寄上市最終話「春望/winter coming」

トレーラー

――その年、新寄上市の秋は短かった。
紅葉に先駆けて冬の風が吹き込み、
収穫の土地を霜が覆う秋だった。

何よりも、その街の裏側で続けられていた戦いを知る者ならば、
誰もが知っていた。
まだ、何も終わってはいない。

それを証明するように、秋の終わりと同時、
人を衰弱させる奇妙な疫病が街に蔓延しはじめた。
きみたちは、その元凶を思い浮かべることができる。
嫌でも『彼』と対峙せねばならない未来が、もう目の前に来ている。

そして、冬がやってくる。
ダブルクロス3rd/寄上市最終話「春望/winter coming」

ハンドアウト

PC1:煙山 純一用ハンドアウト
ロイス:蕃神 推奨感情:自由
街に疫病が流行り始めた頃、きみは『声』を聞くようになった。
その頻度は徐々に増しつつある。『声』は「帰りたい」と告げている――
いまのきみならば、『声』の主が何者かわかるだろう。
蕃神。いまとなっては、きみの力の一部でもある。だが――。
それと対峙する時、そして選択の時は、いま目前に迫っていた。

PC2:紀野 杏奈用ハンドアウト
ロイス:禁傾 推奨感情:自由
土地を凍った霜が覆う頃、きみは”禁傾”の変調に気づくようになった。
徐々に力そのが増している。いまのきみならば、その理由がわかるだろう。
”禁傾”が定められた敵と戦うために、その力を増しているのだ。
どんな結末が待っているにせよ――
戦いの終わりと対峙する時は、いま目前に迫っていた。

PC3:祟ヶ原 坤用ハンドアウト
ロイス:水野谷颯 推奨感情:自由
海からの冷たい風が吹き始める頃、きみは意外な客の訪問を受ける。
消息を絶っていた《茅ノ輪》の当主、萩村慶太郎。
いまのきみならば、彼の意図がわかるだろう。
この『冬』をもたらした者と、いかに相対するか。
水野谷颯と対峙する時は、いま目前に迫っていた。

PC4:杉下山女魚ハンドアウト
ロイス:杉下義蜂 推奨感情:自由
春に備えた花の種を埋め終わる頃、きみは予感を覚えはじめる。
早すぎる冬の到来と、疫病。間違いなく何者かの意志によるものだろう。
いまのきみならば、きみ自身が何をするべきか知っている。
そして、杉下義蜂とは何者か――
かつての主と、自身の秘密と対峙する時は、いま目前に迫っていた。

OP:煙山純一の場合

GM:侵食率をあげて、登場をお願いします。
煙山 純一:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+9[9] → 42

GM:飛ばしてますね!
煙山 純一:飛びたくない・・・

GM:――きみは、夢を見ている。
GM:どこか暗くて、冷たい水の中に浮かんでいるような感覚がある。
GM:きみはなにもせず浮かんでいてもいいし、状況を認識しようと体を動かすなど、努力してもいい。
煙山 純一:力なく浮かんでいるような状況のまま、ぼんやりと周りに意識を向けている
GM:では、きみの意識は、水底の方に”何か”があることを認識する。
GM:枯れ木。いや、それによく似た、骨のような何かだ。とても大きい。
煙山 純一:感じた"何か"を見ようと、水底に顔を向ける
煙山 純一:((なんだ……………アレ))
???:((…………な……))
???:((……なんだ? なにか……いるのか?))
GM:はっきりとした言葉ではないが、きみはそんなイメージを受け取った。
煙山 純一:((…なんだ?誰だ?))
GM:それはおそらく、きみの認識がある種の”翻訳”を行った結果のイメージだろう。
GM:実際にそういう言葉で話しかけているわけではなさそうだ。
煙山 純一:((お前は………誰だ?))
煙山 純一:相手に伝われば…と、胸の内で念じる
???:((…………いるのか? ここはどこだ?))
煙山 純一:((…いる。ここは…どこだろうな))
???:((……私はどうなっている? 私はなんだ?))
煙山 純一:((俺は、自分の夢の中だと思ってるけど))
???:((夢……))
GM:相手にはきみが使う単語の、はっきりとした意味が理解できないようだ。
煙山 純一:((夢…つまり、なんだ…寝てる間に見る、幻みたいなもんだ))
???:((……わからない))
GM:わからない、という認識だけが伝わる。どうやら、具体的なことは意味を持たないようだ。
煙山 純一:((…その、"夢"ってやつなら、お前の声は、俺が知らない間に考えてることになるんだろうけど))
煙山 純一:((…お前は、俺じゃ、ないのか?))
GM:自分、他人、自我、感情。共有できるものは、そのくらいのものだ。
GM:その疑問ならば、通じる。
???:((……お前が、私か……それは……))
GM:水底から、巨大な骨のような何かが動く。
GM:きみに向かって、その巨体の一部を近づけてくる。
煙山 純一:((なん………))
GM:《意志》で判定してもいい。難易度は7。
煙山 純一:逃げようとは、しない。ただ近づくそれを見ている
煙山 純一:2dx+2>=7 意思判定
DoubleCross : (2R10+2[10]>=7) → 10[6,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

GM:すごい!
煙山 純一:やったね
GM:ならば、はっきりとわかる。いま、きみとこいつの意識は、一部が重なりあっている状態だ。
GM:そして、接触することは、決定的な決裂か、一報への収束をもたらすだろう。
GM:危険すぎるのでやめた方がいいと感じる。
煙山 純一:((お前………))
煙山 純一:((…"お前"で、"俺"か))
煙山 純一:接触は、危うい。本能的に感じ、水面へ上がろうともがく
???:((やはり違う……)) 骨のような何かは、きみの動きを感じて止まる。
???:((ここはどこだ? 長い状態が……継続して…………かえりたい……))
GM:きみは望郷の念を感じた。
煙山 純一:(("帰りたい"………あいつら、みたいな………))
煙山 純一:((………"帰りたい"?外に?………外から、来た………))
煙山 純一:胸の内に、思い当たる存在が、ある
???:((外……ここが外だ………私は、))
煙山 純一:((…"ば"))
煙山 純一:((…"ばん"…))
GM:急激にその存在が遠ざかっていくのがわかる。
GM:きみの肉体の目覚めが近いせいだ。
???:((…………)) もう、声もろくに認識できない。
煙山 純一:目の前の何かが、再び水底へ沈んでいく…いや、自分が水面に近づいて行っているのかもしれない
GM:きみはこのまま目覚めてもいいし、最後に何か声をかけてもいい。
煙山 純一:((……"蕃神"………か))
煙山 純一:((どうや………った、ら…かえれ、る……?))
煙山 純一:思考が、うまくまとまらない。が、なんとか、声には出した
煙山 純一:心の、内で
???:((…………))
GM:おそらく何か答えを返したのだろう。しかし、きみにはもはやそれを認識することはできなかった。
GM:そして、目覚める。
煙山 純一:………
煙山 純一:……………
譲原高平:「……おい」
煙山 純一:…………………
譲原高平:「………おい。どう、した?」
煙山 純一:「………ぁ?」
GM:きみは覗き込んでいる譲原くんを見る。
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「………よぉ」
譲原高平:「何か、唸っていた」 表情からはわかりにくいが、声が心配そう
譲原高平:「なんだ?」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「ヤバイ夢…いや」上半身を起こし、頭に手をやる
煙山 純一:「…ヤバイ奴を、見たかもしれない」
譲原高平:「夢、で、ヤバイ奴。そうか」 顔をしかめる
譲原高平:「……俺も。心当たりが、ある」
煙山 純一:「…そっちもか。こっちにも、だ」
譲原高平:「おそらく、ただの……夢ではないんだろう」
譲原高平:「”草薙”が……夏の頃は、よく夢に出た。最近も、たまに」
譲原高平:「お前は、誰だったんだ……?」
煙山 純一:「…ありゃあ」
煙山 純一:「…多分、"蕃神"だ」
譲原高平:「……”蕃神”?」 名前は聞いたかもしれないが、あまり詳しくない!
GM:譲原くんは見事な脳筋なのだ
煙山 純一:なんてこった…
煙山 純一:「…"我らの神"、"異界より来たる神"、"外から来たる"」
煙山 純一:「奴が…アマテラスが、そう言ってたのを、思い出したんだ」
譲原高平:「……”異界”」
譲原高平:「俺には、よくわからないが」
煙山 純一:「俺にもだ…ああ、それから」
煙山 純一:「スサノオの方は、「神が帰りたいと想う」…とかも言ってたな、確か」
煙山 純一:「…色々あって、あんまり覚えてないけど」
譲原高平:「かえりたい、か。遠くから……来たのなら、そう思うのかもしれない」
煙山 純一:「…俺は」
煙山 純一:「まだ、そうは思わないけど、な」少しだけ、故郷のことを想う
譲原高平:「……そうか。しかし、いまは」
譲原高平:「このままでは、学校に遅刻するリスクの方が、大きい」 時計を指差す
煙山 純一:「………」時計を見る
煙山 純一:「………」
譲原高平:「危険、だ」
煙山 純一:バッ!と寝床から跳び起き、急ぎ支度を始める
GM:ちなみに譲原くんは完全に支度が済んでいる!
煙山 純一:「どうしてもっと早く声をかけなかったんだよお前は!」ババババと着替えながら鞄の用意をしている
譲原高平:「……何度かは、声をかけたが……起きなかった」
煙山 純一:「…あーもう!いいから先行ってろ!二人して遅れることもねーだろ!」
譲原高平:「……いや」
譲原高平:「少し、待つ。ここのところ、物騒だから……な」
煙山 純一:「物騒…ああ」身支度を整え、振り返る
煙山 純一:「…確かに、な」
GM:そう。きみはここのところ、気温が急激に下がりつつあり、奇妙な病気が流行っていることを知っていてもいい。
譲原高平:「……玄関で」 うなずいて、部屋を出て行く
煙山 純一:高平に続き、部屋を出る。戸締りも忘れない

GM:相変わらず、外は冷え込む。もう真冬の寒さだ。
GM:心なしか、街の人通りも少ない。
煙山 純一:「…本当に、夏から一気に秋になった感じだよなあ」
譲原高平:「……朝練が、寒い」
煙山 純一:「朝練かあ…」
煙山 純一:「…朝練」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「今日、無い日だった、よなあ…?」
譲原高平:「……部活か」
譲原高平:「俺は、あの部長が、苦手だ」
煙山 純一:「まあ、無茶苦茶やるからなあ」
譲原高平:「ああ……確か、ここ最近は……」
朝陽 麗奈:「…………あ。ああーーーーー!」
煙山 純一:「…ああ…」
朝陽 麗奈:ガラガラガラガラ……キキーーーーッ!
GM:異様な影がきみの進路を塞ぐ形で、急停止した。
GM:意外! それは、古ぼけた屋台!
煙山 純一:「………」
朝陽 麗奈:「煙山部員! こんなところで何やってるの? あと、ついでに譲原くん! だっけ? おはよう!」
GM:「ケバブ屋」と書道されたノボリが翻っている。
煙山 純一:「おはようございます、部長………こんなところで遅れないために急いでました」
煙山 純一:「…こんな大道具、うちの部にありましたっけ?」
譲原高平:「……どうも」 気まずそうに引っ込む
朝陽 麗奈:「ふっふっふ。立派なモンでしょ」
朝陽 麗奈:「改造して、次の舞台で大道具に使おうと思って! もらってきたの!」
煙山 純一:((どこから…))
譲原高平:((どこから…………))
朝陽 麗奈:「まあ、次の代へのプレゼントってところね。偉大な部長を湛えてもいいからね、煙山部員!」
煙山 純一:「…でも部長、何度も聞いてますけど」
煙山 純一:「本………っ当に、受験勉強とか大丈夫なんですか?」
朝陽 麗奈:「ダイジョーブ。できる女はなにをやってもできるから」 確信!
朝陽 麗奈:「ま、実際のところは、AO入試で入れれば楽だから。それに備えて、いろいろやってハクをつけておこうと思ってね」
朝陽 麗奈:「もちろん、普通に筆記やっても落ちる気しないけど。時間の無駄でしょ」
煙山 純一:「…はぁ」
煙山 純一:((凄い人だよなあ、本当に…))
朝陽 麗奈:「それじゃ、今日の部活は出席必須だから。覚えといてね、煙山部員。これ、文化祭の部の出し物で使うから」
煙山 純一:「わかりましたよ、部長」
朝陽 麗奈:「それじゃーねー。急がないと、マジで遅刻するからね! 気をつけるように!」
煙山 純一:「あ」腕時計に目を落とす
譲原高平:「ん……」 同じく
朝陽 麗奈:「できる演劇部員は、遅刻厳禁! じゃあね!」 屋台を構え直し、走り始める
GM:ギャリギャリギャリギャリ……!
煙山 純一:「…行っちゃったな」
譲原高平:「しかし、言っていることは正しかった。このままでは、遅刻する」
煙山 純一:「…走るか、俺達も」
譲原高平:「……急ごう」 うなずいて、走り出す。さすが体育会系の速度!
煙山 純一:高平にやや遅れながらも、なんとかついていく
煙山 純一:((しかし次の舞台か…文化祭ももうすぐだな))
煙山 純一:((あと…あっちの方もいい加減どうするか決めないとな…))
煙山 純一:そんなことを考えながら、学校へ向かい駆けていく

OP:紀野杏奈の場合

GM:登場をお願いします
紀野杏奈:30+1d10
DoubleCross : (30+1D10) → 30+9[9] → 39

紀野杏奈:ひええ
GM:飛ばしてますねえ

GM:――きみは、夢を見ている。
GM:どこか寂しく、肌寒い森の中にいるようだ。
GM:きみは何もせず佇んでいてもいいし、周囲を見回したり、歩いたりしてもいい。
紀野杏奈:((んあー?なにこれ……森?))きょろきょろしてる
紀野杏奈:((これって……夢、だよね……こういうのってアレ?"めーせきむ"ってやつ?アタシはじめてかも))
GM:では、きみは森の奥の方で、木々が少しざわめいたように感じる。
紀野杏奈:((うわっ、なに??))
GM:では、その奥から白く大きな狼が滑り出してくるのを、きみは見る。
”禁傾”:((こうして接触するのは――))
”禁傾”:((初めてだな、アンナ))
GM:きみは知っている。
GM:その狼こそが”禁傾”であるという知識を、きみは即座に「思い出す」。
紀野杏奈:((ひゃあっ!!え、ちょ、狼!?うわっ!でか……っ……て、あれ、その声……))
紀野杏奈:((……キー?))
”禁傾”:((そうだ))
GM:狼はきみと一定の距離をとって止まる
紀野杏奈:((ええー!?マジで!?なんでそんな姿してんの?ていうかなにアタシの夢に出てきてんのよ!!))
”禁傾”:((大狼は冬の獣だからだ))
紀野杏奈:((そーなの?へー))
”禁傾”:((きみと接触したのは、偶発的な事象だ。その予定はなかった))
”禁傾”:((きみの深層心理と偶発的に接触できてしまうほど、力が強まっていることを意味する))
紀野杏奈:((……うーん、よくわかんないけど……強くなってるって?))
”禁傾”:((そうだ。冬が来たからだ))
”禁傾”:((その変調には、きみも気づいているはずだ))
紀野杏奈:((……そりゃあ、確かに……最近めっちゃ寒いし……あの病気のことともなんか関係あんの?))
”禁傾”:((病気に関しては私の知識にはない。過去、冬の訪れがあのような病を発生させたことはない))
”禁傾”:((何か、特別な事象が起きようとしているのかもしれない))
紀野杏奈:((うえー……))
紀野杏奈:((……あんたが強くなってるってことは、さ))
紀野杏奈:((やっぱ、戦う相手がいるってことなんでしょ?))
”禁傾”:((それが妥当な推測だ))
”禁傾”:((おそらく最後の戦いになるだろう))
紀野杏奈:((……最後……本当に?)) 最後の戦い。望んでいた響きな気がするのに、心が沈む。
”禁傾”:((間違いはない。……落ち着け、アンナ。精神の安定こそが力を生む))
紀野杏奈:((……))
紀野杏奈:((……その、戦う相手、って……))
”禁傾”:((蕃神と、それに与する者))
”禁傾”:((水野谷颯だ。彼は、もはや戻れない))
紀野杏奈:((…………そんなの……アタシは……))
紀野杏奈:((わかってるでしょキー!アタシ、そういうのは、出来ないって……!……ずっと、付き合ってて、さ……わかるでしょ……?))
”禁傾”:((……私の力の発現には、きみの意思が必要だ))
”禁傾”:((私にはきみが判断するに足る知識と知恵を提供することしかできない。その上で、水野谷颯を戻すことは不可能だ))
紀野杏奈:((……)) 何も言い返せない。当然、痛いほどわかっている。
”禁傾”:((どうするかは、きみが決めることだ))
”禁傾”:((このまま街を出て、記憶を処理することが、きみの精神の健康にはもっとも適切だ))
紀野杏奈:((……そんなの……))
紀野杏奈:((……やだよ……そんなの……))力なく言う
”禁傾”:((では、考えておくことだ。アンナ。私は”知る”力を提供することはできる。しかし、考えて、判断するのは、きみにしかできない))
”禁傾”:((考えるべきだ。夢の中ではなく、目覚めているときに。……そろそろ、時間だろう?))
紀野杏奈:((……時間?時間ってなんの?))
”禁傾”:((目覚めの時間、だ)) 少し笑うような気配があった。
”禁傾”:((また、いずれ会おう――アンナ))
GM:きみは意識が急激に覚醒していくのを感じる。
GM:何か言っておきたいことがあれば言ってもいいし、そのまま目を覚ましてもいい。
紀野杏奈:「……えっ、ちょっと目覚めって…………うぇ……?」口に出した時には、既にもともと寝ていた布団の中だった
GM:――では、きみは覚醒しながら、玄関のチャイムが鳴る音を聞くだろう。
浅見星佳:「杏奈ーーーーーーー!」
紀野杏奈:「……んんんんん……やっぱ夢か……んんんん……」
浅見星佳:「杏奈、もう時間だよ! 遅刻しちゃうよーーーー!」
紀野杏奈:「……はっ、せっか……うええ!?」時計を見る!
宇野森唯:「あ、おはようございます。杏奈はまだ……?」 唯がきみのお母さんと話している声もちょっと聞こえる。
紀野杏奈:転がるように布団から出て慌てて着替えたりする!
紀野杏奈:「あんな……いつのまにあんな冗談みたいなこと言えるようになったのよ!もー!!」そのペンダントをしっかり身につけて、玄関へと向かっていく
GM:その日の朝は、慌ただしくはじまった。
GM:少し、奇妙な夢を見た朝だった。

OP:祟ヶ原坤の場合

GM:登場をどうぞ。
祟ヶ原 坤:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+7[7] → 50

祟ヶ原 坤:ゴボッ

GM:――きみは、夢を見ている。
GM:どこか寂しく、肌寒い森の中にいるようだ。
GM:きみは何もせず佇んでいてもいいし、周囲を見回したり、歩いたりしてもいい。
祟ヶ原 坤:((森か……))
GM:静かだ。生き物の気配すらない。
祟ヶ原 坤:((思えばこの街の最初の騒動も森で終わった…))
祟ヶ原 坤:((そしてこないだのも…因果関係が直接あるとは思えんが…))
???:((かつて、この土地は深い森でした))
GM:きみは唐突にその声を聞く。
GM:森の奥のほうがざわついた。
祟ヶ原 坤:声の主を探して目を凝らす
GM:では、きみは一本の梢に、大鴉が止まっていることに気づく。
GM:雪のように白い大鴉だ。
GM:そして、同時にきみは気づく。――目が見えない。
GM:その代わりに、きみには理解不能な知覚力で、周囲を認識している。
祟ヶ原 坤:((………))視覚がないことに気づく。ただ、闇があるだけではないことにも
”鏡”:((こうして出会うのは初めてですね。……すみません。私が、あなたの瞳を間借りしているものですから))
祟ヶ原 坤:((…言葉を持っていたのか。))
”鏡”:((私は鏡ですから。ただ、反響を返すだけ……あなたの精神だけでは、こうして言葉を発することもできません))
祟ヶ原 坤:(("禁傾"だけが自意識を持ってるものかと思っていた。))
祟ヶ原 坤:((こうして聞こえている声も俺のこだまとしてか…まあ、あまり重要なことじゃない))
祟ヶ原 坤:((急に話しかけてきたんだ。要件があるんだろ?))
”鏡”:((半分だけが正解です。こうして話しているのは、別の方の谺))
”鏡”:((あなたに会いたい方が、この意識の底を訪れています))
祟ヶ原 坤:((俺にか?))
”鏡”:((はい。さあ……すぐそこに))
GM:”鏡”がきみの意識を収束させたとき、きみはそこに誰かがいることを認識できる。
祟ヶ原 坤:考えを巡らせる。このような手段を知り、また使用して話しかけてくる人間…
祟ヶ原 坤:そしてその必要がある人となると…おのずと絞られてくる
萩村慶太郎:「……久しいな。祟ヶ原の」 はっきりとした声で聞こえる
祟ヶ原 坤:「……無事だったか。」
祟ヶ原 坤:「ああ、俺はこの通り無事だ。いけしゃあしゃあと生きてるぜ。」
萩村慶太郎:「完全に無事……とはいいがたい。”鏡”の、この力を使って接触するのが関の山だ」
萩村慶太郎:「”鏡”にこうした力があることは……お前の父といろいろと試した結果、少しだけ理解できた」
祟ヶ原 坤:言葉の意味を少し考え
祟ヶ原 坤:「…今、どこにいるんだ?大方手出しのしづらい場所にいるのは想像出来るんだが」
萩村慶太郎:「うまく説明ができん。彼岸、という概念が近いが、……異界、とでも言うべきか」
萩村慶太郎:「壮健そうで、何よりだ。結局、お前が継ぐことになったのだな」
祟ヶ原 坤:「ああ。親父1人だけで全て抱える必要なんて無いからな。」
萩村慶太郎:「……過保護すぎたのかもしれんな」
萩村慶太郎:「このような終局を迎えてしまった」
祟ヶ原 坤:見えてないながら、それでも目を伏せる。拭えぬ悔恨を思って
萩村慶太郎:「颯を、止められるか?」
祟ヶ原 坤:「責任はアンタだけにあるものじゃない。あいつが本当に欲しいものを理解しようとしなかった俺にも…責任がある」
萩村慶太郎:「ふむ」 腕を組む気配
萩村慶太郎:「それは、なかなかいい挑発になるかもしれんな」
萩村慶太郎:「恐らく、颯本人がそれを聞けば激怒するか、過剰に冷酷になるか、どちらかだろう」
祟ヶ原 坤:「…どうかな。」
萩村慶太郎:「そうか? いずれにせよ……いまとなっては、お前たちに期待するしかない」
祟ヶ原 坤:「『あんたが撒いた種だ。あんたがどうにかすればいいと思うよ』……あいつが俺に言った言葉だ。」
萩村慶太郎:「なるほど。颯らしくはある」
祟ヶ原 坤:「だが俺は別に責任感でも、この言葉に触発されたわけでもなく」
祟ヶ原 坤:「街を守るために動く。せめて…最初に決めたことを守りたい。それが、今出来る俺の行動だと思う」
萩村慶太郎:「……随分と、頼もしいことだ。見事、と言っておこう。あの乾め、子育ては俺よりも上手と見える」
萩村慶太郎:「……それを聞けて安堵した」
祟ヶ原 坤:「我が身かわいさだ。本当に出来る奴なら、まずあいつを救ってやれるはずだ…最初から」
萩村慶太郎:「俺も同じだ。誰も変わらんよ。そういうことに、颯は嫌気が差したのかもしれんな……」
萩村慶太郎:「ひとつだけ言っておく。祟ヶ原坤」
祟ヶ原 坤:「ああ」気を引き締める。
萩村慶太郎:「いま、街で蔓延している病を調べろ。そうでなければ、颯を止めることは叶わぬだろう」
祟ヶ原 坤:「病…ああ、学校でもかなり休みが出ていたな」
萩村慶太郎:「これ以上は、……少々危険だ」 周囲を気にする素振り。心なしか、気温が下がっている気がする。
祟ヶ原 坤:「仲峰も会長職は引いたというのにあちこち走り回って……って、そうか」
祟ヶ原 坤:「アンタも無理はするなよ。お互いそれが正解のはずだ。」
萩村慶太郎:「引き上げ時だ。……何か言いたいことはあるか、祟ヶ原坤。俺には好きに罵倒するがいい。お前にはその権利がある」
祟ヶ原 坤:「アンタが自罰的な人間で、そういう言葉が欲しいならくれてやるんだが…」
萩村慶太郎:「では、遠慮しておこう。……さらばだ」
祟ヶ原 坤:「生憎、親父の友達をこき下ろす趣味は無いんだ。……待ってろよ!」
祟ヶ原 坤:「俺の守りたい街には、アンタもいるんだ!」
萩村慶太郎:「楽しみに待っていよう」 また少し笑い、その気配が遠ざかっていく。
萩村慶太郎:「それは頼もしい――――」 後の声は聞こえない。
GM:そうして、きみは気づく。肉体が目覚めようとしている。
GM:深層意識から引き剥がされる感覚がある。
祟ヶ原 坤:((ここまでか……"鏡"自身とも話せるなら話してみたかった))
祟ヶ原 坤:((1人でも、今は…………))
祟ヶ原巽:「……あのさ?」
GM:どこかから声が聞こえる。
祟ヶ原巽:「兄さん。そろそろ――ないと」
祟ヶ原巽:「遅れるよ。学校」
祟ヶ原 坤:「……うん?」
祟ヶ原巽:「遅刻だってば」
祟ヶ原 坤:目をこすって上半身を起こし、巽の顔と時計を順番に見る
祟ヶ原 坤:「…………んなっ!?」
祟ヶ原巽:「なんか……ムニャムニャ言ってたみたいだけど。大丈夫?」
祟ヶ原 坤:(萩原のオッサン……確かに重要ごとなのは分かるがよ……)
祟ヶ原 坤:「俺は一応学生だッての!クッソ!!」跳ね起きる
祟ヶ原巽:「……朝ごはんだけ、置いといたから」
祟ヶ原巽:「ちゃんと食べないと、お父さんがまたブツブツ言うよ」
祟ヶ原 坤:「巽ありがとな!お前も遅れるなよ!!あと病気流行ってるし手洗いうがいとか忘れるな!」
祟ヶ原 坤:慌てつつも優しく部屋から妹を出す。着替えをするのだ
祟ヶ原巽:「過保護……じゃっかん気持ちが悪い……」
祟ヶ原巽:部屋から出て行く。
祟ヶ原 坤:「過保護…」
祟ヶ原 坤:((相手のことを本当に考えてやる必要があるな…後悔しないために))
祟ヶ原 坤:一瞬手を止めた後、着替え始める。
GM:瞳の奥が少しうずいた。

OP:彼の場合

GM:きみは夢を見たかもしれないし、見なかったかもしれない
GM:いずれにせよ、すこしぼんやりしていたことは確かだ。
GM:頭の隅に、引っかかっているような何かがある。しかし、よくわからないし、気のせいかもしれない。
八木沼静麻:「――おいおい。こいつ、大丈夫なのかよ?」
水野谷颯:「……………あー……うん」
杉下義蜂:「あらー。せっかくお茶を淹れたところなんですけどねえ。死んでしまったら、飲むひとがいなくて困ります」
水野谷颯:「死んでないし」
水野谷颯:「……頭痛い」
杉下義蜂:「あら! 良かった! 義蜂、とても嬉しいです!」
杉下義蜂:「あっ、バファリンもロキソニンもありますよ~!」
水野谷颯:「気合で治すから」
八木沼静麻:「気合なんてどこにあるんだよ」 笑う。ワイン飲んでる。
水野谷颯:「搾りカスくらいならあるよ……」 机に突っ伏す
杉下義蜂:「さすが水野谷くんです! 義蜂、搾りカスでもお持ちになっていることに感激です」
八木沼静麻:「アホか……で、実際どうなんだよ。やれるのか? 派手に?」
水野谷颯:「派手に? 俺はもっとじわじわやりたいな」
水野谷颯:「気づいたら死んでた、くらいの」
杉下義蜂:「素敵です!」
水野谷颯:「八木沼だけ派手にやるのも面白いかもね」
水野谷颯:顔を上げる
八木沼静麻:「俺はまあ、火事場泥棒目当てだからな。――って、お前、殺したいやつでもいるのか?」
水野谷颯:「特には? 結果的に死ぬかもしれないけど」
水野谷颯:「それはそれで構わない。勝手に死ね」
八木沼静麻:「必然性だな。 じゃ、俺は派手にやってくるよ。いいか?」
水野谷颯:「いーよー」
水野谷颯:「死なない程度によろしくね。あんたも重要な駒だから」
八木沼静麻:「決まりだ」 影から巨大な剣を引っ張り出す。
八木沼静麻:「俺はお前より長生きするよ、大将」
水野谷颯:「……きっとそうなんだろうね」
杉下義蜂:「そんな! 水野谷くんはそう簡単には死にませんよ~。私がお守りしますから!」 ガッツポーズ
水野谷颯:「ギバちゃんはいい子だねー」
八木沼静麻:「そいつ、頭おかしいぜ」
八木沼静麻:「もうちっとまともなやつと交換しねえ?」
水野谷颯:「そう? 俺をかわいそうがってくれるだけマシじゃない? あはは」
水野谷颯:「ギバちゃん、八木沼がどっか行ったら保健室行こう」 何かをする気
八木沼静麻:「すでにそれがイカれてるよ。じゃーな」
GM:八木沼はどっか行きます!
GM:義蜂さんとお話するなら、もうちょっと続行します。
水野谷颯:続行しよう
GM:では、保健室ですね。
GM:義蜂はなにかと忙しなく働いています。
水野谷颯:「なんでそんなに忙しないの?」
水野谷颯:保健室のベッドに座ってます
杉下義蜂:「少しでも水野谷くんのお役に立ちたいからです!」
杉下義蜂:保健室の掃除をしている。
水野谷颯:「役に立ちたいならさ、こっちきてよ」
杉下義蜂:「そちらへ? ――はい! 義撥に何かできることがあれば!」
GM:義蜂は命令に従う。それ以外のことを知らない。
水野谷颯:「ここ座ってくれる?」 自分の隣に誘導する 
杉下義蜂:「はい! 学校のお勉強のお手伝いですか? それとも、義蜂がお話し相手になれますか?」
水野谷颯:「はは、今更学校に行ってどうする?」
水野谷颯:「話し相手がいいな」
杉下義蜂:「前の旦那様が、よく求めたもので。話し相手なら、義蜂、勉強よりも得意です!」
杉下義蜂:「どのようなお話をしましょうか?」
GM:ときおり、義蜂はひどく年上のような顔を見せる。見た目は、きみと大差ない。
水野谷颯:「そうだね――」
水野谷颯:義蜂を押し倒す
水野谷颯:「前の旦那様の話とか?」
杉下義蜂:まったく抵抗を見せずに押し倒される。
杉下義蜂:「前の旦那様は――かわいそうな方でした。そのことをお話しましょうか?」
水野谷颯:「面白そうな話だ。あいつ、どうかわいそうだった?」
水野谷颯:じっと瞳を見つめる。笑っているかもしれない
杉下義蜂:「なにも大事なものがありませんでした」
杉下義蜂:「でも、期待していました」
杉下義蜂:「何かが自分に、これこそが大事なものだと思わせてくれる瞬間を期待していました」
杉下義蜂:「本当にかわいそう」
水野谷颯:「大事だと思ったものは、期待はずれだった」
水野谷颯:「そういうことかな」
杉下義蜂:「そうですねえ」 すこし微笑んでいる
杉下義蜂:「きっと、そうだったと思います。力になりたかった。あなたが、あの人を終わらせてあげる瞬間までは」
杉下義蜂:「きっと救われました。かわいそうではありません。あの人は、もう死んだのですから」
水野谷颯:「お前にも一度は期待したんじゃないかな?」
杉下義蜂:「ああ――そうだとしたら、あの方は」
杉下義蜂:「とてもかわいそう」 嬉しそうに笑う
水野谷颯:「今の俺より?」 こちらも笑う
杉下義蜂:「水野谷くんは、もう何もありませんから」 きみの首に手を回す。まるで首を絞めるような仕草だったが、少しだけ優しい。
杉下義蜂:「この”世界”で一番かわいそう」
水野谷颯:「わかってくれて嬉しいよ」 義蜂との距離が縮まる
水野谷颯:「この化け物が」 深く口付ける
杉下義蜂:「義蜂が、お力になれれば――」 言葉はそこまで。ただ受け入れる。

OP:杉下山女魚の場合

GM:侵食率をあげて、登場をお願いします。
杉下山女魚:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 7[7]+35 → 42


GM:――きみは、夢を見ている。
GM:かつて、きみが”杉下”としての訓練を受けていた頃、時折こんな夢を見た気がする。
GM:その夢は決まって、死の淵まで追い詰められ、意識を失ったときに見た。
GM:だが、果たしてそれが夢だったのか、そもそもそんな夢を見たのかどうか、いまでもよくわからない。
GM:あたりは暗い。きみは水中のような空間を漂っている。
GM:周囲を見回したり、声をあげてみたりしてもいい。
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:ぼんやりと指先ひとつ動かさず水中に沈みこんでいきます
GM:なるほど。では、沈んでいく底の方になんらかの存在を感じる。
???:『……誰?』
GM:そいつはきみに声をかけた。ような気がする。
杉下山女魚:「……誰…誰やろう…」
杉下山女魚:「そっちは~……?」
???:『……ああ。そういうこと……』 少女の声だ。
GM:きみは聞いたことがある。
ツクヨミ:『また来たの?』
杉下山女魚:「……あ」
ツクヨミ:『あまり、ここへは来ない方がいいわ』
GM:訓練時代、臨死体験を経験したとき、きみは何度か彼女にあっていたことを思い出してもいいし、そもそもそんな記憶や経験などなかったことを思い出してもいい。
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:「ウチもそう思うけど~…」
杉下山女魚:「今ここにいるものは仕方がないのよ~」
杉下山女魚:「……なんでなのかな~…」
ツクヨミ:『そうね。あなたは――、だからね』
GM:よく聞き取れない言葉を発した。
杉下山女魚:「……?」
ツクヨミ:『すぐに帰るといいわ。ここは子供の遊び場じゃないから』
杉下山女魚:「ふふふ…つれないのよ~…」
杉下山女魚:「ここは…気持ちがいいのよ~…」
杉下山女魚:と呟き
ツクヨミ:『……やめた方がいいわ』
杉下山女魚:四肢に力を入れなおして水面に向かって泳ぎだしましょう
杉下山女魚:「そうね…今は…」
杉下山女魚:「やる事も…あるのよ……」
GM:では、きみは水面に他の誰かの影を見る。
ツクヨミ:『……でも、あなたは何度言っても、ここへ来るのね』
ツクヨミ:『……? 私? 私はずっとここにいるの……』
GM:そして、ツクヨミはどうやらその影と言葉を交わしているようだった。
杉下山女魚:「……」
GM:山女魚さんはここで《意志》で難易度6の判定をしてみてもいい。
杉下山女魚:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

杉下山女魚:ダメ!精神薄弱者!
GM:全然ダメ!わかりません!
GM:ならば山女魚さんには、その影が誰かわからないし、ここがどういう場所なのかもわからない!
ツクヨミ:『――かわいそう? 私が?』
ツクヨミ:『そんなこと、思ったこともないから……』
ツクヨミ:『帰って』
GM:と、いうところで、きみの意識が覚醒していくのを感じる。
GM:山女魚さんは最後になにか確認しようとあがいてもいいし、なにか行動をとってみてもいい。
杉下山女魚:では影の方にもがいて進もうとしてみましょう
GM:では、きみが浮上する瞬間、影と接触する。相変わらず、輪郭すらよくわからないが、
GM:きみはこの夢が、その影の記憶であることを知る。
GM:そして、目覚める。
杉下山女魚:「!」
杉下薊:「……おい」
GM:どんな状態で寝ていても構いません。普通に自室かな?
杉下山女魚:じゃあ、杉下同士のミーティング中に
杉下山女魚:うとうとしちゃってたとしましょう
杉下山女魚:目の下は真っ黒だ!
GM:ミーティング中の・・・突然の寝落ち!
杉下山女魚:「ああ…ごめんごめんなのよ~」
杉下薊:「おい。なにやってんだよ……寝不足すぎるだろ」
杉下山女魚:「あらら…そうかな~そうかも~」
杉下薊:「限界なら寝てろよ。こんな状況で、お前ぐらいのレベルのやつに壊れられても困るからな」
杉下山女魚:苦笑する
杉下山女魚:「あはは、ごめんね薊ちゃん…」
杉下山女魚:「大丈夫、壊れたりしないのよ~……」
杉下山女魚:「決着が、つくまでは」
杉下山女魚:小さく呟きます
杉下薊:「本当かよ? ひどい顔してるじゃねーか」 薊ちゃんも大差はない
杉下山女魚:「で、ええと…」
杉下鰍:「――実際、局面は憂慮すべき状況が続いています」
杉下山女魚:「頭領様…」
杉下鰍:「シフト体制の見直しが必要かもしれませんね。特に――すでに、秋が終わりました」
杉下山女魚:「……」
杉下鰍:「それに、疫病の一件。罹患者は増え続けています。……影響を受けているかもしれない、と思ったら、迷わず報告してください」
杉下鰍:「どうですか、山女魚? 衰弱の兆候は?」
杉下山女魚:「いいえ、ウチは大丈夫です。つつがなく。」
杉下鰍:「精神的な面でも――問題はない。そう考えてもいいのですね?」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:頷く
杉下山女魚:「はい。確かです。」
杉下鰍:「……」
杉下山女魚:「あの男を討ちます。でなければ…これまでしてきた事が、目付様やみんなの気持ちが…無為になってしまいます…」
杉下鰍:「わかりました。――ですが、休養はとること」
杉下山女魚:「……はい、頭領様。気をつけます」
杉下鰍:「その責任感が、あなたを追い詰めないか。心配しています」
杉下山女魚:「…いいえ、頭領様。」
杉下山女魚:「私の、山女魚の心にも。それが必要です。」
杉下山女魚:「……決着が。」
杉下鰍:「……そう、ですか」
杉下鰍:「ですが、やはり山女魚――あたなは今日からしばらく、学校に行きなさい。巡回と調査のお役目から解任します」
杉下山女魚:「……!」
杉下山女魚:「頭領様…」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:反駁しようとするが
杉下山女魚:口を紡ぐ。客観的に見ても、ここ数週間、自分は冷静に無駄なく行動できているとは言い難い。
杉下鰍:「誤解しないように。ここから先は、あなたの仲間の力が必要です」
杉下山女魚:「……はい。山女魚、承知いたしました。」
杉下鰍:「結構。あなたは、独自の判断で動いてください」
杉下鰍:「あなたと、彼らは、この事態を終息させるための鍵になると考えています」
杉下山女魚:「…大義承りました。必ず果たします。」
杉下薊:「……くそっ」 「なんでこんなことになっちまったんだよ……」
GM:薊が小声で悪態をついた――

自己紹介

GM:では、各自の成長ポイントのアピールをお願いします。
GM:最後の自己紹介。
GM:PC1、煙山くんお願いします。
煙山 純一:心得ました
煙山 純一:"氷炎殺陣"の煙山純一です。OPでは"蕃神"らしき存在と対峙したりしました
煙山 純一:成長としては、自軍強化の《氷熱の軍団》を最大LVにし、加速用の《先陣の火》を一つレベルアップさせました
煙山 純一:前回とあまり変わっていませんが、ここぞというときに高火力で攻撃できればと思います
GM:サラマンダーらしく高火力ってわけかい!
GM:ケェーッ!
煙山 純一:その他の点では、<白兵>技能がLV8になり、武器による達成値マイナスをやや抑えられるように
煙山 純一:また、地味にですが部活動の方もやっているということで<芸術:演技>もLVアップしました。それでもたった3ですが
煙山 純一:後は…メモリーを取りました、ハイ。個人的に、大事な人に
GM:ですよねぇ~っ
煙山 純一:町とか人間関係とか、色々と大変なことになっていますが、出来ることを精一杯頑張りたいと思います
煙山 純一:以上です。皆様、最後までよろしくお願いします!
GM:はい!よろしくお願いします!
GM:では、続いてPC2!
GM:紀野さん、よろしくお願いします。
紀野杏奈:りょうかい!
紀野杏奈:オールドディクショナリーガール!紀野杏奈です!キーが狼だったなんてびっくりだよね!
紀野杏奈:成長は戦闘的な能力は殆ど増えていません、その代わりに妨害排除を得ました
GM:なぜそんなマニアックなエフェクトを・・・・?
紀野杏奈:4回までダイス減少を抑えるためだぜ・・・なんとなくダイスを下げてくる相手と戦いそうな気がする・・・
紀野杏奈:そんな雰囲気のインスピレーションのレベルも3まで上げました
GM:鋭い
紀野杏奈:後はアタシもなんかメモリーを手に入れたみたいですよ
GM:へぇ~っそうなのかぁ
紀野杏奈:果たして杏奈ちゃんは無事最後の戦いを終える事ができるのか!がんばります!
紀野杏奈:以上、よろしくお願いします!
GM:OK!
GM:では、PC3!祟ヶ原くんお願いします!
祟ヶ原 坤:はいっ
祟ヶ原 坤:拳骨巫術士こと祟ヶ原坤です!鏡に意識があったり鳥だったりと驚くべき事実がOPからバンバン開陳されていく…
祟ヶ原 坤:成長は死ぬほどかかる侵蝕を倍プッシュして更に侵蝕がかかるようになりました。今回リアルな死の危機を感じます
GM:さすがウロボロス
祟ヶ原 坤:その死ぬほどかかる侵蝕を押して取得したのがアージエフェクト!原初の灰:砂塵の帳です。防性棺として使用が出来る!
祟ヶ原 坤:棺2枚態勢を支えるのはかつての悔恨が結晶化した新規メモリー…
GM:とんでもないやつだぜ
祟ヶ原 坤:そしてメモリーともう一つ、原初の紫:妖精の手を取得。手に残ったものはこれだけでした。誰かに対しての対抗策となりうると思います
祟ヶ原 坤:失ったものの残骸で、守るべきものを守りに行こうと思います。以上!よろしくお願いします!
GM:はい!OKです!
GM:では、PC5!杉下さんもお願いします!
杉下山女魚:いえー!
杉下山女魚:お久しぶりです萱ノ輪の殺人マシーン杉下さんでございます!
杉下山女魚:失恋モードの傷心を暴力に変えて強大なラスボスに立ち向かいたいと思います
杉下山女魚:若は殺す
GM:危険なやつだ
杉下山女魚:成長としては、ここに来てデバフ系を盛りに盛りました
杉下山女魚:妖の招きでエンゲージコントロールもできる!これが完成系祭典伸縮腕だ!
GM:さすがエグザイルだ
杉下山女魚:自慢の硬さは据え置き、とはいえまだまだ硬いぞ!
杉下山女魚:以上!
GM:OK!以上、プレイヤーキャラクター4名!NPC1名!
GM:最後までよろしくお願いします!
杉下山女魚:イヤッハァーッ
煙山 純一:よろしくお願いします!
杉下山女魚:お願いしマース!
紀野杏奈:お願いしまーす!
祟ヶ原 坤:よろしくお願いします!

