ッ! そいつァご愁傷さまだあ」
ジェラド:「魔術師の縁は『同類』を引き寄せるからな」
ジェラド:「……実は、ちゃんと分かってるんだろう? 『俺ら』みたいなのに一番近いのが、お前自身だってことは」
ダスティン:「あーうるせェ。わかってるから関わりたくねェ。俺はお前とは違う。絶対に違う」
ダスティン:「近いってことは違うってことだ! わかったかドアホ!」
ジェラド:「……ハ、ハハハ! 何の見返りもなしに、世界の封印まで首を突っ込みやがって!」
ジェラド:「そういうところが、お前はいいんだ……。じゃあな、ダスティン」
ジェラド:「また会おう。会うことになる……俺らみたいな、魔法の異端と」
ダスティン:「絶対に御免だ。切るぞ!」
ダスティン:「切るぞって言ってから切るのが優しいよな、俺は。あばよ!地獄に落ちろ!」
ダスティン:切る!
ジェラド:「ハハハハハハハ!!」ガシャン!
GM:通話は切れました。事務所には元の静寂が戻る。
ダスティン:「ファック・・・・」 ソファに寝転がる。
ダスティン:「タナーでもおちょくって遊んでくるか」 すぐ起き上がって、部屋を出て行く!
GM:ダスティン・C・マクブレイド。
GM:魔法の深奥に呪われた彼の受難は続く。
GM:以上でエンディング終了!よろしいでしょうか
ダスティン:はい!ありがとうございました!

Ending:03

GM:ホームの天井。
GM:隙間から覗く空の色は、あの異界の空とは全く違う。
GM:向こうとこちら……どちらが正しい姿なのか。魔術師だからこそ、分からないこともある。
大柳早苗:「はぁあー……」
大柳早苗:「無事に終わってよかったけど…どっと疲れたなあ……」
GM:人影もないホームだが、遠くの柱の上。
GM:人とは思えない影が浮遊してる。
白上炬:「……奇遇も極まるな」
大柳早苗:「……あ」
白上炬:パラパラとタロットをいじる。
GM:白上炬。昨晩のうちに――誰にも別れを告げず、ひっそりと姿を消していた。
大柳早苗:「うえ!?」
大柳早苗:「炬さん!?何やってるんですかこんな所で!」
白上炬:「……電車だが」
白上炬:「次の仕事場は遠い。転移魔術にも限界があるのでな」
大柳早苗:「そ、そのカッコで乗るんですね……やっぱり」
大柳早苗:「……あの」
白上炬:「……どうした」
大柳早苗:「束ちゃん、探してましたよ?」
大柳早苗:「お礼言わなきゃって……」
白上炬:「……私が消えた所で、損も出ぬわ」
大柳早苗:「う、ううーん……」
白上炬:「束の傍に居るべき、相応しいものは……他にいよう」
大柳早苗:「そ、そうかもしれないですけど……」
大柳早苗:「炬さん」
白上炬:「なんだ貴様は……。その煮え切らぬ態度」
白上炬:「本当に魔術師か、貴様は」
大柳早苗:「あはは…よく言われます……」
大柳早苗:「炬さん…血の繋がりって厄介な物で…それこそ…消せない呪いみたいなものですけど……」
大柳早苗:「それが、血の繋がりが、絆が力をくれる時だってあると思うんです……わ、私は」
大柳早苗:「……だ、だから…ええーっと…何て言ったらいいのかなぁあああ……」
大柳早苗:「が、頑張ってくださいね……炬さんも……」
白上炬:「……故に、絆を切り捨てるべきではないと?」
白上炬:「察しも悪いようだ、貴様は」
大柳早苗:「そ、そういう事…なんですかね…?」
白上炬:「本家から疎まれながら、白上の名を捨てられぬ」
白上炬:「まったく、くだらぬ……」
大柳早苗:「……終わってから決めましょうよ…ね?」
GM:早朝の光を切り裂いて、電車がホームへと近づく。
白上炬:「……そうよな」
大柳早苗:「焦る事無いですよ。きっと」
白上炬:「いずれ、決める日が来る。貴様も――」
大柳早苗:「……」
白上炬:「その時までには、魔術師らしくなっておくが良い」
大柳早苗:「は、はい」
GM:パタリ、とカードが落ちる。次の瞬間には、白上炬の姿は消えている。
GM:『太陽』のカード。
大柳早苗:「……はぁ…」
大柳早苗:「威圧感あるんだもんなあ…あの人」
大柳早苗:「……魔術師らしく、かぁ…」
大柳早苗:カードを拾い上げて
大柳早苗:「うーん……どうなんだろうなぁ…」
大柳早苗:うんうん唸ってます。
GM:それでは大柳さんのエンディングを終了します。

Ending:04

GM:翌日――M市北高校。
GM:『世界魔法』の奇跡は終わった。もうこの街に、幻獣が現れる事はない。
GM:白上束は、その日学校に行った――
菫ひとみ:「……白上さん」教室に向かう廊下で、少女が振り向く。
白上束:「……おはよう」
菫ひとみ:「うん……」「おは、よう」
白上束:「……」
菫ひとみ:「あの」視線を廊下に泳がせる。
菫ひとみ:「上……」
菫ひとみ:「………っ……」
白上束:「……」
白上束:「……ごめん」
菫ひとみ:「……!」何かを察したように、瞳を潤ませる。
菫ひとみ:「私だって」
菫ひとみ:「私……こそ……ご、ごめんなさい……」
菫ひとみ:「ごめんなさい……!」
白上束:「……違う!」
白上束:「全部、全部私がっ!私が駄目なの!」
菫ひとみ:「白上さん」
白上束:「『大丈夫』って言われて!そのまま何もできないで――」
菫ひとみ:小さく駆け寄って、手を取る。
白上束:「私、私!何にも、何にも出来ない!」
菫ひとみ:「……………」
菫ひとみ:「……」
菫ひとみ:「………大丈夫。」
白上束:「……?」
菫ひとみ:「きっと、大丈夫……だから」
菫ひとみ:「上田さんがそう言ったなら、大丈夫だって」
白上束:「……うん」
白上束:「うん」
菫ひとみ:「そうだよね……白上さん」
菫ひとみ:「大丈夫だよ」
菫ひとみ:「一緒に、お弁当だって」
白上束:「うん」
菫ひとみ:「また、手芸部で……刺繍を、見せてあげて」
白上束:「うん」
菫ひとみ:「他にも……他にも」
菫ひとみ:「ああ、ねえ、色々……っ、うああああ」
白上束:「うん、うん」
菫ひとみ:「うわーーーーん!」
菫ひとみ:「わああああ! うわああああん!!」
白上束:「……」
白上束:目をこする。
菫ひとみ:「うわーーーん! わあああーーー!!」
白上束:目をこする。
白上束:再び目をこする。
白上束:菫ひとみを抱き寄せながら、目をこすり続ける。
菫ひとみ:「うっ、ひぐっ、ううううう」菫ひとみは、しがみつくようにして泣き続けている。
白上束:「……」
白上束:「おかーさん……」


GM:魔法の夜は明けた。
GM:それと時を同じくして、銀色の魔法少女の姿を見る者もなくなった。
GM:けれど彼女達は、待っている。
GM:いつか、“リプレニッシュ”の還るその時を。
GM:『魔法の夜』 おわり