ミドル:1 合流

GM:合流シーンです。全員登場をお願いします。
祟ヶ原 坤:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+1[1] → 51

祟ヶ原 坤:うおおお!!
紀野杏奈:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+10[10] → 49

紀野杏奈:グワーッ
杉下山女魚:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 2[2]+42 → 44

煙山 純一:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+2[2] → 44


GM:――昼休み。教室。
GM:このところ、いつもより欠席が多く、少しだけ静かだ。
GM:本日の欠席者は、きみのクラスだけで5名。1名か2名はサボりかもしれないが――
GM:5人となると、職員会議で学級の一時閉鎖も検討されはじめている。
浅見星佳:「で――杏奈、聞いてる?」
紀野杏奈:「……」
紀野杏奈:「ふえっ!?ご、ごめんなんだっけ!?」
浅見星佳:「もう――ちゃんと聞いてよ! 大変なんだよ本当! あの真島も休んでるし岡田はどうせサボりだけど先生たちでも休んでる人多いし」
浅見星佳:「感染症ってやつ? とにかく寝込んじゃう人が多いんだって!」
紀野杏奈:「えっ、ジマジまで……そりゃあ確かにヤバいわ……」
宇野森唯:「っていうよりも……これ……やっぱりあの人たちが関係してるのかな……?」
紀野杏奈:「……キーは知らないって言ってたけど……逆に無関係でこんなん流行ってほしくないっていうか……」
浅見星佳:「そうそう! それ! それそれそれ!」
紀野杏奈:「な、なになに!」
浅見星佳:「ここはさあ、なんとか対策しなきゃいけないんじゃない!? 杏奈と唯なんて、アレがアレだしさ」
浅見星佳:「ここまできちゃった以上、私も無関係じゃないし! できることなら手伝うよ! この灰色の脳細胞とかね!」
紀野杏奈:「桜色してそうだよね、どっちかっていうと」
浅見星佳:「なんだと! 憤慨!」 憤り!
紀野杏奈:「ごめんごめん!……でも、そういうのすっごい嬉しい」
宇野森唯:「……ま、まあ、それは置いといても……なにかできること、ないかな……」
紀野杏奈:「うん!風邪ひいてる場合じゃないもんね!いろいろとさ!」
宇野森唯:「危険だし……。えっと、私と杏奈は、身を守れるかもしれないけど……。他のひととか……」
浅見星佳:「そう! ほっとけない! ……よね?」
紀野杏奈:「もち、ほっとけないって!」
浅見星佳:「でも、どうすればいいんだろ……病気……お医者さん探すとか?」
紀野杏奈:「んんー……実際どうなんだろう、本当に病気なのか、とか……」
宇野森唯:「く……詳しそうな人に、聞いてみるのは、どうかな? 私たち、よくわからないし……」
紀野杏奈:「なるほど!それだ!」
紀野杏奈:「……詳しい人って、誰だろ?」
浅見星佳:「えーと、あー…………”キーくん”?」
紀野杏奈:「あいつ専門外のことは大体知らないからなー……」
宇野森唯:「……他のひとは、どうなんだろう……? あの……煙山くんとか、先輩……とか」
紀野杏奈:「……どうかなぁ……?でも、話はしたいって気もするかな」
浅見星佳:「そうだ! お昼ご飯! お昼ご飯の時間ですよ!」
紀野杏奈:「お昼?」
浅見星佳:「あの人たちもお昼ご飯食べるでしょ!? たぶん! 探しにいかない?」
紀野杏奈:「そっかぁ、なるほどね!おひるごはん!一緒に食べる!いいそれ!最高じゃん!」
浅見星佳:「じゃあ、さっそく……って、あー!」
浅見星佳:「ごめん、私、昼休み先生に呼び出されてた」
GM:主に成績が影響してる
紀野杏奈:「なんてこと……残念だよせっか君……君の事は忘れない……」
宇野森唯:「あ、と……私も日直で、後片付けあるから……終わったら行くね」
紀野杏奈:「なんとゆっちまで……仕方ない、人見知りなアタシが頑張って誘っておくよ」
浅見星佳:「あー!私も呼び出し終わったらすぐ行くからねー!」
GM:と、いうわけで、教室をあとにしてもいいし、なにかすることがあればやってもいい。
紀野杏奈:「さて、じゅんちはすぐ見つかるとして、ししょーとヤメちゃんとのんや……」
紀野杏奈:「……」
紀野杏奈:「行こ」教室を後にします
GM:グッド!
GM:では、廊下あたりで煙山くんと遭遇してもらいたい!
GM:カモン!煙山くん!
煙山 純一:「はぁー…」
煙山 純一:購買からひとまず教室に戻ろうと廊下を歩いている
紀野杏奈:「お、いたいた」
煙山 純一:目当ての商品の最後の一個が目の前で手に取られ、第二候補のメニューに
GM:焼きそばパンは当然のように売り切れていた
煙山 純一:「ん…?」向こうから来る杏奈に気づく
紀野杏奈:「なにをしょぼくれてんのじゅんち」
煙山 純一:「いや…大したことじゃねえよ」
紀野杏奈:「ふーん、まいいや!それよりこれからなんかあったりする?」
煙山 純一:「いや…特に用事は無いけど。部活も、今日は昼、何もないし」
紀野杏奈:「よっし!じゃあお昼一緒に食べよう!」
煙山 純一:「いいけど…そういや、唯と星佳は?いつもなら、もう一緒に食べてる頃だろ」
紀野杏奈:「あー、ゆっちとせっかは用があるから、ちょっと遅れるって」
煙山 純一:「そうか…じゃぁま、先に食べとくか」
紀野杏奈:「うん……あ、ほら、例の病気の事とかさ……いろんな事話しておきたいから、ししょーとヤメちゃんもいたらいいかなって思ってるんだけどどうかな」
煙山 純一:「…そういうことか。そうだな…じゃ、二人も呼ぶか。電話とか、もうしたのか?」
紀野杏奈:「だいじょぶ、メールしといた。あとついでに場所の手配もお願いしといた!」
杉下山女魚:では生徒会室にいるよと返信が来ます
煙山 純一:「そういうことなら、早いとこ行くか」
紀野杏奈:「おっけー、れっつごー!」
GM:では、生徒会室。
GM:きみたちはその扉を開けてもいい!
煙山 純一:まずノックしたいですね
杉下山女魚:では出迎えます
杉下山女魚:「はいは~い、いらっしゃいなのよ~」
GM:ノック音!そして山女魚チャン!
杉下山女魚:いつものようにニコニコとしてます
紀野杏奈:「ヤメちゃーん!やっほー!」
杉下山女魚:「やっほ~なのよ~」
煙山 純一:「ども、山女魚さん」
GM:祟ヶ原くんもクダを巻いてていいですよ!
杉下山女魚:「は~い煙山くんもこんにちは~祟ヶ原くんももう来てるのよ~座って座ってなのよ~」
祟ヶ原 坤:「2人揃ってか。また宇ノ森とかが来るかと思ったが?」
祟ヶ原 坤:その奥で椅子に座ってます
紀野杏奈:「ゆっちとせっかは用事があるから遅れるって、多分そのうち来るんじゃないかなー」座る
煙山 純一:「ま…そういうことで」空いている場所に座る
祟ヶ原 坤:「そうか。ま、メシでも食いながら話すか。暖房も頼んでつけてもらっといたしな。」弁当を目の前に置いている
GM:弁当派だ
祟ヶ原 坤:実家暮らしスキル
杉下山女魚:お茶とか出してます
紀野杏奈:「一緒に食べるってやっぱいいよねー」今日はお母さんが作ってくれた弁当だ
杉下山女魚:お弁当は大きなカップアイスだ
杉下山女魚:外はめっちゃ寒いのに!
煙山 純一:カップアイスに目を奪われながら、袋からハムカツサンドとタマゴサンドを取り出す
祟ヶ原 坤:「お前はまた粗食だな、煙山」弁当箱を開けつつ
煙山 純一:「まあ…ちょっと、色々ありまして」
煙山 純一:パックの牛乳にストローを差し、ちびちび飲む
紀野杏奈:「あれ、今日やきそばパンじゃないんだ」
煙山 純一:「…目の前で売り切れたんだよ」
紀野杏奈:「なーんだそれでしょぼくれてたのかーまったくー」
煙山 純一:「まあ、こっちの方が安いし、そういう点じゃ良かったけどな」
祟ヶ原 坤:「どっちだろうといいんだが…マシなもん喰っとかねーとマジで後悔するタイミング来るからな」
杉下山女魚:「は~いじゃあみんなご飯食べながらでいいから」
杉下山女魚:「最近あった事とか無かった事とか~色々教えてほしいのよ~」
紀野杏奈:「ヤメちゃんヤメちゃん、それって例えばだけどさ」
杉下山女魚:「ん~?」
紀野杏奈:「夢とか……そういう感じの事でもいい?」
煙山 純一:「…夢?」
杉下山女魚:「夢……」
祟ヶ原 坤:「…夢」
祟ヶ原 坤:妙にハモったのを見て少し驚く
杉下山女魚:「うんうん。杏奈ちゃん~。なんでもいいのよ~みんなが気になることなら~」
紀野杏奈:「……うん、それじゃあ」
紀野杏奈:そんな感じで今朝のキーの夢のこととか話します
GM:では、その夢を共有して構わない。
”禁傾”:『出力が上昇している。結末は近いだろう』
紀野杏奈:「……だってさ」翻訳にもなれたものだ
杉下山女魚:「…そうね…それは確かなのよ~…」
杉下山女魚:「……杏奈ちゃん」
紀野杏奈:「……?」
杉下山女魚:「杏奈ちゃんの答えは、それで…出せた?」
杉下山女魚:「水野谷颯と…戦うことが出来るかどうか」
杉下山女魚:「これは皆にも聞いておきたいのよ」
紀野杏奈:「……!……アタシ、は……」
煙山 純一:「俺は、出来ます」
煙山 純一:山女魚の目を見て、即答する
杉下山女魚:「…純一くん…」
紀野杏奈:「!」
祟ヶ原 坤:「…」2人の出方を見る
煙山 純一:「…あの人から、逃げちゃ駄目だと」
煙山 純一:「俺は、思ってます。それで、どんな結果になったとしても」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:静かに頷きます
杉下山女魚:「ありがとう」
煙山 純一:「いえ…俺にだって、責任はありますから」
紀野杏奈:「……逃げちゃ駄目、か……」
煙山 純一:「それだけじゃ、ないですけどね」
杉下山女魚:「杏奈ちゃんには…辛い選択をさせようとしてるのは分かってるのよ」
杉下山女魚:「でももう時間の余裕が無い。このまま何もしなかったら。」
杉下山女魚:「本当に全部が無かったことになっちゃうのよ」
杉下山女魚:「戦わなくてもいい…でもその時は、キーちゃんとみんなを守ってあげてほしいのよ」
紀野杏奈:「……アタシ……アタシは、のんやんのこと、なんにも知らなくて……だからっていうわけじゃ、ないのかもしれないけど、こんなことになって……」
紀野杏奈:「……遅いのかもしれないけど、アタシ、のんやんのこと、知りたい。知っておきたい……正直、知っちゃったら余計に、戦えるかどうか、わかんない。わかんないけど、でも……」
紀野杏奈:「……まず、アタシが今、出来る事から、知れることから、ちゃんとやりたい……答えは、絶対に出すから……だから、そこまでは、絶対、ついていくよ、みんなに」
杉下山女魚:「そうね…ふふふ。杏奈ちゃんらしいのよ…」
杉下山女魚:「……」
祟ヶ原 坤:「…何でえ、2人とももう覚悟決めて来たのか。」
杉下山女魚:祟ヶ原くんに視線を向ける
祟ヶ原 坤:「………夢、そう夢だ。」山女魚ちゃんの視線に一度目を合わせて、静かに喋り出す
祟ヶ原 坤:「俺も、そういう夢を見た。意味のある夢を」
祟ヶ原 坤:「…夢の中で、萩原慶太郎と会った」
杉下山女魚:「!」
祟ヶ原 坤:無論”鏡”の力であることは伏せる
杉下山女魚:「……そう」
杉下山女魚:安堵の笑みが毀れる
杉下山女魚:「病を調べろ…そう御目付様が仰ったの~?」
祟ヶ原 坤:「!…ああ。よくわかったな」内容を先に言われて面食らう
祟ヶ原 坤:「元気とは言いづらいが…まあ無事なようだった。…それで、約束をしたんだ。この街を守るってな。」
祟ヶ原 坤:「今まで色んな約束をしてきた。お前たちとも、水野谷とも…この事件で沢山な。でも、守ろうと思って、守れなかったことばかりだった。」
祟ヶ原 坤:「…だが、この約束だけは守り切る。『街を守る』ってのは俺が俺自身に約束したことでもあるんだ。…俺自身を裏切って、未来も何もあるか。」
祟ヶ原 坤:「俺はもう前しか見ない。街を背負って、水野谷に向かい続ける。それだけが今俺が決めている事だ。」
杉下山女魚:「うん…頼りにしてるのよ。祟ヶ原くん。」
紀野杏奈:「……ねえ、ヤメちゃん」
杉下山女魚:「なぁに?」
紀野杏奈:「……ヤメちゃんは、大丈夫なの?」
杉下山女魚:「ふふふ…杏奈ちゃん優しいのよ~…本当にね」
杉下山女魚:「大丈夫。ウチはちゃんと、あの人と決着を付けるのよ」
杉下山女魚:「御目付さまと皆の気持ちを裏切って、独りよがりの絶望に沢山の人の命を巻き込もうとしているジャームに」
杉下山女魚:「この町と皆を好き勝手にさせるわけにはいかないのよ」
杉下山女魚:「倒すべき相手を倒す…ウチはそのつもりでいるのよ」
紀野杏奈:「…………そ、か」何か言いたそうであったが、やめる
煙山 純一:「………」黙って、山女魚の言葉を聞いている
杉下山女魚:「………」
杉下山女魚:「はい、心構えはそれぞれだけど」
祟ヶ原 坤:「………」
杉下山女魚:「みんな立ち向かうことは…決まったみたいなのよ」
煙山 純一:「…山女魚さん、一つ、いいですか」
杉下山女魚:「なぁに?」
煙山 純一:「杏奈と師匠が、さっき言ったみたいな"夢"」
煙山 純一:「…山女魚さんも、見たんですか?」
杉下山女魚:「…!」
杉下山女魚:「もしかして…純一くんも~?」
煙山 純一:「…ええ」
杉下山女魚:「……」
煙山 純一:「俺が"会った"のは…多分」
煙山 純一:「"蕃神"です」
杉下山女魚:「……!」
祟ヶ原 坤:「何……!?」
”禁傾”:『……ほう』
杉下山女魚:「これ、すごく大事なヒントになるかもしれないのよ」
紀野杏奈:「!」
杉下山女魚:「みんなが見た夢のこと、ちょっと詳細にまとめるとこからはじめるのよ」
杉下山女魚:「それが多分、まず最初にやるべき事だと思うのよ」
祟ヶ原 坤:「まだつながりが残って……いや、審神者共が消された影響で…」ブツブツ
杉下山女魚:ということで
杉下山女魚:夢会議で皆にそれぞれの内容を共有する感じとしたい!
GM:では、諸君は夢を共有した。
GM:可能な限りで。
GM:というわけで、次回はこのシーンの最後の処理
GM:ロイスの取得と調達判定からの開始としましょう

マスターシーン

杉下薊:「……ダメだな。死んでる。これで3人目……かよ」
杉下イサザ:「片方は……ジャーム化した、のね。狂う直前で……自害した」
杉下薊:「派手にやられたもんだ。くそっ! 新入りばっかり狙いやがって!」
杉下イサザ:「きっと……敵……。戦力を、減らそうとしてる……」
杉下薊:「知るか」
杉下薊:「やつらがアタシらを殺すなら、こっちから殺すだけだ……!」
杉下イサザ:「これ……たぶん、あの傭兵の手口……」
杉下薊:「これだから信用できねえんだよ! 前々から思ってたけどな……あの傭兵野郎、殺してやる!」
杉下イサザ:「……。それが良さそう、ね………」

ミドルシーン ”彼”の場合

GM:祟ヶ原家 八黒神社
GM:境内で、ひとりの男が佇んでいる。
GM:いびつに捻れた石の前で、空を見ている。
水野谷颯:「………」
水野谷颯:背後に気配を感じるだろう
祟ヶ原乾:「……きみ、か」
祟ヶ原乾:「まさか、ここへ来るとはね。いつ以来かな……」 振り返らない。
水野谷颯:「春以来ですかね?」
祟ヶ原乾:「息子の友達にはなれなかったようだ。それだけが、残念でならないよ」
水野谷颯:「友達になれる可能性もありましたよ」
祟ヶ原乾:「しかし、もう遅い……そうだろう」
水野谷颯:「その可能性を潰したのは果たして俺なのか、彼なのか」
水野谷颯:「きっと両方なんでしょう」
祟ヶ原乾:「そうかもしれない。……私も愚かだ。きみという存在に対して、何もできなかった」
祟ヶ原乾:「いまのきみは、邪悪だよ。本心を言おう……私はただ、そう感じる」
水野谷颯:「いま? きっと元々あったものだと思いますよ」
水野谷颯:「幼い頃からその邪悪がどんどん育っていって、今やもう歯止めが効かない」
祟ヶ原乾:「そうだな。そうでない未来も有り得たが……すでに潰えた。 ……どうするつもりだ? きみは」
祟ヶ原乾:「これから、何をする?」
水野谷颯:「こうなった責任を死を持って償いますかね」
水野谷颯:「だが他人を巻き込まないと気がすまない」
水野谷颯:「それが俺の弱さなんでしょう」
水野谷颯:「強い人間でありたかった」
祟ヶ原乾:「悪い冗談だ。……本当に悪い冗談……」
祟ヶ原乾:「だが、……俺の息子は手ごわいぞ。水野谷颯」
水野谷颯:「力だけなら俺と同等かそれ以上あるかもしれませんね」
祟ヶ原乾:「よくわかっている……やはり、いい友人になれたかもしれない。だが、あれはすでに俺が守る存在ではない。あいつ自身が、守るべきものを知るだろう」
水野谷颯:「どうでしょう。たしかに彼の力は強い。だが俺の悪意に打ち勝つ強さがあるとは思えない」
祟ヶ原乾:「……本当に、よくわかっている。でも、信じるよ。俺は、それができる」
祟ヶ原乾:「息子だからさ。愚かだろう……」
水野谷颯:「慶太郎は」
水野谷颯:「慶太郎は信じていたのだろうか」
祟ヶ原乾:「……きみは、どう思う?」
祟ヶ原乾:「俺より、きみの方が、彼を知っている」
水野谷颯:「余裕がなさすぎて自分のことしか考えられなかったんじゃないかと思います」
水野谷颯:「俺と同じです」
祟ヶ原乾:「……そうかもしれないな。……で?」
祟ヶ原乾:「俺がきみを止められないことは、百も承知だ」
祟ヶ原乾:「そんな俺に、なぜ接触してきた? いま、ここ、この……”場所”でやるつもりか?」
水野谷颯:「彼は彼に接触できたようです」
水野谷颯:「祟ヶ原の力ですね?」
祟ヶ原乾:「……だとしたら?」
水野谷颯:「あなたと色々試した結果、と言っていました」
水野谷颯:「そんなものがあるとは思わなかったものですから」
祟ヶ原乾:「……きみの両親を殺すことになった、一件でね」 無表情を保つ
水野谷颯:「はは、なるほど」 少し笑う
祟ヶ原乾:「色々と練習したのさ。あれさえなければ、きみも、何も知らないただの人間でいられた」
水野谷颯:「もうどうでもいいことです」
祟ヶ原乾:挑発している。攻撃させたいらしい。
水野谷颯:ふと遠くを見る。たったそれだけの動作
GM:――その瞬間!
GM:ヒュ ボッ!
GM:遠間から糸のような閃光が走り、祟ヶ原乾を狙った。
GM:が――次の一瞬には、閃光が途切れ、遠くでかすかな悲鳴が聞こえる。
水野谷颯:「………」
GM:《鏡の盾》だ。
祟ヶ原乾:「……きみの護衛か」
GM:ここで、きみには理解できることがある。
GM:祟ヶ原乾はカウンター使いだ。
GM:こちらから攻撃しなければ、何もできない。
水野谷颯:「はははっ、八ツ目みたいだな」
祟ヶ原乾:「ち……! 浅いか」
水野谷颯:「面白いものを見せていただいた」
祟ヶ原乾:「俺のせいいっぱいだ……次の手はない。速やかに消えてほしい」
祟ヶ原乾:本当に次の手はないのか? さらに攻撃して確認しても構わないし、水野谷くん自身がバーサーカーになって襲いかかってもいい
水野谷颯:「あは……ははははは……」
水野谷颯:「今、ちょっと楽しいかも……!」 針を掴みとり、消える!
祟ヶ原乾:「水野谷颯ッ!」
祟ヶ原乾:札を構える。
祟ヶ原乾:防御体勢
水野谷颯:「あははは!! こっちだって!」 背後から針!
祟ヶ原乾:「走れ! ……清天!」 突き刺されながら、反撃する。本来なら、HPダメージ21点ほどの攻撃だ。
水野谷颯:その攻撃は透明な壁に阻まれる
水野谷颯:何もしていない。本当に何もしていない。
祟ヶ原乾:「……なるほど」 血を吐く。
祟ヶ原乾:「攻撃を阻む壁……」 その場に崩れ落ちる。
水野谷颯:「あはははははははは!!!」
水野谷颯:「そうだ!! そもそもお前がいなければ!!」
祟ヶ原乾:「坤……」 吐いた血が墨になる。何羽もの鳥になって舞い上がる。
水野谷颯:「ずるい!!お前も逃げるのか!!」
祟ヶ原乾:「最後の……契約……!」 その肉体が分解していく。
祟ヶ原乾:「きみに言われたくはないさ。でも……息子は、きっと、逃げない」
祟ヶ原乾:「向こうで会おう」 その肉体が墨になって消える。
GM:祟ヶ原乾――再起不能(リタイヤ)
水野谷颯:「はははははは……あははは……………は……」
水野谷颯:「………………」
水野谷颯:「………はー。やっちゃった」
水野谷颯:「もうダメだこれ」
水野谷颯:「義蜂! 帰るよ」
杉下義蜂:「はいはーい!」
GM:血まみれの義蜂チャンが出てくる。
杉下義蜂:「ご一緒します! お菓子買って帰りましょうね!」 ふらふらと合流
水野谷颯:「真っ直ぐ帰るよ。血まみれでコンビニに入店したら通報されかねない」
杉下義蜂:「あらー。残念です……」
水野谷颯:「八木沼に買ってきてもらおう」
GM:こんなところでしょうか!
水野谷颯:こんなところです!
GM:はい!

ミドル:2

GM:開始しましょう。前回までのあらすじはログを参照!――で、続きのシーンをやる前に
GM:煙山くん・紀野さん・祟ヶ原くん・杉下さんは
GM:前回のシーンの最後の処理!
GM:ロイス取得と調達をやってもいいですよ!
GM:やらなくてもいいです。どうします?
杉下山女魚:やっしゃあ
紀野杏奈:おおう!
祟ヶ原 坤:やっちゃる
煙山 純一:やります
GM:(いまなら)なんでも好きなものを買ってもいいですよ
杉下山女魚:敵/水野谷颯/殺意○/殺意/ロイス
GM:(こわい)
杉下山女魚:購入はジュラルミンシールド!
煙山 純一:?/蕃神/執着:○/隔意/ロイス
杉下山女魚:1dx+5
DoubleCross : (1R10+5[10]) → 7[7]+5 → 12

杉下山女魚:ジャスト成功装備!
祟ヶ原 坤:そういえば水野谷君にはメモリーで取っていたのだった
GM:調達スキルも高いなあ
煙山 純一:アクセサリーを買います
煙山 純一:2dx>=3
DoubleCross : (2R10[10]>=3) → 8[1,8] → 8 → 成功

煙山 純一:買えた買えた
祟ヶ原 坤:普通に応急手当を狙う
祟ヶ原 坤:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

GM:くっ、アクセサリーなど何に使うというのだ!
祟ヶ原 坤:成功
GM:転売か!
GM:OK。
煙山 純一:それを今言えと申されますかな
紀野杏奈:ヤメちゃん/杉下山女魚/慈愛○/不安/ロイス
GM:ゆっゆるせないぜ
紀野杏奈:購入はー、そうだなあ
紀野杏奈:ボディアーマー!
紀野杏奈:2dx+6
DoubleCross : (2R10+6[10]) → 8[8,8]+6 → 14

紀野杏奈:買えたー、装備
GM:けっ!どいつもこいつも上手くやりやがって!
GM:それじゃあ次のシーンです。情報収集になります。
GM:シーンプレイヤーは煙山くん。
GM:登場は自由です。
祟ヶ原 坤:一回おやすむ
煙山 純一:44+1d10 登場
DoubleCross : (44+1D10) → 44+9[9] → 53

GM:ちなみに情報収集項目は全部で6個あります。
杉下山女魚:出る!
GM:好きに登場してくれ!
紀野杏奈:出ておこう!
杉下山女魚:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 10[10]+44 → 54

紀野杏奈:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+10[10] → 59

紀野杏奈:ぎゃん

GM:では、情報収集項目を提示します。
■情報収集
疫病について 《情報:噂話》難易度12
杉下義蜂について 《知識:考古学》難易度14
水野谷の行方について 【精神】難易度12
萩村慶太郎の行方について 《情報:噂話》難易度9
八木沼静馬について 《情報:裏社会》難易度12
蕃神について 《知識:考古学》or《情報:裏社会》難易度16

GM:とりあえず判定してから、各自のシーンをやるとしましょう。
GM:やっておきたいシーンがあれば、ガンガン申告してください!
杉下山女魚:たけー!
紀野杏奈:すごい たかい
煙山 純一:うむう
GM:開けなくてもいいのもあるよ
杉下山女魚:慶太郎おじいちゃん行きます!心配!
GM:高経験点キャラにふさわしかろう。なおインスピを使うと判定不要です
杉下山女魚:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5

杉下山女魚:うーむ、財産4使いましょう
杉下山女魚:ここは知っておきたい
GM:OK。杉下さん成功ですね。
紀野杏奈:インスピはもうちょっと様子を見ておこう
煙山 純一:疫病について調べたいです
杉下山女魚:インスピはやめときましょう
GM:危険な疫病だ
紀野杏奈:とりあえずぎはっちゃんを考古学で調べてみようかな
杉下山女魚:このくらいの達成値で空く情報よりもボスの能力とかのが生死に直結する!
煙山 純一:あまり使ったことのない気がするコネ:噂好きの友人の効果で、ダイス4個
煙山 純一:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 10[6,6,10,10]+8[8,8]+1 → 19 → 成功

煙山 純一:やった
紀野杏奈:すごい高い!
GM:ごえええ!つよい
煙山 純一:2話で迷子になっていたのが嘘のようだ
GM:これが成長か
紀野杏奈:4dx+6=>14 考古学!
DoubleCross : (4R10+6[10]>=14) → 10[4,7,7,10]+2[2]+6 → 18 → 成功

紀野杏奈:いえーい
GM:危なげない。成功ですね。
GM:それじゃあ、順番に処理していきましょう。
GM:まずは疫病について。これは義蜂さんが噂話と文献を当たった結果、わかったことがあります。
煙山 純一:ギバちゃんが…?
GM:間違えた・・・
GM:かわいい山女魚チャンですよ!
煙山 純一:スパイなどいなかった
GM:いま現在、街で流行している疫病は、人間を衰弱させるものだということです。単なる風邪の症状の延長のようですが、
杉下山女魚:イエローテンパランス…
紀野杏奈:衰弱!
GM:徐々に症状が悪化し、次第に動くことが困難になり、いまでは多くの患者が寝たきりになっているとのこと。
GM:回復例はいまだありませんが、死亡例もありません。
GM:ただただ、動けなくなっていく。そういう症状です。
紀野杏奈:こわいぜ
GM:そして、過去の蕃神の事例を紐解いても、類似する事象はありません。
煙山 純一:ふむ…
GM:このことから推測するに、この症状は、水野谷くんの『魔導書』が影響しているのではないかと推測できます。
GM:他者の自由を奪う魔導書と、蕃神の力が結合した結果、この擬似的な「疫病」が発生しているようだ。
杉下山女魚:ダイペナ!
GM:この「疫病」は、きみたちのオーヴァード生命力すら蝕みかねない。
煙山 純一:ヤバイ
GM:なんらかの『魔導書』への対抗策を考えなければならないだろう。
GM:以上です。
GM:で、萩村慶太郎の行方について。
杉下山女魚:わくわく
GM:これについては、やっぱり文献をあたることで推測できる。
GM:豊富に取り揃えた杉下印の古文書
GM:「大丈夫!杉下の攻略本だよ!」
煙山 純一:途中までしか書いてなかったりしません?
GM:それは置いといて、萩村慶太郎が姿を消したのは、ツクヨミとの交戦時でした
GM:ツクヨミの能力はすでに拝見したかと思いますが、「死の国」と呼ばれる領域から亡者を繰り出したり、または生者を引きずり込んだりするものです
GM:萩村慶太郎もまた、この「死の国」に引きずり込まれたものと思われる
GM:ツクヨミ亡きいま、「死の国」はどうなっているのか
GM:おそらく、ツクヨミの能力もまた、空間を支配する《蕃神》から与えられたものの一端でしょう
GM:よって、《蕃神》が作り上げた世界のどこかに潜伏しているものと思われます
GM:すなわち、水野谷くんがいる領域のどこかですね
GM:発見されたらタダではすまないだろう――
GM:以上です。
杉下山女魚:やってやろうじゃん!
GM:あとは白夢さんが戻ってきたら、ちょっとロールしてもらう予定ですが、
GM:ここでなにかやっておきたいシーンとかありませんか?
GM:――と、言いかけたところで思い出した! 前回の最後で祟ヶ原パパがいなくなったんだった。誰か巽チャンの相談に乗ってくれないかな!
杉下山女魚:ここは主人公にやってもらうほかあるまい
煙山 純一:ぼくらはみんな主人公
GM:二人で遭遇しますか?
煙山 純一:前回も会ってますし、今回も会ってみましょうか
煙山 純一:山女魚さんどうします?
杉下山女魚:こっちはおじいちゃんの事を調べて
杉下山女魚:決意を新たにしておきましょう
煙山 純一:では調べものの方はお頼み申した
GM:じゃあ、煙山くんは
GM:駆け足で街をゆく巽さんを見かけたことにしましょう。
GM:声をかけてもいいし、無視してもよかった
煙山 純一:すこし気になって後を追い、距離が縮まったところで声をかけてみます
祟ヶ原巽:「――あっ!?」
煙山 純一:「…巽ちゃん!」
祟ヶ原巽:巽さんは驚いて転びかける。
煙山 純一:「危ないっ!」
煙山 純一:手とか肩とか、掴めればつかみたい
祟ヶ原巽:「うわっ、わっ、ごっ……ごめんなさい!」
祟ヶ原巽:掴まれる。ぎりぎり倒れなかった。
煙山 純一:「とと…いや、こっちもいきなりでごめん」
煙山 純一:勢いで自分も倒れかけるが、なんとか踏みとどまった
祟ヶ原巽:「あ、いえ、そのっ――煙山先輩! お父さん――か、兄さん見ませんでしたか!?」
祟ヶ原巽:かなり切羽詰っている様子だ。
煙山 純一:「え?師匠なら学校で会ったけど」
煙山 純一:「…何か、あったんだ?」
祟ヶ原巽:「……お兄ちゃんは、大丈夫なんだ……」
祟ヶ原巽:少し安心する。けど、険しい表情は変わらない。
祟ヶ原巽:「お父さんが。いなくなって……靴が片方落ちてたんです。眼鏡も……境内、あちこち荒らされてて……」
祟ヶ原巽:「お父さん、どこに行ったか知りませんか!?」
煙山 純一:巽の言葉に、思わず両の拳を強く握りしめる
煙山 純一:((………やられた))
煙山 純一:「いや…ごめん、わからない」
煙山 純一:「…巽ちゃん、警察には」
祟ヶ原巽:「……やっぱり……警察に言ったほうが、いいんですか?」
祟ヶ原巽:「もう夕御飯の支度の時間なのに、戻らなくて……」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「とにかく、お兄さんに連絡した方がいい」
祟ヶ原巽:「……はい。わかりました……兄さん、大丈夫かな……」
煙山 純一:「警察を呼ぶかどうか、まずはもう一度、落ち着いて考えてみよう」
煙山 純一:((…落ち着くのは俺の方だ…何の役に立つっていうんだ…))
煙山 純一:「…とりあえず、お兄さんが来るまで、一緒にいるよ」
煙山 純一:「その…何があるか、わからないからね」
祟ヶ原巽:「……わかりました。兄さんと、会いたいです……」
祟ヶ原巽:兄と会うことでなんらかの安心を得ることができると、信じているようだ。
煙山 純一:「…俺がするよ、連絡」そう言って携帯電話を取り出し、師匠の番号にかける
祟ヶ原巽:「会って、お父さんを探しに行かなきゃ……!」
煙山 純一:((…早く出てくれよな))
GM:こんなところにしましょうか?
煙山 純一:ではこんなところで
GM:了解!
GM:では、紀野さんの情報収集では、ちょっとしたイベントがあります。
GM:杉下家の古文書を調べていたところで、声がかかりますね。
紀野杏奈:声を!
杉下鰍:「――私たち”杉下”の歴史に」
杉下鰍:「興味がありますか? ――紀野杏奈さん」
GM:室内でもサングラスを外さない女性。おそらく目が不自由なのだろう。――杉下の長。杉下鰍である。
紀野杏奈:「わっ……!?……と、とと、えっと……」突然声をかけられたのでちょっとびっくりしている
杉下鰍:「杉下の歴史は、”茅ノ輪”の歴史といっても過言ではないかもしれません」
杉下鰍:「知りたいですか?」
紀野杏奈:「……」昔だったらそんなことどうでもいいと思っていたはずだ。でも今は、違う
紀野杏奈:「教えてください……アタシ、ちゃんと知ってたい……それが、今アタシに出来る事だから」
杉下鰍:「――いい言葉」 少し笑う
紀野杏奈:「……えへへ、そうですかね……」こっちも笑う
杉下鰍:「そうですよ。あなたは一歩を踏み出しました。――杉下の肉体がすこしだけ特別なのは、気づいていますか?」
杉下鰍:「頑強で、死ににくい」
紀野杏奈:「……うん、それに……いつも守って、助けてもらってましたから」
杉下鰍:「あの子は優しい。それが自身を傷つけてもいる。――ですが、その頑強さには理由があります」
杉下鰍:「杉下の肉体は死ににくい。それは、一度限りなく死に近づいたことがあるからです」
紀野杏奈:「……死に……?」
杉下鰍:「”死せる者はもはや死せず”。死んだ者を殺すことはできない。死の体験を経て、杉下はその肉体を得ます」
杉下鰍:「死の体験。つまり、あのツクヨミという娘が言う――”死の国”をくぐり、帰ることによって」
紀野杏奈:「……ツクヨミ……」
杉下鰍:「この性質が見つかったのは、偶然でした」
杉下鰍:「蕃神との戦いの終局で、ひとりの少女が”死の国”から生還しました」
杉下鰍:「最初の”杉下”」
杉下鰍:「その本の最後の項をご覧なさい」 きみに読むように促す
紀野杏奈:「……」手にとって読み始めよう
GM:では、最後の項には、ひとりの名前が記されている。最初の杉下――
GM:杉下 義蜂。
GM:情報収集でわかることは以上です。
GM:ほかのメンバーと合流してもいいし、聞きたいことがさらにあれば聞いてもいい
紀野杏奈:「……あの、ひとつ、いいです、か?」たどたどしく聞く
杉下鰍:「どうぞ?」
紀野杏奈:「……その、"死の国"をくぐるのって……怖い事、でしたか?」
杉下鰍:「――そうね。怖かったわ。――でも、お役目様が、私を――私たちを拾ってくれた」
杉下鰍:「もしも若――いえ。水野谷颯が女だったなら、あるいは杉下として育てられていたかもしれませんね。男の肉体は、屍人に向かないから」
杉下鰍:「蕃神の”依代”の暴走で、私たちは一度死んでいる。そこから九死に一生を得た者が杉下となる。――そういうことです」
紀野杏奈:「……」自分も女、だが、考えた事もなければ歩む事もないだろう、そんな道を進む人がいるのだという事を、思う
紀野杏奈:「……ありがとうございます」
杉下鰍:「どういたしまして。もうよろしいですか? ”禁傾”の担い手の方」
紀野杏奈:「杏奈……紀野、杏奈です、そんなえらそうなもんじゃ、ないです」にへへと笑いながら
杉下鰍:「では、紀野杏奈さん。……山女魚をよろしくね」
杉下鰍:「思い詰めるところがある子だから」
紀野杏奈:「……はい!」
GM:こんなところでしょうか?
紀野杏奈:OKです!
GM:では、情報共有……は次のシーンに回すとして、
GM:(祟ヶ原兄もいないし)
GM:登場したひとはロイス取得と調達が可能です。
GM:どうします?
杉下山女魚:当然ッ!アームドスーツだッ!
紀野杏奈:ロイスは保留っ
杉下山女魚:1dx+5
DoubleCross : (1R10+5[10]) → 3[3]+5 → 8

煙山 純一:UGNボディーアーマー
煙山 純一:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[4,10]+5[5] → 15 → 成功

煙山 純一:どうした煙山
杉下山女魚:うーむ、あんまりチャンスがあるとは思わない方がいいかな
杉下山女魚:財産7使って購入装備!
GM:すごいな煙山
紀野杏奈:すごーい
杉下山女魚:やるな煙山
煙山 純一:物騒だし、購入即着込んでおきましょう
GM:みんなサクサク買いやがって!
紀野杏奈:とりあえず応急手当でも手に入れておきましょう
紀野杏奈:2dx+6=>8
DoubleCross : (2R10+6[10]>=8) → 5[1,5]+6 → 11 → 成功

紀野杏奈:ファンブらない限りは買える
紀野杏奈:以上!
煙山 純一:ロイスは様子見、以上
GM:OK!

ミドル:3

GM:ではネクストシーン!
GM:残る情報収集項目は3つ。
GM:シーンプレイヤーは紀野さん!
GM:自由登場です!
祟ヶ原 坤:出る!
紀野杏奈:はっ侵蝕上げ忘れてた
祟ヶ原 坤:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+4[4] → 54

紀野杏奈:今一番高かった!
GM:あっ、そうか
祟ヶ原 坤:よしよし
GM:じゃあシーンプレイヤは祟ヶ原くんでした
GM:あとは登場自由!
杉下山女魚:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 2[2]+54 → 56

煙山 純一:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+6[6] → 59

杉下山女魚:iine
煙山 純一:まだまだ
紀野杏奈:うーむ、どうしよう
GM:紀野さんは出ます?
紀野杏奈:いいや、出ます!
紀野杏奈:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+1[1] → 60

紀野杏奈:よし!
GM:OK。

GM:じゃあ、まずは判定からいきましょう。
GM:残りはこれ!
水野谷の行方について 【精神】難易度12
八木沼静馬について 《情報:裏社会》難易度12
蕃神について 《知識:考古学》or《情報:裏社会》難易度16
GM:自由にやっちゃって!
紀野杏奈:知識で財産は使えるんでしたっけ
杉下山女魚:もう杉下さんはクソザコなので一応固定値がある八木沼いきましょう
杉下山女魚:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

杉下山女魚:当然ダメ!後はたのむ!
GM:使えますよ!>知識
祟ヶ原 坤:とりあえず私もまともに振れる水野谷君の行方を振ろうと思います
祟ヶ原 坤:杏奈ちゃんはとっときだ!
紀野杏奈:じゃあ蕃神だな!
煙山 純一:じゃあ八木沼かな…
祟ヶ原 坤:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[4,6,6,7,9] → 9

煙山 純一:2dx 知識:裏社会,で八木沼
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[1,8] → 8

煙山 純一:そう何度も続かんよ
祟ヶ原 坤:財産全部使うよ!
煙山 純一:精神判定に使えましたっけ?
GM:ここはつかってOKです
煙山 純一:なんと…
祟ヶ原 坤:ありがてえ…
GM:そういう場面です
紀野杏奈:5dx+6=>16
DoubleCross : (5R10+6[10]>=16) → 10[1,4,7,8,10]+7[7]+6 → 23 → 成功

祟ヶ原 坤:ヒャッホー!
煙山 純一:すごい
紀野杏奈:いえー!
杉下山女魚:さすが!!
紀野杏奈:あ、考古学で振りました(事後報告)
GM:やりやがるぜ
GM:結局、煙山くん以外は成功!
煙山 純一:ぐぬぬ
GM:じゃあ、順番に
GM:水野谷くんの行方について。
GM:本当に水野谷くんが別れを告げるとしたら、誰に告げるだろう?
GM:萩村慶太郎? 祟ヶ原坤? それとも杉下山女魚? ――どれも違った。
祟ヶ原 坤:先生!!
GM:もしもその可能性があるとしたら、おそらく、松乃先生ではないだろうか。
GM:きみはその可能性がもっとも高いであろうことに思い至る。
GM:ご名答!以上です!
GM:★松乃先生に会いにいく、が可能になりました。
祟ヶ原 坤:話を聞きに行かないと
GM:NEXT。蕃神について。
GM:では、これもやっぱり紀野さんが調べにいったことにしましょう。
GM:行き先は、古書店でした。《金波堂》。
GM:どういうわけか、店主の姿はない。
GM:店の鍵も空いている。どこかに出かけているのだろうか。
GM:だが、文献は読むことができた。――蕃神について。いまのきみならば、理解できる。
GM:蕃神は古い時代に、この土地を訪れた神――というより、異界の――あるいは、いまだ人類が到達していない深海や、土地の生命体だ。
GM:あるとき、それが漂着した。
GM:そこからすべてがはじまった。
GM:蕃神とのコミュニケーションはことごとく失敗し、荒れ狂う生命と化した蕃神との戦いがはじまった。
GM:そのとき、寄上の土地の者たちを主導したのが、”茅ノ輪”と呼ばれる者のはじまりだった。
GM:この戦いに、”結社”が加担したことは間違いない。
GM:蕃神は追い詰められたが、殺すことはできなかった。そもそも”死”という概念を与えることができるのかどうか、現在でも定かではない。
GM:蕃神を眠りにつかせるのが精一杯だった。ときおり、夢を見るかのように、蕃神は人間を依代として選び、荒れ狂った。
GM:蕃神とは、異界の生命。それ以上でも、それ以下でもない。ただ存在している。それだけだ。
GM:以上です。
GM:きみたちはこれらの情報を、集まって共有してもいい!
GM:どうします?
祟ヶ原 坤:とにかく巽と煙山君の合流が必要そうですね
煙山 純一:ですね
GM:他の方はどうします?
紀野杏奈:会いましょう!
GM:山女魚チャンは!
杉下山女魚:アイマス!
祟ヶ原 坤:学校で電話を受けたのをきっかけに
祟ヶ原 坤:皆に連絡を飛ばしたって感じでどうでしょう
GM:そうですね。
GM:では、学校で合流する感じでいかがでしょう?
GM:屋上あたり!
紀野杏奈:屋上!
煙山 純一:巽ちゃんも無理してきてもらおう
GM:では、屋上で合流してもらいましょう!
GM:巽チャンはおっかなびっくりついてきます
祟ヶ原 坤:「巽…!詳しくは聞いてなかったが…本当なのか!?」屋上で待ち受けていた
祟ヶ原巽:「――兄さん!」 祟ヶ原くんを見ると反応します
煙山 純一:巽の後ろ、警戒しながら校舎内への扉を閉める
祟ヶ原巽:「――って、あ、こ、こんにちわ……?」 紀野さんとか山女魚さんを見ている
祟ヶ原巽:「な、なんか大事な話……?」
紀野杏奈:「や、ラミちゃん」状況は聞いてるためテンションは控えめ
杉下山女魚:「こんにちはなのよ~」
祟ヶ原巽:「お父さんが……あの、いなくなっちゃって」 「まだ警察とかには言ってないんですけど……もう時間も遅いし」
GM:夕陽がほとんど沈もうとしている。もう夜がくるだろう。
杉下山女魚:「…それは心配なのよ~……」
祟ヶ原 坤:「親父……!!」
祟ヶ原 坤:危うく狼狽しかける心を抑え、必死で考えてみる
祟ヶ原 坤:((こんな状況で親父が何も言わず消えるはずがない…まず間違いなく水野谷の手にかかったはずだ…クソッ!))
祟ヶ原巽:「あの、やっぱり警察とか言ったほうがいいんですか?」
祟ヶ原巽:「兄さんも、家に帰ったほうがいいんじゃ……」
煙山 純一:((つい言えなかったけど…大丈夫か))
杉下山女魚:「大丈夫よ、巽ちゃん。」
杉下山女魚:「いなくなった人はもうすぐ帰ってくる。全部解決するのよ。」
杉下山女魚:「……させるのよ…」
祟ヶ原巽:「……杉下さん」
祟ヶ原巽:「兄さんも? これから、その……”戦う”の?」
杉下山女魚:「……」
紀野杏奈:「……ヤメちゃん……」
杉下山女魚:頷く。
祟ヶ原 坤:「巽……これで何度目か分からんが、またお前に…心配をかけることになる」
杉下山女魚:「祟ヶ原くんは巽ちゃんを守るために戦うのよ。みんなの事守るために、しなきゃいけない事があるのよ。」
杉下山女魚:「巽ちゃんにも、分かってあげてほしいのよ。家族を、本当に祟ヶ原くんは思ってるのよ……」
祟ヶ原 坤:「……大丈夫だ。親父も、俺も、今まで色々あったが、最後には帰ってきただろう?何故だと思う?」
祟ヶ原巽:「……よくわからない。何故?」
祟ヶ原 坤:「お前が信じて待ってくれてたからだ。」巽の頭に手をやる
祟ヶ原巽:「……なにそれ。それだけでいいの?」
祟ヶ原 坤:「俺も親父も最善を尽くすために頑張っている。厚かましい話かも知れんが、お前がそれを信じてくれるというだけで俺たちは助かっているんだ」
紀野杏奈:「信じてくれる人がいるってね、すごい力になるんだよ」
祟ヶ原巽:「じゃあ……いいよ。それやる。信じて待ってる。……あとは、任せていい……んだよね? 兄さん?」
祟ヶ原 坤:「ああ。殆ど説明してないのに…闇雲に信じてくれだなんて…ハハ、何度目かも本当に分からんが」
祟ヶ原巽:「ホントだよ」
祟ヶ原 坤:「親父も俺も、それが一番頼りになるんだ」
祟ヶ原巽:「……わかった。杉下さん、紀野さん、煙山さん」
祟ヶ原巽:「兄さんを、よろしくお願いします」 頭を下げる。
杉下山女魚:「了解了解なのよ」
紀野杏奈:「だいじょーぶ!アタシ達ってこれですごいんだよ!」
杉下山女魚:「ウチも可愛い後輩ちゃんを、先輩として泣かせたりしないのよ~」
煙山 純一:「任せといてよ」
祟ヶ原巽:「先輩たちがそう言うなら、……兄さんも安心ですね」 ようやく笑う。
祟ヶ原 坤:「…何だか俺が助けられる流れになってねーか?何でだ!?」
煙山 純一:「まぁまぁ、みんなを助ける師匠の手助けってことで」
祟ヶ原巽:「日頃の……行い?」
紀野杏奈:「まあ、ししょーはいずれ弟子に追い抜かれるものですし?」
杉下山女魚:「まあ…そんなに頼れる男!ってイメージは無いのよ…」
祟ヶ原 坤:「何て扱いだ…!絶対お前らには追い抜かせん!」
GM:巽からはこんなところです。いったんシーンを区切ってもいいですよ!
紀野杏奈:あ、最後にちょっとだけヤメちゃんと会話をしたいです
GM:あ、どうぞどうぞ。
紀野杏奈:「ね、ヤメちゃん」
杉下山女魚:「なあに~?」
紀野杏奈:「鰍さんに言われた、ヤメちゃん思い詰める子だから、よろしくって」
杉下山女魚:「……あちゃちゃ~」
紀野杏奈:「……ヤメちゃんにも信じてくれてる人がいるって、忘れちゃだめだよ?」
杉下山女魚:「ウチ、『マイペースで自分の気持ちを人に悟らせない』っていうキャラやと思ってたのに~」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:「杏奈ちゃん…ウチもちょっとだけ、変な事言ってもいい~?」
紀野杏奈:「ん、いいよ」
杉下山女魚:「…杏奈ちゃんは、ウチのどんな所、信用してくれてるの」
杉下山女魚:「ウチがウチじゃないとダメな事って…なんなのかなぁ…」
杉下山女魚:役割を果たすために生きてきた杉下、家族の力になりたかった山女魚。両方ともダメだった自分はなんだったのか、よく分からなくなってきている。
紀野杏奈:「んんー……難しいなー……難しいけど……んー」
紀野杏奈:「……あっ……そうだ」
紀野杏奈:鞄を漁って、アクセサリーを取りだす
紀野杏奈:それはかつて、ヤメちゃんからもらったものだ
紀野杏奈:「これ、作れるのはさ。世界でヤメちゃんだけ、じゃない?」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:よく分からない生きもののマスコットを手に取って、グニグニと感触を確かめる。
杉下山女魚:学校という場所にいてもおかしくないように、でも人が集まる事は決して無いように。
杉下山女魚:『友達の少ない変わり者の手芸部員』としてのキャラクターを演出するために用意していたただの小道具だ。
杉下山女魚:でも何故か一滴、目から涙があふれてくる。
杉下山女魚:「ウチが…ウチで居てもいい理由って…あるかなぁ…」
紀野杏奈:「そんなの!あるに決まってるじゃん!」ハンカチを出しながら
紀野杏奈:「アタシがヤメちゃんって呼ぶのは、ヤメちゃんだけなんだよ!」
杉下山女魚:「ふふふ…よく分かんないのよ」
杉下山女魚:「でも、よく分かったのよ。ウチがまだ、もうちょっとだけ、戦わないといけない理由。」
紀野杏奈:「……そっか、うん、ヤメちゃんの力になれてよかったよ」
杉下山女魚:「ウチはきっと、初めて、ウチのために戦わないといけないのよ」
杉下山女魚:「とっても怖いのよ…本当に…でも……」
杉下山女魚:「杏奈ちゃんや煙山くんが見ててくれたら、きっと大丈夫」
杉下山女魚:「後輩に格好悪いとこ、見せられないのよ~」
杉下山女魚:いつものように、杏奈ちゃんに微笑みかける
紀野杏奈:「へへっ」笑い返す
煙山 純一:「あの、山女魚さ…ん!?」
煙山 純一:二人の様子を見て、近づいてきたが
煙山 純一:「え…あの、なんで泣いて…?」
杉下山女魚:「?」
杉下山女魚:「ああ…ふふふ」
杉下山女魚:「女の子の秘密なのよ…ねー?」
紀野杏奈:「そーそー、ひみつ!ね!」
煙山 純一:「なんだよ、杏奈まで…」
煙山 純一:「ああいや、そうじゃなかった…あの、山女魚さん」
煙山 純一:「こんな時に、なんなんですが…」
杉下山女魚:「んー?なあに~」
煙山 純一:「いや、その…それ」と、よく分からない生きもののマスコットを指差す
煙山 純一:「あの、前に俺ももらったじゃないですか」
杉下山女魚:「うんうん」
煙山 純一:「その…」
煙山 純一:「…」
煙山 純一:パン、と両手を顔の前で合わせ
煙山 純一:「すいませんでした!」
紀野杏奈:「???」
杉下山女魚:「うん~?どうしたのよ~?」
煙山 純一:「いえ…あの、もらってから、お守り代わりに持ち歩いてたんですが…」
煙山 純一:「その…"合宿の帰り"に…カバンごと失くしてしまって…」
煙山 純一:「せっかくもらったのに、申し訳ないと…前々から言おう言おうと思ってたんですが…」
杉下山女魚:「……あはは!」
杉下山女魚:「いいのよいいのよ。気にしちゃダメなのよー。」
杉下山女魚:「ずっと気にしてたって…煙山くんらしいけど」
杉下山女魚:「そうやって持ち歩いてくれてたことの方がウチは嬉しいのよ~」
杉下山女魚:煙山くんの頭をなでなでしてます
煙山 純一:「いや、ちょ…やめてくださいって」
煙山 純一:顔を赤らめつつ山女魚の手を払う
紀野杏奈:「あー、照れてやんのー!」
杉下山女魚:「かわいいのよ~」
煙山 純一:「う、うるせぇな!」
杉下山女魚:「ね~」
煙山 純一:「な、もう…じゃあ俺、先に行きますからね!」
煙山 純一:足早にその場を立ち去る!立ち去りたい!
GM:では、こんなところでしょうか?
紀野杏奈:OKです!
杉下山女魚:オーケー!
煙山 純一:OKです。ありがとうございました
GM:ロイス、調達が可能。
GM:どうぞ!
杉下山女魚
後輩/紀野杏奈/友情○/隔意/ロイス
後輩/煙山純一/庇護○/脅威/ロイス

杉下山女魚:応急手当てを!
杉下山女魚:1dx+5
DoubleCross : (1R10+5[10]) → 9[9]+5 → 14

祟ヶ原 坤:-家族/祟ヶ原巽/庇護○/不安/ロイス
-救出/萩原慶太郎/同情○/不安/ロイス

祟ヶ原 坤:ぼであまを
杉下山女魚:余裕の成功!ゲット!
祟ヶ原 坤:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10

祟ヶ原 坤:財産さえあれば…
祟ヶ原 坤:以上!
煙山 純一:先輩/杉下山女魚/信頼:○/不安/ロイス
煙山 純一:応急手当いってみましょう
煙山 純一:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 6[1,6] → 6 → 失敗

紀野杏奈:じゃあ私がししょーのボディアーマーを手に入れてみようじゃないか
紀野杏奈:3dx+6=>12
DoubleCross : (3R10+6[10]>=12) → 10[2,2,10]+1[1]+6 → 17 → 成功

煙山 純一:財産は万が一に備えておくべきか…
紀野杏奈:さあどうぞ!
GM:つよい
煙山 純一:ここは…以上!
GM:OK!
紀野杏奈:以上かな!
杉下山女魚:以上!

ミドル:4

GM:では、次は残った情報収集項目、あるいは調べておきたいなにかを調べるシーンです。
GM:なにか調べておきたいものがある人はいますか?
GM:いなければこのシーンは即座に終了します。
杉下山女魚:ふーむ
祟ヶ原 坤:とりあえず先生のとこに行くことになるでしょうね
GM:いちおう、残っているのは「八木沼静馬」だけですね
杉下山女魚:とりあえず松乃先生の安全を確保して、若の居所を聞きたい
紀野杏奈:インスピの使いどころでもあるかもしれない
杉下山女魚:あ、そうか
杉下山女魚:Eロイスと最大HPあたりは聞いておきたい
杉下山女魚:今回のボスの!
GM:とりあえず、登場したい人はどうぞ!
GM:侵食率を上げるがいい!
杉下山女魚:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 8[8]+54 → 62

祟ヶ原 坤:出る
紀野杏奈:でます!
祟ヶ原 坤:54+1d10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+1[1] → 55

紀野杏奈:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+4[4] → 64

煙山 純一:ちょっと様子見

GM:さて、何を調べるか!宣言してもらおう!
杉下山女魚:紀野チャン!お願いします!
祟ヶ原 坤:ゴーゴー!
紀野杏奈:〈インスピレーション〉を使用します!
GM:どうぞ!
紀野杏奈:水野谷颯のHPを知りたいです!
紀野杏奈:64→66
GM:OK。
GM:きみにはわかる。水野谷颯のHPは、200に近いだろう。だが――
GM:わからない。決定していないのかもしれない。
紀野杏奈:決定していない・・・だと・・・
杉下山女魚:こわすぎ
GM:他になにかありますか!?
紀野杏奈:もう一回大丈夫ですか?
GM:どうぞ。インスピなら問題ありません。侵食率もあがるし!
紀野杏奈:では〈インスピレーション〉!今回用意されているEロイスを教えてください!
GM:ならばわかる。その数、すべてあわせて9個!です。
GM:体に気をつけてね!
紀野杏奈:66→68
GM:さあ、他になにかあるかい?
紀野杏奈:今回はここまでで!
GM:OK。ほかの二人はなにか調べますか?
GM:誰かの行方、考え方、ルーツ、《八木沼について》など、なんでも調査可能です。
八木沼静馬について 《情報:裏社会》難易度12
祟ヶ原 坤:八木沼はどうしましょう
杉下山女魚:そうですね、ある内にやっておきたいが
杉下山女魚:我がパーティには情報力が足りない!
祟ヶ原 坤:インスピは手番消費になりましたっけ
GM:手番消費になります!
杉下山女魚:ぐえー!
GM:ほかのみなさんがすべてだ!
祟ヶ原 坤:そうとは…
GM:もう1回インスピを使うというのなら、話は別ですがねぇ・・・
杉下山女魚:じゃあとりあえず財産ある煙山くんに回そう
GM:煙山くんはこのシーンに登場していないのだ!
杉下山女魚:くっ
杉下山女魚:じゃあ裏社会あるし試してみるよ!
杉下山女魚:ダイスボーナスを甘く見るなッ!
杉下山女魚:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[4,5]+1 → 6

杉下山女魚:ハイダメ?
祟ヶ原 坤:いくっきゃないか
杉下山女魚:祟ヶ原くんは
杉下山女魚:先生の安全を確保してください1
祟ヶ原 坤:じゃあそちらに行きましょう
杉下山女魚:高校生組に期待した方がまだマシ!
GM:OK。祟ヶ原くんは松乃先生に会いに行った、と。
GM:いう感じで?
祟ヶ原 坤:OKです
杉下山女魚:手番消費しないなら両方でもいいんですよ…?
GM:手番は消費するわい!
杉下山女魚:おのれ!
紀野杏奈:くっ
煙山 純一:登場しない煙山は多分巽ちゃんのガード
GM:オロカモノメーッ

松乃先生:「……ん」
松乃先生:「……祟ヶ原? か? どうした」 突っ伏していたデスクから顔をあげる
松乃先生:「お前もサボりか? 文化祭が近づくと、お前みたいなやつが増える……」
祟ヶ原 坤:「先生…」
松乃先生:「保健室を避難所みたいに考えてるやつが多くて困るよ」
祟ヶ原 坤:「実際に避難所みたいなもんでしょう…変な病気も流行りだしてる」
松乃先生:「ああ。たぶん精神的なものだろ」
祟ヶ原 坤:「精神?」
松乃先生:「ウィルスなんかじゃないさ。未知の病原菌なんて見つかってない。少しは安心しろ」 適当なことを言ってる
祟ヶ原 坤:「……」とりあえずは先生の容態に変化がないことを確認できたので安心してはいる…
祟ヶ原 坤:「じゃあ、あいつもそういう病気なんでしょうかね」
松乃先生:「水野谷か?」
松乃先生:「保健室にも来なくなりやがった」
祟ヶ原 坤:「俺もとんと見かけなくなりました。一体何してるんだか…」まさか街そのものを侵していることはおくびにも出さない
祟ヶ原 坤:「ここでなら、何かヒントぐらいは残していってるかと思ったんですが……」
松乃先生:「や、私は見たぜ。この前……昨日だったか」
祟ヶ原 坤:「……昨日?」
松乃先生:「子泣きヶ淵のあたりで、ウロウロしてたよ」
松乃先生:「学校来いって言っといた。ハハ」
松乃先生:「お前らからも言っといてくれよ」
松乃先生:「あいつ、ほんっとアホだからさ~」
祟ヶ原 坤:「子泣きヶ淵…(思えば何もかもがあそこからだったか…)」
祟ヶ原 坤:「…先生、あいつは…いや」
松乃先生:「なんだよ?」
祟ヶ原 坤:「先生から見て、あいつはどんな奴でした?いや、ちょうどいい機会だから聞いておきたくて」
松乃先生:「アホだよ。……誰だってそうなんだけど……あいつは特に」
松乃先生:「でも、面白いやつ。あいつのクラス、なにやんの? 文化祭?」
祟ヶ原 坤:「……さあ、生徒会をやめてっきりで、把握は出来てないんですけど…」
祟ヶ原 坤:「…直接聞いてきますよ」
松乃先生:「そうだな。聞いといて。たぶん行くから」 タバコに火をつける
祟ヶ原 坤:「……はい」
松乃先生:「サボり魔の水野谷によろしく」 手を振る

GM:こんなところでしょうか!
祟ヶ原 坤:OKです

ミドル:5

GM:残りの情報収集項目
八木沼静馬について 《情報:裏社会》難易度12
GM:ひとまず、杉下さんはシーンプレイヤーとして登場をどうぞ。
GM:ほかに情報収集したい人、やりたいシーンがある人も登場をどうぞ。
杉下山女魚:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 9[9]+62 → 71

GM:山女魚さんにはイベントがありますが、メジャー行動はできます。
GM:情報収集してもいいですし、ほかの行動をとってもいいです。
杉下山女魚:とりあえずチャレンジだ!
杉下山女魚:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 3[2,3]+1 → 4

杉下山女魚:はいムリムリ
GM:ですよね~
GM:それでは、きみは奔走したが、八木沼静馬についての情報は何もわからなかった……
祟ヶ原 坤:次は私だ。その情報を探ろう
GM:おうっ、どうぞどうぞ!
祟ヶ原 坤:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+6[6] → 61

祟ヶ原 坤:グッド
GM:ちぇっ
祟ヶ原 坤:2dx オラアーッ!
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[4,4] → 4

祟ヶ原 坤:全ッ然ダメ!
杉下山女魚:相変わらずどうしようもない先輩組
GM:ハハハ
GM:じゃあ、杉下さんと祟ヶ原くんが一緒に空回ったところにしましょうか!
杉下山女魚:後輩ーっ!
GM:どこかで情報を共有していてもいい。っていうかこのツーショットすごい珍しいな
杉下山女魚:珍しいですねw
祟ヶ原 坤:2度めくらい
GM:どこで合流します?いや、単独行動でもいいんですけど……
杉下山女魚:じゃあどこかの路地裏とかで情報交換しましょう
祟ヶ原 坤:そうしましょっか。傭兵の情報だし裏界隈で集めるのが妥当だ
GM:では路地裏。太陽は大きく傾いている。
GM:八木沼静馬はさすがに傭兵というところか、己の情報を可能な限り隠蔽している。わかったのはオーヴァードということだけだ!
杉下山女魚:「八木沼静馬…」
杉下山女魚:「ウチらと一緒に仕事する事もあったけど、徹底的に手の内は見せようとしなかったのよ」
杉下山女魚:「結局ローカルでやってるウチらとお外でやってる人らとは、その辺で差が付くのよ~」
祟ヶ原 坤:「商売道具だからな…逆に言えば、ネタさえバレればいくらでも対策出来るのかもしれない」
GM:剣を使うらしいことはわかった・・・
杉下山女魚:「うんうん~確かに。前向きに考えるならそうなのよ~」
杉下山女魚:「準備はしておきたいから、もうちょっとこっちは調べてみるのよ~」
祟ヶ原 坤:「それにしても、いくら騒動に紛れたからと言って殆どヒント無しとはな…」
祟ヶ原 坤:「無理を…いや、無理するべき時か。ああ。俺ももうちょっと回ってみる」
杉下山女魚:「言っても、ウチら素人なのよ~」
祟ヶ原 坤:「全くだな。連中の事情なんて知らんし……ん?素人?」
杉下山女魚:「祟ヶ原くんたちは学生さん」
杉下山女魚:「ウチは一応プロやけど、マイナーリーグ」
杉下山女魚:「考えてみれば色々やって来たけど、これまでにはみんな戦闘職の専門家とやり合った事ないのよ~」
祟ヶ原 坤:「……なら、杉下の上の方はどうだ?いくらマイナーでも対外的な交渉なんかもあるはずだと思うが」
杉下山女魚:「それは勿論そうなのよ~。それでも、向こうにこれまでの敵とは違う方向の力があるのを意識しなきゃなのよ~」
祟ヶ原 坤:「違う力か…全く、やりづらいな。」
GM:では、そんなところで、きみたちは近づいてくる気配を感じてもいい。
GM:かなりの速度。
祟ヶ原 坤:「……誰だ!」気配の方に向かって構える
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:反応を伺う
杉下薊:「――待った! あたしだ! あー……杉下!」 よろめきながら姿を現し、両手をあげる。
杉下薊:腹部に負傷している。
祟ヶ原 坤:「間違いないか?」山女魚ちゃんに確認
GM:間違いない、と山女魚は判断できる。
杉下山女魚:「薊ちゃん…!どうしたのよ~」
祟ヶ原 坤:「……」態度から見て警戒を解こう。
杉下山女魚:祟ヶ原くんに頷き、薊ちゃんに駆け寄っていこう
杉下薊:「八木沼……静馬だ。あの野郎!」
杉下山女魚:「!」
杉下山女魚:「向こうから仕掛けてきたの~?」
杉下薊:「ああ! そうだよ、クソったれ! すでに杉下が何人か、襲撃を受けてるのは知ってるな。被害も出てる」
祟ヶ原 坤:「!…親父の件といい、奴ら実力行使をためらわなくなってやがる」
杉下山女魚:「……速い事対処したいのよ」
杉下薊:「あたしも同感だけどな! 問題もある」
杉下山女魚:「なぁに?」
祟ヶ原 坤:「問題?奴の能力と関係でもあるのか?」近づいて聞く姿勢
杉下薊:「いや。やつの仕業かどうかわからんがね、祟ヶ原の坊ちゃん。……例の疫病が、発症する杉下が出てきた」
杉下山女魚:傷の手当てをしつつ聞く
杉下山女魚:「!」
杉下山女魚:「オーヴァードにも『書』の力が通じるようになってきたってコト~……?」
祟ヶ原 坤:「キツいな……攻撃といい、いよいよこっちを潰しに来ている」
杉下山女魚:「…このままぼやぼやしてたら、誰も動けなくなっちゃうのよ」
杉下薊:「だろうな。って、棟梁も言ってた」
祟ヶ原 坤:「水野谷の力が増しているとも言える…先延ばししてれば、こっちが詰みだ。」
杉下薊:「対抗手段に心当たりとかないのか? 魔法とか呪術とかは”杉下”の専門外だ、どうしようもないね」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:「本屋さんは今どうしてるのかな~」
祟ヶ原 坤:「!そうか、魔法…」
杉下薊:「なんだそれ……本屋に魔導書でも売ってるのかよ……」
杉下薊:うさんくさそうな顔
祟ヶ原 坤:「ちょっとコネがな。八木沼も気になるが、今は水野谷を抑える手段の方が優先だと俺は思う」
杉下山女魚:「ああ、薊ちゃんにはまだ話してなかったのよ」
杉下山女魚:と、真鍮の波について話す(多分頭領には報告は行ってる)
杉下薊:「本屋ね。まあ、魔法使いなんて信用できないけど、モノはためしって言うからな……」
杉下山女魚:「…祟ヶ原くんの言うとおり、後手後手に回ってちゃしょうがないから」
杉下山女魚:「まずは致命的な問題を解決したいから…真鍮さんを探してみるのよ」
杉下薊:「まあ、そいつが役に立つといいんだがね」
杉下山女魚:「そうなのよ~」
GM:というわけで、きみたちはこのシーンで真鍮の波を探してもいい。
杉下山女魚:やったあ!
杉下山女魚:じゃあ古書店に行ってみましょう
祟ヶ原 坤:行くぜ行くぜ
杉下薊:「……気をつけろよな」
杉下薊:「何かと物騒だからさ」 きみたちを見送る。
杉下山女魚:「薊ちゃんもちゃんと治すのよそれ~」
杉下山女魚:手を振り見送ります
祟ヶ原 坤:「物騒この上無いな。アンタを見てればそう思う」
祟ヶ原 坤:曖昧に手を振る
杉下山女魚:「じゃ、真鍮さんのお店から当たってみようなのよ~」
杉下山女魚:と、歩き出しましょう
祟ヶ原 坤:「ああ。まずは明確な人物が分かってる方……だよな」
GM:では、歩きながら会話ですね!
祟ヶ原 坤:こちらも歩き出しつつ
祟ヶ原 坤:…少し歩いてから、ぽつりと
杉下山女魚:「八木沼静馬も気になるけど、そっちは『疫病』がみんなに効いてからじゃ遅いのよ~」
祟ヶ原 坤:「………」「…ああ、でも…そうだな…」
杉下山女魚:「?」
祟ヶ原 坤:「そう…理屈の上でも正しいと思うし、優先度的に大事なのはこっちだろうな。」
祟ヶ原 坤:「だが…それを抜きにしても、俺は水野谷の事について当たりたいと思っていた所なんだ。」
杉下山女魚:「……」
祟ヶ原 坤:「…お前との約束も、守れなかった。」
杉下山女魚:黙って首を横に振ります
杉下山女魚:「祟ヶ原くんは充分、頑張ってくれたと思うのよ」
祟ヶ原 坤:「…そうかも知れない。そうじゃないかも知れない。」
杉下山女魚:「…本当なら地獄に落ちるべきなのは、ウチなのよ」
祟ヶ原 坤:「……」
杉下山女魚:「でも、それを言い出して自分を責めてるだけだと、あの人に責任を取る事も出来ないのよ」
杉下山女魚:「だから今は…ウチは、あの人を殺す事だけ考えたいのよ」
祟ヶ原 坤:「…ああ。水野谷と争うしかないのが、現実だな。」
祟ヶ原 坤:「俺も、多分お前も、それこそ死ぬほど自己嫌悪を重ねたいかも知れない。だが、今はその時じゃないよな」
杉下山女魚:「……」
祟ヶ原 坤:「今やれることやってから……」言葉を切る
杉下山女魚:黙って頷く
祟ヶ原 坤:「…全部、全部終わってからだ。気合、入れていくぞ!」
杉下山女魚:「…うん」
杉下山女魚:マフラーをギュッと握ります
祟ヶ原 坤:それきり黙って、書店へと歩みを進めていく。
GM:では、書店には簡単にたどりつく。
GM:旧商店街はいつも以上に人気が少ない。
GM:きみたちは書店に入ってもいいし、火をつけてもいい。
祟ヶ原 坤:放火だ~!
杉下山女魚:入っていきましょうw
祟ヶ原 坤:はいw
GM:では、店内に入ると、やっぱり店主の姿はない。
GM:探索するなら、《知覚》で難易度8です。
杉下山女魚:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,2,3,8]+1 → 9

杉下山女魚:ふふふ知覚はまあまあ
祟ヶ原 坤:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,8,9] → 9

祟ヶ原 坤:そこそこ
GM:おお、ふたりとも成功か……!
GM:では、きみたちが近づくと、ひとりでにあるページが開いた本があることに気づく。
杉下山女魚:手に取ってみましょう
GM:殴り書きの文字が書かれている。
GM:『”結社”の連絡員がこれを読むことを希望するが、多くは望むまい』
GM:『万が一に備え、封じ込め手順を実行に移すため、蕃神の《領域》へと向かう』
GM:『以降の連絡は不要。 ――真鍮の波』
GM:以上だ。
杉下山女魚:「……!」
祟ヶ原 坤:「これは……!」
GM:先に行った、ということですね
杉下山女魚:「会えなかったのは残念だけど~」
杉下山女魚:「心配事は一つ減ったかな~」
祟ヶ原 坤:「向こうでなら共闘出来る可能性もあるかも知れないな…」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:同じく《領域》内にいると思われる慶太郎の事を思い浮かべる
杉下山女魚:「そうね…きっと、無事でいれば…」
祟ヶ原 坤:「ああ………」
祟ヶ原 坤:「大丈夫だ。それに多分、親父も無事のはずだ」
杉下山女魚:「うん…それじゃ、長居は無用なのよ。八木沼については襲われた子達にも聞きに行くのよ」
GM:ちなみにこの場所で調達判定も可能です。
杉下山女魚:では去りがてらに調達!
祟ヶ原 坤:調達ー
杉下山女魚:応急手当はいくつあってもよい!
杉下山女魚:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 4[1,4]+5 → 9

祟ヶ原 坤:ガードが意味あるか分からんし買う!
杉下山女魚:2本目ゲット!
祟ヶ原 坤:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[2,6]+1 → 7

祟ヶ原 坤:だーめ
GM:おいしい応急手当ジュース
GM:では、こんなところでしょうか?
杉下山女魚:オウライ!
祟ヶ原 坤:OK!
GM:では、煙山くんの出番としましょう!
GM:登場して、やりたいことをやるのだ!
煙山 純一:はい
煙山 純一:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+7[7] → 66

GM:OK。
GM:とりあえず情報収集判定しますか?
煙山 純一:そうします
GM:どうぞどうぞ!
煙山 純一:裏社会で難易度が12と…
煙山 純一:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[8,9,10]+10[10]+3[3] → 23 → 成功

煙山 純一:やったぜ
GM:し、信じられない・・・・
GM:これが・・・・あの道に迷っていた煙山くん・・・??
煙山 純一:こちらもです
煙山 純一:いい加減町にも慣れた!
GM:では、八木沼静馬のことがわかる。
GM:シンドロームはモルフェウス/ウロボロス。
GM:自分にとって価値あるものを、物質やエネルギーに転換する。
GM:価値が大きいものほど強力なエネルギーや物質を生み出すことができる。
GM:搦手の妨害手段を複数持ち、生存力が高い。
GM:剣を生み出すことを好み、鞭のように操る。
GM:どこかの傭兵部隊からの脱走者だとか、壊滅した傭兵部隊の生き残りだとか言われているが、その真相は定かではない。
GM:以上だ!
GM:では、煙山くんがひとりで情報収集のため、歩いているところに襲撃をかけましょうか
GM:どこがいいですかね!普通に路地裏?
煙山 純一:そうですね
煙山 純一:気になる奴に会いに行く途中で、ちょっと調査を試みましょう
GM:では、路地裏を歩いているきみの行く手に
GM:ふらっと立ちはだかった影がある。
煙山 純一:「………ん?」
煙山 純一:立ち止まり、警戒する
八木沼静馬:「よお。緊張感のない顔だな」
GM:友好的に笑う。
八木沼静馬:「そう警戒するなよ。ええ? ちょっと見に来ただけだ」
煙山 純一:「…見に来ただって?」
八木沼静馬:「なあ、”氷炎殺陣”の煙山純一くんだろ?」
煙山 純一:笑みを返そうとするが、どうにも表情が強張る
煙山 純一:「…ああ」
煙山 純一:「そっちは…”ルートフリック”、だったかな?」
八木沼静馬:「よかった。外れてたらどうしようかと思った――アタリだよ。八木沼静馬。傭兵な」
煙山 純一:「それも、知ってる…ていうか、一応自己紹介はしてたからな」
八木沼静馬:「まあ、そう警戒するなって。俺は今日は戦うつもりはない」 両手をあげてみせる
八木沼静馬:「だいたい割にあわないだろ? 時間外労働だ」 近づいてきますね
煙山 純一:「…それが、"攻撃しない"の意思表示に、なる、のか?」ジリジリと、後ずさる
煙山 純一:「…普通の奴ならともかく…"オーヴァード"相手じゃあ、な」
八木沼静馬:「たしかにな」 笑う
八木沼静馬:「こんな世界だ、疑うのも」
八木沼静馬:「当」
八木沼静馬:「然」 後退する煙山くんの足元になにかが触れる。
GM:飛び退いてもいいし、なんだかわからないが攻撃を浴びせてもいい!防御するのも自由だ!
煙山 純一:足に何かが触れた瞬間…
煙山 純一:前方─八木沼に向かって左手を突き出し、駆ける!
八木沼静馬:「おっと、残念」
GM:きみの足があった場所で、なにかが蠢いたのがわかる。
GM:蛇のようななにか――一方で、八木沼静馬本人は、影のなかから剣を引き出して構える。
煙山 純一:何かの蠢きを感じながら、大きく開いた掌から、火炎を噴出させる
八木沼静馬:「おっ、と」 炎は届く前に、雲散霧消と消える。一歩後退。
煙山 純一:「チッ…」掌周辺に残っていた炎を"掴む"。
八木沼静馬:「見せてみろよ、噂の剣」
煙山 純一:炎は形を変え、剣に…以前に比べ、その形状は日本刀に近くなっている
八木沼静馬:「そうそう。こっちだけ手札を見せる羽目になっちゃなァ」
煙山 純一:「…プロ相手に、手の内も知られてちゃ」右手の周辺では、水分が凝縮し、凍り付く
煙山 純一:「…出し惜しみは、出来ないよな」左手の炎と同じく、右手の氷も日本刀めいた剣へと変わる
八木沼静馬:「来な……」 だらりと武器の切っ先を下げる。下段構え!
煙山 純一:剣を構え、駆ける…
煙山 純一:と見せかけ、いきなり左の炎を振るう!刀身が伸び、意思を持っているかのような不規則な軌道で八木沼に迫る!
八木沼静馬:「おいおい」
八木沼静馬:「同じタイプかよ!」
八木沼静馬:こちらも剣が鞭のような軌道を描いて、きみの太刀を受ける。
八木沼静馬:絡みつくような刃の動き。明らかにきみを”掴む”つもりの動きだ。
煙山 純一:「…こっちのセリフだ!」炎をいったん引き、次いで右の氷を繰り出す
煙山 純一:こちらは地面をジグザグに走り、足元を狙う
八木沼静馬:「……あぶねえやつだな!」
GM:では、そっちの攻撃は受ける。肉をえぐられながら、飛び退く。
GM:その傷が、高速で治癒されていく。
煙山 純一:右手首をくいっと引き、氷の刀身を戻す
八木沼静馬:「やっぱり強いな」
煙山 純一:「そっちはそっちで、しぶとそうだぜ」
八木沼静馬:「今日はもうやめとく」
煙山 純一:「………」左手を前に、右手を後ろよりに構えたまま、八木沼の言葉を聞く
煙山 純一:「"今日は"…か」
八木沼静馬:「本格的に割に合わねえからな」 後退していく。徐々にその体が、建物の影に入っていく。
煙山 純一:((影…か))
煙山 純一:追いたいのは山々だが、敵の能力は未知数。一人で追うには分が悪い
八木沼静馬:「今日は、もう……」
八木沼静馬:「終わりだ!」 きみの足元から、炎の剣が吹き出す。防御してもかわしてもいい。
煙山 純一:即座に氷の剣で迎え撃ち、相殺!
八木沼静馬:「ハハハハハ! いい反射神経だ……じゃあな」
煙山 純一:水蒸気に紛れ、距離を置く
八木沼静馬:今度こそ、そのまま姿が消えていく。
煙山 純一:「………」
GM:戦闘は終了。
煙山 純一:しばらく警戒していたが、もう来ないとみて両の剣を消す
煙山 純一:「…って…火傷しちまった…」
GM:きみは会いたい人物に会いに行ってもいいだろう。
煙山 純一:「…"影"に"物まね"か…師匠の技を見てなかったら、危なかったな」
煙山 純一:では、宇野森唯に会いに行きたいです
GM:おお、宇野森さんですね。了解です。
GM:どこで会うことにしましょうか?
煙山 純一:そうですね…夕暮れ時でしょうし
煙山 純一:公園とか…?
GM:OK。では、公園で。
GM:呼び出した感じにしましょうか?
煙山 純一:そうですね、電話でもして
煙山 純一:近くにある公園で待ち合わせたような感じで
GM:了解。では、公園に行くと宇野森さんが所在無げに待っている。
煙山 純一:「…よっ」右手を上げ、軽く挨拶
宇野森唯:「あ……」
宇野森唯:「こ、こんにちは? あ、もうこんばんは、かも……」
煙山 純一:「…こんばんは、かな」
煙山 純一:「…悪かったな、いきなり呼び出して」
宇野森唯:「あ……ううん、大丈夫。私も……少し、会いたかったから」
煙山 純一:「そうか?…ならよかった」
宇野森唯:「あの………」
煙山 純一:「実は………」
宇野森唯:「……あの、……いや、そうじゃなくて……」
煙山 純一:「ん?ああ、悪い。そっちから言ってくれ」
宇野森唯:「あ……なんでもないから! ほんと、なにも言いたいことない! ぜんぜんない!」
宇野森唯:「煙山くん、どうぞ!」
煙山 純一:「…じゃあ、俺から言うけど」
煙山 純一:「…俺が言ったら、今言いかけたこと、話してくれないか」
煙山 純一:「最近、ほら。色々あるだろ?…聞けることは、聞けるうちに聞いておきたくてさ」
宇野森唯:「……うん。そうだね。私も、煙山くんも、杏奈にも」
宇野森唯:「……煙山くんのは?」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「…俺の知ってる"オーヴァード"が一人、襲われた」
宇野森唯:「……それって……?」
煙山 純一:「颯さん…水野谷颯のことは、杏奈からも聞いてるかもしれないけど」
煙山 純一:「…まず間違いなく、あの連中の仕業だ」
宇野森唯:「……うん」
宇野森唯:「私も……そう思う。きっと、戦わなきゃいけないって」
煙山 純一:「…俺も、まあ、ちょっとあって」
煙山 純一:「…それでさ、唯も襲われてやしないかと思って」
煙山 純一:「その…心配になってな」
宇野森唯:「……私は……大丈夫。きっと」
宇野森唯:「私、最近気づいたんだけど……ちょっとだけ、強いから」 ぎこちなく笑う
煙山 純一:「…そうか。そうだったな」こちらも、ぎこちなく微笑み返す
煙山 純一:「前の戦いじゃ…かなり助けられてたもんな、俺」
煙山 純一:「…でも、それでも、"一人より二人"、だ」
宇野森唯:「大丈夫」
宇野森唯:「きっと、大丈夫。煙山くんが……みんなが戦うなら、助けたいって思う」
煙山 純一:「…ああ、そうだな」
煙山 純一:「唯が俺を…俺達を助けて、俺達も唯を助ける」
煙山 純一:「そうやって…そうすれば、きっと大丈夫、だな」
宇野森唯:「うん……」
宇野森唯:「どこにいたって、助けにいくから。……その、……と、……ともだち、だから」
煙山 純一:「…ああ、俺もだ。お前が呼ぶんなら、どこにだって駆けつけるさ」
煙山 純一:「…ま、俺の話はこんなところだ。用心しろ、ってことだな、要するに」
煙山 純一:「あんまり必要、なかったかもしれないけど」
宇野森唯:「……うん。……ありがと」
宇野森唯:「嬉しいよ。誰かが心配してくれてるって……うん。嬉しい」
煙山 純一:「…それは、俺だって同じさ」
煙山 純一:「…じゃ、今度はそっちの番だ。さっき、何言いかけたんだ?」
宇野森唯:「え……」
宇野森唯:「言わなきゃダメ……?」
煙山 純一:「え……」
煙山 純一:「……いや、まあ、どうしても嫌、ってんなら、まあ無理にとは言わないけど…」
宇野森唯:「……ううん」
煙山 純一:「…その代り、「ああ、あの時ちゃんと言っておけば」…ってのは無しな」
宇野森唯:「言う。よく聞いてね?」
煙山 純一:「…ああ」
煙山 純一:((…いやに真剣だな…))
宇野森唯:「……わ、私は……」
宇野森唯:「……」
宇野森唯:「……私は! もしも杏奈を泣かせたら、煙山くんを絶対に許しません!」
煙山 純一:「は、ハィ!?」
煙山 純一:「え、な、ちょ…え、え!?」
宇野森唯:「それだけです!」
煙山 純一:「あ………はい、わかりました」
煙山 純一:ポカンとした表情のまま、半ば空返事をやっとのことで口に出す
宇野森唯:「……それだけだから」
宇野森唯:「……じゃあ、煙山くん。また学校でね?」
煙山 純一:「あ…ああ」
煙山 純一:「帰り道、気を付けて、な」
宇野森唯:「……そっちこそ。また、ね」
宇野森唯:そうして、宇野森さんは去っていく。
煙山 純一:「……また、な」
煙山 純一:去りゆく唯が視界から消えても、しばらくそのまま、ただ一人公園に立ち尽くしていた

GM:こんなところでしょうか?
煙山 純一:以上で、お願いします
GM:了解。
GM:調達は可能です!
煙山 純一:では応急手当てを
煙山 純一:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 6[2,2,6] → 6 → 失敗

煙山 純一:くっ…ここは2点使って購入しておきましょう
GM:ですよねェ・・・
GM:了解。では購入に成功。

ミドル:6

GM:トリガーとなるシーンです。全員の登場をお願いします。
紀野杏奈:68+1d10
DoubleCross : (68+1D10) → 68+2[2] → 70

煙山 純一:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+3[3] → 69

祟ヶ原 坤:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+7[7] → 62

杉下山女魚:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 3[3]+71 → 74

祟ヶ原 坤:あ、いや
GM:OK。
祟ヶ原 坤:前回61だったので現在68です!
GM:68!
GM:了解。
祟ヶ原 坤:失礼!

GM:では、きみたちは子泣ヶ淵にたどりつく。
GM:すでに夕暮れ。太陽は沈み掛け、寒気を感じる。
GM:あたりは非常に静かですね。奥の方に沼が見える。
GM:探索してもいい。
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:先頭に進んでいきます
杉下山女魚:もちろん調べ回る!
杉下山女魚:立ち入った物の痕跡を!
GM:では、痕跡を探そうとしたところ。
GM:――声が聞こえる。
誰か:『――、帰りましょう。みんな…心配してます』
GM:沼に近い、奥の方からだ。
誰か:『いやだ』
紀野杏奈:「……!?」
杉下山女魚:「……!」
祟ヶ原 坤:((夕方のこんな時間に…?))
杉下山女魚:みんなを制しつつ、様子を伺いましょう
煙山 純一:((この声…))
誰か:『――たちが、嫌いですか?』
誰か:『………』
誰か:『――とかであるじゃん。特別な力を持った、――が敵の魔の手から大勢の人を救うとかいうの』
誰か:『――、はさ、自分がしくじったらその大勢の人が死ぬかもしれないとか考えないのかな』
GM:近づいてもいいし、じっとしていてもいい。
杉下山女魚:「……」
誰か:『特別な力を持ってたら、それが出来て当たり前なの?』
杉下山女魚:その言葉に聞き覚えがある
杉下山女魚:その声に聴き覚えがある
誰か:『でも、それでも――、――は………』
誰か:『――になら、それが出来ると、信じています』
誰か:『……そばに、置かせて下さい』
誰か:『お前にはわかんないよ』
GM:木立の奥の方で、小さな子供の影が立ち上がるのが見えた。
杉下山女魚:小さく息を吸って
杉下山女魚:その方向に近づいていきましょう
GM:では、その影がきみを振り返る。顔はよく見えない。
誰か:『こういう重圧抱えたまま、おれは――、――』
祟ヶ原 坤:「おい、いいのか…!?罠かも…」
杉下山女魚:「罠でも…ここは引けないのよ」
誰か:『――お前にはわかんないだろ』
紀野杏奈:「ヤメちゃん……」
杉下山女魚:「……」
誰か:『ひどいプレッシャーだと思わない?』
杉下山女魚:影に頷く。
誰か:『その、――――に意味は無いよ』
杉下山女魚:「結局、あの時から、ちょっとも近づけてなかったのよ…傍に居るなんて、嘘を吐いて……」
杉下山女魚:「でもせめて」
杉下山女魚:「これ以上遠くには行かせない。それがウチのけじめなのよ」
杉下山女魚:影に攻撃を仕掛けたい!
杉下山女魚:具体的にはあやかしの招きで引きずり出したい!
誰か:『……意味はないよ』
誰か:『だって現実だもん』
GM:その瞬間!
GM:”誰か”の姿が消える。
GM:同時に、周囲の景色も消える。
杉下山女魚:「!」
煙山 純一:急ぎ、後ろを振り返る
杉下山女魚:臨戦態勢のまま、周囲を警戒!
GM:太陽の残照も消えた。――煙山くんが振り返ると、
杉下山女魚:「みんな、固まって!」
祟ヶ原 坤:「!」周囲の確認を始める
GM:そこには、延々と続く廊下がある。
紀野杏奈:「……廊……下……!?」
GM:荒廃し、ずいぶん老朽化してはいるが、きみたちには見覚えが有る。
GM:どうやら、きみたちの通う学校のようだ。
煙山 純一:「…ここは」
煙山 純一:両の手を、剣の柄を握る形に保つ
杉下山女魚:「…多分、ここが、向こうの”領域”の中なのよ」
GM:窓の外には、なにも見えない。霧のようななにかが立ち込めている。
GM:この場でわかることは、以上だ。
杉下山女魚:「引きずり込まれた以上、引き返せる保証もない…いきなり正念場なのよ。」
祟ヶ原 坤:「この中に水野谷達が…」
紀野杏奈:「……ねえ、ヤメちゃん……さっきのって……」弓の準備をしながら
杉下山女魚:「…あれは…記憶なのよ」
煙山 純一:「記憶…想い出…?」
杉下山女魚:「水野谷颯の…それにウチの…」
杉下山女魚:「あの人はずっと孤独を抱えたままで…それがあの人をああしてしまった…」
紀野杏奈:「……ほんとに、あった事なんだ……」少し俯く
杉下山女魚:「ウチの戦いはもうあの人を殺す事しかないと思ってるのよ」
杉下山女魚:「でも、杏奈ちゃんの戦いが、あの人を分かろうとする事なら……」
杉下山女魚:「……それにもきっと、意味があると思う」
紀野杏奈:「……アタシも、こんな力持って……なんでアタシなのって……思った事ある……ううん、今でも思うよ、なんでアタシにしかできないのかって」
紀野杏奈:「……でも、アタシはさ……自分がしくじったら、みんなが……せっか達が死んじゃうかもしれない、って思うから……動けるんだよね」
紀野杏奈:「……わかってた事だけどさ、やっぱり、全然考え方、違うんだよね……」
杉下山女魚:「……でもあの人の気持ちも、分かってあげてほしいのよ」
杉下山女魚:「こんな事…絶対にウチが言っていい言葉じゃないけど……」
杉下山女魚:拳を握り締めている
煙山 純一:((殺すこと…解ること…))
杉下山女魚:「ごめん、後悔するために来たんじゃないっていうのは分かってるけど…やっぱり…あはは…」
杉下山女魚:「重たいのよ…」
煙山 純一:「………守る、こと…」二人の会話を聞き、ふと呟く
杉下山女魚:「そう」
祟ヶ原 坤:「…煙山…」
紀野杏奈:「……ヤメちゃん、思い詰めすぎない、ね」手を握って微笑む
煙山 純一:「…いや、すいません」師匠に向けて
杉下山女魚:「それが今するべき事。動機を忘れちゃダメなのよ。」
祟ヶ原 坤:「…大丈夫だ。俺と一緒だ。」
杉下山女魚:「じゃ、出発進行なのよ~」
祟ヶ原 坤:「お前はお前で守るべきもんがあるんだろう。それについて口に出すことは何も悪くない」
杉下山女魚:「何をどうやって仕掛けてくるか分からないから、くれぐれも注意してね」
杉下山女魚:と言いつつ先頭を歩き出します
祟ヶ原 坤:「…だが、絶対曲げるな。俺たちが今からやることに対して耐えられなくなる。」
煙山 純一:「…はい」
祟ヶ原 坤:「…行くか。」
煙山 純一:「ええ」
GM:OK。
GM:先へ進むなら、ここから先はFS判定になります。
紀野杏奈:FS判定じゃー!
GM:ちょっとまってね!FS判定のルールを貼ります。
煙山 純一:アッハイ
【without school life】
終了条件:なし
判定:《知覚》 難易度:10 最大達成値:30 完了値:13
支援判定:【精神】(難易度:8)
特記事項1:蕃神のEロイス《異界の聖域》の効果により、毎ラウンドのクリンナップでPC1人がシーンから追放される。 再登場には次ラウンドのセットアップ時に1d10の侵食率を上げる必要がある。
特記事項2:その他の行動として「探索」を試みることができる。 「探索」では水野谷と対峙する上で、有効な手がかりを見つける可能性がある。
初期探索難易度:《意志》9

GM:こんな感じです。
杉下山女魚:探索重点したいですねw
GM:この学園を奥へと進んでいく判定ですね。
杉下山女魚:怖いよ!
祟ヶ原 坤:Eロイスは9個
GM:これが1個め!
祟ヶ原 坤:侵蝕はある程度幅が利くはずだ
GM:共有メモにもはりました。
煙山 純一:さてどうするか…
GM:ともあれ、最初の手番は杏奈チャン!
GM:質問事項などがあれば、いまどうぞ!
GM:なければ、判定を開始してください。
紀野杏奈:ふーむ!
祟ヶ原 坤:インスピを判定に適用出来ますか?
杉下山女魚:杏奈ちゃんはとりあえず進行お願いします
杉下山女魚:あ
杉下山女魚:進行がマックス達成してから
杉下山女魚:浸蝕に余裕ある場合探索を続けるってできますか
GM:あ、ちょっと待ってください。インスピは……
GM:マックス達成すると、そこで判定は終了。探索は不可能になります。
紀野杏奈:ふむむむ
GM:インスピを使うと、そうですね、侵食率あげるエフェクトだし
GM:自動的に提示した達成値と同値で自動成功できることにしましょう。
杉下山女魚:まあ探索は祟ヶ原くんも出来そうなので
杉下山女魚:やっぱ杏奈ちゃんはまず進行お願いします
GM:じゃあ、杏奈ちゃんの手番の前に
GM:セットアップで、オルクスエフェクト《惑いの庭》が使用されます。
紀野杏奈:なにぃー!
煙山 純一:くっ
祟ヶ原 坤:なんてことだ
杉下山女魚:きたかー
GM:これによってマイナスされるダイスの数は
GM:1 4 個
杉下山女魚:狂っている
祟ヶ原 坤:判定そのものが無理だよ
紀野杏奈:減りすぎだよぉ!
GM:深い霧が立ち込め、きみたちは急激に衰弱していくのを感じる
GM:もちろんこの状態では非常にヤバかろうと思われますが
GM:インスピや妨害排除やロイスなどを使ってなんとか手がかりを見つけてくれ!ここから先はきみの目で確かめよう!
煙山 純一:ここで切らす算段…
杉下山女魚:うーむ
紀野杏奈:どうしたものですかねこれは・・・
杉下山女魚:1ラウンド待つのも十分アリですね
GM:なので、杏奈チャンどうぞ~
杉下山女魚:経過ラウンドによるペナルティって
GM:誰か一人がシーンから退場するだけですね。いまのところは。
杉下山女魚:異界の聖域だけですか?
GM:そうです。
杉下山女魚:今の所はか…
杉下山女魚:でも多分今妨害排除とかロイスを切らされるよりかはラウンド経過の方が多分マシな…はず
祟ヶ原 坤:最大達成値概念あり…
杉下山女魚:切らされた上でショボイ達成値というのが一番キツイ
紀野杏奈:確実にいけるのがインスピだけですしねー
煙山 純一:そうですね
杉下山女魚:待ちましょう!
祟ヶ原 坤:ここは次のラウンドで頑張りましょう
煙山 純一:右に同じ
紀野杏奈:では待機しましょう!
GM:OK。それもありです。全員待機しますか?
杉下山女魚:仕方なく!
煙山 純一:はい
祟ヶ原 坤:大丈夫です
GM:OK。
GM:それではクリンナップで
GM:紀野杏奈は、急激に霧が自分にまとわりついてくるのを感じる。
紀野杏奈:「……な……なにこれ……っ!」
GM:周囲から切り離される感覚。周りの声が遠くなり、代わりに聞こえるのは――
水野谷颯:「こんばんわ」
紀野杏奈:「……!!」
紀野杏奈:「のん、やん……!」
水野谷颯:「みんな揃って遊びに来てくれたみたいだね」 
GM:姿ははっきり見えないが、声は聞こえる状態です。
紀野杏奈:「……うん、みんなで、来たよ」
水野谷颯:「何しに来たの?」
水野谷颯:「紀野さんは俺の憎悪に関しては関係ないはずでは?」
紀野杏奈:「……ひとつは、のんやんの事、少しでも、知りたかったから」
紀野杏奈:「近くにいたのに、こんなことになっちゃったのは……なんでなのか、って……アタシ、知らなきゃいけない、ううん、知りたい。そう思うから」
水野谷颯:「知ってどうすんのさ」
水野谷颯:「何のために? 知って何をする?」
紀野杏奈:「……どうするんだろうね、わかんない」
紀野杏奈:「……でも、このまま、何も知らないままで、のんやんと戦うのも、戦わないのも、なんか、いやだ」
水野谷颯:「なんで紀野さんが嫌なのか教えてやろうか」
水野谷颯:「心のなかに何かモヤモヤするもんがあるからだろう」
紀野杏奈:「……」
水野谷颯:「モヤモヤの正体は後悔とか罪悪感だ」
水野谷颯:「そしてあんたは、俺を知ることでそれを解消したいんだ」
水野谷颯:「なんかよくわかんないモヤモヤ。重苦しさ。出来るなら早く開放されたい類のものだ」
水野谷颯:「――結局は自分のためにすることなんだよね。全部」
水野谷颯:「みんなそうなんだ」
紀野杏奈:「……そう、なんだろうね……たぶん、あってる」
水野谷颯:「それで、紀野さんはどうすんの?」
水野谷颯:「俺をこのままほっといたら多くの人が死ぬかもしれないから殺しに来たんでしょう?」
水野谷颯:「少なくともこの空間に来たということは俺を殺す気があるということだ」
紀野杏奈:「……のんやんが、自分からやめるってことは、ないんだよね」
水野谷颯:「あんたが俺を説得できるならやめるよ」
紀野杏奈:「……のんやん、アタシは……せっかや、ゆっちや……じゅんちや、ししょーや、ヤメちゃんや、ゆずらや、他にもいっぱいいっぱい、まだみんなと、一緒に遊んだりしたい」
紀野杏奈:「それは、もちろん、のんやんとも……今でも、遊びたいって思ってる」
紀野杏奈:「……帰ってこれるなら、帰ってきてほしいよ、のんやん」
水野谷颯:「帰ってもまた同じだろう。俺はまた同じことを繰り返す」
水野谷颯:「そもそも、もう戻れないしね。残念だけど」
水野谷颯:「大丈夫? そんなんで俺のこと殺せる?」
水野谷颯:「殺したいなら一切の情は排除すべきだ」
水野谷颯:「その点で言うなら山女魚のスタンスは正しいと言える」
紀野杏奈:「……アタシは……アタシは、のんやんを、止める、止めたい」
紀野杏奈:「ただの言いかえなのかもしれない、というか、実際そうなんだろうと思うけど、それでも」
紀野杏奈:「アタシの中では、違う……殺すんじゃない、止める」
水野谷颯:「……足りない」
水野谷颯:「そんな決意では俺には届かない。はは、あははははは」
水野谷颯:「情を捨て殺意に身を任せるのが一番楽なのに、敢えてそうするあんたの決意は尊いよ」
水野谷颯:「だが足りない」
水野谷颯:「俺は紀野さんのこと嫌いじゃないからさ、楽をさせてあげようと思ったんだ」
水野谷颯:「――宇野森唯」
紀野杏奈:「……え……?」
水野谷颯:「死ぬかもよ?」
水野谷颯:「はは、ははははははははははははは!!!」
GM:では、その笑い声はすぐに遠ざかっていく。
紀野杏奈:「のんやん……!」
GM:気づけば、紀野さんは霧の中に取り残されていた。シーンから退場した扱いになる。
GM:そして、ほかの3人は、紀野さんの姿が霧に包まれて消えたことに気づく。
煙山 純一:「………ッ、杏奈!?」
杉下山女魚:「動かないで!!」
祟ヶ原 坤:「…水野谷ァ……!」
杉下山女魚:「今散らばったら、向こうの思う壺なのよ。動揺を狙ってる。」
煙山 純一:「…まんまと術中ってことか…」
杉下山女魚:「いくら自分のテリトリーの中でも、こんな一瞬で杏奈ちゃんとキーちゃんを倒してどうにかする事はできないはずなのよ」
杉下山女魚:「知覚の外に連れて行かれてるだけ…この空間のどこかに…」
祟ヶ原 坤:「…そうだな、あいつはそんなにヤワな奴じゃない」
煙山 純一:「だからって…楽観はできませんよ」
祟ヶ原 坤:「ああ。同時に悲観もしてられん」
祟ヶ原 坤:「今できること…ここの探索を推めるだけだ」
GM:1ラウンド終了。

GM:第2ラウンド。
GM:紀野さんは復帰しますか?
紀野杏奈:復帰します!
紀野杏奈:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+2[2] → 72

紀野杏奈:OKOK
GM:OK。
GM:では、復帰しながらの杏奈チャンの手番。
GM:行動しちゃってください。
GM:ダイスペナルティは消えました。
杉下山女魚:よっしゃあ!
祟ヶ原 坤:ひゃっほう!
杉下山女魚:普通に進行お願いします
煙山 純一:攻め時
紀野杏奈:了解!進行!〈知覚〉!
紀野杏奈:6dx+1=>10
DoubleCross : (6R10+1[10]>=10) → 9[1,1,2,3,4,9]+1 → 10 → 成功

紀野杏奈:あぶなーい
杉下山女魚:あぶねえ
GM:OK.
GM:進行値+2!
GM:では、杏奈チャンは霧を払いながら登場することができるぞ。
GM:進行値 2/13
紀野杏奈:「……はあ……っ……!」霧を払い、現れる
煙山 純一:「あ…杏奈!」
煙山 純一:駆け寄る
祟ヶ原 坤:「無事だったか…!」
紀野杏奈:「……じゅんち!……よかった、戻ってこれた……」
杉下山女魚:「……」
煙山 純一:「ああ、よかった…」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「何が、あった?」
杉下山女魚:一瞬ホッとした表情を浮かべる
紀野杏奈:「……のんやんと、話した」
煙山 純一:「………そう、か」
杉下山女魚:「…杏奈ちゃん、さっきの言葉と矛盾しちゃうかもだけど」
紀野杏奈:「……なに?」
杉下山女魚:「ジャームの言葉に取り込まれる事だけは…気を付けてね」
杉下山女魚:「杏奈ちゃんがあの人を知ろうとする事は出来る…けど」
杉下山女魚:「こっちの言葉が向こうに届いてるとは考えるべきじゃないのよ」
紀野杏奈:「……」
紀野杏奈:「……アタシは、のんやんを、止めたい……会って、あらためて、そう思った」
杉下山女魚:「ここまで来たら…出来ないなら引き返してもいいとは言えないのよ」
杉下山女魚:「でも…その瞬間が来て、あの人を杏奈ちゃんが撃てなくても大丈夫」
杉下山女魚:「…みんないるのよ。ここには」
杉下山女魚:杏奈ちゃんの手を握ります
紀野杏奈:「……うん……届かなくても……みんなが、いる……アタシは、大丈夫」手を握り返す
紀野杏奈:「(ゆっち……無事でいて……)」それだけ考える
GM:次の手番は祟ヶ原くんですね。
祟ヶ原 坤:探索に出ます
GM:どうぞ!
GM:判定は精神でっせ!
GM:あ、もとい
祟ヶ原 坤:意思では…?
GM:意志です・・・
祟ヶ原 坤:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[2,4,8,8,9,9]+1 → 10

祟ヶ原 坤:成功!
杉下山女魚:セーッフ!
GM:はい、成功ですね・・・RC型はこれだから
GM:では、きみは、ふと気になる教室を見かける。
GM:なにしろ、明かりがついているからだ。ロウソクか何か――火の灯りのようで、ぼんやりとしている。
GM:きみはこの教室を開けてもいいし、無視してもいい。攻撃してもいい。
祟ヶ原 坤:「……?ここだけ……」
祟ヶ原 坤:札だけ手に持って開けてみましょう
GM:では、開くと、そこには異様な空間が広がっている。
GM:本棚が壁という壁を埋め尽くし、書物がうずたかく積まれている。そして――
GM:その中心には、ひとりの痩せた男が、机と椅子を揃えて、きみたちを待つように座っていた。
”真鍮の波”:「さて、思ったより遅かったな。……どうでもいいことだろうが」
祟ヶ原 坤:「…あんたか」
祟ヶ原 坤:警戒を少しだけ緩める
”真鍮の波”:「おおかた、迷っていたのだろう」
祟ヶ原 坤:「ご名答だ。意地の悪い奴の相手は大変だな」
”真鍮の波”:「そうかもしれん。だが、魔導書の成り立ちを知り、術理を知れば、この霧自体はさほど難しいものではない」
”真鍮の波”:「あの魔導書を、俺は回収せねばならん」
”真鍮の波”:「ジャームには預けておけんからだ。利害は一致すると思うが、どう思う? 祟ヶ原の?」
祟ヶ原 坤:「だろうよ。アンタも俺も、目的に顔合わせしないと話が進まないからな。」
”真鍮の波”:「……ふむ。とはいえ、直接の介入は俺の得手でもなければ、するべきでもない」
”真鍮の波”:「持っていけ」 きみに何かを投げる。受け取ってもいいし、叩き落としてもいい。
祟ヶ原 坤:受け取ろう
GM:では、それは真鍮の輪だ。
祟ヶ原 坤:「当たり前だ。尻拭いぐらいは自分達でやる……なんだこいつは」
”真鍮の波”:「護符だ。特定の魔導書の影響を中和する」
GM:助力《真鍮の波》を獲得。
GM:効果:《惑いの庭》を常時無効化する
祟ヶ原 坤:うっわー超強い!
”真鍮の波”:「他にも、この領域に潜んでいる者もいる。あるいは、外部とを隔てる壁が”薄い”場所も存在する」
”真鍮の波”:「役に立つこともあるかもしれん。……どうでもいいことかもしれんがな」
祟ヶ原 坤:「要するにこいつをつけりゃあ…水野谷の妨害をある程度は防げるってとこか。恩に着る」
”真鍮の波”:「礼には及ばん。お前たちを使って、俺は俺の目的を達するだけだ」
GM:というわけで、探索に以下の地点が追加されました。
GM:成功すると、それぞれ効果の違う【助力】を獲得することができます。
【探索対象地点】
校庭:《白兵》難易度:12
社会科準備室:【精神】難易度:18
物置:《知覚》難易度:7
職員室:【感覚】難易度:9
体育館:《RC》難易度:12
空き部屋:《交渉》難易度:16

GM:FS判定の共有メモに追記しました。
”真鍮の波”:「さあ、もう行け。俺などに時間を費やしている暇はないだろう」
祟ヶ原 坤:「ああ…もし俺たち以外に誰かが来たら、俺たちの向かった方角を言ってくれ」
”真鍮の波”:「……そうだな」
祟ヶ原 坤:教室のドアを閉め、皆と合流しよう。
”真鍮の波”:「世界がいままでと変わらぬ世界であることを希望している。ではな」
GM:では、これで霧が少し薄くなったような気がする。
GM:手番は、杉下さんへ移る。
祟ヶ原 坤:「目に見えて変化があるな…」
祟ヶ原 坤:「勝機は十分にある。気を抜いてられねえな」
GM:思う存分ニンジャしてください。
杉下山女魚:へい
杉下山女魚:では進行!
GM:がんばって!
杉下山女魚:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,4,7,9]+1 → 10

杉下山女魚:セーフ!!
GM:うーむ、簡単に稼がれてしまうとは
GM:進行値+2 4/13
GM:では、杉下さんはさらに霧を払い、突破することができる。
杉下山女魚:足音のしない歩みで、黙々と校舎内を進んでいく
GM:では、この校舎に地下も玄関もなく、ただ上へと向かう階段が存在することに気づく
GM:どうやら昇るしかなさそうだ。
GM:次は煙山くんの手番かな。
煙山 純一:はい
杉下山女魚:いけっ
煙山 純一:では校庭を探索しとうございます
GM:どうぞどうぞ!
GM:難易度は白兵で12!
煙山 純一:6dx+8>=12 白兵判定!
DoubleCross : (6R10+8[10]>=12) → 10[2,5,7,7,8,10]+10[10]+7[7]+8 → 35 → 成功

煙山 純一:クリア
GM:もったいないwでも成功!当然!
杉下山女魚:わーお
GM:では、きみは校庭で霧が揺らぐのが見える。
GM:ツクヨミの下僕となっていた亡者ども――
GM:そいつらが、何者かと交戦している。
GM:判定に成功した煙山くんはこの戦闘に割って入り、終わらせることができる。
GM:もちろん亡者に味方して、何者かと残虐殺してもいい。
煙山 純一:ふと窓の外を見ると…うっすら、校庭が見える
煙山 純一:そこに、何か、いる
煙山 純一:「…すいません、俺」
煙山 純一:ガラ、と窓を開ける
煙山 純一:「ちょっと、行ってきます」
祟ヶ原 坤:「…無理はするなよ。」
煙山 純一:師匠に頷いき、窓枠に手をかけ、バッ校庭に飛び出す
煙山 純一:バッと校庭に飛び出す
GM:では、亡者たちは緩慢な仕草できみに気づく。
GM:一刀のもとに切り伏せてもいい。なぶり殺してもいい。
煙山 純一:「鳳炎…」炎の剣を左手に握り…
煙山 純一:「…"永遠(とわ)"!」勢いよく、亡者の群れに突き出す!
GM:では、それにはひとたまりもない。
煙山 純一:突き出した刀身から羽根のような炎が飛び散り、触れた亡者を焼き尽くす
GM:霧と一緒に焼き払われてしまう。
GM:そして、きみは霧の向こうにひとりの男の姿を見る。
萩村慶太郎:「……これは、意外な援軍だな」
煙山 純一:「…萩村、さん?」
萩村慶太郎:「煙山か。ずいぶん腕を上げている……いや、上げてしまった、というべきか」
萩村慶太郎:「戦いの日々があった。……そうだろう?」 滑らかな動作で刀を納める。
煙山 純一:「ええ…色々ね」炎の刀身を右手でなぞると、納刀されるかのように炎が消える
萩村慶太郎:「一度、謝罪しておくべきだと思っていた。……結果がすべてだ。俺……と、俺たちは失敗した。結果がこれだ」
萩村慶太郎:「恨むか?」
煙山 純一:「…そりゃ、そういう気持ちが無いとは、言いきれない」
煙山 純一:「でも」
煙山 純一:「失敗なら、俺も、しましたからね」
萩村慶太郎:「……ある種の成長だな。変化。この土地も変わるべきときが来ているのかもしれん」
萩村慶太郎:「連れて行け。颯を……討つなら、俺も役に立てる」
GM:助力《萩村慶太郎》を獲得。
GM:萩村慶太郎:ダメージを+5d10する(ダメージロール直前に使用)※使い捨て
煙山 純一:「…あなた一人だけに、任せませんよ」
煙山 純一:「俺だってもう、当事者なんだ」
萩村慶太郎:「そうだな」 顔がひきつる。笑おうとしたのかもしれない。
萩村慶太郎:「行くか。俺たちは帰らねばならん」
煙山 純一:慶太郎の言葉に、頷く
煙山 純一:「生きて、帰りましょう」
GM:こんなところでしょうか!
煙山 純一:こんなところで!
GM:では、クリンナップだ。
GM:戻ろうとした煙山くんの周囲に、霧が深く立ち込める。
GM:逃れようもない。萩村慶太郎の振り返る顔が遠くに見え――
GM:やがて声が聞こえてくるだろう。
煙山 純一:((…こいつは…))
水野谷颯:「やっほー」
水野谷颯:「どう? 元気?」
煙山 純一:「ええ、まあ」声の聞こえてくる…気がする方に向き、答える
煙山 純一:「そっちも元気そうですね」
水野谷颯:「元気にそうに見える? ……あ、見えてないのか」
煙山 純一:「残念ながら」
水野谷颯:「……」「なんか言っておきたいこととかある?」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「とりあえず、一つ聞きたいことは」
煙山 純一:「あいつ…杏奈に、何言ったんです?」
水野谷颯:「スタンスが甘いって言ったけど?」
煙山 純一:「…それだけ?」
煙山 純一:「…何か他に、言ったんじゃないのか?」
水野谷颯:「他に? うん、言ったよ」
水野谷颯:「でも教えなーい」
煙山 純一:「…そうです、か」
煙山 純一:「…言っておくこと、か」
煙山 純一:「この町に色々あって、颯さんが色々背負わされて」
煙山 純一:「俺は色々…出来なかった」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「それは、それとして」
煙山 純一:「今この町に起きていること…起きようとしてること。それを止めるために」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「喧嘩、売りに来ました。最後まで付き合ってもらいますよ」
水野谷颯:「じゅんちは既に自分の中で決着がついている訳だね」
水野谷颯:「なら何も言うことはない」
煙山 純一:「俺も、言えるのはこれぐらいです」
水野谷颯:「俺が何かを言ってもその決意が揺らぐことはないだろう」
水野谷颯:「あ」
水野谷颯:「言うこと思い出した」
煙山 純一:「…何です?」
水野谷颯:「しようと思えばじゅんちや紀野さんに相談することも出来た」
水野谷颯:「してほしかった? 相談」
煙山 純一:「…理由はどうあれ」
煙山 純一:「しようとは、思わなかったんでしょう?」
水野谷颯:「なんでそう思う?」
煙山 純一:「なんで…か」
煙山 純一:「単純に、今の"しようと思えば"でそう思ったのかもしれない」
煙山 純一:「ただ…なんだろう」
煙山 純一:「…颯さん、やりたくないことはやらないけど」
煙山 純一:「やりたい、やれると思ったことなら、してたと思いますから」
煙山 純一:「今みたいに」
水野谷颯:「出来なかったんだよ」
煙山 純一:「俺が颯さんを、ちゃんと見てなかったからですか?」
水野谷颯:「君たち二人は茅ノ輪とは無関係の、日常側の人間だった。松乃先生と同じ」
煙山 純一:「……………」
水野谷颯:「巻き込むわけにはいかなかった」
水野谷颯:「覚醒したばかりで余裕もなかっただろうし」
水野谷颯:「それが俺の抱えてたものだ」
水野谷颯:「はあ……もう過ぎた話なんだけどね」
煙山 純一:「…そうですね」
煙山 純一:「初めて会って、1年も経ってないのに」
煙山 純一:「色々あって…色々ありすぎて」
煙山 純一:「…それ以上に、色々、あったんですね」
水野谷颯:「まあね。関係ある方に頼ってみた結果がこれだからね」
水野谷颯:「だからじゅんちは紀野さんとよろしくやってればいいんだよ」
煙山 純一:「………それは」
煙山 純一:「この件が片付いたら、やってみますよ」
水野谷颯:「二人がイチャイチャしてるところを見れないのは残念だね」
煙山 純一:「出来るかどうか、まだわかりませんけどね」
水野谷颯:「俺を殺せば出来るよ」
水野谷颯:「お互い悲しいだろうし、傷舐め合うような感じで、こう」
煙山 純一:「そういうの」
煙山 純一:虚空を、睨む
煙山 純一:「正直、イラッときますよ」
水野谷颯:「あ? そう?」
水野谷颯:「イラッとさせられただけで今日はひとまず満足かな?」
水野谷颯:「はははは。じゃあね」
煙山 純一:「…ええ、また、後で」
GM:こんなところでしょうか!
煙山 純一:私の方は、以上で
水野谷颯:いじょう
GM:では、もう1ラウンド。クリンナップ前まで進めます。
GM:ちなみに煙山くんはこれでシーン退場扱いとなります。

GM:第3ラウンド!
GM:煙山くんは復帰しますか?
煙山 純一:復帰…します
GM:ダイスをどうぞ~
煙山 純一:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+1[1] → 70

煙山 純一:よかよか
GM:くっ
GM:では、初手は紀野さん。
GM:行動をどうぞ。
GM:探索地点・校庭はクリア済
紀野杏奈:ふむー
杉下山女魚:進行詰めましょう
紀野杏奈:了解しました!進行します!
杉下山女魚:技能が知覚の間に紀野ちゃんで詰めておきたい
紀野杏奈:6dx+1=>10
DoubleCross : (6R10+1[10]>=10) → 10[2,3,5,6,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

紀野杏奈:くっあと1あれば
GM:妖精がなければ進行値は+2ですね
杉下山女魚:グヌゥ
杉下山女魚:だがナイスピッチ!
GM:進行値:6/13
GM:進行値が5を超えたので、イベントもあります。
祟ヶ原 坤:なんだって
紀野杏奈:ぬっイベント!
杉下山女魚:来たか…ボディ…
煙山 純一:何が来るか
スサノオ:『ヒュウウゥゥゥゥゥゥゥ………』
スサノオ:『ウゥゥゥゥ…………ぉぉぉおおおおおおおおお!』
GM:肉体がぼろぼろになったスサノオが現れる。
GM:亡者と同様の状態になって、なお、動いている。
GM:進行値:5 スサノオが出現し、行く手を遮る。判定が《白兵》となる。難易度・支援判定は変わらず。
GM:依然として難易度10です。
祟ヶ原 坤:「あいつか…余裕なんざないってのによ…!」
GM:なお、スサノオは次のラウンドから行動します。
GM:きみたちは同じエンゲージにいる扱いだ。
GM:紀野さんの行く手を遮るスサノオ。
スサノオ:『お』
スサノオ:『おおおおおおおおおおおお!』
紀野杏奈:「ひゃあっ……!どうせ会うならもうちょっと話通じそうなのにしてよね……!」
スサノオ:『誰が……ダ、ダレ……ガ……ダレガ、ダレガ、ダレガ……』 呂律も今まで以上に怪しい
GM:祟ヶ原くんの手番になるぞ。
祟ヶ原 坤:スサノオは弟子に任せる!私は体育館を調べよう
祟ヶ原 坤:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[1,1,4,5,8,10]+1[1]+4 → 15

祟ヶ原 坤:成功だ
GM:OK。
祟ヶ原 坤:「煙山…行けるか?」
煙山 純一:そのタイミングで
煙山 純一:窓ガラスが融け、大きく開いた穴から校舎内に飛び込んでくる
煙山 純一:「無理、しないでくださいよ」
煙山 純一:ガラスを溶かした炎は、手の一振りでフッと消える
杉下山女魚:こちらの手番だ!
GM:ちょっとまった、体育館ではイベントがあります。
GM:ちょっとした。
紀野杏奈:いべんと!
杉下山女魚:祟ヶ原くんの人間探究
萩村慶太郎:「……待たせてすまんな。急げ、祟ヶ原の。話はあとにしておこう」
祟ヶ原 坤:「オッサン…ああ。まだ探索出来てねえところがある。ちょっと行ってくるぜ」
GM:では、それとだいたい同じタイミングで、体育館から亡者が複数体ほど吹き飛ばされてくる。
祟ヶ原 坤:一行を離れ、体育館へと向かおう。
譲原高平:「……ここ、か」
GM:ぬっ、と、体育館からひとりの大きな男子高校生が出てくる。
祟ヶ原 坤:「譲原!どうやってここに…!」
譲原高平:「……あ……祟ヶ原先輩」
譲原高平:「……ども」 頭を下げる
祟ヶ原 坤:「お、おう…」礼を返す「じゃなくて。どこをどうしたらこんなとこまで来ることになるんだよお前…」
譲原高平:「俺の……”草薙”の役目は、斬ること、みたいだ……っです。煙山が……寮に帰ってないって聞いて」
譲原高平:「日比谷サンと手分けして情報収集して、子泣ヶ淵に行ったって聞いて、……で、ここに」
譲原高平:「日比谷サン、とは、はぐれました」
祟ヶ原 坤:「日比谷の野郎…お前も一度離れた身でよくついてくる気になったな。まあ、こっちとしては有り難いんだが」
譲原高平:「すんません。……純一、大丈夫ですか?」
譲原高平:「生きて……ますか?」
祟ヶ原 坤:「ああ、すこぶるな。」
祟ヶ原 坤:「前と同じように、今回もあいつの手助けをして欲しい…お前の力が必要だ」
譲原高平:「……オス」
譲原高平:「よろしくお願いします」
祟ヶ原 坤:「こちらこそだ。…さあ戻るか!今まさに必要のはずだ!」
GM:助力:《譲原高平》を獲得。
GM:譲原 高平:判定ダイス+10(判定直前に使用)※使い捨て
GM:以上だ。
GM:手番は杉下チャン!
杉下山女魚:おうけえ!
GM:どうぞどうぞ
杉下山女魚:進行!白兵でコンセ+渇きの主!カンフーでスサノオに立ち向かおう。
GM:お、攻撃ですね。OKです。
杉下山女魚:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,7]+4[4]+6 → 20

GM:はわわ
杉下山女魚:いいねぇ
GM:こいつのリアクションは前回からわかるとおり、ドッジです。
スサノオ:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 9[2,2,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9]+1 → 10

杉下山女魚:こわい!
GM:こっこいつ
GM:ダイス12個振って、これかよ!
GM:所詮は再生怪人か。ダメージください。
杉下山女魚:とはいえ素手なのでダメージは見込めない
杉下山女魚:3d10-2
DoubleCross : (3D10-2) → 15[8,1,6]-2 → 13

杉下山女魚:装甲は無視!
GM:微ダメージ。でも進行値はちゃんと稼いだ。
GM:進行値+3
GM:進行 9/13
杉下山女魚:慶太郎さんに向かおうとしたスサノオを
杉下山女魚:トビゲリでインターセプトしたい
スサノオ:『オオォォ……ォォォォオオオオ――――!』
GM:鋭い飛び蹴りによって、スサノオの強引な一撃が阻まれた。
杉下山女魚:風のように物陰から飛び出し、顎に跳び蹴り!
萩村慶太郎:「……見事」
萩村慶太郎:「夏以来、眠っていたわけではないようだな。山女魚」
杉下山女魚:そのまま二連続バク転で、荻村の前に出る。
杉下山女魚:「はい…お目付様…久しく…よくぞ…御無事で居られました……」
萩村慶太郎:「帰るまでが戦、だ」
萩村慶太郎:「俺は俺の不始末を、終わらせる。お前たちにはお前たちの……戦いがある……。そうなってしまったこと、言い尽くせぬ謝罪があるが」
萩村慶太郎:「いましばらく、死地をゆくとしよう」
杉下山女魚:「……一つだけよろしいですか」
萩村慶太郎:「……なんだ?」
杉下山女魚:背を向け、敵に視線を向けたまま言う
杉下山女魚:「こうしてまた、生きて貴方とお話出来た事。山女魚は…不甲斐無い山女魚にも…甲斐がありました」
杉下山女魚:「拾っていただいた甲斐が、生きて、戦う事を決めた甲斐が……」
萩村慶太郎:「お前からその役目を消せなかったこと。それが俺の……、……」
杉下山女魚:「…責は、一緒に背負わせて下さい」
萩村慶太郎:「ああ……いや、結果がすべてだ。俺たちは結果を出さねばならん。どのような”結果”であれ」
杉下山女魚:「それは山女魚には、絆なんです」
萩村慶太郎:「絆、か」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:背中を向けて、表情は見えないまま、頷く。
萩村慶太郎:「昨日とおなじ今日、今日と同じ明日。冬のあとに来たる春のために。……戦う」
GM:ここでイベント。
アマテラス:『……死してもなお、終わらないものがある』
アマテラス:『例えばそれは、こういうときのためにある言葉だ』
アマテラス:『……ぼくらはどうすれば死ねるんだろう? 本当の意味で?』
GM:進行値:9 強い脱力感に襲われる。判定が《意志》となる。難易度は13へ。支援判定は変わらず。
煙山 純一:「…お前もか、アマテラス」
アマテラス:『どうすれば死ねる? どうすれば終われる? どうすれば帰れる?』
祟ヶ原 坤:「この様子じゃあツクヨミも…クソッ、どいつもこいつも!」
アマテラス:『誰がそれを知っている?』
GM:というわけで、手番は煙山くん。
煙山 純一:<白兵>判定でスサノオに攻撃を仕掛けます
GM:カモン
GM:ダヴァイ!
煙山 純一:まず《氷炎の剣》+《地獄の氷炎》を使用。効果はもちろん攻撃力UP
煙山 純一:侵蝕率:70→75
GM:OK。
煙山 純一:右手の内に氷の柄が、その先に氷の刀身が形作られる
煙山 純一:さらに左手をかざすと、その刀身に炎が走る
萩村慶太郎:「……ふむ、見事」
煙山 純一:メジャーエフェクト、《フレイムタン》+《結合粉砕》+《コンセ:サラマンダー》を使用し、攻撃!
GM:OK.
GM:判定をどうぞ。
煙山 純一:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,6,7,7,7,7,7,9]+10[4,5,5,6,7,9]+6[2,6]+6 → 32

煙山 純一:びみょい
GM:なるほど・・・では、前回お見せした、スサノオのピュアハヌジョック得意技もご存知のことだろう
煙山 純一:やめてくれ…
GM:ピュアハヌ最強のエフェクトとは何か?
GM:ドッジ。援護の風&ウィンドブレス。
煙山 純一:ぐぬぬ
GM:19dx+18
DoubleCross : (19R10+18[10]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,6,6,6,7,7,7,7,7,9,10,10,10]+9[1,5,9]+18 → 37

GM:回避だ。
祟ヶ原 坤:ようせい?
煙山 純一:死にたい
祟ヶ原 坤:どうします?
煙山 純一:使いどころかなー…何回でしたっけ
祟ヶ原 坤:アッ無理か
GM:あ、妖精は仕方ないのでOKですよ
GM:速く降ってしまいましたからね
祟ヶ原 坤:侵蝕込なら3回。今は2回
杉下山女魚:うーむ
祟ヶ原 坤:1発6
杉下山女魚:微妙なセンですな
煙山 純一:ですね
煙山 純一:攻撃力UPエフェクトが無いので固定値も…えー…
杉下山女魚:当てても明確なリターンがあるわけではないので
煙山 純一:28しかない
杉下山女魚:温存でもいいかも
煙山 純一:ですねえ
紀野杏奈:ですねー
祟ヶ原 坤:では温存!
煙山 純一:剣を構える
GM:ならば、スサノオはその攻撃をかわす。
GM:作った武器はそのままだから、ちょっとお得かも!
煙山 純一:そしてそれを振るうことなく、刀身のみがスサノオめがけ伸びていく
GM:嵐の障壁によって、きみの攻撃は阻まれた。
煙山 純一:相手の隙を突く、一発限りの不意打ち…だが
譲原高平:「……、純一!」
煙山 純一:侵蝕率:75→84
スサノオ:『ひゅううううぅぅぅぅおおおぉぉぉぉああああああああああああああああ!』
GM:旋風が一閃。きみの攻撃を叩き落とす。
煙山 純一:「…高平か。ちょうどよかった」刀身を戻し、構えを解く
譲原高平:「純一。無事、か。やや苦戦している、様子だが」
煙山 純一:「"やや"で済んでりゃよかったけどな」
譲原高平:「……。いつでも言え。俺が……、俺が、手伝う」
煙山 純一:「…黙って先に行って、悪かった」
祟ヶ原 坤:「戻ったら実はブッ倒れてるだなんてご都合は無いか、そりゃな…」こちらも合流
煙山 純一:「…頼む、お前の力も貸してくれ」
萩村慶太郎:「賑やかになったことだ」
萩村慶太郎:「ひとつ、決戦といくか? いまの時代を生きる若人ども」
煙山 純一:「…萩村さんだって、生きてるじゃないですか」
煙山 純一:「若人も何も、関係ないですよ」
萩村慶太郎:「老兵は去るものだと考えていたが、……まだ働かせるとは。煙山純一、剛毅だな」
紀野杏奈:「ゆずらもおじいちゃんも無事、それでいいんだよ、ね!」
煙山 純一:「そういうこと、ですよ」
譲原高平:「問題ない。俺は、……戦う。こんなところで死んだら、……オリンピックなんて出れない」
譲原高平:「戦う」
杉下山女魚:「はい…」
杉下山女魚:「皆で戦うのよ。この”冬”と…」
祟ヶ原 坤:「こちとら学園祭待ちの身なんだ。」
譲原高平:「冬は、嫌いでは、ない。……春が来るから」
祟ヶ原 坤:「この学校にはみんながいねえし、そもそも街も見当たらない。俺は、家族が、街の皆がいるところが居場所だ!」
紀野杏奈:「ししょー、いいこと言うー!みんなでちゃんと帰るんだからね!」
煙山 純一:「…やりたいこと、やらなきゃいけないこと…まだまだ、ありますからね」
祟ヶ原 坤:「ああ!俺たちは、俺たちの居場所へ…寄上へ、帰る!!!」
GM:では、祟ヶ原くんがそう言った瞬間。
GM:深い霧が、きみたちを隔てる。
祟ヶ原 坤:「っと…!今度は俺か!」
GM:祟ヶ原くんは、霧の奥に声を聞くだろう。聞き覚えのある声だ――
水野谷颯:「こんばんわ……こんにちは? よくわかんないや」
祟ヶ原 坤:「……よう、久しぶりだな」
祟ヶ原 坤:「お前が作った空間なんだ。自由に決めていいんじゃねえか?」
水野谷颯:「じゃあこんばんわで」
祟ヶ原 坤:「おう。こんばんは」
水野谷颯:「会いたくなかったでしょ」
祟ヶ原 坤:「どうだかな…気持ちの上でなら、そうかも知れん。だが会わない限りは絶対に前に進めない。状況的にも、俺の気持ちとしても」
祟ヶ原 坤:「…どうだ。ここは快適か?やりたいことは出来てるのか?」
水野谷颯:「出来てるよ。楽しくて仕方ない」
祟ヶ原 坤:「そりゃあ上出来だな…義蜂も八木沼も一緒か」
水野谷颯:「さあ?」
祟ヶ原 坤:「とぼけてんのか、本当にわかんねーのか…」
水野谷颯:「二人と違って、俺はお前のにムカついてんだよね」
水野谷颯:「うーん、どうしてやろうかな」
祟ヶ原 坤:「直接会いに行ってやるから、思いっきりぶん殴りゃいいんじゃねーの?」
祟ヶ原 坤:「そういうの好みじゃなかったか…」
水野谷颯:「とりあえず謝って?」
水野谷颯:「俺をこんな風にしたきっかけはあんただからさ」
水野谷颯:「俺自身にも悪いところがないわけじゃないんだけど」
水野谷颯:「でも確実にお前のせいでもあるからさ」
祟ヶ原 坤:「そりゃあな。…だが、この場ではあんまりだな。」
祟ヶ原 坤:「顔見せてからやらせろ。元生徒会庶務の謝罪舐めんなよ」
水野谷颯:「ずるい。ほんの少し違っていれば今あんたがいる場所に俺が居れたはずだったのに」
水野谷颯:「どうにも出来ない。どうにも出来なかった! 既に決められた役割は、運命は、そう簡単に覆らなかった!」
水野谷颯:「どうすればよかったんだよ……」
祟ヶ原 坤:「……訂正する。」
祟ヶ原 坤:「すまなかった。」霧の向こうにいる相手を意識して謝罪する。
水野谷颯:「何に対して謝ってる?」
祟ヶ原 坤:「どうにもならずとも、足掻いたお前に対して何も出来なかったことに。」
水野谷颯:「理解できてんの? 俺が今まで言った事を?」
祟ヶ原 坤:「…話が必要だった。俺が理解をしようとしなかったのが始まりだったんだ。」
祟ヶ原 坤:「俺は話をしようとして…話をしてなかった。そう思う」
水野谷颯:「何故理解しようとしなかったか。何故話が出来なかったのか」
水野谷颯:「あんたはどうしてだと思う?」
水野谷颯:「……当ててみようか? それが出来なかった理由を」
祟ヶ原 坤:「……」
祟ヶ原 坤:促す沈黙
水野谷颯:「お前が自覚できるのは『理解しようとしなかった』というところまでだ」
水野谷颯:「それ以上思考を進めることが出来ない」
水野谷颯:「そこからもう一歩進むことが出来ない。何故か?」
水野谷颯:「理由は簡単だ」
水野谷颯:「俺を理解しようとする過程の中で、あんたは自分自身と向き合わなければならないからだ」
水野谷颯:「自分の中の嫌なものを見なければならないから」
水野谷颯:「見たくないから、目を逸らした」
水野谷颯:「それだけの話だ」
祟ヶ原 坤:「…………なるほどな。」
祟ヶ原 坤:「つくづく……お前にとっては、最悪の人間にすがったわけだ。」
水野谷颯:「今でも向き合うのが怖いでしょう? 俺じゃなくて自分と」
祟ヶ原 坤:「自覚的にやったことが無いかも知れないな、そういうことは。よっぽど酷い」
祟ヶ原 坤:「…だが、いつかはやらなきゃいかん。俺は、まだ守りたいものがある。」
水野谷颯:「無理だよ。誓ってもいい。お前はまた人を傷つける」
祟ヶ原 坤:「じゃあそれは向き合うことを止めていい理由になるのか?」
水野谷颯:「まだ向き合ってもないのに『止めていい理由になる?』 笑えるね」
水野谷颯:「守りたいっていうのも、目を逸らす口実にしか聞こえない」
祟ヶ原 坤:「全くだな。挑むところからか。大変な道のりだ」
水野谷颯:「守れるのかよ、お前に。無理だろ」
祟ヶ原 坤:「そう思うか。」
水野谷颯:「今までのことを総合するとそう思う」
水野谷颯:「それとも何か変わったの?」
祟ヶ原 坤:「ああそうか。じゃあそのイメージにも挑まにゃいかん」
祟ヶ原 坤:「だが俺はどんなに不出来でも、絶対にやめない。」
祟ヶ原 坤:「誰かを傷つけることになるだろう。誰かを狂わせることになるだろう。」
祟ヶ原 坤:「だが、俺が今守りたいと思っているから…たとえそれが一生無理でも。意味がなくとも」
祟ヶ原 坤:「やるべきだと思うことをやる。」
水野谷颯:「言い訳だね、今までのあんたの行いに対する言い訳だ」
水野谷颯:「向き合うことがどういうことなのかわかってない」
祟ヶ原 坤:「言い訳か。」
水野谷颯:「辛く苦しいことだ。言葉で言うのは簡単だがその苦難に耐えられる精神がお前にあるとは思えないと俺は言っているんだ」
祟ヶ原 坤:「俺1人ならな…幸い、弟子にも友人にも、家族にも恵まれている」
水野谷颯:「俺は友人に恵まれなかった訳だ」
水野谷颯:「つくづく運が悪かったな。ほんと」
祟ヶ原 坤:「悪いが、俺の犠牲者というわけだ。そういう意味での謝罪でもある」
水野谷颯:「辛い時助けてくれる奴がいて羨ましい限りだよ」
水野谷颯:「ずるい」
祟ヶ原 坤:「……俺を殺したいか?」
水野谷颯:「何言ってんの?」
水野谷颯:「殺したら終わっちゃうじゃん」
祟ヶ原 坤:「なるほどな。地獄を延々と見せられることになるわけか」
水野谷颯:「お前こそが俺と同じ苦しみを抱えて一生生きるべきなんだよ」
水野谷颯:「だから理解してよ」
水野谷颯:「そんで苦しんでよ」
水野谷颯:「死ぬまで一生」
祟ヶ原 坤:「そんな兄を巽に持ってほしくはねーよ。」
水野谷颯:「そうだね。俺みたいな人間に傍にいてほしくないよね」
水野谷颯:「誰だって」
水野谷颯:「好きで歪んだわけじゃないのにね」
水野谷颯:ここで気配は消える
GM:OK。
祟ヶ原 坤:「……」
GM:では、祟ヶ原くんは霧の中に消えていく。
GM:シーンから退場という扱いだ。
祟ヶ原 坤:OKです

これまでのあらすじとか

GM:~これまでのあらすじ~
GM:蕃神の力を手にし、姿を消した水野谷くん。
GM:疫病が流行し始めた寄上市に、再び彼が姿を現し、街を侵食しはじめる。
GM:彼の足跡を追い、廃校のような領域へと招かれた煙山一行は、おそるべき歓迎を受けるのだった。
GM:ぶっ殺したはずのスサノオ、そしてアマテラスの出現。
GM:FS判定を進めながら、彼らの攻撃を耐えしのぎ、なおかつ協力者を探すわくわくの大冒険がはじまった!
GM:オラ、こんなにつえぇ奴らがいっぱいでワクワクしてきたぞ!
GM:~あらすじおわり~
GM:TRPGは今これをやってるよ。今のFS判定はこれ!
GM:【without school life】
終了条件:なし
判定:《意志》 難易度:13 最大達成値:30 完了値:13
支援判定:【精神】(難易度:8)
特記事項1:蕃神のEロイス《異界の聖域》の効果により、毎ラウンドのクリンナップでPC1人がシーンから追放される。
      再登場には次ラウンドのセットアップ時に1d10の侵食率を上げる必要がある。
特記事項2:その他の行動として「探索」を試みることができる。
      「探索」では水野谷と対峙する上で、有効な手がかりを見つける可能性がある。
      初期探索難易度:《意志》9

進行:9/13

【探索対象地点】
社会科準備室:【精神】難易度:18
物置:《知覚》難易度:7
職員室:【感覚】難易度:9
空き部屋:《交渉》難易度:16

GM:いま獲得しているお助けカード
GM:【助力】
真鍮の波:《惑いの庭》を常時無効化する
萩村慶太郎:ダメージを+5d10(ダメージロール直前に使用)※使い捨て
譲原 高平:判定ダイス+10(判定直前に使用)※使い捨て

GM:いまシーンにでているひと:煙山くん、紀野さん、杉下さん
GM:シーンから追い出されたひと:祟ヶ原くん
GM:ここまでの流れについて忘れた方へ!
GM:諸君はいまFS判定の真っ最中だ。進行値は9。
GM:13まで貯めるとシーンが切り替わるので注意してね!
GM:あと、いま祟ヶ原くんはシーンに出ていないよ!追い出されたからね!
GM:なので、戻りたいならセットアップで登場を宣言して侵食率をあげてね!

GM:というわけで、第4ラウンドのセットアップから再開。
GM:祟ヶ原くんは登場しますか?
祟ヶ原 坤:登場しましょう。一番侵蝕は低いしまだ行けるはず…
祟ヶ原 坤:68+1d10
DoubleCross : (68+1D10) → 68+7[7] → 75

祟ヶ原 坤:ぐう
GM:ケッケッ!
GM:では、ほかのみなさんはセットアップで使用するエフェクトなどございますか?
杉下山女魚:ない!
煙山 純一:ここはなしで
紀野杏奈:ない!
GM:それでは、行動値順にいきましょう。
GM:アマテラスの行動から。
GM:なんですけど、こいつこのラウンドだとまだ行動できないんですよね。肉体をうまく構成できていない。
アマテラス:「……うぅ……」
GM:アマテラスは蠢いている。おそらく次のラウンドから行動可能になるはずだ。
GM:そんなわけで、スサノオの行動。殴ってきます。
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

GM:紀野杏奈!貴様だ!
祟ヶ原 坤:ヒーッ
杉下山女魚:ひええ
スサノオ:マイナーでエアロドライブ
スサノオ:コンセ+吠えたける爪+さらなる波+音速攻撃+獅子奮迅
GM:あ、獅子奮迅ないです。
スサノオ:コンセ+吠えたける爪+さらなる波+音速攻撃
GM:あやうく最盛期のデータを参照していた
スサノオ:26dx7+12
DoubleCross : (26R10+12[7]) → 10[1,1,1,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,7,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,2,2,2,3,3,8,8]+6[5,6]+12 → 38

GM:はい。
GM:風をまとい、その暴風によって自分の肉体すら崩壊させながら、拳を叩き込んでくる。
GM:紀野さんはリアクションをどうぞ。
紀野杏奈:くっ
紀野杏奈:ドッジしかない
紀野杏奈:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[6,8]+1 → 9

GM:ではダメージを食らわせてやろう・・・カバリンする者はいますか?
GM:山女魚チャンとか
杉下山女魚:しません!
杉下山女魚:侵蝕がたかすぎる
GM:ならばこの一撃を受けてもらおう
スサノオ:4d10+33 装甲無視
DoubleCross : (4D10+33) → 17[1,9,1,6]+33 → 50

紀野杏奈:当然のように死ぬ
紀野杏奈:リザレクト!
紀野杏奈:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+7[7] → 79

GM:暴風と拳がきみを吹っ飛ばす
スサノオ:「ひゅうううぅぅぅぉぉぉおおおおおおおおお!」
紀野杏奈:「ぇぐっ……ったく……やってくれるわよほんと……っ」
煙山 純一:「杏奈、大丈夫か!?」
スサノオ:「うぅぅぅ……」 目が見えているのかもあやしい。以前にも増して理性はない。
紀野杏奈:「大丈夫じゃない!けど平気!」
祟ヶ原 坤:「横になるなよ…追撃を食らったらキツい!」
煙山 純一:「そうか…あいつ、前以上に無茶苦茶だ…」
祟ヶ原 坤:戻ってきてすぐに前に立ち、壁役を請け負う
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:逆手に武器を構えて観察する
GM:手番は、いまぶん殴られた紀野さんに移る。
GM:あらためて説明しよう。きみたちは3つの行動が可能だ。
GM:ひとつ、進行判定。 ふたつ、探索判定。 みっつ、スサノオかアマテラスを殴る。 いちおう、その他の革新的な行動もできる。 以上だ。
GM:現在の進行判定値は《意志》。難易度13だ。
GM:【探索対象地点】
社会科準備室:【精神】難易度:18
物置:《知覚》難易度:7
職員室:【感覚】難易度:9
空き部屋:《交渉》難易度:16

GM:自由に探索して構わない!
紀野杏奈:職員室を探索しましょう
GM:OK。どうぞ!
紀野杏奈:6dx=>9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 10[2,2,3,6,7,10]+1[1] → 11 → 成功

紀野杏奈:OK!
煙山 純一:流石だぜ
杉下山女魚:よっしゃあ!
祟ヶ原 坤:ヒャッフー!
GM:OK!
GM:では、きみは職員室の内側から物音を聞き取る。
GM:耳を澄ますと、誰かがなにか叫んでいるようにも聞こえる。それが、やたら遠い場所から聞こえているような感覚……だが、きみには扉の向こうに誰かがいるようなきがする。
紀野杏奈:「……誰か、いる……?」
GM:聞き覚えがある気がする。おそらくは――
杉下薊:「……おい! これで本当に繋がるんだろうな!? ぜんぜん……なにも見えない……」
杉下山女魚:「あらあらー」
GM:この場にはほかの方もいてもらって大丈夫ですからねっ
紀野杏奈:「この声って……!ヤメちゃん!」
祟ヶ原 坤:「杉下の…!」
”禁傾”:『……きみの友人だな。間違いない。どういうわけか、空間を隔てた場所から介入しているようだが』
”禁傾”:『扉を開けてやればどうだ? 接続に苦労しているようだ』
紀野杏奈:「こっちから開ければ繋がるのかな……えいっ」職員室の扉を開ける
杉下薊:「うぉわっ!」 杉下薊チャンが転がり出てくる。
煙山 純一:「うわっ!?」
杉下山女魚:「ごきげんよう~」
杉下山女魚:受け止めて立たせてあげる
杉下薊:「う、うまくいった……みたいだな。ごきげんようでなによりだよ……クソ」 手を借りて立つ
杉下山女魚:「来てくれて助かったのよ。正直、大分骨折れそうなのよ~」
杉下薊:「まあ、な。あんまり長く活動はできないって言われてるけど。ここ……やっぱりよく似てるよ」
杉下山女魚:「……似てる?」
杉下薊:「お前は覚えてないかもな。あたしは微妙に覚えてる」
杉下薊:「最初に杉下になったとき、こんな感じの……変な場所に来たよ」
紀野杏奈:「杉下に、なった時……」
杉下山女魚:「……」
GM:臨死体験をしたときという意味だ
杉下山女魚:「境目の場所…そうね…似てる」
杉下薊:「だからかな。……ここで、少しなら手助けできる。ほんの一手、くらいのもんだけど……」
杉下薊:「役に立てそうか?」 きみたちを不安そうに眺める
祟ヶ原 坤:「こっちにとっちゃ有り難い限りだ。ズブの素人が1,2,3人だからな。」
祟ヶ原 坤:「なんとかしたいって思ってるんなら、それで良い。頼む」
煙山 純一:「助かりますよ、本当に」
杉下薊:「そいつはどーも。祟ヶ原の。それから煙山純一。意外と、まともにしゃべるのは初めてだな。……まあ、よろしく」
杉下山女魚:「総力戦なのよ。ウチらが、ウチらとしてやってきた誇りも賭けて」
杉下山女魚:「最後の一仕事、一緒に終わらせるのよ。薊ちゃん」
杉下薊:「……わかってるさ。こいつは、みんなの仕事だって」
GM:【助力】杉下薊を取得。
GM:《杉下》:メジャー判定の達成値に+10(判定直後に使用)※使い捨て
祟ヶ原 坤:ダイス少ない環境でこれはデカい
杉下山女魚:つよいぜNINJA
煙山 純一:忍びなれども暴れてほしい
紀野杏奈:すごいたすかる!
杉下薊:「じゃあ、行くのか? なんかやばいやつに追いかけられてるみたいだな……」
杉下山女魚:「そういう事!」
杉下薊:「巻き添え食わないうちに、あたしはあたしで避難させてもらっとくよ」
杉下山女魚:「来て欲しくなったらまた呼ばしてもらうのよー…気を付けてね」
杉下薊:「わかってる。……またな。死ぬなよ」
GM:杏奈チャンに他になければ、手番はここまでです
紀野杏奈:OKです!
GM:ならば、次の手番は祟ヶ原くんに移る。
GM:判定:《意志》 難易度:13 最大達成値:30 完了値:13
進行:9/13

【探索対象地点】
社会科準備室:【精神】難易度:18
物置:《知覚》難易度:7
空き部屋:《交渉》難易度:16

GM:だよ!
祟ヶ原 坤:ヘイッ
祟ヶ原 坤:どれいこうか…
煙山 純一:悩みどころですね
煙山 純一:私がまともに抜けそうなのは知覚しか・・・それも怪しいですが
GM:探索対象は開けてもなんだこれってなるようなものもあります
GM:なのでぜんぶ開ける必要もないです
祟ヶ原 坤:そうとは
GM:たぶん
祟ヶ原 坤:むー
祟ヶ原 坤:よし、社会科準備室にイチバチで挑んでみよう!
祟ヶ原 坤:後は煙山に任せる。
祟ヶ原 坤:使えそうなイージーも無いしな…
GM:かかってきなっ
祟ヶ原 坤:7dx はっ
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,2,2,4,6,8,8] → 8

祟ヶ原 坤:轟沈
祟ヶ原 坤:ここで杉下を消費すればいけなくもないが…
GM:失敗です!
紀野杏奈:是非もないネ!
煙山 純一:ノー達成でフィニッシュです
GM:では、祟ヶ原くんは社会科準備室にたどり着くことができなかった。きわめて複雑な空間構造なのだ
GM:手番は杉下チャンに移ります
杉下山女魚:オーライ!
杉下山女魚:物置行ってみましょう
GM:やってみなーっ
杉下山女魚:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[6,7,7,10,10]+6[6,6]+1 → 17

杉下山女魚:無駄爆発
煙山 純一:パワー・・・
GM:お、おう・・・
GM:では、山女魚さんは物置で鳴っている電話に気づく。あまりにも音量が小さく、聞こえづらい!
GM:まるでかけている人物のレネゲイド能力の貧弱さを思わせる音量だ。だが、山女魚さんは気づくことができた。
杉下山女魚:「待って、向こうにも誰かいるのよ」
煙山 純一:「え…?」どこかわからずキョロキョロとする
GM:出てもいいしスルーしてもいい
杉下山女魚:「…この感じだと、普通の人かもなのよ。助けるかどうかは…みんなに聞くまでもないよね?」
杉下山女魚:出ておきましょう
杉下山女魚:「…電話」
日比谷:『……やっとつながったか! こんなに時間がかかるとはな……!』
GM:電話の声はみんなにも聞こえますからね!
杉下山女魚:「あーキミ…えーと…うーん」
煙山 純一:「…この声…」
杉下山女魚:「あのー喉までは出かかってるのよ…」
煙山 純一:うへぇ、という顔
日比谷:『日比谷。”ノイジィロッカー”の日比谷だ。おい、聞こえているんだろうな……?』
紀野杏奈:「聞こえてるけど」
杉下山女魚:「あ、日比谷くん…?なんでここに~?」
祟ヶ原 坤:「………」
祟ヶ原 坤:「何がどうなって物置の携帯に日比谷が電話かけてるんだこれは…」
日比谷:『なら、じゅうぶんだ。いいか、かつてクラス・クレバーキャットの”ハイドストーカー”と“イルーシヴ・アセイラント”は、異空間に切り込んで散々にFHの目論見を打破したという』
杉下山女魚:「そういう話はいいから……大丈夫~?怪我とかしてない~?」
煙山 純一:「クラス・クレバー…キャット?」何が何やら
日比谷:『……しかし、俺がそっちに行くのは無理だ。 ……いい。俺のコンディションなんて問題じゃない』
日比谷:『俺に出来るのは、支援だけだ』
紀野杏奈:「え、支援してくれんの?」
煙山 純一:「…出来るのか?」
祟ヶ原 坤:「正直期待薄何だが…」
杉下山女魚:「こっちにいるわけじゃないのね…それはそれで安心やけど~」
日比谷:『うるせえな……俺だってそっちに切り込みたかったんだよ!』
日比谷:『だが、支援はできる。俺の能力……”ノイジィロッカー”ならな』
杉下山女魚:「具体的にはどういう事~?」
煙山 純一:「悪いけど、手短に頼む」
煙山 純一:「…ヤバイ奴らがうようよしてるからな」
日比谷:『おい!てめー煙山、後輩なのに扱いがぞんざいだぞ! いいか、こいつを見ろ』 電話の傍らに、黒いキューブ状の塊が浮かび上がる
杉下山女魚:「!」
煙山 純一:「今更先輩後輩もないでしょう…で、何ですこれ?」
GM:【助力】日比谷を取得。
GM:日比谷:使用した場合、即座に手番を消費せず調達判定が可能。戦闘中でも使用可能。※使い捨て
GM:1回だけ調達判定ができるという夢のような助力だ
祟ヶ原 坤:判定…
紀野杏奈:お、おう・・・
GM:そう。判定。
杉下山女魚:せやな…
煙山 純一:判定は、やらないと、いけない
祟ヶ原 坤:確かに余り無い支援ですね(婉曲表現)
杉下山女魚:悪くはないよ!悪くはないんだけど!他が!
日比谷:『俺のレネゲイドコントロールじゃあ、一度パスを通すのがせいぜいだ。あとはお前らの調達力次第ってことになる』
日比谷:『無駄遣いするなよ』 ドヤ顔が電話の向こうに見える
煙山 純一:「…え、色々用意してくれてたりは?」
祟ヶ原 坤:「煙山、高望みするな。」
日比谷:『こんな何もない田舎町で、なにを事前に準備しろってんだよ!』
煙山 純一:「あんた天下のUGNだろ!?」
祟ヶ原 坤:「日比谷は頑張った。それでいいだろ」
煙山 純一:「…あ、でも秘密組織だから天下ってのは変か」
日比谷:『UGNがこんなところに経費割くワケねーだろ! 話が急すぎるんだよ!』
杉下山女魚:「…うん」
杉下山女魚:「オーケー、了解なのよ」
紀野杏奈:「まあ、その、がんばったよね!うん!」
祟ヶ原 坤:「良し、次だ。アマテラスもいつまでも黙っちゃいねーだろうしな」
日比谷:『なぜ憐れむ響きがある・・・』
杉下山女魚:「あははは…皆は何だかつっけんどんだけど…」
煙山 純一:「…ああ、うん、悪かった。もしもの時には使わせてもらいますよ」
杉下山女魚:「気持ちだけでも、ウチは感謝してるのよ」
日比谷:『し、し、知るかっ。……とにかく、水野谷の好きなようにさせるなよ』
杉下山女魚:「ここにいなくても、一人でも多く味方がいてくれるって思うだけでも、ちょっと前向きになれるのよ」
杉下山女魚:「……そうね」
日比谷:『俺はUGNだ。民間人の平和を守るのが仕事なんだ。お前らに賭けてる。頼んだ』
杉下山女魚:「装備の手配、ありがたくお願いするのよ。日比谷くん、頑張り屋なの知ってるから、期待してる」
日比谷:『う、うるせえっ。切るぞ!……切っ』 た、の言葉はガチャン!という音で途切れた
杉下山女魚:「……よし、じゃあ出発なのよ~」
杉下山女魚:携帯を懐に納めて歩き出す
祟ヶ原 坤:「お前は気立てが良くていいな…」
杉下山女魚:「そうかな~ウチあの人好きよ~」
紀野杏奈:「へえー、結構意外!」
祟ヶ原 坤:「…お前の趣味が今まで一番分からん……」不思議なものを見る眼
煙山 純一:「…色々聞きたいですけど、後にしときますよ」
GM:他になにもなければ、手番は煙山くんへ。
GM:好きな行動にぶつかっていってくれたまえ!
煙山 純一:うむむ
煙山 純一:では《意思》で進行を!
GM:どうぞ!
煙山 純一:4dx+2>=13
DoubleCross : (4R10+2[10]>=13) → 7[1,5,7,7]+2 → 9 → 失敗

煙山 純一:ぐぬぬ
杉下山女魚:惜しい
GM:どうしやすか?
煙山 純一:では早速ですが薊さんに協力願います
GM:OK。
GM:では、この異様な脱力感の発生原因であるアマテラスへ、
GM:薊チャンがマシンガンを撃ち込んで足止めします。
GM:進行値 11/13
煙山 純一:「薊さん!」
杉下薊:「……よっしゃ! あたしもようやく出番ってわけだな? 煙山純一!」
煙山 純一:「はい、頼みます!」
杉下薊:「任せとけ……って!」 両手にマシンガンを保持して乱射!攻撃力はともかく、進みにくい!
杉下薊:「先に行っときな。あとで追いかけるから……さ!」
煙山 純一:「ええ…そちらも気を付けて!」
煙山 純一:脱力感に抗いながら、先へと進む
杉下薊:「得意なんだって、あたし、こういうの! ……山女魚をよろしくな」
杉下薊:「あいつ、かなり天然でアホだから!」
煙山 純一:「…そう、ですね。そうかもしれません」
煙山 純一:「任されました」
GM:他になにもなければ、手番終了です!
煙山 純一:では以上で
GM:それじゃあ、水野谷くん!
GM:またしても深い霧が立ち込める。それは杉下山女魚を覆い隠していく。
GM:山女魚さんは周囲とのつながりが希薄になっていくのを感じるだろう。
杉下山女魚:「……!」
杉下山女魚:一瞬、声を上げようとするが
杉下山女魚:噛み殺し、無言で消えていく
GM:ならば、きみは近づいていくる存在の気配を感じるだろう。
GM:よく知っている気配だ。声をかけてもいいし、向こうから接触してくるのを待ってもいい。
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:ジャキッ
GM:水野谷くんも声をかけてもいいし、待っていてもいい。
杉下山女魚:両手に鎌を出現させ
杉下山女魚:先制攻撃を加えます
杉下山女魚:気配の方に鎌を投げつけ、薙ぎ払う!
水野谷颯:「はー、なるほど」
水野谷颯:「そういうふうに来るんだ。なるほどね」
GM:回避はたやすい。ここは、水野谷くんの空間だ。
杉下山女魚:「……」
水野谷颯:「まあどうせ当たんないことは知っててやったんでしょ?」
杉下山女魚:「一対一…ここで仕留める」
杉下山女魚:「約束通り、殺しに来たのよ」
杉下山女魚:判定します!
杉下山女魚:マジの殺る気でいく
水野谷颯:そもそも別空間にいるのでは?
杉下山女魚:対象が取れなくても
杉下山女魚:とりあえず振る
GM:そうですね。
GM:シーンに登場していないので届かないのですが、
GM:山女魚さんが振りたいのなら、それはまったく問題ありません!
GM:プレイヤーキャラクターとしての権利だ!
杉下山女魚:白兵判定
杉下山女魚:10dx+6
DoubleCross : (10R10+6[10]) → 7[1,2,2,2,3,3,4,5,6,7]+6 → 13

杉下山女魚:低いw
GM:誰だって好きなタイミングで攻撃判定していいんだ! ……でも低いし、そもそも対象が取れていないので
GM:失敗!
杉下山女魚:再び声の方に鎖を振るう
GM:山女魚さんは、攻撃しようとした対象がこの空間に存在していないことを知る
杉下山女魚:空しく空を切るだけだ
杉下山女魚:「……」
水野谷颯:「まー確かに殺してって言ったかも知んないけど」
水野谷颯:「本当に殺意を向けるべきは俺じゃなくない?」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:「じゃあ」
杉下山女魚:「じゃあ…誰?」
杉下山女魚:「貴方が死ねばいいと思っているのは、誰なの」
水野谷颯:「俺をこんな風にしたのは誰だ? こうなったのは何故だ?」
水野谷颯:「俺の両親が死んだのは? 八つ目の母親が死んだのは何故?」
杉下山女魚:「貴方の口から聞きたいのよ。今、貴方の憎しみを」
杉下山女魚:「何故なの?誰なの?」
水野谷颯:「何だと思うって聞いてんの」
杉下山女魚:「答える意味が無いのよ」
水野谷颯:「何故?」
杉下山女魚:「もう貴方が救えないから」
杉下山女魚:「終わってしまったから、終わらせるしかないのよ」
杉下山女魚:「それでも」
杉下山女魚:「ウチは救われたいと思うから、まだ生者の世界にいたいから」
杉下山女魚:「問う権利はあるはずなのよ」
杉下山女魚:「誰を憎んでいるの?」
水野谷颯:「よくわかんない理由だけど考える気がないということはわかった」
水野谷颯:「俺と向き合う気はもうない訳だ。じゃ、いいや」
杉下山女魚:「考えたりしない、答えたりしない」
杉下山女魚:「……殺す」
水野谷颯:「だから俺を殺したって終わんないんだってば」
杉下山女魚:目を見開いて、無表情のまま
杉下山女魚:片目から涙を流す
水野谷颯:「本当に殺意を向けるべき相手が違う」
杉下山女魚:「貴方を殺せば、貴方は終わるのよ」
杉下山女魚:「それで十分」
水野谷颯:「終わんないってば。それはお前が満足するだけだろ……」
水野谷颯:「とにかく、話をしたかったけど話をしようとすると殺されるということがわかったよ」
水野谷颯:「義蜂!」
杉下義蜂:「はい、はいー!」
水野谷颯:「やっぱ会話にならなかったからさ、あいつとお話してあげて」
GM:霧の彼方から、刃の唸る音。山女魚さんは防御してもいいし、かわしてもいい!
水野谷颯:「俺あっち行ってるわ」
杉下山女魚:無表情のまま、鎖で受け止める
杉下山女魚:「………」
杉下義蜂:「ね?」
杉下義蜂:「とっても、かわいそうでしょう? あのひと」
杉下山女魚:「………」
杉下山女魚:「そうね」
杉下山女魚:「可哀想」
杉下義蜂:「あなたと同じくらいかわいそう。……だから、助けてあげたくなってしまうんです」
杉下山女魚:「同じ…ああ…」
杉下山女魚:「そうかもしれないのよ」
杉下山女魚:「初めの杉下…」
杉下山女魚:「やっとあなたの言ってる事、分かったのよ」
杉下義蜂:「認めてしまうあなたがかわいそう。決して認めないあの人もかわいそう……ふふ」
杉下山女魚:「自分がどこにもいないから、生者の世界にも、死者の世界にも」
杉下山女魚:「最初から、自分がただの流れでしかないって全部拒んでしまったから」
杉下山女魚:「……どこにも行けない」
杉下義蜂:「そうですね! みんな、いつか、最後には死ぬのに……なにか意味のあることをしても、そんなのいつか、私と一緒で最後にはゼロになるのに、だから! 助けてあげたくなってしまうんです」
杉下山女魚:「でも…」
杉下山女魚:「あの人は死者の世界に私が連れて行く」
杉下山女魚:「何者でもないままには…させない」
杉下義蜂:「それは」
杉下義蜂:「どうでしょう~? ふふ! 楽しいですねえ!」 近接回し蹴り!きみを吹き飛ばそうとする。
杉下山女魚:「……!」
杉下山女魚:蹴りを食らって、大きく吹き飛ばされるが
杉下山女魚:音も無く着地、制動する
GM:では、きみは霧から抜け出たことを知る。
GM:周りにはだれもいない。虚無的な廃校のグラウンドだ。
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:周囲を見渡して、体を起こす
杉下山女魚:「ふー…」
杉下山女魚:いつも通りのニコニコ顔で、萩原たちとの合流に向かう
GM:こんなところでしょうか?
杉下山女魚:へい!

GM:準備シマス
GM:準備シマシタ
GM:~前回までのあらすじ~
GM:山女魚チャンが追い出された

GM:6ラウンド目。
GM:セットアップ。
GM:山女魚チャンは登場復帰しますか?
杉下山女魚:様子見で!
GM:よろしいでしょう。
GM:このラウンドからアマテラスが動き始めます。
GM:そのほかの方、セットアップの有無を宣言してください!
紀野杏奈:おおう
紀野杏奈:なし!
煙山 純一:んー・・・ここは、まだ様子見で。無しです
GM:祟ヶ原くんもナシかな?
祟ヶ原 坤:なし
GM:OK。ではアマテラスの行動から。
アマテラス:「……ぼくらはもう帰れそうにない」
アマテラス:「だけど、きみたちは――」 後ろから這いずるように近づいてきて、手を伸ばす。
アマテラス:マイナーでダークマター。
アマテラス:メジャーでコンセ+氷の塔+インビジブルハンド+魔王の腕
GM:対象は紀野さん・煙山くん・祟ヶ原くんです。
アマテラス:20dx7+6
DoubleCross : (20R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9]+10[1,4,5,6,8,9,9,10,10]+10[3,4,7,8,8]+10[7,8,10]+6[2,3,6]+6 → 52

紀野杏奈:わお
煙山 純一:うぬう
GM:まとめて死ヒャ!
紀野杏奈:ドッジしてみるしかないよ・・・
GM:命中すると、このFS判定においてはまったく意味ないけど飛行状態が解除され、硬直する
祟ヶ原 坤:ドッジは大事
祟ヶ原 坤:くっ魔王の玉座が…!
祟ヶ原 坤:ともかくドッジ!
紀野杏奈:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 4[3,4]+1 → 5

祟ヶ原 坤:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[5,8] → 8

紀野杏奈:出来るわけがないッ!
煙山 純一:7dx+1 ドッジ
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[3,5,5,5,6,10,10]+8[8,8]+1 → 19

GM:出来るわけが・・・
GM:そしてここにはカバーリングするような輩もいない!
GM:ミンチにしてやる。このダメージで!
アマテラス:6d10+18 ぜんぶ有効
DoubleCross : (6D10+18) → 43[8,9,7,10,3,6]+18 → 61

紀野杏奈:当然死ぬよね!リザレクト!
紀野杏奈:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+8[8] → 87

煙山 純一:リザレクトします
GM:強力な冷気がきみたちを襲う。体内のレネゲイドを凍りつかせるような冷気だ。
煙山 純一:84+1d10
DoubleCross : (84+1D10) → 84+4[4] → 88

祟ヶ原 坤:リザっ
祟ヶ原 坤:75+1d10
DoubleCross : (75+1D10) → 75+1[1] → 76

祟ヶ原 坤:フーッ
紀野杏奈:「う……くぅう……!」
GM:幸運な者もいるようだ……だがHPが削れたことは間違いない。
煙山 純一:「ち…野郎…」
アマテラス:「どこにいる? ……もうよく見えないよ」 這いずりながら、きみたちに近づいてくる。
祟ヶ原 坤:「ぐっ……まだ全然弱体化してないじゃねえかよ…!」
煙山 純一:身体が凍り付くも、瞬時に元に戻す。熱と冷気なら、多少は扱い慣れている
煙山 純一:「…繰り返しやってちゃ持たねぇなこりゃ。いい加減にしてほしいぜ」
スサノオ:「ううぅぅうぉぉおおおおおおぅぅぅ……!」 そして、もう一人。暴風とともに、大きな影が飛びかかってくる。
紀野杏奈:「ほんとだよもう……寒い日ばっかりもううんざりだっての……!」
GM:スサノオの手番。
GM:対象は、
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

GM:紀野チャン……。
紀野杏奈:おおう・・・
スサノオ:マイナーなし。
スサノオ:コンセ+吠えたける爪+さらなる波+音速攻撃。
スサノオ:26dx7+12
DoubleCross : (26R10+12[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,5,5,5,5,6,6,6,6,6,8,8,8,9,10,10,10,10]+10[2,4,7,7,7,9,10,10]+10[3,4,5,7,10,10]+10[3,3,8]+1[1]+12 → 53

紀野杏奈:ドッジ!
GM:どうぞ!
紀野杏奈:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[3,4,7]+1 → 8

紀野杏奈:よけれるかー!
GM:もう一度打ち砕いてやろう
スサノオ:6d10+33 装甲だけ無視
DoubleCross : (6D10+33) → 31[3,1,6,7,6,8]+33 → 64

スサノオ:バックファイアでHP-5
紀野杏奈:装甲などいくらあっても死ぬわい!
紀野杏奈:リザレクト!
紀野杏奈:87+1d10
DoubleCross : (87+1D10) → 87+1[1] → 88

紀野杏奈:せーふせーふ
GM:生み出された暴風が紀野さんを打ち据える。きみの小柄な身体を吹き飛ばすほどの威力。
GM:うぐぐ、運がいい
紀野杏奈:「く、ああっ!!」
煙山 純一:「く………ッ!」吹き飛ばされた杏奈を、吹き飛ばしたスサノオに目を向ける
紀野杏奈:「……台風かって……うんざりだって言ってるじゃんもう……!」まだ喋れるだけの余裕はある
スサノオ:「ひゅうううううううう……」 もとよりこいつは外界をまともに感知できているかあやしい
スサノオ:手当たり次第に破壊しているだけだ。
GM:手番は吹っ飛ばされたばかりの紀野チャンへ移る。
紀野杏奈:さて
GM:進行:11/13

【探索対象地点】
社会科準備室:【精神】難易度:18
空き部屋:《交渉》難易度:16

GM:判定:《意志》 難易度:13 最大達成値:30 完了値:13
支援判定:【精神】(難易度:8)

紀野杏奈:2回目の《インスピレーション》で社会科準備室を開けます!
紀野杏奈:88→90
GM:OK。
”禁傾”:『反応がある。……かなり強力だが、結界だな』
紀野杏奈:「結界……?」
煙山 純一:「結界だって?」
”禁傾”:『よく知っている霊層構造のものだ。”扉”状の出入り口もある。解除するか、杏奈?』
紀野杏奈:「何が入ってるのかわかる?」
”禁傾”:『人間がいる』
紀野杏奈:「人間……」
”禁傾”:『接触するか? 危険性は極小と推測する』
”禁傾”:『ひどく損傷を受けているため、たとえ敵意を持っていたとしても反撃により被害を受ける可能性が少ないという意味だ』
紀野杏奈:「……」自分の勘が囁く。ここは、開くべきだと
紀野杏奈:「開けよう!」
”禁傾”:『了解した。すでに解除完了している』 社会科準備室のドアが、軋んだ音をたてて開く。
GM:がらくた同然の教材で埋まった部屋の奥で、壁に寄りかかっている人影がある。
GM:声をかけてもいいし、襲いかかってもいい。
紀野杏奈:「……そこにいるのは……誰……?」
煙山 純一:杏奈の後ろから中を覗き込んでいる
祟ヶ原乾:「……来てくれたか。どうやら……きわどいところを、助かった」
紀野杏奈:「……!……ししょーの……!」
煙山 純一:「乾さん…!」
祟ヶ原乾:「……すまないが、手を貸してくれないか? ひどくやられた。坤は無事か……?」
祟ヶ原 坤:二人が捜索に出てる間の壁役をしているのでこの場には居ない
紀野杏奈:「もち、無事だよ!今ちょっといないけど……」手を貸す
煙山 純一:二人を守れるよう、背後を向き部屋の外を警戒する
煙山 純一:「それに…巽ちゃんも無事ですよ」
祟ヶ原乾:「巽も。……そうか。それなら、よかったよ。私の悪あがきにも、少しは意味があった」 立ち上がる
祟ヶ原乾:「できればきみたちの戦いにも、手を貸してあげたいんだが……ご覧の通り、無様な状態でね。大したことはできそうにない……」
祟ヶ原乾:「ほんのすこしの手助けだけだ」
煙山 純一:「それだけでもありがたいですよ。この状況じゃ…」
紀野杏奈:「こうして無事だったってだけでも十分すぎるくらいだもんね!」
祟ヶ原乾:「……そう言ってくれるなら、救われるよ。これは、もともと、私たちの失敗だから……本来なら、きみたちに負わせるべきことじゃなかった」
紀野杏奈:「そういうのなしなし!こうみえてもアタシ達、ちゃんと自分で考えてここにいるんだからさ!」
煙山 純一:「杏奈の言う通りですよ。俺達だって、もう当事者なんです」
煙山 純一:「今更、逃げ出せませんよ」
祟ヶ原乾:「考える……か。きみたちの考えも聞けばよかったな。慶太郎さんは、そこのところが……。うん。そうだ」
祟ヶ原乾:「だから、せめて、これが私の精一杯だ」
GM:【助力・祟ヶ原乾】を取得。
GM:祟ヶ原坤:PC一人が受けるダメージを0にする(ダメージロール後、HP減少前に使用)※使い捨て
祟ヶ原 坤:待って
祟ヶ原 坤:親父十分に強くない!?
GM:本来なら刻の棺が使えたはずなのに
GM:使い切ってしまったのでこの有様です
紀野杏奈:それでも頼れるぜ・・・
祟ヶ原乾:「坤に教えた結界術だ。私も一度だけなら役に立てると思う」
祟ヶ原乾:「そして……悪いけど、もう少しだけ休んでから行くよ。きみたちの痕跡なら追える。すまないが、先に行って欲しい」
紀野杏奈:「……無理しないでくださいね、生きて帰らなきゃ」
祟ヶ原乾:「ああ。ごもっともだ。坤を、よろしく頼む」
GM:紀野さんは立ち去ることもできるし、他になにかあればなにかしてもいい。
紀野杏奈:「もっちろん!」
紀野杏奈:この部屋に他になんかあったりするんですか?
GM:壊れた地球儀とかありますよ!
紀野杏奈:おおう・・・
GM:あと、えっと、机とか・・・椅子とか・・・
紀野杏奈:じゃあ、以上で大丈夫デス!
GM:OK。
GM:では紀野さんは部屋を後にする。
GM:手番は外で頑張ってた祟ヶ原くんに移る。どうぞ!
祟ヶ原 坤:フンフン!
祟ヶ原 坤:後は空き部屋か…
GM:無理に開けなくてもいいし、無理に開けてもいい
祟ヶ原 坤:山女魚ちゃんと煙山君が残りの判定やるだろうし
祟ヶ原 坤:あ、山女魚ちゃんいないのか…煙山君残りの判定出来る?
煙山 純一:意思ならクリティカルすれば・・・
祟ヶ原 坤:それはこちらも同じ…なら、挑んでみましょう空き教室
祟ヶ原 坤:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[4,6] → 6

祟ヶ原 坤:全然駄目でした!
GM:はいッ
祟ヶ原 坤:煙山くんにパス!
GM:きみは空き教室の前でうろうろするだけに終わった。何かがありそうな気もしないでもないのだが・・・
煙山 純一:えーと…空き部屋ですかね
煙山 純一:交渉は厳しい・・・
祟ヶ原 坤:もう進行してもいい気もする
煙山 純一:ダメもとで部屋を調べてみます!交渉!
GM:どうぞ!
煙山 純一:4dx>=16
DoubleCross : (4R10[10]>=16) → 7[3,5,7,7] → 7 → 失敗

煙山 純一:ぐぬぬ
祟ヶ原 坤:ダメ元ダメ元
GM:では、きみも空き部屋っぽい空間の前でうろうろしただけだ。
煙山 純一:((…何かあると思ったんだけどな…))うろうろ
GM:そんではここでクリンナップ。
GM:ちょっと待ってね!
GM:よし、ここは祟ヶ原くんを追放しよう。Eロイス《異界の聖域》。
GM:煙山くんと紀野さんの傍らにいたはずの、祟ヶ原くんの姿が霧に包まれて消える。
祟ヶ原 坤:ウゲーッ
GM:シーンからの退場だ。
GM:ここは特にイベントとかはない。
GM:あ、いや、うそ! こりつした 煙山くんと紀野さんの前へ、
煙山 純一:ぬ
GM:不定形なぶよぶよした影が姿を現す。人間の形に見えないこともない
紀野杏奈:おっと
紀野杏奈:「……!……なに?……人……?」
ツクヨミ:「……ひゅーっ ひゅうぅ……」
ツクヨミ:発声器官が未形成。だが、徐々に形を取り戻そうと蠢いている。
煙山 純一:「まさか…ツクヨミ、か?」
紀野杏奈:「……ツクヨミ……!」
ツクヨミ:具体的には、この次の、次のラウンドから動き出すだろう。
GM:なので、ここはしめやかに次のラウンドへ。

GM:第7ラウンド。セットアップ。
GM:祟ヶ原くんと山女魚チャンはどうします?
杉下山女魚:戻る!
杉下山女魚:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 7[7]+80 → 87

杉下山女魚:ぐえー
祟ヶ原 坤:うーん、出るか!
祟ヶ原 坤:タゲは散らさねば
祟ヶ原 坤:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+10[10] → 86

祟ヶ原 坤:ギャーッ!
GM:そろそろそういう出目も出る頃だと思っていました
GM:紀野さんと煙山くんはセットアップありますか?
紀野杏奈:ナイデース
煙山 純一:むう・・・無しで
GM:はい!
GM:では、アマテラスからの手番だ。吹き飛んでもらうぜ!
アマテラス:「冬の世界が呼ぶ……」 追いすがるアマテラスが片手を差し伸べる。
アマテラス:マイナーでダークマター。
アマテラス:メジャーでコンセ+氷の塔+インビジブルハンド+魔王の腕。対象はPC4人全員。
アマテラス:20dx7+6
DoubleCross : (20R10+6[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,6,7,7,7,8,8,10,10,10]+10[1,6,7,7,8,8,9,10]+10[1,2,4,6,6,9]+5[5]+6 → 41

GM:はい!対処せよ。
煙山 純一:7dx+1 ドッジ
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[3,3,5,9,9,9,10]+2[2]+1 → 13

紀野杏奈:3dx+1 ドッジ
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[1,4,5]+1 → 6

祟ヶ原 坤:2dx ドッジ
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[4,6] → 6

杉下山女魚:ガード!
杉下山女魚:んでもって紀野チャンをカバーリングだ!
紀野杏奈:せんきゅー!
GM:よろしい。ではダメージを与えよう!
杉下山女魚:崩れずの群れ!
アマテラス:5d10+18 すべて有効。
DoubleCross : (5D10+18) → 32[7,9,6,2,8]+18 → 50

煙山 純一:耐えきれず!リザレクトします!
杉下山女魚:34-2d10
DoubleCross : (34-2D10) → 34-5[2,3] → 29

杉下山女魚:クソ高い!
アマテラス:凍てつく冷気がレネゲイドの活動すら停滞させる。
杉下山女魚:でも耐えるぜ残り24!
祟ヶ原 坤:リザっ
煙山 純一:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+10[10] → 98

祟ヶ原 坤:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+7[7] → 93

祟ヶ原 坤:ごぶう
アマテラス:「……誰かいるのか? そこに? 見えない……聞こえない」
杉下山女魚:ではその吹雪の中
杉下山女魚:虚空から現れ杏奈ちゃんの前に立ちふさがる!
紀野杏奈:「……ヤメちゃん!」
杉下山女魚:「ふー…大丈夫?」
杉下山女魚:「ごめんね、ちょっとヤボ用だったのよ」
煙山 純一:握る剣の炎で冷気に対抗する・・・が、それでも防ぎきれない
煙山 純一:「結構戻ってこないんで心配でしたよ…」
祟ヶ原 坤:防御態勢を取るが虚空に飲まれ、対応が遅れてしまった
杉下山女魚:「……大丈夫、一人でやられたりはしないのよ」
煙山 純一:「で、増えてるアレがツクヨミ…らしいです」ツクヨミらしきものを指差す
アマテラス:「どこだ? スサノオ。ツクヨミ。……どこに……」
ツクヨミ:ツクヨミはごぼごぼと泡立っている
杉下山女魚:「……あの人たちも、可哀想なのよ」
紀野杏奈:「……うん……わかるよ」
杉下山女魚:「ただ役目を果たすために生み出されて、それが今は歪められている…」
祟ヶ原 坤:「ゴホッ……お前達、戻ってたのか…?準備室には何があった?」
紀野杏奈:「あっ、ししょー!ししょーパパ見つけたよ!!助けてくれるって!」
祟ヶ原 坤:「……親父が!?」
杉下山女魚:「へぇ~、それは僥倖なのよ」
煙山 純一:「ええ。なんとか無事でしたよ」
紀野杏奈:「ちゃんと一緒に帰るって約束も代わりにとりつけといたかんね」
祟ヶ原 坤:緩みそうになる頬を引き締め直しつつ
祟ヶ原 坤:「恩に着る……これで、後ろは心配する必要は無くなった」
杉下山女魚:「こうやって妨害がキツくなってるって事は」
祟ヶ原 坤:「後ろに親父がいてくれる。俺は、こっから前だけ見ていける!」
杉下山女魚:「きっとこの先に、核心が…あのジャームがいるはずなのよ」
杉下山女魚:「…進もっか」
煙山 純一:「…はい」
スサノオ:「すうぅぅぉおおおおおおおおあああああああああ!」
紀野杏奈:「……その前に、またあいつが来るよ……!」
GM:では、進もうとした君たちの前に、乱暴に壁を破壊しながら巨漢が飛び出してくる。
GM:そろそろ標的を選ぼう。山女魚さんだ。
GM:ミンチにしてやるッ
スサノオ:マイナーなし。
杉下山女魚:きやがれっ!
スサノオ:コンセ+吠えたける爪+さらなる波+音速攻撃
スサノオ:26dx7+12
DoubleCross : (26R10+12[7]) → 10[1,2,2,2,4,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,2,2,3,3,5,6,7,7,9,10,10]+10[2,3,8,8,10]+10[2,8,8]+6[3,6]+12 → 58

GM:対応せよ
杉下山女魚:ガードじゃおどれ!
GM:ダメージ!くらえっ
GM:6d10+33 装甲無視
DoubleCross : (6D10+33) → 39[8,10,4,4,10,3]+33 → 72

GM:アマテラスとは一味違う破壊力
杉下山女魚:どう防いでも死ぬ!リザレ!
杉下山女魚:90+1d10
DoubleCross : (90+1D10) → 90+3[3] → 93

杉下山女魚:ふぃー
GM:OK。
GM:強烈に圧縮された嵐が、山女魚チャンを直撃。
杉下山女魚:「…っ…結構キミとも長い付き合いやけど~…」
スサノオ:「ひゅるる……」
杉下山女魚:「そろそろ勘弁して欲しいのよ~…あんまり好みでもないし~」
杉下山女魚:受け身を取り、苦笑しつつ立ち上がる
スサノオ:「……ぉぉぉ……」 やけに遠くから聞こえる風の音のような声。それだけだ。
GM:それではカバーリングされた紀野さんの手番からです。
GM:どうぞ~
スサノオ:あ、バックファイアでさらにHP-5。どんどんからだが崩壊してきたぞ・・・
GM:エアロドライブのダメージやばいな
GM:このエフェクトをまともに運用するのにまず一苦労・・・
紀野杏奈:空き部屋調べます!
紀野杏奈:4dx=>16
DoubleCross : (4R10[10]>=16) → 8[1,6,7,8] → 8 → 失敗

紀野杏奈:ぐぬぬ
GM:ヒャァ!残念。
GM:なんかありそうな気はするんだけど、よくわからない。
GM:手番は祟ヶ原くんへ。
祟ヶ原 坤:待機!
GM:では、手番は山女魚チャンへ。
杉下山女魚:挑戦!空き部屋!
GM:どうぞー
杉下山女魚:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 4[2,4,4] → 4

GM:はい。
杉下山女魚:まるでダメ!交渉の余地なし!
GM:なんかあるような・・・ないような・・・気のせいかも・・・。
杉下山女魚:煙山くんたのんだ!
煙山 純一:では同じく空き部屋を
GM:煙山くんどうぞ
煙山 純一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,2,8,10]+1[1] → 11

煙山 純一:むう・・・
祟ヶ原 坤:くっ
杉下山女魚:惜しい
祟ヶ原 坤:妖精という手もあるが
GM:回ったが、無理!妖精などありますか?
杉下山女魚:うーん
煙山 純一:何回でしたっけ?
祟ヶ原 坤:レベラップで3回
紀野杏奈:うーむ
杉下山女魚:やめときましょう
杉下山女魚:妖精は今回の戦闘だと
杉下山女魚:あると嬉しいじゃなく
煙山 純一:無いと厳しい
杉下山女魚:無いとダメなので
杉下山女魚:イエス
祟ヶ原 坤:ぐむう
祟ヶ原 坤:では妖精はナシ!
GM:では、待機してた煙山くんかな?
GM:どうぞ!
煙山 純一:師匠頼みました
祟ヶ原 坤:進行行きます
祟ヶ原 坤:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[1,4,4,4,7,7,8]+1 → 9

祟ヶ原 坤:ううう
杉下山女魚:ぐえええー
杉下山女魚:そう来たかーッ
GM:妖精はいかがしますか?
祟ヶ原 坤:意思13か…
GM:言っておくが、次のラウンドからは容赦なく3匹が殴ってきます
杉下山女魚:もうこうなったらしょうがない
杉下山女魚:妖精切りましょう!事故はしょうがない!
祟ヶ原 坤:すまぬ…こんなとこで…
祟ヶ原 坤:《妖精の手》!
祟ヶ原 坤:侵蝕93→99
祟ヶ原 坤:1dx+11
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 4[4]+11 → 15

GM:危なかったが、悠々と成功の値!
GM:進行値+2、FS判定終了です。
杉下山女魚:ふー…
GM:祟ヶ原くんは、屋上へと続く階段を見つけることができる。
GM:この先に、間違いなく誰かが待っている。
祟ヶ原 坤:「……こいつの出番か」札を生み出す。水野谷の魔道書の表紙と似た意匠がある
祟ヶ原 坤:札を開放し、空間内の”道”を自分の感覚へフィードバックする。結界に干渉したのだ
GM:追いすがる不定形の者たちも、その階段に近づこうとはしない。
祟ヶ原 坤:「……よし、こっちだ。急ぐぞ!」全員に声をかけ走りだす
紀野杏奈:「……うん、行こう!」
杉下山女魚:「いい仕事なのよ~」
杉下山女魚:周囲を警戒しつつ階段を上っていく
煙山 純一:「よし…!」伸びる剣で敵を牽制しつつ、階段へと走る
GM:駆け上るならシーンが切れる。だが、ここはクライマックス前のシーンなので、
GM:個別に会話したいこととかあれば、いま!このタイミングでやっておくべきだろう!
GM:何かあるなら、ご申告をお願いします。
杉下山女魚:あ
杉下山女魚:じゃあ応急手当使いたい!
杉下山女魚:そして買いたい!
GM:応急手当!どうぞ!
杉下山女魚:まず2個使用!
祟ヶ原 坤:体力があればあるほど強いタイプだからな…
杉下山女魚:3+4d10
DoubleCross : (3+4D10) → 3+21[6,3,4,8] → 24

杉下山女魚:オーケー
紀野杏奈:私達の体力なんてぶっちゃけ飾りみたいなものですがヤメちゃんは違う・・・
GM:調達は、日比谷くんの力を通してのみ可能です。
杉下山女魚:じゃあ日比谷くんも使用!購入判定!
杉下山女魚:3dx+5
DoubleCross : (3R10+5[10]) → 9[4,6,9]+5 → 14

杉下山女魚:購入!即使用!
杉下山女魚:2d10+24
DoubleCross : (2D10+24) → 13[5,8]+24 → 37

杉下山女魚:じわじわ回復
祟ヶ原 坤:俺の応急手当も使うんじゃ
杉下山女魚:ありがとナス!
杉下山女魚:37+2d10
DoubleCross : (37+2D10) → 37+16[10,6] → 53

紀野杏奈:私のもどうぞ!
杉下山女魚:やったぜ!ユウジョウ!
煙山 純一:ならば私のも提供致しましょう
杉下山女魚:53+2d10
DoubleCross : (53+2D10) → 53+10[3,7] → 63

杉下山女魚:ヤッター!
杉下山女魚:63+2d10
DoubleCross : (63+2D10) → 63+10[3,7] → 73

杉下山女魚:皆のおかげで概ね全快!
日比谷:『……俺の手番だな』
日比谷:『そっちに送る。使え。世界の日常は、いま……俺たちに託されてる』
杉下山女魚:「ありがとう…大事に使わせてもらうのよ」
杉下山女魚:「もしこのまま通信が途切れるような事があったら」
杉下山女魚:「……あとの事は日比谷くんたち、UGNに任せるのよ」
日比谷:『……不吉なことを言うな。やめてくれ』
杉下山女魚:「これまで好き勝手にやってきて、今更身勝手な話やけど…大事な事なのよ」
杉下山女魚:「でしょう?」
日比谷:『……UGNはみんなを守るためにいるんだ。そうじゃなきゃ意味がない』
杉下山女魚:「……」
日比谷:『だから、通信が途切れるようなことが……あったら。俺……いや、俺たちUGNが助けに行く。オーヴァードはそう簡単に死なないんだ……!』
杉下山女魚:「……そっか、そうね」
杉下山女魚:「分かった、もしもその時は…待ってるのよ、日比谷くん」
日比谷:『……そうしてくれ。俺だって……。……。……切るぞ。もう進むときだ』
日比谷:『行ってくれ。すまない。頼む』
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:通話を切って、携帯を懐に納めます
杉下山女魚:という事で日比谷くんからの補給物資やみんなのパワーで回復したぞ!
紀野杏奈:「……いろいろあったけど、なんだかんだあいつもいいやつだよね」
煙山 純一:「だな…まあ、本当に色々あったけど」
杉下山女魚:「…そうね…色々」
祟ヶ原 坤:「あいつなりにやるべきことをやってるつもりではあるからな…」
杉下山女魚:「…でも今は皆が一つなのよ」
杉下山女魚:「これだけの人の力と気持ちがあったら…なんとかなるのよ、きっと」

GM:では、山女魚ちゃんとパパ・薊ちゃんの会話からいきましょう。
杉下山女魚:「お目付け様、薊ちゃん」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:少しだけ俯き、逡巡して、言葉を続ける
杉下山女魚:「あの人の事…どう思っていましたか」
萩村慶太郎:「……」
杉下薊:「あたしが? あの人のことを? ……ふん!」
杉下薊:「知ってるだろ。……ちょっとだけ好きだったさ」
杉下山女魚:「……うん」
萩村慶太郎:「……」 黙って聞いている
杉下薊:「お前はどうなんだよ! 山女魚!」
杉下山女魚:「!」
杉下山女魚:「……私は」
杉下山女魚:「どうだったんかな…今はもう分からない…でも」
杉下山女魚:「ううん、きっと好きだった…あの人と家族になりたかった」
萩村慶太郎:「家族か」
杉下薊:「お前って、そういうところあるよな……すぐ調子に乗る。恐れ多いよ……ずっとそう思ってた。あたしにとっては」
杉下山女魚:「……役割のための歪なつながりでも」
杉下山女魚:「傍に居続ければ何か…それ以外のつながりも手に入れられるかもしれないって…」
杉下山女魚:「…そうね…恐れ多かったのよ…それに恥知らずだった」
杉下山女魚:「私は結局…それでも…拾われた恩の方が大切だった」
萩村慶太郎:「……恩。そう思うか?」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:「お目付け様…私は」
萩村慶太郎:「俺にしても、結局のところ、肥大化した自意識に振り回されただけだ。そういうことになるだろう。……あまりにも馬鹿げたやり方だった」
杉下山女魚:「……」
萩村慶太郎:「だが、自意識を肥大化させた愚かな行動を、しない者がいるのか? ……そんなやつは、よほど付き合いづらい類の、ひねくれものに違いない」
萩村慶太郎:「俺も、お前たちも、颯も、なにか違うところがあるわけではないと思っている。愚行の結末は、なんらかの形でつけねばならないにしろ……いまでは、そう考えている」
杉下山女魚:「私たちは、手段も経過も間違っていたんだと思います…全部ちぐはぐで、噛み合わなくって」
杉下山女魚:「でも…根元だけは…それがただの妄執や自意識でも…否定したくない」
杉下山女魚:「私には…やっぱり恩です。お目付け様」
萩村慶太郎:「そうかもしれんな。お前がそう決めるなら、それはお前にとっての真実以外の何者でもあるまい」
杉下山女魚:「どんなに呪わしい生であっても…無かった事にはしたくない」
杉下山女魚:「選んでもらった事を」
杉下山女魚:「……だから、最期まで、山女魚は山女魚でいます」
萩村慶太郎:「ふむ。……ならば、あとはそれをどう通すか、だ。俺には俺の真実もある」
萩村慶太郎:「いずれにせよ、俺は謝るまいと決めた。あのときから、そうするべきだったのだ。だから、行く」
杉下薊:「……話とか難しくてよくわかんないけどさ」
杉下薊:「私が手伝えるのは、このあたりまでだ。あと、頼んだぜ、山女魚」
杉下山女魚:「ありがとう、薊ちゃん」
杉下山女魚:「……あのね」
杉下山女魚:「あの……」
杉下薊:「なんだよ……」
杉下山女魚:「…ウチら、友達かな?」
杉下薊:「傷ついちゃうだろ……それは。あたしはそう信じてたんだけど?」
杉下山女魚:「よかった…」
杉下山女魚:「今度は図々しくなかったのよ」
杉下薊:「ふん! さっさと行けよ! そっちはお前に譲ってやる」
杉下山女魚:「…うん、行ってくるのよ」
杉下山女魚:振り返って荻村さんの後に付いていく
GM:こんなところですかね!
杉下山女魚:へい!

GM:祟ヶ原くんとお父さんのシーン。
GM:どうしようかな。お父さんがふらふらと追いついてくることにしよう
祟ヶ原 坤:今にも倒れそうなその姿を認める
祟ヶ原 坤:「……死ににいくわけじゃねえんだからな。無理だけはするなよ」
祟ヶ原乾:「……わかっている」
祟ヶ原乾:「ただ刺し違えるよりも、生きて帰る方が、ずっと難しい」
祟ヶ原 坤:「だけど、死んだって何の解決にもなりゃしねえ。…だよな。」
祟ヶ原乾:「……今年の春よりも、ずっといい顔になってきたな」
祟ヶ原乾:「気負いすぎない方がいい。どんなときでも」
祟ヶ原 坤:「ちょっとは将来の事も真面目に考えたくなったんだよ」
祟ヶ原 坤:「ここが終わったとしても、結局俺達全員が変わらなきゃ、また同じようなことが起きる。」
祟ヶ原乾:「ああ……お前を自由にしてやりたいと思った。でも、お前はもともと自由だったな。親というのは、そのことを忘れる」
祟ヶ原乾:「よく考えてもいいし、よく考えなくてもいい。お前はただ、やりたいことをやってくれ」
祟ヶ原 坤:「……ああ。今は」
祟ヶ原 坤:「前だけ向いてる。間違いかどうかは色々考えたが、迷ってるだけじゃ何も始まらないって思ったんだ」
祟ヶ原乾:「それでいい。……いや。それでいいのかもしれないし、そうでないかもしれない」
祟ヶ原 坤:「正しいかどうか、これからも悩まなきゃいけないってわかってる…けど、理解してから進んでからはもう遅い。これだけは言える」
祟ヶ原乾:「そうだな……」
祟ヶ原乾:「お前は、お前の失敗と成功を積み重ねていけばいい。私も、私のやるべきと信じることを、これからやる」
祟ヶ原 坤:飲み込むように頷く。
祟ヶ原 坤:「…さあ、ケジメつけねえとな…水野谷……!」
GM:こんなところでしょうか!
祟ヶ原 坤:OKデス!

GM:紀野さんと煙山くんは階段を昇る。
GM:老朽化した、軋む階段。
GM:きみたちはどこか不吉な音を響かせる階段を昇りながら、会話を交わすことができるだろう。
GM:自由にお話が可能だ。
煙山 純一:剣は先程の攻防で削られ、今は消滅している
紀野杏奈:「……」弓の調子を確認しつつ歩いている
紀野杏奈:「なんかさ……変な感じだよね、未だにさ」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「え、あ?」
煙山 純一:「…何が、変だって?」
紀野杏奈:「だーって、アタシ達って普通の高校生だったはずじゃん?でもいつのまにかこんなことになってさ……それも、今は流されるんじゃなくて、自分の意思でここに来てるんだよ」
煙山 純一:「そうだな…思い返してみれば、春にこっちに越してきてから色々ありすぎた」
煙山 純一:「…そういや、俺達まだ知り合って1年も経ってないんだよな」
紀野杏奈:「それね、まだ一年経ってないんだよ、それも不思議」
煙山 純一:「なんか随分と長い間一緒にいたような気もするぜ」
紀野杏奈:「ほんとにね」にへへと笑う
紀野杏奈:「……逆にさ、こういうことがなかったらどうだったんだろ」
紀野杏奈:「アタシとじゅんちって、接点出来たと思う?」
煙山 純一:「ん?そうだな…」
煙山 純一:「まあ、クラスは一緒だから少しはあったんだろうけど…」
煙山 純一:「…どうだろうな。クラスメイトD、ぐらいで終わってたかもな」
紀野杏奈:「だよねー、アタシもそんな気がする」
紀野杏奈:「……なんかさ」
煙山 純一:「ん?」
紀野杏奈:「のんやんはもっと普通の高校生でいたかったはずで、でも、そうでなくなっちゃったから出会ったアタシらもいるわけでさ」
煙山 純一:「………ああ」
紀野杏奈:「……なんかさ、ままならないっていうかさ……」
紀野杏奈:「アタシ達がのんやんをもっと変えられれば、なんて思いあがりなのかもしれないけど」
煙山 純一:「…なんだろうなあ」
煙山 純一:「俺…なんていうかさ」
紀野杏奈:「……うん」
煙山 純一:「あの3人…特に、颯さんはなんか、こう」
煙山 純一:「"遠い"…っていうか、どこかそんな感じに考えてたのかもしれない」
煙山 純一:「あの人たちと比べて、自分のことが不安になることはあっても」
煙山 純一:「…あの人たちなら、大丈夫だろう…みたいなとこ、あったんだと思う」
紀野杏奈:「……アタシも、そうかも」
煙山 純一:「そんなだから、あの時に何も言うことが出てこなかったんだろうな」
煙山 純一:「…『困ったらちゃんと頼れ』とか言っておいてさ」
煙山 純一:「頼れるような奴じゃなかったんだよ、俺」
紀野杏奈:「……今からしにいくことってさ、のんやんを倒すってことなのかもしれないけど」
紀野杏奈:「アタシは、のんやんを止めるって、そういう気持ちでいくって、そう決めた」
煙山 純一:「そうか…」
煙山 純一:「俺は、その…あー」ガリガリと頭をかく
煙山 純一:「ケジメ、とかかな…」
紀野杏奈:「そっか……」
煙山 純一:「颯さんのことだけじゃなくてさ」
煙山 純一:「今までこの寄上で続いてきた戦いに巻き込まれて、寄り代になって」
煙山 純一:「色々やってやられて…それで今、この状況でさ」
煙山 純一:「俺がここでやらなくちゃ…その、なんだ」
煙山 純一:上だの下だの、壁だのを何度か見て、それから
煙山 純一:「…"かっこ悪い"、だろ?」
紀野杏奈:「……ふふっ」
煙山 純一:「な、なんだよ!笑うことないだろ!」
煙山 純一:「部長は笑わなかったぞ!?」
紀野杏奈:「違うって……なんか、さ」
紀野杏奈:「安心しちゃって」
煙山 純一:「え?」
紀野杏奈:「ねえ、じゅんち」
煙山 純一:「…なんだよ」
紀野杏奈:「10月21日」
紀野杏奈:「アタシの誕生日」
煙山 純一:ピクッと眉が動く
煙山 純一:「…お、おう」
紀野杏奈:「祝ってよ、絶対」
紀野杏奈:「戦い終わって、一緒に帰って、それで」
紀野杏奈:「……出来れば、二人で」
煙山 純一:「ふ…二人で?」
紀野杏奈:「だめ?」
煙山 純一:「…まさか」
紀野杏奈:「じゃあ、約束」
煙山 純一:「ああ、約束だ」
紀野杏奈:「……アタシは、頼りにしてるから、さ」
煙山 純一:「そりゃ…なんだ。俺もだ、お互い様だよ」
紀野杏奈:「……うん」
煙山 純一:「じゃあ…行くか」
煙山 純一:「後は戦いが終わらせて、ゆっくり話そうぜ」
紀野杏奈:「うん、行こう」
煙山 純一:「後は戦い終わらせて、ゆっくり話そうぜ」
紀野杏奈:じゅんち/煙山純一/幸福感○/不安/ Sロイスで取得
GM:OK!

GM:教室。
GM:廃校を思わせる、内装の老朽は、闇の中でもはっきりとわかる。
GM:その闇を、乾いた冬の冷気が満たしていた。
水野谷颯:「ねえ、聞いてよ」
水野谷颯:虚空に話し掛ける
水野谷颯:「結局最後まで祟ヶ原は俺と向き合ってくれなかったよ」
水野谷颯:「最後まで俺の言葉で傷つくまいと保身の姿勢を取ったわけだ」
水野谷颯:「………」
水野谷颯:「あいつに理解を求め、理解されることに執着したのはきっと」
水野谷颯:「あいつに理解してもらえなかったら、もう誰も理解してくれる人がいないからだったのかもしれない」
水野谷颯:「でも俺も間違っていたんだ」
水野谷颯:「俺は結局最後まで、祟ヶ原に求めることしかしなかった」
水野谷颯:「何も与えることもなく、ひたすらに理解を求めただけだった」
水野谷颯:「そんなんじゃ理解してもらえるわけがないよね」
水野谷颯:「……」
水野谷颯:「山女魚にしたってそうだ」
水野谷颯:「俺はずっと、山女魚は俺を選んでくれると思っていた。何の疑いもなく、漠然と、当たり前のように」
水野谷颯:「だからちゃんと口にしていないんだ」
水野谷颯:「家よりも俺を選んでくれってちゃんと言ってない」
水野谷颯:「……こうなったのは結局、俺自身の弱さのせいなんだ」
水野谷颯:「俺の弱さでみんなを振り回した」
水野谷颯:「だから」
水野谷颯:「なんで」
水野谷颯:「俺がこんな思いしなければいけないんだよッッ!!」 ガッ!
水野谷颯:机を蹴り飛ばす
GM:机が床に転がる。
GM:木の罅ぜる脆い音が残響した。
水野谷颯:「つーかお前なめてんのか? お前何なんだよ」
水野谷颯:「俺をこんな風にしたのは誰だ? こうなったのは何故だ?」
水野谷颯:「俺の両親が死んだのは? 八ツ目の母親が死んだのは何故?」
水野谷颯:「慶太郎が妻と俺の両親を殺したのは何故だ!」
GM:声は残響だけ残す。
水野谷颯:「……茅ノ輪なんていうシステムがあるのがいけない」
水野谷颯:「俺が死んだって同じことだ。そう、同じ。また繰り返す」
水野谷颯:「…………」
宇野森唯:「…………」
宇野森唯:「…………怒ってるんですよね」
宇野森唯:聞き方は控えめだが、恐怖らしきものは感じられない。
宇野森唯:教室の片隅から声が聞こえた。
水野谷颯:「まあね」
水野谷颯:振り返らない
水野谷颯:「あんたのこと殺せばさあ、あいつら俺のこときっちり殺してくれると思うんだよね」
水野谷颯:「怒りもまた力だ」
宇野森唯:「……そうでしょうか」 怯えた様子はない
水野谷颯:「あんたはどう思ってるの?」 振り返る
宇野森唯:「……先輩は、その……死ぬことが望みなんですか?」
水野谷颯:「望みっていうか、やりたいことやった結果がそうなるだけかな」
宇野森唯:「結果……。私は先輩のことを、ずっと怖そうな人だと思ってました。祟ヶ原先輩よりも、ずっと。でも……いまは、なぜかわからないけど」
宇野森唯:「怖くありません。でも、遠く感じます。怖そうだったときよりもずっと」
水野谷颯:「結局ね、俺はあいつらのこと恨んでるんだよ」
水野谷颯:「この手でどうにかしてやんないと、気が済まないんだ」
水野谷颯:「復讐と言ってもいいかもしれない」
水野谷颯:「以前の俺ならその感情を押し込めることも出来た」
水野谷颯:「今は出来ない」
宇野森唯:「……復讐」
水野谷颯:「そんなに深刻なことじゃない。ただ思い切りぶん殴りたいだけ」
水野谷颯:「だけどぶん殴ってハイ仲直り、とは行かないのが復讐だ」
宇野森唯:「それだけで終わることができたら……。あのときは、まだ……」
宇野森唯:「なんで先輩は、もっとみんなと相談してくれなかったんですか!」
水野谷颯:「巻き込みたくなかったから。巻き込むなら関係者だけでいい」
水野谷颯:「その関係者はああだったわけだ」
宇野森唯:「……先輩、こんなこといまさら言ってる私にも……きっと腹を立てると思いますけど」
宇野森唯:「私だって怒ってるんです。本当に、もっとちゃんと……いろいろできたと思うのに」
宇野森唯:「怒りが力になるって、さっき言いましたけど……私はこんなに怒ってるのに、ぜんぜん、なにもできません……」
水野谷颯:「出来るんじゃない? 色々。やる気になれば」
水野谷颯:「俺と違ってあんたは縛られてたわけじゃない。やろうと思えばなんだって出来る」
宇野森唯:「……できることなんて」
宇野森唯:「私の力は、壊すだけなんです。それがわかるんです」
水野谷颯:「あんたなら、やろうと思えば日常にだって帰ることが出来る」
水野谷颯:ここから秘話で会話するぞ
GM:OK。秘話での会話となります。

クライマックス

GM:クライマックスです。
GM:全員登場をお願いします。
杉下山女魚:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 7[7]+93 → 100

杉下山女魚:ぐわああ
煙山 純一:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+7[7] → 105

煙山 純一:グワーッ!
祟ヶ原 坤:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+2[2] → 101

祟ヶ原 坤:アバーッ!
GM:みんな都合よく100%を超えるがいい・・・
紀野杏奈:90+1d10
DoubleCross : (90+1D10) → 90+7[7] → 97

GM:OK。

GM:きみたちは長く老朽化した階段を上り、屋上にたどり着く。
GM:古ぼけたドアがあり、きみたちの行く手を塞いでいる。
GM:きみたちはこのドアを開けてもいいし、破壊してもいい。無視して帰ってもいい。
GM:だが、この先に誰かがいることは確実だろう。どうするかは、きみたちが決めるべきだ。
杉下山女魚:ぶち抜きましょう
祟ヶ原 坤:ゆけっ煙山!
GM:ビームだ
煙山 純一:ビームは無理だけど!
紀野杏奈:じゅんちビーム!
煙山 純一:「…よし」パン、と両手で顔を叩き、ドアの前に踏み出す
GM:ドアはいかにも脆そうに見える。
煙山 純一:《炎の理》で、強く握った拳に炎を纏わせる
煙山 純一:せっかくなので白兵で振ってみてもいいですか
GM:どうぞ!
煙山 純一:景気づけにガツンといきたい
煙山 純一:8dx+8
DoubleCross : (8R10+8[10]) → 8[1,1,4,4,5,8,8,8]+8 → 16

煙山 純一:まぁまぁ
GM:クリティカルだ。やったね!
GM:ぶっ飛ばすことも、ぶち壊すこともできる。どっちにしますか?
煙山 純一:壁が見た目通り脆いならぶち破り、もし頑丈ならばぶっ飛ばします!
煙山 純一:炎の拳を、思い切りドアに叩き込む!
GM:では、ドアは炎上し、粉々に吹き飛ぶ。
GM:きみたちの眼前には、夜の校舎の屋上が広がる。
GM:最も目につくのは、屋上の中心に横たわる、大きな肉塊だ。
GM:人型をしているようだが、すべての器官が肥大化・あるいは異形化しており、きみたちの知るあらゆる生き物の特徴と、およそ類似する点はひとつもない。
紀野杏奈:「……なにこれ……!」
GM:そして、その傍らに二人分の影がある。
八木沼静馬:「よお。遅かったな。だいぶ待ってたよ」
杉下山女魚:「……お邪魔するのよ」
GM:片方は”ルートフリック”。八木沼静馬。直接手合わせした煙山は知っているだろう。
杉下山女魚:「八木沼静馬」
煙山 純一:「今度は不意打ちは無しか?"ルーフトリック"」
八木沼静馬:「いやあ――こっちもじゅうぶん働いたからな」
八木沼静馬:「こいつはまだ死ぬほど働くつもりみたいだけど」
杉下義蜂:「あら、どうも~」 笑顔。
GM:もう一方は杉下義蜂。きみたちとは何度も交戦しているはずだ。
祟ヶ原 坤:「…奴は、どこだ」
GM:巨大な怪生物の傍らにいるのは、この二人だけだ。
紀野杏奈:「杉下、義蜂……」
杉下義蜂:「ぜんぜん歓迎できてなくて、ごめんなさい。お茶かお菓子をお出ししたほうがいいんでしょうか……?」
八木沼静馬:「あの小僧なら、散歩にでも行ってるんじゃないか? こんなイカれたやつのお守りをさせやがって。へっへっ」
杉下山女魚:「…そう」
八木沼静馬:「来るか? ん? 誰からだ?」
杉下山女魚:「じゃあ、帰りを待たせてもらうのよ」
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:じり、と二人と距離を測る
八木沼静馬:「帰ってくるかなあ。どうかな? ん?」
煙山 純一:「…茶や菓子の代わりに一つ、聞かせてくれないか」
杉下義蜂:「はい! 義蜂に応えられることなら、なんでも!」
煙山 純一:「…そいつ」右手で、肉塊を指差す
煙山 純一:「なんなんだ?」
杉下義蜂:「はい! かみさまです!」
八木沼静馬:「カミサマなんているわけねーだろ」
煙山 純一:「…まさかと思ったけどな。本当にそいつが」
煙山 純一:「"蕃神"か」
祟ヶ原 坤:「……」結界の準備を仕込む。不意の攻撃を避けるためだ
八木沼静馬:「ジャーム化したクジラとかカバとか、そんなもんじゃないかな?」 こっちも互の距離を探っている
杉下義蜂:「いいえ、神様ですよ。みんなそう言ってました。”蕃神”とは、外なる異界より来る生き物で――」
八木沼静馬:「付き合いきれねぇーよなあ。強力なジャームってことだけは確かだな。正体なんてどうだっていいんだ。どう思う? 煙山純一くんは?」
煙山 純一:「そうだな…」
煙山 純一:「…案外、『本物』かもしれないぜ?」両の手を、握っては開き、開いては握る
八木沼静馬:「かもな。……ま、いいや。やるかァ? ……そろそろ時間だしな。なあ! 大将!」
水野谷颯:八木沼の背後に音もなく現れる
紀野杏奈:「のんやん……」
水野谷颯:「ごめん、遅れた。ゆっちと話し込んじゃってね」
八木沼静馬:「この状況を舐めてるよな、あんたは……」
水野谷颯:「真剣そのものだけど?」
杉下義蜂:「あら、どうも~。お疲れ様でした」
紀野杏奈:「ゆっち、と……!?」
水野谷颯:「紀野さんには言ったよね。彼女死ぬかもしれないよって」
煙山 純一:「…唯が、ここに…?」
水野谷颯:「人質みたいなものだよ。ははは」
杉下山女魚:「……」
祟ヶ原 坤:「人質…」
煙山 純一:「…抵抗したら殺す、ってか?」
八木沼静馬:「いいねえ。悪人みたいな響きだ」
紀野杏奈:「……」
水野谷颯:「そういうことかな。まあせいぜい頑張ってよ。宇野森唯のためにも」
水野谷颯:《ワーディング》張ります
GM:では、衝動判定だ。
紀野杏奈:ひっ衝動判定
GM:難易度は《意志》で11。
祟ヶ原 坤:やはりキツめか
GM:各自対応せよ!
祟ヶ原 坤:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,2,2,3,5,7,10,10]+9[3,9]+1 → 20

紀野杏奈:6dx=>11
DoubleCross : (6R10[10]>=11) → 7[1,2,3,6,6,7] → 7 → 失敗

祟ヶ原 坤:はねのける!
紀野杏奈:ぐぬぬ
煙山 純一:5dx+2>=11
DoubleCross : (5R10+2[10]>=11) → 9[2,3,7,7,9]+2 → 11 → 成功

煙山 純一:耐える!
紀野杏奈:97+2d10
DoubleCross : (97+2D10) → 97+13[5,8] → 110

紀野杏奈:おあーっ
GM:ケヒィーーッ!
煙山 純一:105+2d10
DoubleCross : (105+2D10) → 105+5[2,3] → 110

煙山 純一:おそろ
杉下山女魚:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[3,6,8,8] → 8

杉下山女魚:ぐああーっ
杉下山女魚:2d10+100
DoubleCross : (2D10+100) → 14[9,5]+100 → 114

GM:お命いただきィーーーツ!
祟ヶ原 坤:101+2d10
DoubleCross : (101+2D10) → 101+13[5,8] → 114

祟ヶ原 坤:ぐふっ
GM:OK。
GM:互の位置関係は、こう!王道!
   煙山、紀野、祟ヶ原、杉下
        |
      (10m)
        |
      義蜂、八木沼
       水野谷

紀野杏奈:王道!
GM:コマとかを用意するのでちょっとまってね
GM:よし、用意しました。
GM:順番に解決していきましょう。
GM:まずはセットアップ!人数が多いので、逐次確認していく。
GM:紀野さんのセットアップをどうぞ。
紀野杏奈:ない!今後もセットアップに出来る事などなにひとつないぞ!
GM:はい!
GM:祟ヶ原くんのセットアップどうぞ。
祟ヶ原 坤:しょっぱなはやめとこう!ナシ!
GM:では、八木沼のセットアップ。
八木沼静馬:《サポートデバイス》。ダイスがめっちゃ増える。
紀野杏奈:ひええ
杉下山女魚:ぐぬ
八木沼静馬:「じゃ、はじめるか」 影に現金を投入!
GM:では次は杉下義蜂のセットアップ。
杉下義蜂:《先陣の火》。行動値+15。
杉下義蜂:「はい。……はい、はい。……はい。大丈夫ですよ……大丈夫。行きます」
杉下義蜂:肉体の加熱と加速!明らかに速度が向上する。
GM:次のセットアップは水野谷くん。
GM:どうぞ!
水野谷颯:《絶望の領域》+支配者の王笏 あらゆる判定のダイス-16
水野谷颯:「ま、いつものやつ?」
水野谷颯:領域を完全掌握。動きづらい上に息苦しい
水野谷颯:そしてなにもしていない!!
GM:聞いたか、者ども!
GM:おぬしらPCのダイスはマイナス16個だ!心せよ!
紀野杏奈:うごごご!
GM:で、次は杉下山女魚さん。セットアップどうぞ。
煙山 純一:敵に回したくはなかった!
杉下山女魚:ない!
祟ヶ原 坤:全てのダイスを封じられてしまった
GM:ならば最後は煙山くん。セットアップどうぞ。
煙山 純一:ここは様子見です。無しで!
GM:様子見か・・・よろしかろう。
GM:では、戦闘開始だ。初手!
GM:杉下義蜂の手番。
杉下義蜂:マイナーで氷の回廊+白熱+形状変化:剛
杉下義蜂:「お客さまを……おもてなし、しないと」 全身の皮膚が沸騰するように泡立つ。
GM:移動によって、きみたちにエンゲージする。
   煙山、紀野、祟ヶ原、杉下
       義蜂
        |
      (10m)
        |
       八木沼
       水野谷

祟ヶ原 坤:「ぐっ…!」指一本動かすのにも異常な集中がいる。途轍もない力量を、相手にすることで今更ながらに実感している
紀野杏奈:「……来る……!」
杉下義蜂:メジャーでコンセ+ジャイアントグロウス+炎神の怒り+クロスバースト+紅蓮の衣+超侵食
煙山 純一:「遠慮したいところだな…」
杉下義蜂:15dx7+18 対象はPC4人ぜんいん
DoubleCross : (15R10+18[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,5,5,7,7,9,10]+10[1,6,6,7]+10[9]+2[2]+18 → 50

GM:リアクションせよ!
祟ヶ原 坤:《時の棺》
杉下山女魚:ひゃっほー!
煙山 純一:師匠!
GM:忌まわしき時の柩よ
紀野杏奈:クール
杉下義蜂:「……あはっ」
水野谷颯:ぐぬぬ
祟ヶ原 坤:まずは…1手
祟ヶ原 坤:侵蝕124
杉下義蜂:超加速、そして超加熱。信じがたい速度できみたちに飛びかかろうとする。
祟ヶ原 坤:義蜂の熱をも絡めとる時空の鎖。札から溢れたそれは空間を削り取るように攻撃を飲み込み、圧縮消滅した
杉下義蜂:「……あっ」 時間が消し飛ばされたように、義蜂はきみたちをただ擦りぬける。
杉下義蜂:「あー。失敗しちゃいましたね?」 すこしも残念そうには見えない。
水野谷颯:「なにやってんのもう!!」
祟ヶ原 坤:「ゲホッ……白々しい…!」
煙山 純一:「相変わらず妙な奴だな…!」
杉下義蜂:「ごめんなさーーーい! もう1回がんばります!」 手を振っている。呑気だ。悪気の欠片も見えない。
GM:そして手番は紀野さんへ。どうぞ!
祟ヶ原 坤:消耗の激しい技ということは再三にわたって受けてきた義蜂も理解しているはずだ。
紀野杏奈:ではまず、マイナーでボルトアクションライフルを使用!
GM:OK。
紀野杏奈:〈コンセントレイト:ノイマン〉+〈コンバットシステム〉+〈天からの眼〉+〈エクスマキナ〉+〈ピンポイントレーザー〉+〈アフターエフェクト〉+〈レーザーファン〉!対象は八木沼とのんやん!
GM:了解。
紀野杏奈:そして判定の前に〈妨害排除〉を使用!ダイス現象効果を消す!
紀野杏奈:減少ね
GM:OK。
GM:いつもどおりのダイスで判定をどうぞ!
紀野杏奈:あれっ、ちょっとまってくださいね!
紀野杏奈:エフェクトの数が多くて混乱中です
紀野杏奈:すみません!〈マスヴィジョン〉が抜けてました!それを追加で!
GM:マスヴィジョン!了解。
紀野杏奈:今度こそいきます!
GM:どうぞ!
紀野杏奈:17dx7+10+5+10
DoubleCross : (17R10+10+5+10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[2,5,6,8]+10[8]+10[10]+10[7]+6[6]+25 → 81

杉下山女魚:わーお
煙山 純一:さっすが!
GM:回るなー。さすがに
八木沼静馬:八木沼はガード。原初の緑:氷盾。
祟ヶ原 坤:吹っ飛べ?ッ
GM:水野谷くんもリアクションをどうぞ。
水野谷颯:お待ちを。
紀野杏奈:先に侵蝕値を出しておきます 110+3+23=126
紀野杏奈:違う、136
水野谷颯:ガード
水野谷颯:あ、まってまって
水野谷颯:《支配の領域》
GM:どこを減らします?
水野谷颯:3つ目の8を1
紀野杏奈:ぬあーっ
祟ヶ原 坤:あいや待たれよ
杉下山女魚:デビスト!
GM:ほうっておくと達成値が46になります!
祟ヶ原 坤:あ、いや!
杉下山女魚:この威力は下げたくない
祟ヶ原 坤:私がノー侵蝕で出来るからこっち優先で
杉下山女魚:おおっ
GM:祟ヶ原スペシャルですね
祟ヶ原 坤:時の砂時計!
祟ヶ原 坤:オートエフェクトを打ち消します
GM:OK.支配の領域は打ち消されました。
水野谷颯:わお
紀野杏奈:ひゅーっ
GM:改めて水野谷くんのリアクションです。
水野谷颯:ガーーードーーーー!!
GM:一瞬のせめぎあい、制したのは・・・祟ヶ原くん!
GM:紀野さんダメージどうぞ!
紀野杏奈:よっし!ダメージを出すぞ!
紀野杏奈:9d10+8+20
DoubleCross : (9D10+8+20) → 63[2,4,6,9,8,10,7,8,9]+8+20 → 91

紀野杏奈:装甲無視!
八木沼静馬:「うおっ、やっべ……!」
水野谷颯:「あ」
八木沼静馬:雲散霧消を使用。自分と水野谷くんへのダメージを-30です。
紀野杏奈:「のんやんの手は……わかってる、だから……ッ!」弓の弦を引いて、音色を出す。その音色は、妨害を掻き消す!
祟ヶ原 坤:やった!
紀野杏奈:「アタシが、のんやんを止めるッ!!」そして矢を射る!!
水野谷颯:「そっか。そうだよね」
八木沼静馬:「なんでもいいから、俺を守れッ」 影が壁のように隆起する。
紀野杏奈:アフターエフェクトの効果で、八木沼とのんやんはこのラウンドの間、ダメージ+12です
祟ヶ原 坤:札を展開し杏奈ちゃんを鎖で包囲。水野谷君の更なる干渉を一時的に遮断する
杉下山女魚:デビルストリングス!雲散霧消を消す!
杉下山女魚:114→120
八木沼静馬:「うぉっ、マジかよ、相性悪いねぇ……!」 影の展開には失敗。
八木沼静馬:「……痛ぇな。だが、そのくらいだと、うちの大将には……」 水野谷くんを振り返る
水野谷颯:「俺の領域に干渉されたか。なるほど」 脇差しで幾つかの攻撃を払う。
杉下山女魚:ザシュッ!!
杉下山女魚:骨の鎖鎌が影の壁を切り裂き掻き消す!
八木沼静馬:「……ぜんぜん効いてないんだよな。この世の理不尽か、これは。格差社会か?」 鎖鎌を警戒し、杉下さんからさらに一歩分だけ距離を離す。
水野谷颯:「紀野さん。そんなんじゃ甘いって俺は言ったよ。殺す気で来いって」
GM:というわけで、水野谷くんにはダメージ0。アフターエフェクトは八木沼にだけ効果適用です。
紀野杏奈:なんだって!
杉下山女魚:!?
”禁傾”:『……強力な結界だ。萩村慶太郎が手こずる理由が判明したな』
煙山 純一:これは…
紀野杏奈:「……結界……!?」
煙山 純一:「なんだって…!?」
”禁傾”:『いまのレベルの攻撃では、損傷を与えることはできないだろう』
祟ヶ原 坤:「…どういう理屈だよ…!?」
”禁傾”:『理屈も何もない。ただ威力が足りていない、それだけのことに過ぎない』
紀野杏奈:「……威力が、足りてない……」完全なる全力とは言い難かった、しかし戦局的に考えれば最高の攻撃であったはずだ
八木沼静馬:「死にたくねえなぁ・・・努力するか、たまには・・・」
GM:で、次のイニシアチブ。
GM:八木沼が《傷塞ぐ錬成》。HPを回復します。
八木沼静馬:6d10
DoubleCross : (6D10) → 23[9,1,7,2,3,1] → 23

GM:ひくっ!
八木沼静馬:「等価交換……俺の能力」 自分からこぼれた血が影に吸い込まれ、自身の肉体を再構成していく。
八木沼静馬:「いまひとつ、締まらねえな。負傷しすぎたかな……」
GM:というわけで、次は祟ヶ原くんの手番です。
祟ヶ原 坤:ギバっちゃんがエンゲージしてる以上隠密も出来んし他の行動も特に出来んな
祟ヶ原 坤:待機!
GM:OK。
GM:八木沼の攻撃。
GM:1d4 誰を狙おうかな
DoubleCross : (1D4) → 3

GM:祟ヶ原!貴様だぁ~~~っ!
祟ヶ原 坤:ケエーッ!
八木沼静馬:マイナーでインフィニティウェポンを使用。影から巨大な剣を引きずり出す。
八木沼静馬:メジャーでコンセ+ペネトレイト+原初の赤:妖の招き+張子の戦道具+背教者の王+混色の氾濫
GM:あ、違う
GM:これ範囲攻撃だわ
杉下山女魚:うげぇーっ
水野谷颯:おう
紀野杏奈:おーっと
煙山 純一:ぬう…
GM:しかしこの攻撃、実はPC全員を殴るのは美味しくないのだ。よって祟ヶ原くん以外を殴る。
煙山 純一:くっ
紀野杏奈:意外とは・・・
紀野杏奈:以外とは・・・(言い直す
八木沼静馬:20dx7+4
DoubleCross : (20R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,4,4,5,5,5,5,5,5,6,8,8,9,10,10]+10[1,4,5,9,9]+10[7,9]+10[3,9]+6[6]+4 → 50

祟ヶ原 坤:ぐぬぬぅ
GM:祟ヶ原くん以外はリアクションしてくれ
紀野杏奈:リア不!
八木沼静馬:装甲無視。ダメージが通ると引き寄せ+エフェクト武器破壊効果。
杉下山女魚:うーむ
煙山 純一:エフェクト武器破壊…恐ろしいぜ…
祟ヶ原 坤:引き寄せ…引き寄せはまずい…!
紀野杏奈:引き寄せられるか・・・むむむ・・・
杉下山女魚:ロイス昇華で暴走解除!
GM:来たか・・・!
杉下山女魚:八木沼に取得&即昇華だ!
杉下山女魚:で、崩れずカバーリング!杏奈ちゃんに!
紀野杏奈:ありがとう!
杉下山女魚:敵/八木沼静馬/感服/隔意○/昇華済み
GM:OK。杏奈チャンはリア不だしな・・・
GM:煙山くんはノーガードで自分から当たりにいきます?
煙山 純一:ドッジします!
煙山 純一:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,2,3,4,6,8,8,10]+9[9]+1 → 20

煙山 純一:くっ…
GM:OK。
GM:ダメージいきます。
八木沼静馬:6d10+30 装甲のみ無視
DoubleCross : (6D10+30) → 29[7,3,10,2,1,6]+30 → 59

GM:1点以上ダメージが通ると、引き寄せが発生します。
杉下山女魚:53-2d10
DoubleCross : (53-2D10) → 53-12[8,4] → 41

杉下山女魚:まだまだ耐える!残り32!
GM:このラスボスにしてはおふざけのような固定値
GM:祟ヶ原くんと紀野さんはノーダメージか。煙山くんはどうします?
煙山 純一:ダメージを受けます。耐えられないのでロイスで復活
GM:OK。
八木沼静馬:「……いけ」 地を這うような低い起動で、大剣が伸びる。山女魚さんと煙山くんに絡みついて、引きずり寄せる。
煙山 純一:傭兵/八木沼静馬/感服/敵愾心:○/ロイス取得→昇華復活
杉下山女魚:すいません!祟ヶ原坤の助力を使用!
杉下山女魚:ダメージ0でお願いします!
GM:了解。では、山女魚さんへの斬撃は、
煙山 純一:あ、というかドッジできるダイス無かったですね!
杉下山女魚:「ッ!」
煙山 純一:申し訳ない!!
GM:横合いから展開された結界が阻止する。
杉下山女魚:紀野ちゃんをギリギリで庇うが
杉下山女魚:攻撃は直撃する軌道!
祟ヶ原乾:「……最後の、防御結界……!」
祟ヶ原乾:「すまないが、ここまでだ。後は……任せるよ……」 屋上の影に引っ込む。
水野谷颯:「なんだ、生きてたんだ」
祟ヶ原 坤:「親父、恩に着る…!後は出来るだけ遠ざかってくれ!」
祟ヶ原乾:「あいにく、まだ……ね。言っておくが」
祟ヶ原乾:「私の息子たちは強いよ」
水野谷颯:「強いね。好都合だよ」
GM:煙山くんだけを引き寄せた形になる。エンゲージを変化させよう。
煙山 純一:上手く、動けない。山女魚を逃した攻撃が迫るも、避けきれない─!
紀野杏奈:「じゅんち……!」
煙山 純一:「チッ…この…ッ!」足に絡みつかれ、無様に引きずられていく
    紀野、祟ヶ原、杉下
        義蜂
        |
      (10m)
        |
       八木沼
       煙山
       水野谷

八木沼静馬:「予想通りとはいかないもんだ。まあ、一匹も釣れないよりはマシ・・・かな」
水野谷颯:「うーむ」
煙山 純一:「…言っとくが、雑魚って程弱くはないぜ、俺は」剣を振りほどき、立ち上がる
八木沼静馬:「……みたいだな。気が滅入るね、こういう感じは」
GM:では、手番は水野谷くんへ。
GM:行動をどうぞ
杉下山女魚:あ
杉下山女魚:いや大丈夫か…受けきれるだろう…多分
杉下山女魚:そのままで!
水野谷颯:マイナー《縮地》 エンゲージとエンゲージの間に飛ぶ。5mあたり
GM:OK。
    紀野、祟ヶ原、杉下
        義蜂
        |
       (5m)
        |
       水野谷
        |
       (5m)
        |
        煙山
       八木沼
水野谷颯:《要の陣形》《形なき剣》《完全なる世界》《浸透撃》 ワイヤーウィップ使用。対象山女魚チャン以外
GM:白兵攻撃ですね。判定をどうぞ。
祟ヶ原 坤:どうしましょうか
水野谷颯:9dx-2 ドッジダイス-7ガード不可
DoubleCross : (9R10-2[10]) → 10[1,1,3,4,5,5,6,6,10]+1[1]-2 → 9

水野谷颯:やったーファンブルしない!
祟ヶ原 坤:なんてこった
水野谷颯:あとすいません。山女魚チャン以外じゃない、杏奈ちゃんいがいだよ。なんか間違った。
GM:よかったよかったぁー!
紀野杏奈:アタシだった!
水野谷颯:申し訳なし
煙山 純一:ドッジ不可につきそのまま受けます
GM:煙山!山女魚!祟ヶ原! ドッジできるもんならしてみやがれーっ
杉下山女魚:うげぇーっ
祟ヶ原 坤:でっきねー!
祟ヶ原 坤:ガードすらできねー!
GM:じゃあ、カバリンの指定をどうぞ!
杉下山女魚:ドッジは不可!
杉下山女魚:崩れずの群れ!カバーは祟ヶ原くん!
水野谷颯:ダメージ行きますよ
杉下山女魚:オス!
水野谷颯:1d10+62 装甲有効
DoubleCross : (1D10+62) → 8[8]+62 → 70

水野谷颯:そこそこ!!
GM:いったぁーッ
祟ヶ原 坤:山女魚ちゃんあと何点?
GM:どや!おとなしく内蔵ぶちまけたか!
杉下山女魚:73!
祟ヶ原 坤:雲散霧消もらっときます?
杉下山女魚:装甲で減らして60×2で…
杉下山女魚:雲散でいくつ減るんでしたっけ
祟ヶ原 坤:30…
杉下山女魚:あ、耐えられる!
祟ヶ原 坤:範囲なので
杉下山女魚:お願いします!
祟ヶ原 坤:60減少!
祟ヶ原 坤:《雲散霧消》!侵蝕128!
杉下山女魚:70-10-30×2で60ダメージ!
杉下山女魚:そこから屍人!
杉下山女魚:60-2d10
DoubleCross : (60-2D10) → 60-13[6,7] → 47

杉下山女魚:耐える!残り26点!
八木沼静馬:「あれを耐えるのか。やるね」
水野谷颯:「あー、山女魚は死なないよなあ」
煙山 純一:先輩/水野谷 颯/悔悟/憤懣:○/ロイス取得→昇華復活
杉下山女魚:「………」
水野谷颯:針を投げまくりました。
祟ヶ原 坤:山女魚ちゃんの周囲に鎖を包囲させ干渉を軽減。
杉下義蜂:「颯さま、格好いいですよ!」 おうえんしている
杉下山女魚:全身を針に貫かれながら立っている
杉下山女魚:かつて自分が選んで送った武器だ
祟ヶ原 坤:「山女魚、まだ行けるか!?」
杉下山女魚:「……ええ。平気なのよ。」
煙山 純一:針を全身に受け、膝をつきそうになるが…すんでのところで堪える
杉下山女魚:「こんなの、平気」
紀野杏奈:「……なんで……?」自分に攻撃が来なかった事に気付く
水野谷颯:そして定まりし殺意
GM:殺意!
杉下山女魚:hie
水野谷颯:水野谷のロイスをタイタスにした人に4d10のダメージを差し上げます。
煙山 純一:うわー
杉下山女魚:ヒューッ
煙山 純一:15-4d10
DoubleCross : (15-4D10) → 15-28[10,10,3,5] → -13

GM:ダメージを受けてください!
水野谷颯:各自振ってね!
杉下山女魚:煙山くんーっ
煙山 純一:e-to
祟ヶ原 坤:ぐぬぬ
煙山 純一:部長のP感情を尊敬から誠意に変更し昇華復活します
水野谷颯:「あはははは、手を差し出せば届く範囲に俺はいたんだ。いたのに、なんでなんだろうね? あっははははは!!」
GM:もう1枚ロイスを切るか、このまま寝てるか選べます
GM:復活しおったか。まあよい!
杉下義蜂:「ああ、颯さま、なんてかわいそう……」
水野谷颯:「かわいそうでしょ」
杉下義蜂:「ええ。……とても。そうですよね?」 ぼんやりしている
煙山 純一:意識外からの痛みに、意味も解らず耐える
GM:そのまま手番は山女魚さんに移ります。
杉下山女魚:マイナーで赤き剣!
GM:OK。
杉下山女魚:HP4消費で攻撃12の武器作成!
杉下山女魚:メジャーでコンセ+渇きの主+生命吸収+異形の祭典+伸縮腕+エンタングル+踊る髪
杉下山女魚:あ、あとジャイアントグロウス!
紀野杏奈:では判定の前に〈妨害排除〉!
杉下山女魚:視界化した攻撃を範囲化して更に複数対象化!
杉下山女魚:ややこしい挙動の果てに死ね!対象敵全員!
GM:悪い奴らだ
GM:判定をどうぞ・・・
紀野杏奈:ダイス減少効果など消し飛べェー!
紀野杏奈:136→139
水野谷颯:《ジャミング》しとこう
GM:ジャミングはダイス減少効果なくなるんで・・・
GM:利かないということで・・・
杉下山女魚:11dx7+6
DoubleCross : (11R10+6[7]) → 10[2,3,3,4,4,5,7,8,9,10,10]+10[2,5,8,8,9]+10[7,9,10]+10[6,9,10]+10[1,9]+10[10]+2[2]+6 → 68

水野谷颯:なんだってー
GM:なかなかの達成値。水野谷くん何か
GM:ありますか?
杉下山女魚:ヒヒャァーッ
水野谷颯:じゃあ《支配の領域》
GM:5回目の10ですか?
水野谷颯:5個目の10ですね
水野谷颯:いやちがう
GM:では、達成値47ですね。
水野谷颯:5こ目の9
祟ヶ原 坤:その1になった9に《妖精の手》で10
GM:あ、そうか9だ!いずれにしても達成値は・・・あっ妖精の手
GM:目まぐるしい攻防だ。
水野谷颯:妖精支配合戦はやめましょう
GM:山女魚さん振り足してください!
杉下山女魚:ありがたい
祟ヶ原 坤:正確には《原初の紫:妖精の手》ですね
GM:地獄
杉下山女魚:1dx7+56
DoubleCross : (1R10+56[7]) → 5[5]+56 → 61

祟ヶ原 坤:侵蝕132
GM:達成値61。
GM:こちらのリアクション・・・・
杉下山女魚:ダメージ変わらず!
GM:義蜂はふつうガード。
GM:八木沼は氷盾ガード。
水野谷颯:ガード 《領域の守護者》《領域の盾》 義蜂にかばってもらう
GM:デビストなどなければ義蜂は庇わされます
杉下山女魚:くっ
杉下山女魚:見送りましょう
GM:OK。では、ダメージを!
杉下山女魚:9d10+12
DoubleCross : (9D10+12) → 54[5,2,10,6,3,6,6,10,6]+12 → 66

杉下義蜂:「颯さま、いま参りますからね! 義蜂、やります!」
水野谷颯:「よろしくー」
杉下山女魚:HPダメージが1点でも入れば
八木沼静馬:「やってらん……ねぇっ!」
杉下山女魚:18の追加ダメージに硬直に重圧をプレゼント
杉下山女魚:「………死人の世界に…連れて行く」
紀野杏奈:アフターエフェクトの12ダメージもあるでよ
八木沼静馬:「うおっ、ご……あっ……!」
杉下山女魚:ドスッ
水野谷颯:「死人の世界ってどこなの?」
祟ヶ原 坤:重圧来た!
GM:それは・・・・実は八木沼は耐えられない。この根性なしは叩き切られる。
杉下義蜂:「もちろん! 颯さま」
杉下山女魚:地面に骨の鎌を突き立てるとともに
杉下義蜂:「ここですよ! ここが屍人の国!私たちの居場所です!」
水野谷颯:「マジか。だったら行く必要はないね」
杉下義蜂:まずはガード時に蒼き悪魔&自動触手。
杉下山女魚:無数の骨の鎖が地面から伸びて周囲の全てを貫きながらのたうつ!
杉下義蜂:死ぬがいい、杉下!二つ合わせて合計36のダメージを!
杉下山女魚:がああ
杉下義蜂:ダメージに関しては、氷雪の守護。減少させます。
祟ヶ原 坤:回復とどっちが速いんですっけ
GM:これは微妙だなー。
杉下山女魚:回復値は44だ
GM:いや、ガード時に発動する自動触手とかのカウンターの方が
杉下山女魚:ダイスで決めますか
GM:先に当たるはずです。回復はHPダメージのときだから
杉下山女魚:ぐぉおおお
杉下山女魚:どうしよう…
杉下山女魚:片方デビストれば残るが…
杉下義蜂:124-5d10
DoubleCross : (124-5D10) → 124-19[1,2,3,3,10] → 105

杉下義蜂:減らねえええええ
杉下山女魚:よしデビストろう
水野谷颯:おいおい
杉下義蜂:無視できないダメージでしたが、耐えました
杉下山女魚:蒼き悪魔をデビスト!こっちも耐えてやるぜ!
GM:了解。
杉下義蜂:「……あは!」 自分の体に突き刺さる鎌を掴み、逆に熱量を流し込む。
杉下山女魚:ダメージいくつですか
GM:18点です。
杉下山女魚:18-2d10
DoubleCross : (18-2D10) → 18-17[10,7] → 1

杉下山女魚:クソっ!切らなくても耐えれた!
杉下山女魚:HP21になって44回復!
八木沼静馬:「だめだな。潮時だ。悪いけど、俺は帰るぜ」
水野谷颯:「マジで?」
水野谷颯:「根性ないな、まったく」
八木沼静馬:「楽しかったよ、水野谷颯。お前の終わりをもうちょっと見てるのも面白そうだったんだけど」
水野谷颯:「仕方ないね。俺も楽しかったよ」
八木沼静馬:「自分の命より価値のあるものを、俺はまだ見つけてないからさ。あんたの人生、面白いし、もしかしたらと思ったが……悪いねぇ。行くよ。またな!」
煙山 純一:「八木沼ァ!」
杉下山女魚:「ッ!…うううっ!!ああああっ!!」
八木沼静馬:「てめーも、だ。煙山純一くん。しっかりオチをつけろよ」 《瞬間退場》
水野谷颯:「じゃあね」
杉下山女魚:骨の触手を燃やしながら
杉下義蜂:「あは。山女魚さん……苦しそう。大丈夫ですか?」
煙山 純一:「…釣った方が逃げやがって…」
杉下山女魚:濁流のように周囲を薙ぎ払い、やがて動きを止める
杉下山女魚:「………はぁ…ぁッ…」
杉下山女魚:ぎろりと水野谷と義蜂をにらんでいる
水野谷颯:「八木沼もいなくなってしまった。あとは義蜂だけだね」
杉下義蜂:「ええ。私はいつもここに居りますよ。どこにも行けませんから!」 胸を叩く。
水野谷颯:「どこにも行けない、か。うん」
杉下山女魚:「………」
杉下山女魚:無言で白い鎌を再生成する
杉下山女魚:ずりゅり
杉下山女魚:あ、そうだ
杉下山女魚:アームドスーツの効果もあるので攻撃力+3です!いちおう!
GM:お、おう・・・さらに+3か・・・了解です。
    紀野、祟ヶ原、杉下
        義蜂
        |
       (5m)
        |
       水野谷
        |
       (5m)
        |
        煙山

GM:手番は煙山くんへ。
煙山 純一:マイナーで《氷炎の剣》+《地獄の氷炎》。地獄の氷炎は攻撃力を指定
GM:OK。
煙山 純一:侵蝕率:110→115
GM:煙山くんの手番から再開します。メジャー行動をどうぞ。
煙山 純一:氷の刀に、炎の刃紋が走る
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 8

煙山 純一:メジャーで《コンセ:サラマンダー》+《フレイムタン》+《結合粉砕》+《灼熱の砦》+《クロスバースト》
煙山 純一:杉下義蜂を対象に白兵攻撃を仕掛けます!
GM:OK。
紀野杏奈:ではここでも〈妨害排除〉!
杉下義蜂:「あ、は……」
紀野杏奈:139→142
煙山 純一:「いい加減、お前と戦うのも最後にしたいもんだな」剣を…構える
煙山 純一:15dx7+8-2 命中判定
DoubleCross : (15R10+8-2[7]) → 10[1,1,1,1,1,3,5,5,6,6,8,9,9,9,10]+10[1,1,1,7,8]+10[6,10]+1[1]+6 → 37

煙山 純一:ふ、振るわない…
GM:妨害・支援ありますか?
水野谷颯:《支配の領域》!!しても美味しくないな……
水野谷颯:まあやろう。3つ目の10を1!!
煙山 純一:ぐむーっ
GM:ほうっとくと達成値32です
GM:このままでよければ、ダメージロールをどうぞ
煙山 純一:義蜂はガードでしょうか?
GM:あ、そうです。
GM:義蜂は義蜂ガードです
煙山 純一:ではダメージを出します
煙山 純一:75+4d10 装甲値無視
DoubleCross : (75+4D10) → 75+24[10,8,3,3] → 99

GM:ばっばか固定値高すぎ!
杉下山女魚:ひえーっ
水野谷颯:ひぃぃぃ
GM:死!……んでたまるか!燃える魂!復活!
杉下義蜂:「ふっ……! ふぅっ……!」 全身が赤熱して、きみの攻撃を迎え撃つ。
煙山 純一:刀を逆袈裟に…振るう
煙山 純一:刀身は地を這うように伸びていき、やがて義蜂の身体を捉える
煙山 純一:義蜂の身体を渡り終えた直後、刀身は熱で蒸発し元の長さへと戻る
水野谷颯:「……やっぱり強いな。期待できる」
杉下義蜂:「まだ……」 燃えながら、炎で肉体を再構成していく。
煙山 純一:「…これで終わりじゃないんだろ?」
杉下義蜂:「ええ。はい。お客さま。まだ義蜂には時間があります」
煙山 純一:「いいぜ。ここまで来たら制限時間まで付き合ってやるよ」
杉下義蜂:「……ええ! 颯さまも運動が足りない様子。ごゆっくりどうぞ!」
水野谷颯:「水野谷くんて呼べってば」
杉下義蜂:「あは……」 こいつ、何も話を聞いていない。
煙山 純一:侵蝕率:115→131
GM:では、ネクストラウンドだ。
GM:2ラウンド目! 順番に行きましょう
紀野杏奈:待機している人がいたのでは!
GM:あ、そうだ!
杉下山女魚:ふふふ
GM:祟ヶ原くん!
杉下山女魚:その通り!
GM:ごめんね! 行動をお願いします。
GM:早く次のラウンドに生き延びたいよお
水野谷颯:「はあ……来るか?」
祟ヶ原 坤:OK!
祟ヶ原 坤:マイナー無し、メジャーで《コンセ:バロ》+《インビジブルハンド》+《原初の赤:魔獣の衝撃》+《滅びの光》+《原初の黒:マスヴィジョン》!
GM:こいつもマスヴィジョンかよ、クソーッ!
紀野杏奈:〈妨害排除〉!これで最後だ!
祟ヶ原 坤:ギバっちゃんをふっとばす!
祟ヶ原 坤:15dx7+4
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[2,3,3,3,4,4,5,6,6,7,7,8,8,9,9]+10[1,5,6,6,7,8]+10[3,9]+10[9]+10[7]+3[3]+4 → 57

祟ヶ原 坤:ハッハー!
GM:妨害や支援ないですかー!
GM:助けて!
水野谷颯:《支配の領域》 3つめの9を1
GM:ほうっておくと達成値が27になるやつ!
祟ヶ原 坤:ぐぬぬ
祟ヶ原 坤:どうしましょ。
杉下山女魚:当たればよいでしょう!
GM:これはドッジワンチャンに挑むしかないな。
杉下山女魚:むしろ切らせたと思うべき
祟ヶ原 坤:では無視だ!無駄遣いになることを祈って!
水野谷颯:では《スモールワールド》達成値-35
GM:イェーーッ!
祟ヶ原 坤:ファッ
煙山 純一:グエーッ
杉下山女魚:ぐえーっ
杉下山女魚:そう来たか~~ッ
GM:若様はやっぱり最強だぜ
紀野杏奈:グワーッ
杉下山女魚:すいません!俺のミス!
杉下山女魚:あ、いや
煙山 純一:シナリオ1回だから!
祟ヶ原 坤:まあどっちにしろ
煙山 純一:き、切らせたと思えば…
祟ヶ原 坤:妖精を無駄遣いさせたってことで
杉下山女魚:どうします
杉下山女魚:祟ヶ原くんがロイス切るのもある
祟ヶ原 坤:ロイスの何をチョイスすれば…?
杉下山女魚:バステ回復でスモールワールドを飛ばす!
GM:不利な効果を消すか。
GM:なるほど、不利な効果ではあるし、ロイス一個分でできる範疇ではあると思います。
祟ヶ原 坤:じゃあそいつ行ってみましょうか
GM:自動失敗になる時の棺とは違って、判定の結果に対してマイナスをかけるタイプのやつなんで
杉下山女魚:おなしゃす!
杉下山女魚:どっちにしてもギバちゃんを残しとくと人が死ぬ!
祟ヶ原 坤:義蜂にロイス執着/憐憫○で取得して昇華!不利効果を消します!
GM:OKです。
祟ヶ原 坤:命中達成値27!
GM:じゃあドッジしてみよう。
GM:義蜂の本気を見るのです!
杉下義蜂:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 10[1,2,2,3,5,7,7,8,8,8,10,10]+3[2,3]+1 → 14

煙山 純一:ぎ、ギバァーッ!
紀野杏奈:こわいこわい
GM:はいダメ
GM:ダメージをください!
杉下山女魚:死にませいッ
祟ヶ原 坤:吹っ飛ばす!
祟ヶ原 坤:3d10+39
DoubleCross : (3D10+39) → 20[10,5,5]+39 → 59

祟ヶ原 坤:ヘイッ
GM:ダメだなー!
GM:ギバちゃんもこれで最後だ。
祟ヶ原 坤:諸々有効であることよ
杉下山女魚:うおおおおお
GM:戦闘不能ダメージです。
杉下山女魚:長かった…お前とも長かった…!
祟ヶ原 坤:ついに…ついに…
紀野杏奈:長い付き合いだったぜ・・・
祟ヶ原 坤:お前との因縁もここまでだ!
杉下義蜂:「……まだ……」 義蜂は君の攻撃を避けようとする。
祟ヶ原 坤:ではそのかわそうとした腕に鎖が巻きつく。続いて四肢に次々と鎖が飛び、徐々に身動きが取れない状態に
水野谷颯:「また俺の領域をすり抜けた」
水野谷颯:「困っちゃうねこれは」
祟ヶ原 坤:「…水野谷と別れた時に拘束したことで…お前の膂力、底力、全て見定めた」
紀野杏奈:「……ッ……!……でも、これ以上は、ちょっと無理かも……!」これだけの領域をどうにかするのは大きな負担だ
紀野杏奈:142→145
杉下義蜂:「あらら……」
杉下義蜂:「動けないですね……これ。困ってしまいました」
杉下山女魚:「これで御仕舞なのよ」
祟ヶ原 坤:「お前はあの時とほとんど変わってない。…止まったままだ。」
杉下山女魚:「貴方も帰るべきところに…」
煙山 純一:「………」
水野谷颯:「祟ヶ原に説教される筋合いはないよ。全く無い」
水野谷颯:「ここまで?」
杉下義蜂:「ええ。ごめんなさいね、旦那様。とてもかわいそうな人でした……」
杉下義蜂:「笑ってしまうほど、かわいそうな人!」
水野谷颯:「最後までかわいそうでいるから大丈夫」
水野谷颯:「安心してどっか行きなよ」
杉下義蜂:「そうですねえ。先にお待ちしています。きっと、また後で」 笑っている
水野谷颯:「うん、後でね」
祟ヶ原 坤:「説教じゃねえよ。俺の宣誓文みたいなもんだ」
祟ヶ原 坤:「止まったままじゃいられねえんだ。俺達は…未来に進まなきゃならないからな…じゃあ」
祟ヶ原 坤:「またどっかでな」拘束した義蜂に柱が降り注ぎ、焼きながら叩き潰す
杉下義蜂:「……ああ。いま、まさに……」 何といったのかはわからない。
水野谷颯:「…………」
祟ヶ原 坤:侵蝕151
煙山 純一:「…もう化けて出てくるなよ」
杉下義蜂:焼かれ、柱に叩き潰される。杉下義蜂、戦闘不能です。
紀野杏奈:「最初の、杉下……か……」
紀野杏奈:杉下義蜂/同情○/敵愾心/ロイス
水野谷颯:「ま、止まったように見えるならそれはそれでいいよ。俺は俺でやりたいことをやるのみだ」
水野谷颯:「未来を見据えるのは俺も同じこと」
水野谷颯:「はあ…………。そろそろ本番かな?」
GM:そう。そろそろ本番なのだ。
杉下山女魚:「………」
祟ヶ原 坤:「終幕であってほしいぜ…ったくよ…」

GM:今度こそ第2ラウンド。
GM:人数も減ったからな!なにかセットアップある人~!
紀野杏奈:なーい!
杉下山女魚:ない!
祟ヶ原 坤:なし!ガード出来ないなら意味ない!
水野谷颯:こちらももうないよ!安心してね!!!!!!!
祟ヶ原 坤:やったー!!!
祟ヶ原 坤:(全然安心出来ない)
杉下山女魚:ヒューッ
GM:あるとしたら、煙山くんぐらいかな。
煙山 純一:《先陣の火》を使用。ラウンド間の行動値を+20
煙山 純一:侵蝕率:131→133
GM:早いなあ・・・
GM:そしてこの侵食率の安さ。すごいぜ・・・
祟ヶ原 坤:ピュアの力…
GM:じゃあ、初手から煙山くんの攻撃か。どうぞ!
煙山 純一:ではそのイニシアチブに《氷熱の軍団》を使用
GM:OKです。
煙山 純一:自分、杏奈、坤師匠、山女魚さんを対象に、このラウンド間、対象が行う攻撃の攻撃力を
煙山 純一:8レベルになってるので+32します
祟ヶ原 坤:ヒューッ
紀野杏奈:クール!
煙山 純一:侵蝕率:133→143
杉下山女魚:ウォオーッ
GM:強すぎるだろ・・・
煙山 純一:水野谷颯の周囲に氷と炎が走り
煙山 純一:そこから、龍と鳥が4人の下へ飛び立つ
煙山 純一:では手番の行動に移ります
水野谷颯:「いい感じだね。そう、そういうの。そういう殺意がほしい」 あくまで余裕のクソ野郎だ
GM:行動をどうぞ!
煙山 純一:「…さっきのも中々でしたけど」
煙山 純一:「あいつにまで手を出したのは、かなりキましたよ」
煙山 純一:身体を、突きの構えに───
煙山 純一:マイナー無し
煙山 純一:メジャーで《コンセ:サラマンダー》+《フレイムタン》+《結合粉砕》+《灼熱の砦》+《クロスバースト》
煙山 純一:水野谷颯を対象に白兵攻撃を行います
水野谷颯:《ジャミング》+支配者の王笏
GM:ダイスが結構減るやつだ!
GM:何個でしたっけ
水野谷颯:-8ですな
紀野杏奈:減るなぁー!
GM:どや!少ないダイス数に泣け!
祟ヶ原 坤:グヌヌーっ!
煙山 純一:7個か…
杉下山女魚:よし
杉下山女魚:デビスト!
GM:デビストを使うならジャミングと支配者の王笏をカットできる。
GM:そのまま振っていい。
杉下山女魚:一発使って165!リロードだハハハ!
煙山 純一:では命中判定を行います
杉下山女魚:ガ ギッ
煙山 純一:15dx7+8-2 命中判定
DoubleCross : (15R10+8-2[7]) → 10[1,1,1,3,4,6,7,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,3,7,7,8,8,8,9]+10[1,6,7,9,9,9]+10[5,6,6,10]+2[2]+6 → 48

煙山 純一:あ、ダイス増えてたんだった…
杉下山女魚:骨の鎖が水野谷の動きを阻害する
煙山 純一:まあでもここまでは回るまい…
GM:振り足しますか?
煙山 純一:1個だけ振る感じですっけ?
杉下山女魚:ですね
杉下山女魚:1dx7で
煙山 純一:ではお言葉に甘えて
GM:そうです!
煙山 純一:1dx7 振り足し
DoubleCross : (1R10[7]) → 10[9]+1[1] → 11

煙山 純一:ハイ
GM:はい変わらず!
GM:妨害・支援はありますか?
水野谷颯:うーんまような
祟ヶ原 坤:むう
水野谷颯:ここは何も使わずに行きましょう
煙山 純一:ではだめーじだします 
GM:まった!
GM:水野谷くんが避けるかも知れない
煙山 純一:待ちます!
煙山 純一:あ、そうか
煙山 純一:失礼…
GM:世界の水野谷くんならワンチャンある
水野谷颯:そういえばそうだった。でもガード
水野谷颯:妖刀でガードします。
GM:OK。
GM:ではダメージロールを!
煙山 純一:では改めましてダメージロールを
杉下山女魚:よし
GM:おじいちゃんの支援を使うなら、ダメージを5個増やしてね!
煙山 純一:の前に支援要請!萩村さんのダメージロールダイス追加をお願い致します!
杉下山女魚:いけーっ!
煙山 純一:ダイス合計多分10個で!
煙山 純一:75+32+10d10
DoubleCross : (75+32+10D10) → 75+32+51[2,10,6,5,5,2,4,10,2,5] → 158

紀野杏奈:ワオー!
煙山 純一:装甲値無視
GM:ヒェェ・・・
GM:なんだこれ、こわ・・・
祟ヶ原 坤:や…やったッ!
煙山 純一:まだだ…
杉下山女魚:うわああああ
祟ヶ原 坤:拒絶が5枚であってくれ…!
GM:水野谷くん、なんとかなりませんか?
水野谷颯:ならねええええええええ
GM:ですよねええええええ!
杉下山女魚:うっしゃあああああ
杉下山女魚:お前がヒーローじゃあああああ!!
水野谷颯:痛え・・・
GM:では、その攻撃は、結界を貫通してダメージが通る。
GM:攻撃演出をしてもいい。
煙山 純一:構えた剣に、氷の龍と炎の鳥が"飛び込む"
煙山 純一:日本刀めいた剣に、さらに一つ刃紋が浮かび上がった
煙山 純一:「………ハァッ!」そして渾身の力を籠め、突き出す
煙山 純一:勢いのまま、一直線に、刀身が水野谷颯の身体に迫る
”禁傾”:『強力なオーヴァードになったな、彼は。この威力なら――』
水野谷颯:「…………」
煙山 純一:剣の切っ先がその身を貫き───
煙山 純一:「セイッ!」そして、剣を"二つに裂く"
煙山 純一:"二振り"になった剣が、貫いた身を切り裂く
水野谷颯:見えない壁が、音もなく割れる
水野谷颯:「っ……!!!」
煙山 純一:「『鳳龍二閃』」
煙山 純一:「…自慢の結界、どうやら破れたみたいですね」
水野谷颯:「……はっ………は、は、……はははははは!!」
水野谷颯:「すごい………すごいすごい!! ここまで予想通りに行くとは思わなかった!!! あっははははは!!」
水野谷颯:「宇野森唯を連れて来て正解だったね!!」
紀野杏奈:「……予想通り……!?」
萩村慶太郎:「それが…… お前の”予想通り”だったのか?」 肩で息をしながら太刀を構えている。
水野谷颯:「そうだよ。慶太郎、あんたには半分くらいわかるんじゃない? あははは」
萩村慶太郎:「俺がお前のことを……ほんの半分でもわかっていると考えるのは、恐らく俺の思い上がりだ。言ってみろ……」
杉下山女魚:「………」
萩村慶太郎:「お前の言葉で伝えてくれ。いま、たった一度でいいから」
水野谷颯:「俺は俺のやりたいことをやるだけ。最後の時まで言わない」
水野谷颯:「ああ、でも………ほら」
蕃神:「ゥゥゥ……」 屋上の中央に転がっていた肉体が、わずかに身動ぎする
萩村慶太郎:「……そうか。蕃神……」
煙山 純一:「…ッ、こいつ!?」
祟ヶ原 坤:「…まさか…!?」
水野谷颯:「そいつは俺が縛っていただけに過ぎない」
”禁傾”:『蕃神の活動兆候を確認した。警戒しろ、杏奈』
萩村慶太郎:「……俺はここで限界だ」 刀を収める。 「お前たちに任せるしか、ないな」
紀野杏奈:「……あいつ……動けるっての……!?」
”禁傾”:『早急に戦闘を完遂させるべきだ。手を緩めるべきではない』
煙山 純一:「…マズいな、少しばかり忘れてたぜ」
杉下山女魚:「お目付け様、あとはお任せを…!」
”禁傾”:『急げ。一刻も早く』
水野谷颯:「でも大丈夫。まだ目覚めてない。寄り代もいないことだしね」
水野谷颯:「最期まで縛っておくから安心してよ」
煙山 純一:「そりゃありがたいことで…」剣をそれぞれに向け、構え直す
煙山 純一:侵蝕率:143→159
紀野杏奈:「……っ……!」
GM:手番は、そのまま紀野さんに移る。
GM:行動をどうぞ。
紀野杏奈:マイナーでボルトアクションライフル使用!
GM:OK。
紀野杏奈:〈コンセントレイト:ノイマン〉+〈コンバットシステム〉+〈天からの眼〉+〈エクスマキナ〉+〈ピンポイントレーザー〉+〈アフターエフェクト〉 対象はのんやん!
GM:OK。
水野谷颯:マスヴィ抜きとな
紀野杏奈:あっ
水野谷颯:ナメられたものよ
紀野杏奈:またマスヴィ忘れちゃった、やります!
杉下山女魚:マスヴィは入れましょう!
紀野杏奈:〈コンセントレイト:ノイマン〉+〈コンバットシステム〉+〈天からの眼〉+〈エクスマキナ〉+〈ピンポイントレーザー〉+〈アフターエフェクト〉+〈マスヴィジョン〉!
紀野杏奈:マスヴィいれないとまともな火力出ないよ!!
GM:OK。
紀野杏奈:そして賢者の石!そしてゆずらを支援として使います!
GM:よっしゃ支援しよう
譲原高平:「……行く、ぞ」 ダイスを+10個してください。
紀野杏奈:「うん……のんやん……どんだけ足りないって言われても……アタシにとっては」
紀野杏奈:「これが最大の、覚悟だ!!」
水野谷颯:「受けてみるよ、それ」
水野谷颯:「……紀野さんはいい子だったからなあ。まあいいかな」
水野谷颯:「俺が死ねば蕃神は動き出すよ。あはは」
紀野杏奈:水野谷颯/友情/悔悟○/ロイス
GM:殺る気だ
紀野杏奈:28dx5+10+5+10
DoubleCross : (28R10+10+5+10[5]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,5,6,6,6,7,7,7,9,9,9,9,10,10]+10
[2,3,5,5,5,5,6,6,6,7,7,9,10]+10[1,3,4,5,5,6,6,7,10,10,10]+10[1,2,2,3,5,6,8,9]+10[2,5,10,10]+10[5,6,9]+10[3,5,6]+3[1,3]+25 → 108

GM:達成値は108
GM:煩悩の数ですね。
GM:支援・妨害ありますか?
水野谷颯:こちらはない。
祟ヶ原 坤:無しで…行きますね…!
紀野杏奈:ならこのままダメージいいですか!
水野谷颯:そしてリアクション放棄
GM:OK。ダメージをどうぞ。
紀野杏奈:11d10+8+20
DoubleCross : (11D10+8+20) → 64[4,8,1,4,7,10,9,3,4,9,5]+8+20 → 92

煙山 純一:おっと氷熱の軍団分も足していただこう!
紀野杏奈:おっと、そうなるとえーっと
煙山 純一:+32!
祟ヶ原 坤:+32だ
紀野杏奈:つまり124!
GM:では、紀野さんの攻撃はすべて直撃する。
”禁傾”:『すべての機能を開放する』
紀野杏奈:「……OK」
”禁傾”:『きみはすべてを”知っている”。撃て。結末を引き寄せろ』
紀野杏奈:弓を構える。矢が輝く。涙は無い。
煙山 純一:「…杏奈、俺の力も!」
煙山 純一:近くを飛んでいた氷龍と鳳炎が、杏奈のレネゲイドに干渉する
紀野杏奈:「……」その力を矢へと込め……そして、放つ。一直線に。
紀野杏奈:145→165
紀野杏奈:165+1d10
DoubleCross : (165+1D10) → 165+5[5] → 170

GM:強力な一撃だ。きみの矢は水野谷くんを貫く。
水野谷颯:「かはっ……!!」 血を吐く!
水野谷颯:「っ……ゲホっゲホゲホ………痛いの……慣れてないんだってば………!!」
”禁傾”:『……まだだ。威力不足……一歩、足りなかったか』
水野谷颯:「はぁ……はぁ……惜しかったね」
紀野杏奈:「……そっか、足りないか」
杉下山女魚:「………」
杉下山女魚:言葉が出そうになる
杉下山女魚:それを噛み殺す
水野谷颯:「うん、足りない……っ。いたい……」
”禁傾”:『かなり生命力を強化されているな……どこから力を奪った?』
蕃神:「……」 脈動しながら、徐々に体を起こしていくのが見える。まだ動きは鈍い。
煙山 純一:「………」
煙山 純一:((どうする?どうなる?ここから…))
GM:手番は祟ヶ原くんだ。
紀野杏奈:「……これがアタシの限界で……でも、アタシはそれでいいってことなのかもね」
紀野杏奈:「……ごめん、のんやん。あとは……アタシの大事な友達に、任せることにする」
水野谷颯:「そっか。なんかごめんね」
祟ヶ原 坤:「…友達、か……」
祟ヶ原 坤:「本当に…少しだけ、違っただけだったな…」
祟ヶ原 坤:マイナー無し
祟ヶ原 坤:メジャーで《コンセ:バロ》+《インビジブルハンド》+《原初の赤:魔獣の衝撃》+《滅びの光》+《原初の黒:マスヴィジョン》
祟ヶ原 坤:15dx7+4 対象は水野谷君
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[3,3,5,5,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,4,7,8,8,9]+10[6,6,7,10]+6[6,6]+4 → 40

GM:水野谷くんはリアクションをどうぞ。
水野谷颯:そちらは何もなしかい?
祟ヶ原 坤:妖精使いますね!
GM:妖精OK。
祟ヶ原 坤:1dx7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 2[2]+40 → 42

祟ヶ原 坤:ひどい…
祟ヶ原 坤:侵蝕155
GM:よくあること
水野谷颯:これは支配する隙がない
水野谷颯:リアクションはガードを選択
祟ヶ原 坤:ではダメージ!
祟ヶ原 坤:5d10+39+32
DoubleCross : (5D10+39+32) → 16[1,1,9,4,1]+39+32 → 87

祟ヶ原 坤:酷いダイスだが固定値で押し込んだ!
GM:ほんとこの人もたいした固定値だよな・・・
GM:水野谷くんはデッドオアアライブ宣言をどうぞ
祟ヶ原 坤:諸々有効!どうだ!
水野谷颯:し   ぬ  
紀野杏奈:ついでにアフターエフェクト付きです、一応
祟ヶ原 坤:じゃあ…99点
GM:では、祟ヶ原くんの一撃は水野谷くんを戦闘不能に追い込む。ダメージ演出をどうぞ。
水野谷颯:オーバーキルやんけ
祟ヶ原 坤:最後まで一歩足りない
水野谷颯:「なるほど、お前が来るか祟ヶ原」
水野谷颯:「まあいい結末かもしれんね」
祟ヶ原 坤:「ああ……ケジメをつけさせてもらう」
水野谷颯:「お前のけじめが付いたところで、お前以外なんも変わんないけどね」
祟ヶ原 坤:水野谷くんの周囲5隅に柱が立ち、鎖で周囲を包囲する。
煙山 純一:無言で手をかざし、龍と鳳に支援を命じる
祟ヶ原 坤:「一番近くにいる奴…俺を変えないで、他になにか出来るとは思わん」
祟ヶ原 坤:「何しろ、今目の前にいるやつすら救えねーんだよ、俺は」
水野谷颯:「…………」 受ける気でいる
祟ヶ原 坤:「……山女魚。何か――」最期に言う言葉はあるか、と
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:首を振る
杉下山女魚:ただ水野谷を見つめている
祟ヶ原 坤:「…」頷き、水野谷を見据える。最後になるであろうその顔を覚えておくために
祟ヶ原 坤:「…どうせ俺も、大した最期じゃねー気がするしな。また会うのにはそう遠くはねーよ」
祟ヶ原 坤:「じゃあ、また。」陣を起動
祟ヶ原 坤:五角形の陣内部から極光が立ち上り、真っ白な柱となって内部を焼きつくす。
水野谷颯:「…………」 焼かれながら笑っている
GM:では、一気ですね。水野谷くんは焼かれます。
GM:だが、きみには最後のエフェクトが残っている。使ってもいいし、使わなくてもいい。
水野谷颯:《蘇生復活》
水野谷颯:肉体の再生。しかし満身創痍だ!!!
祟ヶ原 坤:「ったく……」
祟ヶ原 坤:「その顔、もっと速くに拝みたかったもんだぜ」
萩村慶太郎:「……颯!」 きみの名前を呼ぶ。
水野谷颯:「はあ……はあ……はあ……」
萩村慶太郎:「やめておけ。もう肉体が持たん」
祟ヶ原 坤:あ、侵蝕174です
水野谷颯:こちらの手番行きますよ
GM:どうぞ~
水野谷颯:マイナー《縮地》
水野谷颯:そうですね、屋上の縁ギリギリにでも行きましょうかね
杉下山女魚:おっと
杉下山女魚:そのイニシアチブに
杉下山女魚:アームドスーツ解除します
煙山 純一:そ、そうか…
杉下山女魚:これで先手になる
GM:おっと、杉下さんが動こうとするなら、
水野谷颯:《加速する刻》
水野谷颯:ですか????
GM:これが飛ぶ。《異界の聖域》。
煙山 純一:なに
水野谷颯:わあお
杉下山女魚:ゲーッ
GM:杉下さんはシーンから追放される。次のセットアップを待ちな!あればな!
GM:蕃神のEロイス2つ目。《異界の聖域》だ。
紀野杏奈:なんてことだぜ
祟ヶ原 坤:なんてことだ
蕃神:「……」 なにかをぶつぶつとつぶやきながら、ゆっくりと巨体を動かす。
蕃神:空間が変異して、山女魚さんの姿が掻き消える。
GM:手番は水野谷くんだ、依然として。
杉下山女魚:「……!」
煙山 純一:「なっ…」消えゆく山女魚、そしてゆるりと動く蕃神を見る
紀野杏奈:「ヤメちゃん……!?」
水野谷颯:では改めて《縮地》で屋上の縁、フェンスあたりまで飛びましょう
杉下山女魚:先んじて動こうとして、取り込まれる
杉下山女魚:「私よりも…みんな…!」
GM:問題なく飛ぶことはできる。
杉下山女魚:「あの人を…!おねがい……」
水野谷颯:「………」 メジャーでフェンスぶった斬りましょう
萩村慶太郎:「颯!」 追いすがろうとするが、もう体が動かない。
GM:フェンスは簡単に破壊される。
水野谷颯:「俺が自由に出来ることは反抗することか逃げることくらいだった」
水野谷颯:「山女魚の手にはかかりたくない。最期まで……俺の死まで茅ノ輪に縛られてたまるか」
水野谷颯:「最期くらい自由にさせてくれよ」
煙山 純一:「颯さん…あんた…」
紀野杏奈:「……のんやん……」
水野谷颯:「さて。最期の置き土産だ。俺が死ねば縛っていた蕃神は動き出すだろう」
水野谷颯:「俺がこうなったのはそもそもどうしてだったか、よく考えてほしいね」
水野谷颯:「俺だけじゃない。八ツ目だって慶太郎だってそうだ」
水野谷颯:「慶太郎、なんか言いたいことある? あはは」
祟ヶ原 坤:「最後までお前は変わらねえな…!」
萩村慶太郎:「うるさいぞ……颯! お前に言いたいことなどあるものか」
萩村慶太郎:「お前が俺に言いたいことがあるんだろう! 行くな! 言え! くだらないことでもいい、なんだって!」
水野谷颯:「俺の両親が死んだ理由を知った時点で遅かれ早かれこうなっていた」
水野谷颯:「ここまでは私怨だよ慶太郎。あんたが憎い」
水野谷颯:「だが、あんただって茅ノ輪に縛られてたわけだよ」
水野谷颯:「僅かに残った良心だ。感謝してほしいね」
萩村慶太郎:「……行くな」 それしか言えない。どちらにしろ動けない。
水野谷颯:「………」 煙山くんを見る
煙山 純一:真っ直ぐに、見返す
水野谷颯:「あんたが選択するといい」
水野谷颯:「蕃神をどうするかは煙山、お前次第だ」
水野谷颯:「ま、俺が死んだ後の話だし」
水野谷颯:「どうでもいっか………」
水野谷颯:「やりたいことやって死ねるし、結構満足かもね」
水野谷颯:「……」
水野谷颯:「あ」
水野谷颯:「ゆっちによろしく言っといて」
水野谷颯:「それじゃあね。悪くない人生だったよ」
水野谷颯:ふわりと、後ろ向きに倒れ込む
GM:屋上の”外”には何もない。
GM:虚無だ。
GM:水野谷くんの体は、そこに吸い込まれるように消えていく。
煙山 純一:「…それがあんたのやりたい"自由"なら」
煙山 純一:「頼まれてやりますよ」
煙山 純一:しばらく虚無を見つめた後、蕃神へと振り返る
蕃神:「…………キ」
蕃神:「キ――キキキキィィィィィ――――――キキキキキキキキキ!」
GM:昆虫のような激しい威嚇音。
GM:蕃神の巨体が、動き出している。
紀野杏奈:「……空気読めっつっても、無駄だよね」
煙山 純一:「…出来る事なら帰してやりたいけど」
煙山 純一:「出来るのかね、こいつは…」
蕃神:「キ」
GM:そして、もう一度《異界の聖域》。対象は祟ヶ原くん。 空間が歪み、結界の外へ、きみを放逐する。
祟ヶ原 坤:「!」
紀野杏奈:「ししょー……!」
祟ヶ原 坤:「……煙山!水野谷はお前に任せた!なら…俺も、お前に全部預ける!」
祟ヶ原 坤:「自分を信じろ!お前は……強い!!」
祟ヶ原 坤:言葉を残し、その姿は吸い込まれ消えていく
煙山 純一:「…色々言われる日だな、今日は」
        紀野
        |
       (5m)
        |
        蕃神
        |
       (5m)
        |
        煙山


GM:第3ラウンド。蕃神は《異界の祝福》を使用。他のキャラクターの登場を禁じる。
GM:セットアップだ。煙山くんと紀野さんは、なにか行動があればどうぞ。
GM:蕃神はなにもない。
煙山 純一:「さて、そんじゃま」氷と炎の剣を、構える
煙山 純一:「最後まで、かっこつけますか」
紀野杏奈:「ん、期待してるよ、じゅんち」
紀野杏奈:なし!
煙山 純一:できる事が無い!
煙山 純一:無しで!
GM:では、最初の手番は紀野さんだ。どうぞ!
紀野杏奈:〈インスピレーション〉を使用します
GM:OK.質問をどうぞ。
紀野杏奈:蕃神を止める、あるいは倒す方法を聞きたいです
”禁傾”:『あの蕃神は、その力のほとんどを水野谷颯に奪われた。ゆえに通常の攻撃が通じる』
”禁傾”:『問題なく破壊できる相手だ。紀野杏奈。最大の火力をぶつけるがいい』
”禁傾”:『何も問題はない。やつはきみと、煙山純一より強くない』
紀野杏奈:「……おっけ。わかった」
蕃神:「キ」
紀野杏奈:「……じゅんち、最大の火力で、お願い」
煙山 純一:「………わかった」
蕃神:蕃神の手番。
蕃神:黒星粉砕。
蕃神:対象は紀野杏奈。
煙山 純一:どっちだ…
GM:命中判定は発生しない。ダメージのみを食らうがいい。
蕃神:11d10
DoubleCross : (11D10) → 47[1,2,8,1,9,2,2,6,9,2,5] → 47

蕃神:空間が粉々に粉砕され、焦点となった紀野杏奈を吹き飛ばす。
紀野杏奈:「……く……あぁあッ!!」
蕃神:こいつは時間と空間の外側にいる存在。その呼吸は時間を巻き戻し、心臓の鼓動は空間を歪ませる。
煙山 純一:「杏奈ァッ!」
”禁傾”:『蕃神とは、まさしく異界の存在。だが、決して強くはない。いまなら。いまのきみたちなら』
”禁傾”:『立てるか、紀野杏奈』
紀野杏奈:蕃神/遺志/恐怖○/ロイス 即タイタスにして復活
紀野杏奈:「……当たり前でしょ、キー」
紀野杏奈:「倒れてらんないっての……これから、いっちばんかっこいいとこ見せてくれんのよ」
紀野杏奈:「勇者様が、さ」
”禁傾”:『……なるほど。それでこそ私だ』
”禁傾”:『あとは彼に託すとしよう』
GM:手番は煙山くんに移る。行動をどうぞ。
煙山 純一:「…そうまで言われちゃ」
蕃神:「キ、キ、キキキキキキキキキキキキキキキキキキッキキキキキキキキキ!」
蕃神:膨張した十七の手足で、床を引っ掻いている。
蕃神:飛び立とうとしているようにも見える。
煙山 純一:「"ラスボス"ぶっ倒して、皆を救わなくちゃなあ!」
煙山 純一:右の剣から炎が、左の剣から氷が消える
煙山 純一:マイナー無し
煙山 純一:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《フレイムタン》+《結合粉砕》+《灼熱の砦》+《クロスバースト》
GM:OK。
煙山 純一:"蕃神"を攻撃します
GM:判定をどうぞ。
煙山 純一:16dx7+8-2
DoubleCross : (16R10+8-2[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,5,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,3,4,6,7,8,9,10,10]+6[1,1,6,6,6]+6 → 32

煙山 純一:こ、ここぞで…!
GM:ドッジ・・・その可能性に賭け・・・!
蕃神:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,3,8,9,9] → 9

GM:・・・・はい。
GM:ダメージをください。
煙山 純一:75+4d10
DoubleCross : (75+4D10) → 75+21[8,3,8,2] → 96

煙山 純一:装甲値無視!
GM:軽く許容値を超えてきたな・・・・!
GM:それには耐えられない。爆発四散です。戦闘不能ダメージ。
蕃神:「……キ」
GM:復活とか軽減とかそういう小賢しいエフェクトはない。容赦なく叩き切ってください。
煙山 純一:「氷ッ!」右の氷の剣!
煙山 純一:「炎ッ!」左の炎の剣!
煙山 純一:そして、二つの剣を一つに合わせ───
煙山 純一:「………ざああああああああああん!!」
煙山 純一:───縦一文字に、斬る!
GM:それは真っ二つだ。
GM:蕃神の肉塊は切断され、屋上に転がる。
煙山 純一:「…お前が帰りたいみたいに、俺にも」
煙山 純一:「…あるんだよ、帰りたいところ」
GM:そして、選択の時だ。 このまま蕃神に「止めを刺し」、死亡ダメージを与えるか。それとも放置し、もとの世界に帰すか。
GM:また、煙山くんにはもう少し別の選択肢もとれる。こいつを取り込み、ひとつの存在として生きていくか。
GM:どのように結末をつけるかは、いまここで、煙山くんが選ぶことができる。
GM:どれを選んでもいい。エンディングが少し変わるだけで、煙山くんらしい選択をするのがいいでしょう!
GM:ただ、煙山くんにはわかることがある。
GM:こいつは、蕃神は、違う世界から紛れ込んだ昆虫のようなものだ。
GM:莫大な力をもったカブトムシが、現世に来て暴れていただけだ。知性らしきものは感じられない。自由に始末をつけるのがいいでしょう。
煙山 純一:「そこのことを、これからを…考えたら」
煙山 純一:帰りたい場所/新寄上市/愛着:○/不安/ロイス で取得します
煙山 純一:「…今までのことを、考えたら、な」
煙山 純一:右の逆手に剣の柄を持ち替え
煙山 純一:「…悪い。でも、憶えといてやるよ」
煙山 純一:"蕃神"へと、投げる
煙山 純一:─止めを、刺すため
GM:では、その一撃は速やかに蕃神の命を奪う。
蕃神:「キッ」
GM:蕃神は止めを刺されました。死亡します。
煙山 純一:"蕃神"の命と共に、剣も消滅する
GM:もはや、新たな寄り代が選ばれることもないだろう。それは、古代の兵器が役目を失うということも意味する。この土地の神秘は失われていくだろう。
”禁傾”:『――これでいい』
”禁傾”:『すべての戦いが報われる。これでいい……』
紀野杏奈:「……キー?」
”禁傾”:『もともと、役目は終わった』
”禁傾”:『それに、気づいているだろう? 紀野杏奈』
”禁傾”:『私は、きみ自身だ。それ以外の何者でもない。何も寂しいことはないよ』
紀野杏奈:「…………」しばらく俯き
”禁傾”:『いずれまた。冬の日に会おう』
紀野杏奈:「そっか……うん、またね。キー」
”禁傾”:『……』 なにか言ったのかもしれない。しかし、もはや声は聞こえない。禁傾の気配は消える。
GM:なにかロールがあれば、どうぞ。なければバックトラックに移ります。
煙山 純一:侵蝕率:159→175
紀野杏奈:「……大丈夫。ずっと一緒にいるんだもん。それに……」ペンダントを手で撫でてから
紀野杏奈:じゅんちに駆け寄り、腕にしがみつく
紀野杏奈:「寂しくなんて、ないからね」
煙山 純一:「あ、杏奈…」
煙山 純一:「…ああ、そうだな」
煙山 純一:「帰ろう、俺達の町に」

GM:バックトラックです。
GM:今回のEロイスは9個。
杉下山女魚:うおおーっ振る!
祟ヶ原 坤:ロイス枠残り一個今埋めていいですか!
杉下山女魚:165-9d10
DoubleCross : (165-9D10) → 165-38[1,6,3,9,4,4,4,5,2] → 127

GM:仕方ないなあ祟ヶ原くんは
GM:埋めなさい
GM:-Eロイス:異界の聖域
-Eロイス:異界の聖域
-Eロイス:異界の聖域
-Eロイス:異界の祝福
-Eロイス:異界の加護
-Eロイス/拒絶の結界
-Eロイス/拒絶の結界
-Eロイス/拒絶の結界
-Eロイス/定まりし殺意
-Eロイス/ありえざる存在

祟ヶ原 坤:へへーっ
煙山 純一:ダイスロールの前にメモリーで侵蝕率を10%下げます!
GM:以上、9個。振りたいひとは降ってね!
杉下山女魚:a,
杉下山女魚:すいませんこちらも取得!
紀野杏奈:当然メモリーで下げる!
GM:オラッ、取れ!取りたいなら!
祟ヶ原 坤:八木沼/敵愾/脅威○/ロイス
煙山 純一:えーと175だから0.9倍して157.5だから…繰り上げで158かな
GM:メモリーは一律10下げですよ
杉下山女魚:家族/水野谷颯/庇護/悔悟○/ロイス
祟ヶ原 坤:10は数字の10です
杉下山女魚:で、倍振り
煙山 純一:あれ
祟ヶ原 坤:なので固定値10分減るだけですね
杉下山女魚:127-10d10
DoubleCross : (127-10D10) → 127-72[10,10,4,9,4,10,1,4,10,10] → 55

杉下山女魚:生存!3点
紀野杏奈:結局のところメモリーは10減るっていうことなんですね!だったらそう書けばいいのに!!
GM:なんだ山女魚チャン楽勝じゃん・・・
煙山 純一:EAには%って書いてますけど…そうなのか…
祟ヶ原 坤:侵蝕自体も%表記だからね…ややこっしい
GM:そうなんですよ
煙山 純一:あ、あああそういうことか…納得!
GM:侵食率を10%下げるっていうから変な言い方になる
煙山 純一:じゃあ165ですね
紀野杏奈:えーつまり、170%から10%減って160%!こういうことだ!
祟ヶ原 坤:私もメモリー2つ使って減らす!154!
祟ヶ原 坤:154-9d10 まずEロイス
DoubleCross : (154-9D10) → 154-46[4,5,8,2,4,7,5,8,3] → 108

紀野杏奈:そしてEロイスは当然振るに決まってる!!
祟ヶ原 坤:ウッシャー!
煙山 純一:えーとここからまずEロイス分をと…
紀野杏奈:160-9d10
DoubleCross : (160-9D10) → 160-65[10,7,9,7,3,3,10,8,8] → 95

煙山 純一:165-9d10
DoubleCross : (165-9D10) → 165-49[10,1,3,9,9,4,2,3,8] → 116

紀野杏奈:帰還確定デース!!
紀野杏奈:95-5d10 はい1倍
DoubleCross : (95-5D10) → 95-38[8,6,9,9,6] → 57

煙山 純一:残りロイス3、倍振りします
紀野杏奈:減りすぎ!!
煙山 純一:116-6d10
DoubleCross : (116-6D10) → 116-29[2,7,2,6,6,6] → 87

祟ヶ原 坤:108-5d10 1倍!なんだかんだ1個しかロイス減ってなかった
DoubleCross : (108-5D10) → 108-31[10,2,5,4,10] → 77

GM:煙山くんやるなあ
祟ヶ原 坤:きっかーん
祟ヶ原 坤:77って4点でしたっけ?
煙山 純一:帰れる…町に帰れるんだ…
GM:77は4点ですね
GM:全員生還!経験は何点ですか?
祟ヶ原 坤:では4点。侵蝕に悩み続けたこいつも…これで報われよう…
祟ヶ原 坤:4点!
紀野杏奈:4点!減りすぎた!
煙山 純一:3点です
GM:Dロイス3+Eロイス9+シナリオ10+FS判定10+いつもの5=37
GM:計算中
GM:銀河忍風さん:40点
氷泉白夢さん:41点
すらいさん:41点
モヤイさん:40点
鳩子さん:なし
ロケット商会:54点

GM:以上!
GM:エンディングは、12/31の21時から!
杉下山女魚:うひょーいただきます!
煙山 純一:ありがたく頂きます
杉下山女魚:お疲れ様でしたー!
GM:寄上市の大団円で年を越そう!みんなもエンディングを考えておいてね!
祟ヶ原 坤:頂きます
GM:本日はこれでおわり!
GM:お疲れ様でした!
紀野杏奈:いただきます!おつかれさまでした!
煙山 純一:承知致しました。本日は皆様、お疲れ様でした
祟ヶ原 坤:お疲れ様でしたー!
GM:まずは合同エンディングからのスタートになります。
GM:タイムテーブル的には、煙山・紀野チームが蕃神をぶち殺したあと。
GM:異空間から帰還した二人と、崩れ落ちる校舎からの脱出シーンになります。
GM:ぼくはとにかく崩れ落ちる校舎から脱出するみんなを見たい!というわけで、そういうシーンです。

■エンディング1

GM:校舎が揺れていると感じる。
GM:空間が不安定になっている。風景のあちこちがほころび、急速に崩壊しつつある。
萩村慶太郎:「……戻ったか? どうやら目的は達したようだな」
萩村慶太郎:お爺ちゃんは煙山くん・紀野さんに声をかける。
萩村慶太郎:「……蕃神を、どうした?」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「倒しました。多分、あいつが何かすることは無いと思います」
紀野杏奈:「……」
煙山 純一:「…今まで、みたいなことは」
煙山 純一:少し、目を伏せる
杉下山女魚:「…そう」
萩村慶太郎:「そうか。……ならば、いい。それで良かったのだろう」
杉下山女魚:何も無い場所から現れる
杉下山女魚:「それで…」
煙山 純一:「…山女魚さん」
杉下山女魚:「…」
杉下山女魚:「ううん」
煙山 純一:「あの…その」
杉下山女魚:煙山くんの頬に手を当てます
煙山 純一:「あっ」
杉下山女魚:「ありがとう、純一くん」
杉下山女魚:「……これでよかったのよ」
萩村慶太郎:「そうだな。結局、終わらせたのはお前たちということか」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:頬に当てられた、山女魚の手を取る
煙山 純一:「…はい」
杉下山女魚:「煙山くんが選択をしてくれた」
杉下山女魚:「それできっと、私たちもあの人も」
杉下山女魚:「無意味じゃなかった……」
杉下山女魚:手を下ろします
祟ヶ原 坤:「……煙山。」ふらりとこちらも出現
萩村慶太郎:「そっちも無事か……」 祟ヶ原くんを一瞥
煙山 純一:「師匠…」山女魚の手を離し、師匠に向き直る
杉下山女魚:「全員、生き残ったのよ」
紀野杏奈:「……全員……そうだ、ゆっちは……?」
煙山 純一:「…ッ!そうだ、唯を探さないと!」
祟ヶ原 坤:「…まずは脱出だ。お前の選択は何だったのかはまだ把握してないが、俺はそれを尊重してやる」
祟ヶ原 坤:「そうだな、宇野森を連れて帰らないと…!探知の出来る奴はいるか!?」
萩村慶太郎:「結構なことだ……。いささか危うい空間ではあるが」
祟ヶ原 坤:「そうだ、”禁傾”…探知出来るか聞いてくれ!」
煙山 純一:「あ…」
紀野杏奈:「……」
紀野杏奈:「キーは……」
GM:”禁傾”の反応はない。
祟ヶ原 坤:「どうした?あいつなら余計なタイミングでも話しだすような奴だっただろ…?…おい…」
紀野杏奈:「……大丈夫」
杉下山女魚:「……」
紀野杏奈:「キーは"アタシ"だから」
GM:そう、紀野さんはすでに知っている。
杉下山女魚:杏奈の様子と盤神が倒された事から禁傾がいない事を察する
GM:このあやふやな異空間ならば、どの教室でもいい。扉を開くことで、自分の望む場所に繋げることができるだろう。
杉下山女魚:「…杏奈ちゃん、お願い」
紀野杏奈:「……うん!」扉を、開く
GM:では、きみは望む場所の扉を開くことができる。教室。その片隅に、一人の女子高生がうずくまっている。
宇野森唯:「あ……」
祟ヶ原 坤:「……そういうことか」自分の中にある”鏡”も既に消えているのであろう。目を閉じ確認してみる
紀野杏奈:「ゆっち!大丈夫!?」
煙山 純一:「唯!無事か!?」
宇野森唯:「……う、……うん……!」 「ごめんなさい!」
煙山 純一:「へ?」
宇野森唯:「私、足手まといになったみたいで……! 本当は、杏奈たちを助けなくちゃいけなかったのに」
紀野杏奈:「……何言ってんのさ、全く」ゆっちの頭をなでる
煙山 純一:「…なに言ってんだよ、お前は」
宇野森唯:「うぁぅ……」 言葉も出ない
紀野杏奈:「そんなことより、ここ出るよゆっち!行こ?」
萩村慶太郎:「……手を貸して立たせてやれ。消耗が激しいだろう」
煙山 純一:「はい…大丈夫か?歩けるか?」
宇野森唯:「なっ……なんとかっ……!」 ふらふらだが、いちおう立つ。歩く。
祟ヶ原 坤:「アンタは大丈夫なのか?あんなに消耗してたろうが」萩村さんに
萩村慶太郎:「ふん。年季が違う」
萩村慶太郎:やや足元があやしいが、それでもきみたちと似たようなものだ。
杉下山女魚:「……御目付様」
杉下山女魚:荻村さんの肩を支えます
祟ヶ原 坤:「はっ…親父とつるんでただけはあるってか」
萩村慶太郎:「必要ない。山女魚。……といっても、敬老精神豊かなお前のことだ。いらんお節介は治らん性分と見える」
杉下山女魚:「…はい、面目ありません…けれど…今は」
杉下山女魚:支えているというよりも、しがみついているようにも思える
杉下山女魚:振り返りそうになってしまう。ここに残された物を、置いていきたくない。
杉下山女魚:「……」
GM:遠くから、うつろな轟音が響いてくる。
GM:崩壊が進んでいるようだ。
煙山 純一:「…急いだ方がいいな」
紀野杏奈:「……ヤメちゃん……」
紀野杏奈:「行こう」
祟ヶ原 坤:「ああ…親父を連れてくる必要もあるな」
宇野森唯:「……はい。私も歩けます。いきましょう」
杉下山女魚:「……うん」
杉下山女魚:「私たちは、生きているから…歩かないとなのよ」
杉下山女魚:出口に向けて歩き出します
祟ヶ原 坤:「止まってはられねえよな。…取りこぼしたものの為にも」
紀野杏奈:「……うん」扉を開けば、わかる。キーは、"いなくなった"わけではないと。確かに、いると。
紀野杏奈:「帰ろう!」出口への、扉を開ける!
祟ヶ原 坤:「……」扉から出る前に、振り向こうとして立ち止まり…止めた
祟ヶ原 坤:過去からの怨念が引き起こした騒動が今の結果であり、後悔であった。たまには省みる必要もあるだろう。
祟ヶ原 坤:だが、今は少なくとも……過去に囚われている時間は無い。前に進まねば、自分も過去へと呑まれてしまうから
祟ヶ原 坤:そのまま足を踏み出し始める。今を生きる場所へと帰ろう。自分たちの街へと―――

■エンディング2

GM:寄上市、郊外。
GM:木立に囲まれた霊園のはずれに、新しい墓標がある。
GM:いま、四人の墓参者がその前に近づいていく。
祟ヶ原 坤:学生服ではなく、今は着物の喪服である。
祟ヶ原乾:「……うん。あれだ」
祟ヶ原 坤:お墓はどんな見た目でしょうか
GM:真新しい、ごく平凡な墓石ですね。水野谷くんの名前がある。
祟ヶ原巽:「……お花、置いてあるよね」
祟ヶ原巽:「誰か来たのかな」
祟ヶ原 坤:「さあな…あいつもそれなりに知り合いはいるだろ」誰が持ってきたかは察している。
祟ヶ原乾:「うん。私たちも供えていこうか。坤、水を頼む」
祟ヶ原 坤:「ああ…」桶を置いて柄杓を取る
萩村慶太郎:「……なぜだかな。信じられんよ」 ちょっと離れた場所でそれを眺めている
萩村慶太郎:「最後の茅ノ輪になるはずだった。俺ではなく、あいつがここにいるべきだった。そう思えてならん。……勝手な感傷だな」
祟ヶ原 坤:「…二度と」
祟ヶ原 坤:「”自分が死んで終わらせる”なんて事は言うなよ。死んで、街は救われたかも知れない…だが、お前を頼ってる奴はどうすればいいんだ。」
萩村慶太郎:「……乾」
萩村慶太郎:「生意気なことをいう小僧になったな。お前もいらんお節介が治らん気質と見える」
萩村慶太郎:「だが、骨身に刻んでおこう。……もう二度とは言わん」
祟ヶ原乾:「坤、もういいだろう。ご老体はたいへん反省しているようだ」
祟ヶ原 坤:「ああ…別に、アンタにだけ言った言葉でもないしな」
祟ヶ原巽:「けっこう、兄さん自身にも当てはまるからね」
祟ヶ原 坤:虚を突かれたような顔になって「…まさか巽にまで言われちまう日が来るとは…」
萩村慶太郎:「祟ヶ原の人間は一言多いようだ」
祟ヶ原巽:「……先輩の好きな花とか、ぜんぜんわからなかった……」 無視して花をそなえている
祟ヶ原乾:「私は住職の人と挨拶をしてくるよ。坤、お前はどうする?」
祟ヶ原乾:「もう少しここにいるかい?」
祟ヶ原 坤:「ああ、まだ墓の清掃も入りそうだしな。」
萩村慶太郎:「……俺も行こう。やることは多い……また、後でな」
GM:呼び止めなければ、二人は去っていきますね。
祟ヶ原 坤:頷いて、墓周りを掃き清める
祟ヶ原巽:「……兄さん」 振り返る
祟ヶ原巽:「なんか、いろいろ大変だったんだよね。たぶん」
祟ヶ原 坤:「まあな……後悔するようなことばかりだ」
祟ヶ原巽:「……後悔してる?」
祟ヶ原 坤:「少しはマシなところに落ち着いたと言えるが、少々重い課題とか荷物が出来てしまった」
祟ヶ原 坤:「ああ、後悔してる。」
祟ヶ原巽:「ふーん……そう。まだ続けるの? なんていうか……兄さんの、その仕事、っていうか。とにかく、それ」
祟ヶ原 坤:「これ、なあ……」
祟ヶ原 坤:『自分の中の嫌なものを見なければならないから』『見たくないから、目を逸らした』
祟ヶ原 坤:異界の中で言われた言葉が脳裏に谺する。きっとその残響は生涯残るだろう。そういう確信がある。
祟ヶ原 坤:自分と向き合うこと。初めてやること。絶対に不可能だと言われたこと。諦めずにやると宣言したこと。
祟ヶ原 坤:全てが自分の中で礎として存在し続けるように願っている。……だが、脳裏に谺する声は常に否と言い続ける
祟ヶ原 坤:果たして自分は、その声に抗い続けられるのだろうか?……まだ、未来には確信は持てないままだ
祟ヶ原 坤:「…なあ、巽」
祟ヶ原巽:「……なに?」
祟ヶ原 坤:「絶対やるって決めた時に…お前はそのことを、誰に誓う?」
祟ヶ原巽:「……知らないよ。自分以外に誰かいるの?」
祟ヶ原 坤:「………」思いの外速い返答にはたと黙ってしまう
祟ヶ原 坤:「そうだよな…誰かに誓ったって。やるのは結局自分だからな…」
祟ヶ原巽:「ん……決めたの?」
祟ヶ原 坤:「…まずは、続けようと思う。」
祟ヶ原巽:「あ、そう。……続けるんだ」
祟ヶ原 坤:「でも、無責任に考えなしでやることはもう止める。色々悩んで、話してみる。」
祟ヶ原巽:「……いいんじゃない? そう決めたなら」
祟ヶ原 坤:「ああ…また、お前に色々苦労をかけるかもな」
祟ヶ原 坤:「感謝してる…お前のお陰で、色々助かったことだらけだった。」
祟ヶ原巽:「どういたしまして。……っていうか、今までどおりってことでしょ? それって。苦労かけるって」 立ち上がって笑う
祟ヶ原 坤:「んなっ……ち、ちょっとは違わあ!俺だって、少しは考えを持ってな……」
祟ヶ原巽:「はいはい! 私も、ちょっと強くなるよ。……でも」
祟ヶ原巽:「こっちこそ、ありがとう。兄さん。……もう行くね」 きみの傍らをすり抜けて、歩いていく
GM:特に呼び止めなければ去っていくだろう
祟ヶ原 坤:「…巽。」「きっと、親父も同じつもりだからな。」
祟ヶ原巽:「……ん?」
祟ヶ原 坤:「俺と親父は、大体似ちまってた。…だからなんとなく、分かる」
祟ヶ原 坤:「…それだけ、だ。」
祟ヶ原巽:「ん……」
祟ヶ原巽:「わかった」
祟ヶ原巽:しっかりうなずく
GM:さて、このあたりで、もうちょいロールしますか?
祟ヶ原 坤:もう大丈夫でしょう。
GM:OK!了解です。
GM:お疲れ様でした!
祟ヶ原 坤:お疲れ様でした!

■エンディング3

宇野森唯:「……あの。山女魚さん。お話したいことがあるんです」
杉下山女魚:「あらあら~唯ちゃんだけ?」
杉下山女魚:「珍しいのよ~、まあ上がって上がって」
杉下山女魚:いつものようにニコニコしている
宇野森唯:「あ、いえ」
宇野森唯:「その……そんなに長いお話じゃないんです」
杉下山女魚:「…なぁに?」
宇野森唯:「先輩……、ええと、あの人とちょっと話したことがあって」
杉下山女魚:「……」
宇野森唯:「山女魚さんに、伝えないといけないんじゃないかな、って……」
杉下山女魚:ぴくっと、ほんの一瞬表情が強張ります
杉下山女魚:「……」
杉下山女魚:「それは…」
宇野森唯:「あの、先輩は……山女魚さんたちのことを、なんていうか……その……」
杉下山女魚:「……唯ちゃん」
杉下山女魚:「ごめんね、ウチはそれ、聞きたくない」
宇野森唯:「あ……、え? そ、そうですか? でも……いいんですか?」
杉下山女魚:「聞く権利も無いのよ」
杉下山女魚:「大事な物を守った、大事じゃなかった物を捨てた」
杉下山女魚:「……それで今更理解したかったなんて」
杉下山女魚:「もう、言わない事にしたのよ」
宇野森唯:「……その……それって、本当にいいんですか?」
杉下山女魚:「……え?」
宇野森唯:「あの……すごい差し出がましいというか、なんというか、馬鹿だな~って感じの質問なんですけど……」
宇野森唯:「山女魚さん、水野谷先輩のこと、好きだったんじゃないんですか」
杉下山女魚:「…………」
杉下山女魚:「それだってね」
杉下山女魚:「そんな風に思う資格が無いのよ」
杉下山女魚:「……もう選んで…終わって」
杉下山女魚:「あの人は行ってしまったから…」
宇野森唯:「資格だなんて……」
宇野森唯:「……山女魚さんは、すごいなあ」
宇野森唯:「私、ぜんぜんダメなんです。まだ色々なことを割り切れてない」
宇野森唯:「どうすれば山女魚さんみたいになれるんですか?」
杉下山女魚:「あはは…」
杉下山女魚:「唯ちゃんは……こんな風にならないで欲しいのよ」
宇野森唯:「なんでですか?」
杉下山女魚:「……それは…」
宇野森唯:「あの……なんか、ごめんなさい。生意気なこと言っちゃいましたね」
杉下山女魚:見ればわかる、水野谷のとの決着以来尋常じゃないやつれ方をしている
宇野森唯:「……お話、やめておきます。あの、また……学校で」
杉下山女魚:「……うん」
宇野森唯:「……はい。失礼します」 一礼。
杉下山女魚:ニコニコと手を振っている
GM:そうして、宇野森唯は去っていく。
GM:あとに残るのはきみだけだ。
杉下山女魚:壁に背中を凭れて
杉下山女魚:宇野森が去っていった方にぼんやり視線を向けながら座り込む
杉下山女魚:「―――それはね」
杉下山女魚:「なんでも割り切るなんて、人間には出来ないからよ」
杉下山女魚:「……ぅう…」
杉下山女魚:「うぅううううううううう……」
杉下山女魚:ずっと泣き続けます
杉下山女魚:独りでいる内は、ずっと。

■エンディング4

浅見星佳:「だからさー、来年から進路の話とか出てくるじゃん? 当然?」
浅見星佳:「その前にパーッとどこか遊びに行こうっていう話。東京のなんとかランドとか、なんとかシーとかに!」
GM:いつもと同じ朝だ。浅見はすごい勢いで話しかけてくる
紀野杏奈:「そうだねえ……やっぱ遊びには行きたいよね!わかる!わかるよ!」
宇野森唯:「ん……別に星佳のそれって、進路の話でてなくても、ずっと言ってるきがする……」
浅見星佳:「さっすが杏奈! 話が早い! ランドとシーのどっち行きたい~?」
紀野杏奈:「そこは悩むとこだよね……もういっそどっちも回る……?」
宇野森唯:「冬休みに行くの? 寒くない方がいい、かな……」
浅見星佳:「どっちもそんな変わんないって! ……杏奈、冬休みの予定とか……って、あ、そうだ! ごめん!」
浅見星佳:「煙山純一くんとデート行くよね~。そりゃ行くよね~」
紀野杏奈:「むぶぇっ!」
紀野杏奈:「い、いや、その、いや、それは」
宇野森唯:「誕生日パーティー、……今年はいらないよね」
紀野杏奈:「……その……うん」
紀野杏奈:「じ、実はその、じゅんちと、約束、した、から……その、二人って……」指をぐるぐるしてる
浅見星佳:「ん~~~じゃあ~~~仕方ないなぁ!」
浅見星佳:「がんばってね!」
宇野森唯:「……うん。がんばってね?」
紀野杏奈:「そ、その、ありがと……えっと、その、ゆっちは、その……」
宇野森唯:「……? なに?」
紀野杏奈:「い、いや、その……なんていうか……いいのかな?っていうか、その、ごめん、こんなん言うべきじゃなかったね!ごめん!」
宇野森唯:「……うん。いいの。……いいの!」
宇野森唯:「私もちょっと強くならなきゃなって思ったから。……それで終わり。だから、いいの。ありがとう、杏奈」
浅見星佳:「あっ? なに? 難しい話? 難しい話してる……!?」
紀野杏奈:「そ、そっか……うん、ありがとう……」
紀野杏奈:「……で、でもさ!その、うん!遊びには行こう!3人で!ね!」
浅見星佳:「うん。そりゃーもちろん! でしょ、唯!」
宇野森唯:「……うん。きっと。もうすぐ春も来るから」
宇野森唯:「あ。でも、そろそろ遅刻しそう」
紀野杏奈:「えっ嘘っ!!もうそんな時間!?」
浅見星佳:「やばっ。いそご!?」
GM:そうして、三人は走っていく。まだ長い冬は続く。しかし春はもうすぐそこだ。

■エンディング5

GM:休日。寄上市。――中央公園。
GM:きみたちはこの場所で待ち合わせることにした。
GM:いずれか片方が、もう一方の姿を視認し、声をかける。なんでもない休日の一コマだった。
紀野杏奈:「じゅんちー!」
煙山 純一:「!」
煙山 純一:「よ…よお」手を上げて応える
紀野杏奈:「ん、うん、やっほ」
煙山 純一:通販雑誌で買った、誌面そのままの服装だ。長らく仕舞われていたが、ようやく日の目を見た
煙山 純一:手持ちの私服の中では一番のオシャレアイテムであろう
紀野杏奈:いつもそれなりにおしゃれをしている方だが、いつにもまして気合を入れているようにも見える
煙山 純一:「あー…その、なんだ。悪いな、どこ行くか決められなくて」
紀野杏奈:「いいよいいよ、なんかこう、アタシもさ、あんまり、考えてなかったし?そういうのもいいかなーって、逆に?」
煙山 純一:「そ、そうかな…はは…」
煙山 純一:「…」
紀野杏奈:「……」
煙山 純一:「と…とりあえず、どこか行くか?」
紀野杏奈:「ん、うん、任せるよ」
煙山 純一:「よ…よし。まずはそう、だな…駅前にでも行くか」
煙山 純一:「色々あるからな、あそこ」
紀野杏奈:「そだね、うん、行こうかじゅんち」
煙山 純一:「ああ」
煙山 純一:ふと、空を見上げ
煙山 純一:「晴れて、よかった」
紀野杏奈:「……そうだね」
紀野杏奈:「……んんー……じゅんちー、その……」
煙山 純一:「な、なんだ?」
紀野杏奈:「いやー、そのー、なんていうかなー……こう……手がさー、冷たいかなーって……」そういいつつ手を出す
煙山 純一:「!」
煙山 純一:「そ…そうだな。あ、あの時ほどじゃないけど寒いからな…」
紀野杏奈:「……」
煙山 純一:そろそろと、杏奈の手に自分の手を伸ばし
煙山 純一:「…」
煙山 純一:握る。その手は、力を使ってもいないのに、ほのかに熱い
紀野杏奈:「……えへへ」
紀野杏奈:そっと握り返す
煙山 純一:「……」反対の手でぽりぽりと頬をかく
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「あの」
紀野杏奈:「……ん?」
煙山 純一:「その…こういうの、後でやった方がいいんだろうけどさ」
煙山 純一:そう言うと、懐から包装された箱を取り出す
煙山 純一:「…結構、長いこと持ってたからさ。もういいかなって」
紀野杏奈:「……これって……」
煙山 純一:それを、杏奈に差し出す
煙山 純一:「誕生日、おめでとう。俺からのプレゼントだ」
紀野杏奈:「……!」
紀野杏奈:「……ありがと……」
煙山 純一:…よく見れば、包装は素人がやったような感じで、箱もどこか凹んでいる
紀野杏奈:「……」その箱をみて微笑んで
紀野杏奈:「あけていい?」
煙山 純一:「あー、見た目がこんななのは…その、あの時も持っててさ…御守り代わりに」
煙山 純一:「え?あ、ああ」
煙山 純一:「…いいよ」
紀野杏奈:「そっか、ずっと持ってたんだ……へへ、なら御利益あるね」そういいつつ開ける
煙山 純一:中身は─小さなピンクトルマリンが使われた、ブレスレット
煙山 純一:「そのー…なんだ。こういうプレゼントは初めてでさ。で、唯や星佳…ましてや部長なんかにゃ恥ずかしくて聞けなくて」
煙山 純一:「まあ、それで、あれだ、誕生石だろ、トルマリン?10月の。だから…」
煙山 純一:「…石だから、禁傾には悪いと思ったけどさ」ぼそりと、呟く
紀野杏奈:「……」胸元のペンダントを軽くさわり
紀野杏奈:一度じゅんちと繋いでる手を離して、そのブレスレットを腕にはめる
煙山 純一:「あ、やっぱりなんか、その、悪かった!今日これから何、か…」
紀野杏奈:そしてもう一度繋ぎ直して、ペンダントを見せるように、腕を上げる
紀野杏奈:「……似合う?」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「ああ。世界中で一番、杏奈に似合ってるよ」
紀野杏奈:「……それは、褒めすぎ!」そういいつつ、笑う。とても嬉しそうに。
煙山 純一:「なんだよ…いいだろ、褒めたかったんだから」少しむくれ、その後、つられて笑ってしまう
煙山 純一:「…あのさ」
紀野杏奈:「……うん」
煙山 純一:「俺…今年、この町に来て、色々あってさ」
煙山 純一:「それを、みんなのことを、忘れないよう、憶えていようって思ってるだんけど」
煙山 純一:「………」
煙山 純一:「今日のことが、一番忘れられなくなるかもしれない」
紀野杏奈:「……アタシも、そんな気がする」
紀野杏奈:「まだなんにもしてないのにね」
煙山 純一:「…そうだな」
煙山 純一:「じゃ、何かをしに、とりあえず行くか」
紀野杏奈:「うん!」
煙山 純一:杏奈の手を取り、歩き出す
煙山 純一:…しばらくして、また空を見上げ
煙山 純一:((春にこの町に来てから、色々…そう、本当に色々なことがあった))
煙山 純一:((良いこと、悪いこと、楽しかったこと、苦しかったこと))
煙山 純一:((出来たこと、出来なかったこと…))
煙山 純一:((助けられたこと、助けたこと、それに…助けられなかったこと))
煙山 純一:((でも、それでも…なんでだろうな。やっぱり───))
煙山 純一:「来て、よかったな………新寄上市」
煙山 純一:そう呟くと、少し杏奈の横顔を見てから、また前を向いて歩いていく───

マスターシーン

GM:――黒ずくめの男の手が、書物にペンを滑らせ、そして止める。
GM:薄暗い書斎の中で、ペンの走る音がしばしの間だけ止んだ。
黒猫:「――はぁ。これで、満足しましたか?」
”真鍮の波”:「――この街の物語は、ここでひとつ終わる」
”真鍮の波”:「私の役目も終わりだ。成すべきは成した」
黒猫:「それが、なすべきこと? ……はぁ。いつもあなたたちは苦労するのですね
”真鍮の波”:「木曜日と土曜日は回収した。……大きな事件だった。長い戦いがあった」
”真鍮の波”:「もう、じゅうぶんだろう? この街は傷ついた」
黒猫:「もう帰りましょう? ”テウルギア”の席が空いて、結社はさらなる階級を昇る者を求めています」
”真鍮の波”:「きみが勝手に昇ればいい。物語のひとつの終わりだ――私は他の物語を追わねばならない。残り4曜」
”真鍮の波”:「そう遠くはないさ。それまでは待つ」 本を閉じ、立ち上がる
”真鍮の波”:――次の瞬間、その姿は消え去る。周囲にあった魔道書も忽然と消える。
黒猫:「――誰も彼も、勝手なことばかり。……はぁ。困ってしまうわ。でも」
黒猫:「私だって、ハッピーエンドが嫌いなわけではないの。さようなら、”真鍮の波”。また会いましょう」 黒猫は跳躍し、書斎の暗がりに消えた。

新寄上市怪異録 終わり




残滓

宇野森唯:「…………」
宇野森唯:「…………怒ってるんですよね」
宇野森唯:聞き方は控えめだが、恐怖らしきものは感じられない。
宇野森唯:教室の片隅から声が聞こえた。
水野谷颯:「まあね」
水野谷颯:振り返らない
水野谷颯:「あんたのこと殺せばさあ、あいつら俺のこときっちり殺してくれると思うんだよね」
水野谷颯:「怒りもまた力だ」
宇野森唯:「……そうでしょうか」 怯えた様子はない
水野谷颯:「あんたはどう思ってるの?」 振り返る
宇野森唯:「……先輩は、その……死ぬことが望みなんですか?」
水野谷颯:「望みっていうか、やりたいことやった結果がそうなるだけかな」
宇野森唯:「結果……。私は先輩のことを、ずっと怖そうな人だと思ってました。祟ヶ原先輩よりも、ずっと。でも……いまは、なぜかわからないけど」
宇野森唯:「怖くありません。でも、遠く感じます。怖そうだったときよりもずっと」
水野谷颯:「結局ね、俺はあいつらのこと恨んでるんだよ」
水野谷颯:「この手でどうにかしてやんないと、気が済まないんだ」
水野谷颯:「復讐と言ってもいいかもしれない」
水野谷颯:「以前の俺ならその感情を押し込めることも出来た」
水野谷颯:「今は出来ない」
宇野森唯:「……復讐」
水野谷颯:「そんなに深刻なことじゃない。ただ思い切りぶん殴りたいだけ」
水野谷颯:「だけどぶん殴ってハイ仲直り、とは行かないのが復讐だ」
宇野森唯:「それだけで終わることができたら……。あのときは、まだ……」
宇野森唯:「なんで先輩は、もっとみんなと相談してくれなかったんですか!」
水野谷颯:「巻き込みたくなかったから。巻き込むなら関係者だけでいい」
水野谷颯:「その関係者はああだったわけだ」
宇野森唯:「……先輩、こんなこといまさら言ってる私にも……きっと腹を立てると思いますけど」
宇野森唯:「私だって怒ってるんです。本当に、もっとちゃんと……いろいろできたと思うのに」
宇野森唯:「怒りが力になるって、さっき言いましたけど……私はこんなに怒ってるのに、ぜんぜん、なにもできません……」
水野谷颯:「出来るんじゃない? 色々。やる気になれば」
水野谷颯:「俺と違ってあんたは縛られてたわけじゃない。やろうと思えばなんだって出来る」
宇野森唯:「……できることなんて」
宇野森唯:「私の力は、壊すだけなんです。それがわかるんです」
水野谷颯:「あんたなら、やろうと思えば日常にだって帰ることが出来る」
宇野森唯:「無理ですよ。もう日常なんて、どこにあるんですか?」
水野谷颯:「蕃神を殺せばいい。あんたになら出来る。その壊す力で」
宇野森唯:「……知っていたんですか?」 警戒する
水野谷颯:「俺がやりたいことっていうのは要するに蕃神を殺すことだ」
水野谷颯:「俺は寄り代にはならなかった。ただ縛り付けているだけ」
宇野森唯:「だから、殺すことで終わらせる……?」
水野谷颯:「そう願っている。そしてそれが出来るのが煙山だ」
宇野森唯:「……そう、かもしれません」
宇野森唯:「あのとき、寄り代としての力のほとんどは、煙山くんが持って行きましたから」
宇野森唯:夏休みの終わりのことを言っている。
水野谷颯:「だがあいつが死ぬようなことがあれば、後はあんたしかいなくなる」
水野谷颯:「保険が欲しいんだ」
水野谷颯:「だが、蕃神を殺すのは俺が死んだ後のことだ」
宇野森唯:「……先輩が?」
水野谷颯:「俺が死ねばあれも開放されるんじゃないのかな?」
水野谷颯:「その後どうするかは結局あんたら次第だよ」
宇野森唯:「…………」
宇野森唯:「やっぱり私は、すごく怒っています」
宇野森唯:「煙山くんは優しいし、強いです。先輩の考えてる心配とか、ぜんぶ無駄になると思います……」
宇野森唯:「煙山くんに失礼だと思います」
水野谷颯:「だって俺も強いもん。殺すかもしれない」 少し笑う
宇野森唯:「じゃあ、……すぐにわかりますね。私の信じてることが本当なのか、先輩が疑ってることが本当なのか」
宇野森唯:「どっちか」
水野谷颯:「あんたが信じていることが本当のことなんじゃないかな」
宇野森唯:「……はい。そう思っています。私は……かなり、とても頑固なので」
水野谷颯:「あんたをさらって拘束してる理由は、もういっこある」
水野谷颯:「紀野さんが俺に同情してたからだ」
宇野森唯:「……杏奈が?」
水野谷颯:「あの子はいい子だね。もっと早くにそれを知ってれば煙山から略奪したのに」
水野谷颯:「まあそれで攻撃の手を緩められては困るんだ」
宇野森唯:「……うん」
宇野森唯:「そんな……悪役みたいなことしなくても」
水野谷颯:「恐らく俺の結界を壊すのは彼女だよ」
水野谷颯:「壊してもらわないと俺が困るんだ」
宇野森唯:「…………先輩は……、いえ。杏奈なら、やりますよ」
宇野森唯:「昔から、やるときはやるのが杏奈です」
水野谷颯:「きっと、そうだと思う」
水野谷颯:「俺は自ら未来を断ったけど、それで結構満足してるから」
水野谷颯:「同情はいらない」
宇野森唯:「……それが先輩のやりたいこと……の結果なら。もう後戻りできないなら……」
宇野森唯:「杏奈も、そういう……同情なんてしないと思います。最後には、ちゃんと……」
宇野森唯:その後の言葉は出てこない。
水野谷颯:「………」
水野谷颯:「そろそろ来た頃かな」
水野谷颯:「ま、頑張りますかね」
宇野森唯:「……」 教室のドアを見る
宇野森唯:無言のまま、目を閉じる。それだけだ。